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王都出立編
引き継ぎと束の間の休息
「ジェイクに店のことを覚えてもらうために、三日ほど待ってもらえませんか?」
「そなたの事情もあるだろう。それぐらいの日数なら待つとしよう」
ブルームは俺の申し出に納得したようだった。
「ところで王都に鍛冶屋はありますか?」
「もちろんだ。鍛冶屋は何軒もある。凝った道具が欲しければ、工房も同じぐらい存在する」
「焼肉をやるには、ここにあるような鉄板と焼き台が必要なので」
「そういうことか。その点は心配いらぬ。この町の市場を覗いてみたが、王都の市場の方が規模も食材の種類も数倍だ。材料の心配も不要であるな」
ブルームの言葉にジェイクもうなずいた。
辺境にあるバラムとランス王国の王都ともなれば段違いなのだろう。
二人の反応に対して疑いの余地はなかった。
「わしが口を出すようなことではないが、店主のためにも代役をしっかりこなすのだぞ」
「当然だ。この店の評判を落とすわけにはいかない」
ジェイクの言葉は力強いものだった。
それを見届けたブルームがこちらに向き直る。
「そろそろ店を開く時間だろう。出発は三日後の朝だ」
「よろしくお願いします」
ブルームは落ちついた表情で去っていった。
彼を見送ると初めて見るお客がやってきたので、そのまま営業を開始した。
それから今日の営業が終わった後、いつもよりも疲れを感じた。
普段は六、七人前後の来客数が今日は十人以上だった。
ハンクが町の人から王都の件を聞いたことから分かるように、うちの店に王都の関係者が来たことが評判になった結果、いつもより客足が増したのだと考えられた。
幸いなことにジェイクが店のことを覚えながら、補助をしてくれたおかげでずいぶん助かった。
一人ではもっと大変だったことは容易に想像できる。
「今日は忙しかったですね。ジェイクはいい働きぶりでしたよ」
「それはよかった。だいぶ流れを覚えられたが、営業中の店の雰囲気を覚えたい。もう少し時間が必要だな」
「一人でやるとなると、また違いますかね?」
「王都では大勢の料理人で分担していたから、出す相手が少なくても、自分一人でやらなければならないのは勝手が違うみたいだ」
ジェイクは来て日が浅いというのに、この店のことを考えてくれているところはありがたいと思った。
店主である俺自身に店への思い入れがあるため、そのような姿勢で励んでくれる方が歓迎できる。
「ところで七色ブドウのワインが飲み頃だと思うので、少し飲んでみますか」
「それはいいな。ずっと楽しみにしていた」
店の中に置いてあるアデルからもらった高そうなグラスを二つ手に取り、その片方をジェイクに渡した。
「樽にどの色のブドウのワインか書いてあるので、好きな樽から注いでください」
「それはいい。飲ませてもらおう」
俺とジェイクは椅子から立ち上がり、七つの樽の前に移動した。
「うーん、どうしようかな。定番の赤にしてみるか」
「オレは桃色の実からできたワインにしよう」
俺たちはそれぞれに樽からグラスにワインを注いだ。
「ふぅ、この香りはたまらないな」
「試飲した時より量が多いから、前よりも濃厚に感じられる」
「それじゃあ、七色ブドウのワインに乾杯」
「乾杯」
俺とジェイクは互いのグラスを合わせた。
片づけが残っていることもあり、二人とも控えめな量だった。
もう一度、ワインの香りを堪能してグラスを傾けた。
「……これは一言では言い表せない美味さですね」
「こっちも同じだ。ただのブドウではないことを実感させられる」
俺たちは途中から無言でワインを味わった後、グラスを空にした。
特別な香りと深みのある味に酔いしれて、その余韻がしばらく続いた。
「美味しかった。苦労して採取した甲斐があったな」
「七色ブドウはどんなところにあるんだ?」
「このワインに使われているのはキラービーやベノムスパイダーという、危険な昆虫がいる山の方でした」
「そんな虫がいるのか。初めて名前を聞いた」
「冒険者でない上に王都育ちでは、ジェイクが知る機会がありませんよね」
バラム周辺のように自然が多いところであれば、「キラービーには気をつけるように」という注意喚起を耳にする機会がある。
しかし、王都のように人口が多くて都市の規模が大きければ、人間を警戒するキラービーとは縁がないだろう。
ジェイクに店のことを教えながら営業を続けるうちに、約束の日になった。
今朝は空気の澄んださわやかな天気だった。
通りの木々で小鳥がさえずり、きらめくような日差しが路地を照らしている。
俺はいつも使っている包丁、使用頻度の高い調味料、身の回り品などを、冒険者時代に遠征用の荷物を入れていた袋に用意した。
店の外の椅子に腰かけてブルームを待っていると、ジェイクがやってきた。
順調に作業を覚えてくれたので、店を任せても心配ないと考えていた。
「あんたの見送りにきた」
「ありがとうございます」
ジェイクは俺の近くの椅子に腰を下ろした。
いつもと変わらない様子の彼を見て、少し安心する自分がいることに気づいた。
二人で何度か言葉をかわしていると、ブルームが歩いてくるのが目に入った。
前はいなかった護衛のような人物を従えている。
「王都へ向かう意思に揺らぎはないかね」
「はい、大丈夫です」
「では馬車に向かおう」
「俺がいない間、店を頼みました」
