うちの家族が過保護すぎるので不良になろうと思います。

春雨

文字の大きさ
11 / 31
5歳

おしおき ☆

しおりを挟む
ちょいえろ(?)です
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






お、お、おしおき?

む、鞭か?!
ここここわすぎるよ!

けど直哉兄様はそんな事する人じゃないし……多分……多分……

大丈夫だよね、、、?


「よし、このことはまた後でしっかり話すとして、今日は部屋でご飯を食べておやすみ優」

そう言って微笑んだ父様は、ゆっくり休むんだよと言って母様と部屋を出た。

「また明日ね優」

「優……おやすみ」

「馬鹿な真似はしてはいけないよ?……おやすみ」

茜、寿人、月都の順に俺の額にキスをして部屋を出た。

バタン
扉が閉まる音がする。


……

ん?

んん?

んんん?

「あの……なおや兄さまは行かないのですか?」

「……僕も一緒に夕飯食べるよ?病人なんだからゆうは大人しくしていなきゃ」 

「いや、あの、ぼくは1人で!」

「だーめ。僕の言うこと聞けるよね?」

ニコリと黒い笑みを浮かべる兄様にもう反論は出来ない。

怒らせてはダメランキング2位にランクインおめでとうございます直哉兄様!!
とても怖いです!!!!


コンコン

「入れ」

「失礼致します。御夕食をお持ち致しました。」
美紅さんが夕飯を持って部屋に来た

「みくさん!あのっ」
「ありがとう。あ、お風呂とか全部僕がするから今日はもう休んでいいよ」
俺の言葉を遮るように兄様は言う

「かしこまりました。では失礼致します。」

美紅さん……唯一の希望が……!!
バタンと扉を閉めた音で俺の希望が絶たれた。

「ゆーう?あのひとになんて言おうとしたのかな?」

いや、それは、あのぅ……
「……」

「まぁあいいや、ご飯食べようか。優はそこにいてベッドで食べるからね。僕が食べさせてあげる」

ベッドに座って膝に毛布をかけている俺にそう笑った。
兄様はテーブルに置いてあるご飯を取り、ベッドに近づくと近くの椅子を持ってきて俺の隣へと来る。

「兄さまはご飯たべないのですか?」

「あぁ。僕はゆうが寝てから食べるよ。まだお腹空いてないしね」

「お粥とサラダだね。さ!ゆう食べるよ」

……またお粥……しかもこのお粥味のないやつだし。

あの日熱が出てからずっとお粥だ。
消化のいいものを食べさせるのも分かるけどずっと塩の味しかしないと食べる気も失せる。スープの方がまだましだ。
あー肉たべてぇ


ーーーーーーーーーーーーー


結局最後まで食べさせられた。
俺がもぐもぐしているのを微笑んでいた兄様はいつもの兄様で少し安心した。
後は風呂入って歯磨きして寝るだけだしさっさと終わらせて早く寝よう。
……もしかしたら鞭が出てくるかもしれないし!

「では兄さまぼくはお風呂に入ってきます!」

「ん?何を言っているんだい?僕も一緒に入るんだよ?」


ん?

「え、でもお風呂はいつも1人で入ってるし……」

「大人しく……だよ?」

「…………はい……」
だめだ、逆らえない。
兄とお風呂なんて前世で入ったことはあるんだろうけど、もう覚えてないくらい小さい頃の話だ。
流石に恥ずかしい。
おれも物心の着いた時には美紅さんにお風呂の世話をされていたから羞恥心が芽生えた時に断固拒否した。
1人で入らせてくれなかったら死ぬ!って言うパワーワードで渋々頷いてくれた。
そしたら直ぐに、俺より背が高かった湯船が俺より背が低くなった。
どこからか取り寄せてくれて替えてくれたのだ。これもまた高そうで少し申し訳なかったのを覚えている。

「ほらゆう、ばんざーい!」

「ふ、服くらいじぶんでぬげます!」

そう?残念と言って自分の服を脱ぎ始める兄様

やっと意見が通ったよ……

風呂場に入るための大きなガラスのドアを開けると湯気がもんもんと立ち込める。
何故かガラス張りでお風呂の中が全部丸見えだ。
……なんで?ま、いっか

自分の服を脱ぎ終わると直哉兄様を待つ。俺の分と自分の分の脱ぎ終わった服をそれ専用の籠へとほおりこんだ。

うわ…かっこい

痩せているが少し鍛えられて腹直筋が少し見えてきている。
……前の方もしっかりしていて完全に負けた気がした。

「では入ろうか」

俺を持ち上げて中へと入ると白いバスチェアへと座らせた。


「気持ちいかい?」
俺の頭にシャンプーを掛けてくしゃくしゃと頭を搔く。

「きもちいいです!」
自分より少し強い力に気持ちよさを感じた。

「どこか痒いところはありませんかー?」

「ないでーす!」

キャッキャ
ははは

兄弟らしいことをしたことがないおれはとても楽しくて笑い声が出てしまう。

楽しい!

