愛玩人形 ~その人形は、戀(コイ)を知って少女(ひと)になる~

姫 沙羅(き さら)

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ⅩⅨ.The Lovers

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 その日はいつも以上に強く抱き締めて横になれば、精神的に疲れ切っていたシェリルは、すぐに寝息を立てていた。
 そして、そんな次の日の夜。

「……抱いていい?」
「……はい」

 触れるだけのキスを繰り返した後、そっとその耳元で囁けば、シェリルは気恥ずかしそうにこくりと小さく頷いた。
 そんな可愛らしい少女の反応にセスクは満面の笑みを浮かべ、ゆっくりと華奢な身体をベッドへと押し倒していた。


「あ……っ、ぁ、んん……っ」

 胸元でぷっくりと実った果実の周りを、焦らすように舌先でくるくると舐め取れば、シェリルの身体は快楽を現すように波打った。

「これ、好きなの?」
「わかんな……っ、ぁ、でもっ、気持ち、ぃ……っ」

 もう片方の膨らみは、その柔らかな感触を味わうようにやわやわと掌で揉みしだき、愉しそうにセスクが顔を上げれば、シェリルは素直な吐息を洩らしていた。

「可愛い色」
「ん……っ!」
「おいしそうだね」

 早く口に含んで欲しそうに存在を主張する果実を小さく弾いてやれば、シェリルはびくりと肩を震わせた。

「食べていい?」
「んん……っ!」

 返事が返るのも待つことなく口に咥え、舌先でその感触を味わうようにコロコロと転がしてやれば、少女はびくびくと身悶える。

「シェリルの身体は何処もかしこも美味しいね」
「ふぁ……っ、ぁ、あ……っ!」
「もう、遠慮しないから」
「ぁ……っ、んん……っ!」
「これからは、いっぱい抱くよ?」
「ん……っ」

 首筋から胸元。脇腹からお臍の周りへと、手と口での愛撫を丹念に施していきながら、セスクは閉ざされていたシェリルの膝を割る。
 そうして大きく脚を開かせれば、シェリルは恥じらいながらも抵抗する様子は見せなかった。

「うわぁっ、もう、トロットロッ」
「や、やだ……っ!」

 けれど、さすがに愛液を溢れさせる蜜口へと視線を落としたセスクがあからさまな言葉で愉しそうに笑えば、少女は反射的にその恥ずかしい場所を隠そうと、膝を閉じかけて手を伸ばす。

「気持ちいいんだ?」
「あ……っ」

 それをセスクは手で留め、再度脚を開かせる。

「ダメ。脚閉じないで。オレのこと好きならそのまま開いてて」
「恥ずかし……っ」
「シェリルの恥ずかしいところ全部見たい。恥ずかしがってる姿も全部見たい」
「……っ!」
「シェリル、可愛すぎ」

 その言葉の通り、恥ずかしくて堪らないだろうに、一生懸命それに耐え、ふるふると内股を震わせながらも決して脚を閉ざそうとはしない少女の姿に、ただひたすら愛おしさだけが募っていく。
 自分のことが好きなら、というセスクの言葉に、全身で答えてくれるシェリルの献身は可愛くて仕方がない。
 どうしてこんなに可愛い生き物がこの世に存在するのだろうと思ってしまうほど。