「もちろん。任せてくれ」
ジェイクはまっすぐな瞳でこちらを見ていた。
師弟関係と呼べるほど確かなものではないが、彼と出会えたことは貴重な経験になった。
「そなたの事情もあるだろう。それぐらいの日数なら待つとしよう」
ブルームは俺の申し出に納得したようだった。
「ところで王都に鍛冶屋はありますか?」
「もちろんだ。鍛冶屋は何軒もある。凝った道具が欲しければ、工房も同じぐらい存在する」
「焼肉をやるには、ここにあるような鉄板と焼き台が必要なので」
「そういうことか。その点は心配いらぬ。この町の市場を覗いてみたが、王都の市場の方が規模も食材の種類も数倍だ。材料の心配も不要であるな」
ブルームの言葉にジェイクもうなずいた。
辺境にあるバラムとランス王国の王都ともなれば段違いなのだろう。
二人の反応に対して疑いの余地はなかった。
「わしが口を出すようなことではないが、店主のためにも代役をしっかりこなすのだぞ」
「当然だ。この店の評判を落とすわけにはいかない」
ジェイクの言葉は力強いものだった。
それを見届けたブルームがこちらに向き直る。
「そろそろ店を開く時間だろう。出発は三日後の朝だ」
「よろしくお願いします」
ブルームは落ちついた表情で去っていった。
彼を見送ると初めて見るお客がやってきたので、そのまま営業を開始した。
それから今日の営業が終わった後、いつもよりも疲れを感じた。
普段は六、七人前後の来客数が今日は十人以上だった。
ハンクが町の人から王都の件を聞いたことから分かるように、うちの店に王都の関係者が来たことが評判になった結果、いつもより客足が増したのだと考えられた。
幸いなことにジェイクが店のことを覚えながら、補助をしてくれたおかげでずいぶん助かった。
一人ではもっと大変だったことは容易に想像できる。
「今日は忙しかったですね。ジェイクはいい働きぶりでしたよ」
「それはよかった。だいぶ流れを覚えられたが、営業中の店の雰囲気を覚えたい。もう少し時間が必要だな」
「一人でやるとなると、また違いますかね?」
「王都では大勢の料理人で分担していたから、出す相手が少なくても、自分一人でやらなければならないのは勝手が違うみたいだ」
ジェイクは来て日が浅いというのに、この店のことを考えてくれているところはありがたいと思った。
店主である俺自身に店への思い入れがあるため、そのような姿勢で励んでくれる方が歓迎できる。
「ところで七色ブドウのワインが飲み頃だと思うので、少し飲んでみますか」
「それはいいな。ずっと楽しみにしていた」
店の中に置いてあるアデルからもらった高そうなグラスを二つ手に取り、その片方をジェイクに渡した。
「樽にどの色のブドウのワインか書いてあるので、好きな樽から注いでください」
「それはいい。飲ませてもらおう」
俺とジェイクは椅子から立ち上がり、七つの樽の前に移動した。
「うーん、どうしようかな。定番の赤にしてみるか」
「オレは桃色の実からできたワインにしよう」
俺たちはそれぞれに樽からグラスにワインを注いだ。
「ふぅ、この香りはたまらないな」
「試飲した時より量が多いから、前よりも濃厚に感じられる」
「それじゃあ、七色ブドウのワインに乾杯」
「乾杯」
俺とジェイクは互いのグラスを合わせた。
片づけが残っていることもあり、二人とも控えめな量だった。
もう一度、ワインの香りを堪能してグラスを傾けた。
「……これは一言では言い表せない美味さですね」
「こっちも同じだ。ただのブドウではないことを実感させられる」
俺たちは途中から無言でワインを味わった後、グラスを空にした。
特別な香りと深みのある味に酔いしれて、その余韻がしばらく続いた。
「美味しかった。苦労して採取した甲斐があったな」
「七色ブドウはどんなところにあるんだ?」
「このワインに使われているのはキラービーやベノムスパイダーという、危険な昆虫がいる山の方でした」
「そんな虫がいるのか。初めて名前を聞いた」
「冒険者でない上に王都育ちでは、ジェイクが知る機会がありませんよね」
バラム周辺のように自然が多いところであれば、「キラービーには気をつけるように」という注意喚起を耳にする機会がある。
しかし、王都のように人口が多くて都市の規模が大きければ、人間を警戒するキラービーとは縁がないだろう。
ジェイクに店のことを教えながら営業を続けるうちに、約束の日になった。
今朝は空気の澄んださわやかな天気だった。
通りの木々で小鳥がさえずり、きらめくような日差しが路地を照らしている。
俺はいつも使っている包丁、使用頻度の高い調味料、身の回り品などを、冒険者時代に遠征用の荷物を入れていた袋に用意した。
店の外の椅子に腰かけてブルームを待っていると、ジェイクがやってきた。
順調に作業を覚えてくれたので、店を任せても心配ないと考えていた。
「あんたの見送りにきた」
「ありがとうございます」
ジェイクは俺の近くの椅子に腰を下ろした。
いつもと変わらない様子の彼を見て、少し安心する自分がいることに気づいた。
二人で何度か言葉をかわしていると、ブルームが歩いてくるのが目に入った。
前はいなかった護衛のような人物を従えている。
「王都へ向かう意思に揺らぎはないかね」
「はい、大丈夫です」
「では馬車に向かおう」
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