22 / 65
一章 -幼少時代-
―ザギの決断と動き出す影― 2
しおりを挟む
勉強が終わったあと、ザギは朝の暗さが嘘であったかのようにリオとドラゴンと三人で夕方まで遊び、レイロンドを交えて夕食を済ませると、ユリーゼの執務室に一人で向かった。
もっとも、リオとドラゴンは心配してついて来ようとしていたのだが、ザギに味方してくれたレイロンドの説得のお陰で、ザギは一人で執務室に向かうことが出来た。
そして執務室の大きな扉の前に来ると、ザギは初めて訪れる部屋を前に少し緊張した面持ちで一度深呼吸をし、コンコンと扉をノックした。
「入れ」
中からいつも以上に威厳のある声が聞こえてきて、ザギは少し気圧されながらも重い扉を開けて中に入った。
中にはユリーゼの他に、ラエルと壮年の厳つい男性がいて、ユリーゼの机を囲んで何やら難しい表情を浮かべていた。
「し、失礼します」
「あぁ…ザギか。もう、夕食を食べ終える時間になっていたんだな。……ラエル、クライヴ殿、少し休憩にしよう」
広げていた紙を一つにまとめてそう言うと、ラエルと壮年の男性、クライヴはいくらか表情を緩めて頷いた。
「あいよ。あぁ、クライヴ殿。良ければ一緒に夕食を食べに行きませんか? 俺、クライヴ殿の武勇伝をぜひ聞いてみたいんですけど」
「武勇伝? うむ…そのようなものは残念ながら無いな。儂は堅実にこの地位まで昇ってきたからな。ラエル殿の方がそういった話を持っていそうだ」
「ははっ、ご謙遜を。あ、ユリーゼ、何か食べるものを持ってきた方がいいか?」
クライヴと執務室を出て行こうとする直前に、ラエルはユリーゼに振り返った。
「あぁ、ガッツリ系のサンドイッチを頼む」
「ははっ、相変わらず涼しげな見た目とは裏腹にがっつくよな! りょーかいしましたよ、団長サマ。…それとザギ、どんな理由で悩んでいるのかは知らねぇが、あまり思い悩むなよ」
「うん。ありがとう、ラエル副団長」
ガシガシとザギの頭を撫でて励ますラエルに、ザギは自然と口元に笑みを浮かべながら頷いた。それを見てラエルは安心したように笑うと、クライヴと共に執務室を出ていった。
二人が執務室から出ていくのを見届けると、ユリーゼは椅子から立ち上がってソファの方に移動し、所在無さげに視線を動かすザギに反対側のソファに座るように促した。
「そっちのソファに座りなさい。……それで、私に相談したいこととは何だ?」
ソファに腰掛け、ザギもソファに座ったのを確認してから問うと、ザギは少し逡巡した後、言葉を選ぶように言葉を発した。
「……僕は、早く母さんに会いたい。だから、僕もユリーゼ団長と一緒に、連れていって欲しい。母さんを見つけたいんだ」
その言葉を聞いた瞬間に、ユリーゼは今朝がた覚えた不安の正体に気付いた。
その正体は『母親を求める強すぎる気持ち…執着』であることだった。
ザギは母親を強く求めるがゆえに、母親との再会の為ならばどんな危険も省みずに突き進もうとする危うい一面がある事をユリーゼは感じ取り、その危うさに不安を覚えたのだと理解した。
「…ザギ、お前を遠征に連れていくことは出来ない。心配せずとも、お前達の母親の捜索は王家が請け負っている。ここで待っていれば会える」
「でも、もうひと月になるのに、全然会えない!」
「ザギ、無茶を言うな。たったひと月で見つかるわけがない。手がかりは多くない上に世界は広い。たとえお前達の母親が国内にいたとしても最低一年、他国に行っていたとしたらそれ以上の時間が必要だ」
「そんなに……」
ユリーゼの言葉にザギは明らかに落胆し、瞳の奥に暗い陰を落とした。その陰は今までユリーゼが見てきた賊や罪人と酷似している事に気が付き、初めてザギが抱える闇の深さに触れた事を感じた。そしてその危険性にユリーゼは、これ以上闇に魅入られる事は避けなければと口を開いた。
「ザギ、お前は今、俺が捕らえてきた賊どもと同じような目をしていることに気付いているか? …お前は何を恨む。何に失望する。……お前は王家に仇なす者になるつもりか?」
