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一章 -幼少時代-
―悠久の友、信頼の臣の始まり― 5
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リオと共に勉強をした翌朝、朝日が昇るその前に二人はいきなり乗りかかった重みに驚いて目を覚ました。
「うっ……リオ、君?」
「うぅっ……リオ君…」
「あはは! おはよー!」
朝から元気よく笑うリオに二人とも付いていけず、うっすらと目を開けてリオの眩しい笑顔を確認しつつ、まだ残る眠気には逆らえずもう一度寝ようと目を閉じた。しかしそれを許すリオではないため、ドラゴンに馬乗りになってゆさゆさと揺する。
「起きろー! 朝日が昇るぞー!」
「んぅ~……まだ眠いよぉ…」
「眠くない! ほら、起きて!」
起きないドラゴンにしびれを切らしたのか、リオは強引にドラゴンの体を引っ張り起こすと、引きずるようにして部屋から連れ出した。
「…兄ちゃ~ん……」
「ザギはまた明日! 早くしないと朝日が昇っちゃう!」
まだ微睡んだ様子でザギに手を伸ばすドラゴンだが、リオは伸ばしている手と反対の手をしっかりと繋いでずんずんと廊下を進んでいき、城の最上階、街全体を一望できるその場所までドラゴンを連れていくと、リオはホッと息を吐いた。
「よかった。まだ日が昇ってない」
「リオ君~…眠いよぉ……」
「寝ちゃダメだよ! もうすぐ日の出なんだから!」
「日の出…?」
寝ぼけ眼をこすって窓の外に目を向けると、ちょうど地平線から太陽が顔を出し、今まで夜の気配を残していた街を一瞬にして朝に塗り替え、新しい光が街全体を照らした。
「わあぁぁ…! スゴい…」
「ニシシッ、早起きもいいでしょ?」
夜から朝に変わる瞬間を見て眠気が覚めたドラゴンを見たリオはどこか誇らしげに笑うと、再びドラゴンの手を取ってギュッと握った。
「じゃあ、次は門に行こう!」
「え、門?? 何で?」
「ふふーん♪ 門番とか衛兵とか近衛騎士とかに毎朝の挨拶をしに行くんだよ。今日はドラゴンも一緒に行こ!」
リオはそう言うや否やドラゴンの手を握ったまま廊下を走り始め、ドラゴンはいきなりの動きに少しバランスを崩して転びそうになりつつもリオの楽しそうな雰囲気に自然と笑顔になり、一緒に走り出した。
そしてリオに出会ったあの日から、一度も来ていなかった門に着くと、眠そうに欠伸をしていた門番がリオとドラゴンに気付いてニコッと笑顔を向けた。
「おはようございまーす、リオ殿下」
「相変わらず、早起きですな。元気で何より何より」
もう一人の初老くらいの門番も穏やかに笑いながらそう言うと、リオは嬉しそうにニッと笑った。
「ニシシッ、おはよー! 僕が元気だと二人も嬉しいでしょ? それでね、それでね、今日は僕とレイド兄様の友達も一緒なんだよ!」
リオは隣にいたドラゴンにギューッと抱き付いて紹介すると、ドラゴンは少しはにかみながらも笑顔になり、リオに抱き付き返してから門番二人の方を見た。
「ドラゴン・ロディアノス、です。よろしく、お願いします」
ペコッと頭を下げ、初対面であるがゆえに少し緊張気味に門番の二人を上目遣いに見上げた。
「わぁ、すごくいい子だぁ。ドラゴン君、これからよろしくね~」
「よいご友人を持たれましたな、リオ殿下。良かった、良かった」
二人ともそれぞれ笑顔でドラゴンを受け入れ、ほんわかとした雰囲気の門番がドラゴンに手を差し伸べて握手を求めると、ドラゴンもどこかホッとした表情で握手に応えた。
すると、向こうから誰かが速足でこちらに歩いてきて、近付いて来るにつれて話し声も聞こえるようになってきた。
「あー、やっぱりリオ殿下の方が早かったじゃないかー。今日はリオ殿下よりも早く行こうと言ってたのに、君が少し寝坊するからリオ殿下よりも遅くなってしまったじゃないか」
「俺のせいかよ。お前だって寝ぼけて制服を裏返しで着ようとして、着替えるのに時間がかかっていたじゃねぇか。お前の方が俺より準備が整うのが遅かったっての」
そんな会話を交わす二人組は門番の証である帽子をかぶっているため、交代するためにこちらに来たのだと理解できた。
「あっ、ラースとゴランだ! おはよー!」
お互いに罵り合っていた二人だが、リオが声をかけると二人とも途端に爽やかな笑顔になり、それぞれ挨拶を返した。
「おはようございます、リオ殿下。今日もいい天気で良かったですね」