リンスをして、体も洗い湯船に俺を入れて直哉兄様は自分も洗う。

「ゆう?熱くなったら言うんだよ?」

「はい!わかりました」

直哉兄様がとても優しくてもっと好きになった。
その後は一緒に湯船に入ってゆっくりしたあとお風呂を出て体を拭いて髪を乾かした。髪を乾かしている時、今流行りの歌を一緒に歌ったりしてすごく楽しかった。兄様は歌も上手いし本当にかっこいい。


「兄さま!またいっしょにお風呂に入りましょーね!」

「あ、あぁ。そうだね……」
煮え切らない兄様に首を傾げる。

「では兄さまおやすみなさい!」


「……ゆう、忘れてないかい?」
そう言って俺をベッドに押し倒した。

「な、何をですか……?」

「おしおき」
その言葉を聞いてビクッと体が震える。
やっぱ鞭?鞭なの??

「ご、ごめ「んむっ」」
開いた口に兄様の小さな唇が触れ、舌が入ってくる

お、おれのファーストキッスが!!!!!!!!

「やっ……ぁあ…んっ………ぁは……」
息の仕方が分からなくて苦しい
胸を押すが、5歳の力じゃビクともしないので顔を横に逸らす。

ぷはっ

「こーら。ゆう逃げないの」

「で、でも兄さま、な、なんで」
何5歳にディープな方しちゃってんの?!てか兄弟!兄弟だよね?!

「だからお仕置きって言ったでしょ?後、鼻で息するんだよ?分かった?」

また顔が近づく

「ん……っ……にい……やぁ……」
上手く鼻呼吸出来なくて思考が止まる。

「………む……っ……はぁ」


兄様の唇が離れていき、やっと終わったと安堵した途端甘い声が響いた。





「ゆう、あと2回だからね?」











しおりを挟む
感想 31

あなたにおすすめの小説

たとえば、俺が幸せになってもいいのなら

夜月るな
BL
全てを1人で抱え込む高校生の少年が、誰かに頼り甘えることを覚えていくまでの物語――― 父を目の前で亡くし、母に突き放され、たった一人寄り添ってくれた兄もいなくなっていまった。 弟を守り、罪悪感も自責の念もたった1人で抱える新谷 律の心が、少しずつほぐれていく。 助けてほしいと言葉にする権利すらないと笑う少年が、救われるまでのお話。

私の庇護欲を掻き立てるのです

まめ
BL
ぼんやりとした受けが、よく分からないうちに攻めに囲われていく話。

ある日、人気俳優の弟になりました。

雪 いつき
BL
母の再婚を期に、立花優斗は人気若手俳優、橘直柾の弟になった。顔良し性格良し真面目で穏やかで王子様のような人。そんな評判だったはずが……。 「俺の命は、君のものだよ」 初顔合わせの日、兄になる人はそう言って綺麗に笑った。とんでもない人が兄になってしまった……と思ったら、何故か大学の先輩も優斗を可愛いと言い出して……? 平凡に生きたい19歳大学生と、24歳人気若手俳優、21歳文武両道大学生の三角関係のお話。

学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語

紅林
BL
『桜田門学院高等学校』 日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する幼少中高大院までの一貫校だ。しかし学校の規模に見合わず生徒数は一学年300人程の少人数の学院で、他とは少し違う校風の学院でもある。 そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語

平凡なぼくが男子校でイケメンたちに囲まれています

七瀬
BL
あらすじ 春の空の下、名門私立蒼嶺(そうれい)学園に入学した柊凛音(ひいらぎ りおん)。全寮制男子校という新しい環境で、彼の無自覚な美しさと天然な魅力が、周囲の男たちを次々と虜にしていく——。 政治家や実業家の子息が通う格式高い学園で、凛音は完璧な兄・蒼真(そうま)への憧れを胸に、新たな青春を歩み始める。しかし、彼の純粋で愛らしい存在は、学園の秩序を静かに揺るがしていく。 **** 初投稿なので優しい目で見守ってくださると助かります‼️ご指摘などございましたら、気軽にコメントよろしくお願いしますm(_ _)m

【完結】婚約破棄したのに幼馴染の執着がちょっと尋常じゃなかった。

天城
BL
子供の頃、天使のように可愛かった第三王子のハロルド。しかし今は令嬢達に熱い視線を向けられる美青年に成長していた。 成績優秀、眉目秀麗、騎士団の演習では負けなしの完璧な王子の姿が今のハロルドの現実だった。 まだ少女のように可愛かったころに求婚され、婚約した幼馴染のギルバートに申し訳なくなったハロルドは、婚約破棄を決意する。 黒髪黒目の無口な幼馴染(攻め)×金髪青瞳美形第三王子(受け)。前後編の2話完結。番外編を不定期更新中。

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人

こじらせた処女
BL
 幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。 しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。 「風邪をひくことは悪いこと」 社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。 とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。 それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

ビッチです!誤解しないでください!

モカ
BL
男好きのビッチと噂される主人公 西宮晃 「ほら、あいつだろ?あの例のやつ」 「あれな、頼めば誰とでも寝るってやつだろ?あんな平凡なやつによく勃つよな笑」 「大丈夫か?あんな噂気にするな」 「晃ほど清純な男はいないというのに」 「お前に嫉妬してあんな下らない噂を流すなんてな」 噂じゃなくて事実ですけど!!!?? 俺がくそビッチという噂(真実)に怒るイケメン達、なぜか噂を流して俺を貶めてると勘違いされてる転校生…… 魔性の男で申し訳ない笑 めちゃくちゃスロー更新になりますが、完結させたいと思っているので、気長にお待ちいただけると嬉しいです!

処理中です...