「……僕が恨むのは父さんだけだ。助けてくれた王様には感謝してる。だから、ユリーゼ団長が心配してるような事はしないよ。……だけど、やっぱり僕はここでただ待っているだけなんて耐えられない。だから、連れていってください。お願いします…!」
バッと頭を下げるザギに、ユリーゼは深いため息をついて痛みを訴えるこめかみを揉んだ。
「……弟はどうするつもりだ? 一緒に連れていくのか?」
その言葉にザギは悲しそうに表情を歪めて顔を上げると、明らかに無理をして笑顔を作った。
「ドラゴンはここに置いていくよ。リオとレイドとも仲良くなったし、城の人達とも打ち解けられるようになった。何より、ドラゴンはちゃんと安全な所にいて欲しい。もう二度と、怖い思いをして欲しくないんだ。だから僕一人で母さんを探して、母さんと一緒にドラゴンを迎えに行きたい」
「そうか。……改めて言おう。私はお前を遠征に連れていくつもりはない。自分の身一つ守れない子供を、魔物がはびこる危険な道中に同行させる訳にはいかない」
「なら、強くなるよ! ユリーゼ団長、僕は強くなりたい。自分だけじゃなくて、ドラゴンも守れるようになりたいんだ!」
必死に訴えるザギの様子は鬼気迫るものがあり、その気迫はザギが子供であることを忘れそうになる程だった。その気迫に一瞬呑まれそうになったユリーゼは、眉間にシワを寄せて少し考えるように腕を組んだ。
そしてしばらく見つめ合ったあと、ユリーゼが沈黙を破った。
「……お前に、命を懸ける覚悟と、命を奪う覚悟はあるのか? その上で、生きる覚悟も必要なんだぞ?」
その問いに込められた重みにザギは怯えそうになったが、グッと手を握って覚悟を決めると真っ直ぐにユリーゼを見据えて頷いた。
「…全部覚悟する。だから僕を強くして、遠征に連れていってください」
「………分かった。出発は一週間後だ。それまでに基本的な形を覚え、最低限悪鬼は倒せるようになれ。出来なければ連れていかない。万が一出来るようになっていたとしても、同行を許すのは戦闘予想区域の手前までで、陛下の許しを得て保護者役の奴を付けてやるからそいつと母親を探せ。明日の早朝、訓練場に来い。早速剣を教えてやる。訓練場の場所は見学に来ていた事があるから分かるな?」
複雑そうな表情で根負けしたようにそう言うと、ザギはパッと嬉しそうな表情になり「はい!」と大きく頷いた。
「…ちなみに、私が頑なに同行を断ったら、お前はどうした」
「その時は…荷物に紛れてこっそりついてく」
興味本意で聞いた返答に、ユリーゼはフッと笑ってその方が危険か、と心の中で自分を納得させ、ザギに剣を教える覚悟を決めた。
「そうか。ではお前を連れていけない結果になった時は荷物を徹底的に確認しないといけないな。それで? まだ何か相談したいことはあるか?」
「ううん、無い。ありがとう、ユリーゼ団長。僕、頑張るからね!」
「ああ」
ペコリと頭を下げて礼を言い、ザギが部屋を出ていくと、ユリーゼは疲れたようにソファに背を預けて天井を仰いだ。
「これから父親になろうという者が、子供に剣を握らせる、か。…最低だな」
自嘲気味に呟いたその言葉は空しく部屋に溶けて、やりきれない気持ちを増長させた。
しばらく脱力していたが、休んでいる暇など無いということを思い出してソファから立ち上がると、机に戻ってペンを走らせ始めた。
もっとも、リオとドラゴンは心配してついて来ようとしていたのだが、ザギに味方してくれたレイロンドの説得のお陰で、ザギは一人で執務室に向かうことが出来た。
そして執務室の大きな扉の前に来ると、ザギは初めて訪れる部屋を前に少し緊張した面持ちで一度深呼吸をし、コンコンと扉をノックした。
「入れ」
中からいつも以上に威厳のある声が聞こえてきて、ザギは少し気圧されながらも重い扉を開けて中に入った。
中にはユリーゼの他に、ラエルと壮年の厳つい男性がいて、ユリーゼの机を囲んで何やら難しい表情を浮かべていた。