「おはようございます、リオ殿下。今日は殿下お一人ではないのですな」
「うん、今日はドラゴンと一緒なんだ! ドラゴンは僕とレイド兄様の友達なんだよ」
ようやく手に入れた宝物を自慢するようにリオは笑顔でドラゴンを紹介すると、ラースとゴランもまた、笑顔でドラゴンを受け入れる。
「そうでしたか。良かったですなぁ、リオ殿下。ドラゴン、お二人の友人になれたこと、光栄に思うんだぞ」
からからと笑いながらポンポンとドラゴンの肩を叩くゴランに、ドラゴンはまだ緊張を残した状態だが「は、はい!」と元気よく返事をした。
「それじゃ、交代の時間なので俺達は帰らせてもらいますね。リオ殿下、よい一日を~」
「では、失礼します、リオ殿下」
「うん、門番ご苦労様~! ゆっくり休んでねー!」
「お、お疲れ、でした!」
リオとドラゴンのねぎらいの言葉に門番の二人は頬を緩ませて、手を振るリオに手を振り返してその場を離れていった。
「じゃあ、次は衛兵の宿舎街に行こう!」
そう言うや否やリオは再びドラゴンの手を繋いで走り出した。今度はちゃんとリオの動きに付いていけたドラゴンは、走りながらリオに気になった事を問いかける。
「宿舎街? お城の中に街があるの?」
キョトンと首をかしげるドラゴンに、リオは自慢げに説明をし始めた。
「うん、あるよ。お城を中心に、東に近衛騎士の宿舎街があって、南に貴族達が一時的に泊まる離宮群、西に衛兵の宿舎街があって、北にこのお城で働いている人達の街があるんだ。だから、凄く広いんだよ! ちなみに今いた所は西門だから、門を抜けたここは衛兵達の宿舎街だよ!」
「え、じゃあ、僕達とリオ君が出会った門は? 今いた所?」
「ううん、違うよ~。僕とドラゴン達が出会った門は南門。来る途中、立派な建物がいっぱいあったでしょう? あそこが南の離宮群だよ」
「えっ! そうだったの!? 僕達、お城の中に入ってたってこと?」
いいリアクションで驚くドラゴンに、リオは楽しそうにからからと笑って「そうなるね」と頷いた。
「でも、別に門までなら誰でも入れるようになってるんだよ。民にもお城を間近で見られるようにって、曾お祖父様が外側にあった壁を壊したんだ」
「へぇ~、そうなんだ。良かった……」
「本当に、曾お祖父様には感謝だよね! 壁が無かったお陰で僕とドラゴン達が出会うことが出来たんだから!」
ニィッと笑ってそう言うリオに、ドラゴンも一瞬、そんな考えもあるのかとキョトンとなったが、リオにつられるようにドラゴンもニッと笑って「そうだね!」と言った。
「うっ……リオ、君?」
「うぅっ……リオ君…」
「あはは! おはよー!」
朝から元気よく笑うリオに二人とも付いていけず、うっすらと目を開けてリオの眩しい笑顔を確認しつつ、まだ残る眠気には逆らえずもう一度寝ようと目を閉じた。しかしそれを許すリオではないため、ドラゴンに馬乗りになってゆさゆさと揺する。
「起きろー! 朝日が昇るぞー!」
「んぅ~……まだ眠いよぉ…」
「眠くない! ほら、起きて!」
起きないドラゴンにしびれを切らしたのか、リオは強引にドラゴンの体を引っ張り起こすと、引きずるようにして部屋から連れ出した。
「…兄ちゃ~ん……」
「ザギはまた明日! 早くしないと朝日が昇っちゃう!」
まだ微睡んだ様子でザギに手を伸ばすドラゴンだが、リオは伸ばしている手と反対の手をしっかりと繋いでずんずんと廊下を進んでいき、城の最上階、街全体を一望できるその場所までドラゴンを連れていくと、リオはホッと息を吐いた。
「よかった。まだ日が昇ってない」
「リオ君~…眠いよぉ……」
「寝ちゃダメだよ! もうすぐ日の出なんだから!」
「日の出…?」
寝ぼけ眼をこすって窓の外に目を向けると、ちょうど地平線から太陽が顔を出し、今まで夜の気配を残していた街を一瞬にして朝に塗り替え、新しい光が街全体を照らした。
「わあぁぁ…! スゴい…」
「ニシシッ、早起きもいいでしょ?」
夜から朝に変わる瞬間を見て眠気が覚めたドラゴンを見たリオはどこか誇らしげに笑うと、再びドラゴンの手を取ってギュッと握った。
「じゃあ、次は門に行こう!」
「え、門?? 何で?」
「ふふーん♪ 門番とか衛兵とか近衛騎士とかに毎朝の挨拶をしに行くんだよ。今日はドラゴンも一緒に行こ!」
リオはそう言うや否やドラゴンの手を握ったまま廊下を走り始め、ドラゴンはいきなりの動きに少しバランスを崩して転びそうになりつつもリオの楽しそうな雰囲気に自然と笑顔になり、一緒に走り出した。
そしてリオに出会ったあの日から、一度も来ていなかった門に着くと、眠そうに欠伸をしていた門番がリオとドラゴンに気付いてニコッと笑顔を向けた。
「おはようございまーす、リオ殿下」
「相変わらず、早起きですな。元気で何より何より」
もう一人の初老くらいの門番も穏やかに笑いながらそう言うと、リオは嬉しそうにニッと笑った。
「ニシシッ、おはよー! 僕が元気だと二人も嬉しいでしょ? それでね、それでね、今日は僕とレイド兄様の友達も一緒なんだよ!」
リオは隣にいたドラゴンにギューッと抱き付いて紹介すると、ドラゴンは少しはにかみながらも笑顔になり、リオに抱き付き返してから門番二人の方を見た。
「ドラゴン・ロディアノス、です。よろしく、お願いします」
ペコッと頭を下げ、初対面であるがゆえに少し緊張気味に門番の二人を上目遣いに見上げた。
「わぁ、すごくいい子だぁ。ドラゴン君、これからよろしくね~」
「よいご友人を持たれましたな、リオ殿下。良かった、良かった」
二人ともそれぞれ笑顔でドラゴンを受け入れ、ほんわかとした雰囲気の門番がドラゴンに手を差し伸べて握手を求めると、ドラゴンもどこかホッとした表情で握手に応えた。
すると、向こうから誰かが速足でこちらに歩いてきて、近付いて来るにつれて話し声も聞こえるようになってきた。
「あー、やっぱりリオ殿下の方が早かったじゃないかー。今日はリオ殿下よりも早く行こうと言ってたのに、君が少し寝坊するからリオ殿下よりも遅くなってしまったじゃないか」
「俺のせいかよ。お前だって寝ぼけて制服を裏返しで着ようとして、着替えるのに時間がかかっていたじゃねぇか。お前の方が俺より準備が整うのが遅かったっての」
そんな会話を交わす二人組は門番の証である帽子をかぶっているため、交代するためにこちらに来たのだと理解できた。
「あっ、ラースとゴランだ! おはよー!」
お互いに罵り合っていた二人だが、リオが声をかけると二人とも途端に爽やかな笑顔になり、それぞれ挨拶を返した。
「おはようございます、リオ殿下。今日もいい天気で良かったですね」
「おはようございます、リオ殿下。今日は殿下お一人ではないのですな」
「うん、今日はドラゴンと一緒なんだ! ドラゴンは僕とレイド兄様の友達なんだよ」
ようやく手に入れた宝物を自慢するようにリオは笑顔でドラゴンを紹介すると、ラースとゴランもまた、笑顔でドラゴンを受け入れる。
「そうでしたか。良かったですなぁ、リオ殿下。ドラゴン、お二人の友人になれたこと、光栄に思うんだぞ」
からからと笑いながらポンポンとドラゴンの肩を叩くゴランに、ドラゴンはまだ緊張を残した状態だが「は、はい!」と元気よく返事をした。
「それじゃ、交代の時間なので俺達は帰らせてもらいますね。リオ殿下、よい一日を~」
「では、失礼します、リオ殿下」
「うん、門番ご苦労様~! ゆっくり休んでねー!」
「お、お疲れ、でした!」
リオとドラゴンのねぎらいの言葉に門番の二人は頬を緩ませて、手を振るリオに手を振り返してその場を離れていった。
「じゃあ、次は衛兵の宿舎街に行こう!」
そう言うや否やリオは再びドラゴンの手を繋いで走り出した。今度はちゃんとリオの動きに付いていけたドラゴンは、走りながらリオに気になった事を問いかける。
「宿舎街? お城の中に街があるの?」
キョトンと首をかしげるドラゴンに、リオは自慢げに説明をし始めた。
「うん、あるよ。お城を中心に、東に近衛騎士の宿舎街があって、南に貴族達が一時的に泊まる離宮群、西に衛兵の宿舎街があって、北にこのお城で働いている人達の街があるんだ。だから、凄く広いんだよ! ちなみに今いた所は西門だから、門を抜けたここは衛兵達の宿舎街だよ!」
「え、じゃあ、僕達とリオ君が出会った門は? 今いた所?」
「ううん、違うよ~。僕とドラゴン達が出会った門は南門。来る途中、立派な建物がいっぱいあったでしょう? あそこが南の離宮群だよ」
「えっ! そうだったの!? 僕達、お城の中に入ってたってこと?」
いいリアクションで驚くドラゴンに、リオは楽しそうにからからと笑って「そうなるね」と頷いた。
「でも、別に門までなら誰でも入れるようになってるんだよ。民にもお城を間近で見られるようにって、曾お祖父様が外側にあった壁を壊したんだ」
「へぇ~、そうなんだ。良かった……」
「本当に、曾お祖父様には感謝だよね! 壁が無かったお陰で僕とドラゴン達が出会うことが出来たんだから!」
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