「ひぁ……っ!」

 はくはくと愛液を溢す蜜口の上。これまた可愛らしく色づく淫豆へと指先を伸ばせば、シェリルの腰はびくりと跳ね上がる。

「あっ、ぁあ……っ!」
「ココ、こうやって摘ままれるの好きなの?」
「や、やだ……ぁ……っ!」
「嘘。だってこんなに溢れて来てるのに」

 きゅっきゅっと摘まんだり捏ねたりを繰り返してやれば、生理的な涙を溢しながらガクガクと腰を震わせて、そんな淫靡な姿にセスクはくすりと笑みを溢す。

「シーツまでびしょびしょ」

 もはや寝る為には使い物にならないほどの染みを作ったその場所を指摘して、セスクは少女の内股へと手を伸ばす。

「ほら、脚閉じちゃダメ」
「……い、いじわる……っ……」
「うん。なんだろうね?オレも自分でびっくりしてる。好きな子ほど虐めたい、って、まるで子供みたいだね」

 どうしても閉じたがる脚を押し返しながら笑えば、真っ赤になった顔で睨まれて、そんな可愛らしい怒り顔にさえくすくすと笑みが誘われる。

「こんなオレは嫌?」
「……ず、るい……っ!」
「良かった」
「な、にが……っ、ぁあ……っ、ん」

 セスク自身も知らなかった一面を受け入れてくれるらしいシェリルの反応に甘く笑い、セスクは指先で蜜口をゆるゆると擦ってやる。

「あぁ……っ! ぁ、んん……っ」
「あー、すごいね。次から次に溢れてくる」

 もはやそこは溶け切って、指先をほんの少し含ませるだけでぴちゃぴちゃという淫猥な水音が響くほど。

「吸ってあげる」

 セスクを誘うように甘い香りを漂わせるそこににっこり笑い、セスクは蜜を溢れさせる秘密の場所へと顔を潜り込ませていた。

「ん……」
「あぁぁぁ……っ!」

 ちゅっ、とキスをするように吸い付いて、それから滴り落ちる愛液を啜り上げれば、シェリルは内股を大きく震わせて甲高い嬌声を放っていた。

「あれ? イっちゃった? シェリルがイクところ見たかったのに」

 放心状態で呼吸を整えている少女へと残念そうに呟いて、セスクはそれからにこりと笑う。

「今度はちゃんとイク顔見せてね?」
「え……、あっ、ぁあ、ん……っ!」
「凄い……。シェリルの胎内なかあったかい……」

 くぷり……っ、と中指を胎内へと潜り込ませれば、そこの感覚は思った以上に柔らかく侵入者を迎え入れ、包み込まれる感触に喉が鳴る。
 この後、この中に自分が入り込むのかと思えば、それだけで腰へと熱が溜まっていった。

「指一本じゃ物足りない? すぐにくしてあげるから」
「あ……っ!」

 すぐに三本にまで指を増やし、セスクは殊更卑猥な音を立てながら、シェリルの胎内を探っていく。

「シェリルのイイところ、教えて?」
「あっ、あ……っ、ぁ……、や……っ、そこ……っ」
「ココ? ココがいいの?」
「だ……っ、めぇ……っ!」
「そんな気持ち良さそうな顔して、止めないよ?」
「は……っ、ぁ、ぁ、ん………」
「凄い蕩けたしてる。気持ちよさそ……」

 がくがくと腰を震わせながらも、完全に快楽に酔った表情かおで甘やかな吐息を洩らすシェリルに、セスクは嬉しそうに笑う。

「手、退かして。声、聞かせて」

 思わず官能に耐えるかのように指先を噛み締めかけた少女へぴしゃりと言えば、ふるりと肩を震わせた後、シェリルは覚悟を決めたかのように指先でシーツを掴んでいた。

「こうされるの好きなんだ?」
「あ……っ、ぁ、ん、ん……っ、うん……っ、気持ち、い……っ」
「いいなぁ、その表情かお。凄いクる」

 少女の脚の間からはぴちゃぴちゃという卑猥な水音が響き、シェリルは蕩け切った瞳と表情かおで身悶える。
 それにはゾクリという刺激が腰を襲い、早く少女の中へ入りたいとも思ってしまうけれど。

「でも、今度はちゃんとイクところ見せてね?」
「え……? ……ひぁ……っ!」

 すでに見つけた少女のイイトコロを擦って、セスクは指の動きを早くする。

「や……っ、だ、だめ……っ、ぁ……っ! ぁ、あ……っ!激しく、しちゃ……っ」

 びくんっ!と肩を跳ねさせて、少女の口から甘い悲鳴が響いていく。

「だめ……っ、だめ……っ、また……っ、イっちゃ……、から……ぁ……っ!」
「うん。イってみせて?」
「あ……っ、――――っ!!」

 二度目の絶頂は、壮絶な色香を放っていて。

「……うっわ、凄い。オレももう限界かも」

 その姿を見ただけで、セスク自身も軽く達してしまいそうになる。
 前部分を寛げて、すでに固くち上がった己の半身を取り出した。
 すると。

「……わたしも、したい……」
「え……?」
「わたしにも、させて……?」

 絶頂の余韻に緩慢な動きになりながらも少女が身を起こし、セスクの脚の間へと顔を寄せてくる。

「シェリ……ッ」
「ん……、ちゅ……っ、ん、ふ……っ」

 先端を少しだけ口に含んで舌先で愛撫して。裏側を舐め上げてから、大きく口を開いてその中へと導いた。

「く……っ」
「ん、んっ、んん……っ」

 セスクのものを懸命に舐めしゃぶる姿はとても卑猥でもあり、そして過去の経験を思わせてしまう程度には巧かった。

「シェリル……ッ。もういいから……っ」
「ん……っ、んぅ……っ?」
「シェリルの胎内なかで出したい……っ」

 もしかしたら、セスクの欲望を飲み込もうとしているのかもしれないが、それには必死で抵抗し、セスクはその可憐な唇から己の屹立を引き剥がすと、真摯な瞳で愛しい少女を見下ろした。

「だからもう、れさせて……?」
「……うん。私も欲しい……」

 誘うような甘い声色に、セスクはくすりと笑みを溢す。

「このまま膝に座らせたい気持ちもするけど……」
「あ……っ」
「やっぱりそれは今度かな?」

 軽く触れるだけで甘やかな反応をみせるシェリルを、セスクはベッドへ沈ませる。

「これから毎日、いっぱい愛してあげるから」

 脚を大きく広げさせ、すでに準備の整っている蜜口へと自身を宛がった。

「いっぱい気持ちよくなろう?」
「あ……っ」

 ぐっ、と腰を押し進めれば、少女の胎内(なか)はセスクを喜んで迎え入れる。

「あ、あ……、ん……っ」
「……シェリルの胎内なか、気持ちいい……」
「……ぁ……っ、私、も……っ」

 しばらくその心地よさを味わって、ゆるゆると腰を揺らす。
 けれど、中途半端なその動きは、却って少女へもどかしさを感じさせることにもなった。

「も……っ、焦らさな……っ」
「うん。動くよ?」
「あ……っ、ぁあ……っ!」

 可愛らしいおねだりにその細い腰を掴み、セスクは少女を揺さぶった。

「あっ、あ……っ、ぁ……っ、あぁ、ん……っ!」

 律動を早めていけば、少女はがくがくと腰を震わせながら快楽に身悶える。

「セ、スク……ッ、さ、ま……っ、あっ、気持ち、い……っ」

 そうして散々と揺さぶってから少女の胎内へと己の欲望を注ぎ込み、セスクはそのまま上がった息を整える。

「セスク……、さま……」
「ごめんね? あんまり我慢できなかった」
「ううん。嬉しい……」

 すでに挿入前から煽られていたこともあり、少女の胎内なかを堪能することよりも快楽を貪ってしまったことを謝れば、シェリルは自分の身体で感じてくれたことが嬉しいと微笑んだ。
 けれど。

「……シェリルはまだイけてないでしょ?だから、もう一回」
「え……?」
「今度は、オレのでイって?」

 シェリルが到達する前に限界を迎えてしまい、それに付き合わされた少女の身体は、恐らくまだ熱がくすぶったまま。
 ぐっ、と腰を押し付けて、少女の胎内で硬度を取り戻しかけている己の半身に苦笑を洩らし、セスクは二回戦を提案する。

「オレ、体力には自信あるから」

 なんと言っても、セスクは王国騎士団の騎士という、日々の鍛練が欠かすことのできない、体力勝負の仕事をしているのだから。

「待……っ、待……っ、て……!」
「シェリルだってまだ満足できてないでしょ?」
「あ……っ! ぁあ、ん……っ!」

 そうして夜は更けていき、二人は裸のまま抱き合って眠っていた。
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