「し、失礼します」
「あぁ…ザギか。もう、夕食を食べ終える時間になっていたんだな。……ラエル、クライヴ殿、少し休憩にしよう」
広げていた紙を一つにまとめてそう言うと、ラエルと壮年の男性、クライヴはいくらか表情を緩めて頷いた。
「あいよ。あぁ、クライヴ殿。良ければ一緒に夕食を食べに行きませんか? 俺、クライヴ殿の武勇伝をぜひ聞いてみたいんですけど」
「武勇伝? うむ…そのようなものは残念ながら無いな。儂は堅実にこの地位まで昇ってきたからな。ラエル殿の方がそういった話を持っていそうだ」
「ははっ、ご謙遜を。あ、ユリーゼ、何か食べるものを持ってきた方がいいか?」
クライヴと執務室を出て行こうとする直前に、ラエルはユリーゼに振り返った。
「あぁ、ガッツリ系のサンドイッチを頼む」
「ははっ、相変わらず涼しげな見た目とは裏腹にがっつくよな! りょーかいしましたよ、団長サマ。…それとザギ、どんな理由で悩んでいるのかは知らねぇが、あまり思い悩むなよ」
「うん。ありがとう、ラエル副団長」
ガシガシとザギの頭を撫でて励ますラエルに、ザギは自然と口元に笑みを浮かべながら頷いた。それを見てラエルは安心したように笑うと、クライヴと共に執務室を出ていった。
二人が執務室から出ていくのを見届けると、ユリーゼは椅子から立ち上がってソファの方に移動し、所在無さげに視線を動かすザギに反対側のソファに座るように促した。
「そっちのソファに座りなさい。……それで、私に相談したいこととは何だ?」
ソファに腰掛け、ザギもソファに座ったのを確認してから問うと、ザギは少し逡巡した後、言葉を選ぶように言葉を発した。
「……僕は、早く母さんに会いたい。だから、僕もユリーゼ団長と一緒に、連れていって欲しい。母さんを見つけたいんだ」
その言葉を聞いた瞬間に、ユリーゼは今朝がた覚えた不安の正体に気付いた。
その正体は『母親を求める強すぎる気持ち…執着』であることだった。
ザギは母親を強く求めるがゆえに、母親との再会の為ならばどんな危険も省みずに突き進もうとする危うい一面がある事をユリーゼは感じ取り、その危うさに不安を覚えたのだと理解した。
「…ザギ、お前を遠征に連れていくことは出来ない。心配せずとも、お前達の母親の捜索は王家が請け負っている。ここで待っていれば会える」
「でも、もうひと月になるのに、全然会えない!」
「ザギ、無茶を言うな。たったひと月で見つかるわけがない。手がかりは多くない上に世界は広い。たとえお前達の母親が国内にいたとしても最低一年、他国に行っていたとしたらそれ以上の時間が必要だ」
「そんなに……」
ユリーゼの言葉にザギは明らかに落胆し、瞳の奥に暗い陰を落とした。その陰は今までユリーゼが見てきた賊や罪人と酷似している事に気が付き、初めてザギが抱える闇の深さに触れた事を感じた。そしてその危険性にユリーゼは、これ以上闇に魅入られる事は避けなければと口を開いた。
「ザギ、お前は今、俺が捕らえてきた賊どもと同じような目をしていることに気付いているか? …お前は何を恨む。何に失望する。……お前は王家に仇なす者になるつもりか?」
「……僕が恨むのは父さんだけだ。助けてくれた王様には感謝してる。だから、ユリーゼ団長が心配してるような事はしないよ。……だけど、やっぱり僕はここでただ待っているだけなんて耐えられない。だから、連れていってください。お願いします…!」
バッと頭を下げるザギに、ユリーゼは深いため息をついて痛みを訴えるこめかみを揉んだ。
「……弟はどうするつもりだ? 一緒に連れていくのか?」
その言葉にザギは悲しそうに表情を歪めて顔を上げると、明らかに無理をして笑顔を作った。
「ドラゴンはここに置いていくよ。リオとレイドとも仲良くなったし、城の人達とも打ち解けられるようになった。何より、ドラゴンはちゃんと安全な所にいて欲しい。もう二度と、怖い思いをして欲しくないんだ。だから僕一人で母さんを探して、母さんと一緒にドラゴンを迎えに行きたい」
「そうか。……改めて言おう。私はお前を遠征に連れていくつもりはない。自分の身一つ守れない子供を、魔物がはびこる危険な道中に同行させる訳にはいかない」
「なら、強くなるよ! ユリーゼ団長、僕は強くなりたい。自分だけじゃなくて、ドラゴンも守れるようになりたいんだ!」
必死に訴えるザギの様子は鬼気迫るものがあり、その気迫はザギが子供であることを忘れそうになる程だった。その気迫に一瞬呑まれそうになったユリーゼは、眉間にシワを寄せて少し考えるように腕を組んだ。
そしてしばらく見つめ合ったあと、ユリーゼが沈黙を破った。
「……お前に、命を懸ける覚悟と、命を奪う覚悟はあるのか? その上で、生きる覚悟も必要なんだぞ?」
その問いに込められた重みにザギは怯えそうになったが、グッと手を握って覚悟を決めると真っ直ぐにユリーゼを見据えて頷いた。
「…全部覚悟する。だから僕を強くして、遠征に連れていってください」
「………分かった。出発は一週間後だ。それまでに基本的な形を覚え、最低限悪鬼は倒せるようになれ。出来なければ連れていかない。万が一出来るようになっていたとしても、同行を許すのは戦闘予想区域の手前までで、陛下の許しを得て保護者役の奴を付けてやるからそいつと母親を探せ。明日の早朝、訓練場に来い。早速剣を教えてやる。訓練場の場所は見学に来ていた事があるから分かるな?」
複雑そうな表情で根負けしたようにそう言うと、ザギはパッと嬉しそうな表情になり「はい!」と大きく頷いた。
「…ちなみに、私が頑なに同行を断ったら、お前はどうした」
「その時は…荷物に紛れてこっそりついてく」
興味本意で聞いた返答に、ユリーゼはフッと笑ってその方が危険か、と心の中で自分を納得させ、ザギに剣を教える覚悟を決めた。
「そうか。ではお前を連れていけない結果になった時は荷物を徹底的に確認しないといけないな。それで? まだ何か相談したいことはあるか?」
「ううん、無い。ありがとう、ユリーゼ団長。僕、頑張るからね!」
「ああ」
ペコリと頭を下げて礼を言い、ザギが部屋を出ていくと、ユリーゼは疲れたようにソファに背を預けて天井を仰いだ。
「これから父親になろうという者が、子供に剣を握らせる、か。…最低だな」
自嘲気味に呟いたその言葉は空しく部屋に溶けて、やりきれない気持ちを増長させた。
しばらく脱力していたが、休んでいる暇など無いということを思い出してソファから立ち上がると、机に戻ってペンを走らせ始めた。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
最強スライムはぺットであって従魔ではない。ご主人様に仇なす奴は万死に値する。
棚から現ナマ
ファンタジー
スーはペットとして飼われているレベル2のスライムだ。この世界のスライムはレベル2までしか存在しない。それなのにスーは偶然にもワイバーンを食べてレベルアップをしてしまう。スーはこの世界で唯一のレベル2を超えた存在となり、スライムではあり得ない能力を身に付けてしまう。体力や攻撃力は勿論、知能も高くなった。だから自我やプライドも出てきたのだが、自分がペットだということを嫌がるどころか誇りとしている。なんならご主人様LOVEが加速してしまった。そんなスーを飼っているティナは、ひょんなことから王立魔法学園に入学することになってしまう。『違いますっ。私は学園に入学するために来たんじゃありません。下働きとして働くために来たんです!』『はぁ? 俺が従魔だってぇ、馬鹿にするなっ! 俺はご主人様に愛されているペットなんだっ。そこいらの野良と一緒にするんじゃねぇ!』最高レベルのテイマーだと勘違いされてしまうティナと、自分の持てる全ての能力をもって、大好きなご主人様のために頑張る最強スライムスーの物語。他サイトにも投稿しています。
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる