5 / 34
幼少期の章
邪魔をされるクソゲー
しおりを挟む
オーデルハイン家敷地内の森の中。
そんなところに荷物置き用の屋敷があるのだが、俺の現住居だ。
放任主義なのでね。こっちも好きにしてみた。まあ、数人の使用人も巻き込んでしまったけれど。
最初はここが荷物置き用の屋敷だと聞いたときは意味が分からなかったけれど。
なかなかこじんまりしているし、森の中の小さな屋敷というステータス的にもいいんじゃないかと思う。
それにしても屋敷、なんかゲームの中でも見たことあるなと思ったらジュタがヤンデレ化したときにヒロインを閉じ込める屋敷がここだった。荷物置き場にヒロインを閉じ込めるんじゃない。
どおりで兄上の反対が無かったなぁとか嫌なことを察してしまったから考えることをやめた。
そんな屋敷に訪れてくるのは兄上だけだったのに、最近暇人が来るようになった。邪魔である。兄上だけでも邪魔なのに。
「よぉ。今日はウォーキングか」
「Qちゃんの大好きなお兄ちゃんが来たよ」
「キーン様とお兄様……またいらっしゃったのですか」
ここ最近頻繁に遊びに来てしまうようになった暇人という名のキーンと、嬉々としてそれについて来た兄上。
幸い俺はいつも淑女の勉強のために女装を事欠かなかったからいまだに男の姿を見られてはいない。まあ、女装していなくても俺は十分すぎるほどに可愛いから問題なし。
そして今まではちょいちょい来られるたびに授業を中断して相手していたけれど、別に大した会話があるわけでもないので早々に中断することをやめた。
キーンはそれを気にする様子もなく、眺めていたり野次を飛ばしたりアドバイスをくれたり。本当に自由だ。
それにしたって護衛の一人もつけずに来るのはどうなんだと言ったら兄上を指さしていたので、兄上はご学友兼護衛らしい。
果たして主よりも俺を優先するであろう兄上を護衛としてカウントしていいのだろうかと思わなくはない。
さて、今まで邪魔しないならいいかと思って放置してきたけれど流石に存在が邪魔だ。
面倒だからさっさと話しを聞きだしてやるしかないのだろう。明らかにここ最近何かストレスを抱えているようだし。いや普段からこの人はストレスフルだけども。
「申し訳ないのだけれど、一度中断してくださる?」
「かしこまりました。それでは一時間後に再開いたしましょう。今Q様の紅茶を用意いたします」
ありがとうみんな。
キーン様と兄上の座っているソファに向かい、自然な流れで膝に乗せようとする兄上を避けて隣に座った。
「やめるのか?」
「休憩です」
お前のせいやで、とは言わないでおこう。
めげずに手を絡めて来ようとする兄上の手をするりと叩いて紅茶を飲む。あっつ。
「キーン様は暇を持て余していらっしゃるのですか?」
「暇なわけねぇだろ」
なら来るなと思うのは俺だけか?
こっちはお前の誕生日パーティーの為にお勉強中なんだぞ邪魔するんじゃない。
「確かにQの思う通りだし、そもそもお兄ちゃんとしてはキーンが此処に来ることを全くよく思っていないから早急にやめて欲しいところだけどキーンに同情しなくもないから止められなかったんだよ」
「これが建前」
「Qちゃんと休みでもない日に昼間から一緒に居られることの幸せがやみつきになった」
「こっちが本音」
どさくさに紛れてギュッと指を絡めて手をつながれてしまったので気色悪さが増してしまったのは誤算だ。
「お前ら兄弟は今まで何人から気持ちわるい兄弟だなって言われてたんだ?」
うちの使用人たちがそんなこと言うわけないだろ。美しき兄弟愛だ。きっとたぶん。
「兄という生き物にまともな人間はいないのか?」
「こんなのを世の中の兄属性に含めないでください。これは極めて特殊な例です」
「Qちゃんだけの特別なお兄ちゃんってことか」
「ジュタは今のセリフから何を読み取ったんだ。行間じゃなくて本文を読め。言葉通りに解釈しろ」
ね。特殊でしょ。
「そもそも、キーン様のお兄様こそまともと言えるでしょうに」
「あ?」
顔こわ。
え、何。顔こわ。
「それ以上怖い顔をするなら泣きますが?」
「緩やかな脅しをするんじゃねぇ。はぁ……隠しても無駄か。大したことじゃないんだが、」
「え、まさか悩みを相談する気ですか。そういうのはちょっと」
こっちをなんだと思っているんだこの人は。
俺TUEEEE転生者だと思ったら大間違いだ。どちらかと言えば俺KAWAEEEEだぞ?
正直言って顔が良いということ以外何も無いんだぞこっちは。相談されても困る。そもそも相談されたくない。
「……大したことじゃないんだが、」
「あっダメだこれ相談されてしまうやつですわ」
「最近第一王子が俺の周りをうろちょろしてるんだ」
……で?
え、終わり?
ぱちぱちと瞬きをしてキーンを見つめるけれど、悲壮感を漂わせて頭を抱えているだけ。うん。次の言葉はないらしい。
……いやいやいやいや、それだけ?
これは中々に小規模過ぎる。
オブラートに包まずに言ってしまえば、心の底からどうでもいい。
「……気のせいではありませんこと?」
「気のせいじゃねぇ」
「鈴でも付けとけばいいんじゃないですか?」
「Qちゃん、第一王子は熊じゃないからね」
じゃあ水の入ったペットボトルを置いておくとか、CDでも吊るして置けばいいんじゃないかな……この世界にペットボトルもCDもないけど。
というか死ぬほどどうでもいい。
うろちょろしてるって無視すればいいだけの話では?
しらーっとしてる俺に兄上は
ぽん、と肩に手を置いて首を振った。
わあ、悲壮感。
「Qちゃんは見た事がないから言えるんだよ。私に対してでは無いからまだ耐えられるけれど……」
「あの人の顔を見るのは3日に1回でも充分過ぎるのに……最近は3時間に1回はあの人の存在感を感じている気がするぞ。俺は一体どんな罪を犯したんだ?」
そんな見ただけでSAN値が減少するみたいに言わないであげて。
仮にも相手は第一王子なんですけど。
それにしても第一王子ねぇ。
今世の俺は顔すら見た事ないけど。クソゲーの記憶を引っ張り出しても、正直全く分からない。
ただ、第一王子が何故ここまで苦手に思われているのかについては心当たりがある。
第一王子は言葉が足りなくて、無表情で物静かで何を考えているか分からない。
そして強引なのかといえばそうでも無く、王族ムーブかますのかと思えばそうでもない。ゆるいのだ。
誤解されやすく。嫌われやすい。
そういう設定だ。
そう、設定。
つまり、このクソゲーのクソ雑強制力が働いている可能性が高い。
だから世界の強制力により『何となく苦手』に思ってしまうのではないのだろうかと思う。
確か、メインキャラの中で第一王子に好感を持っているのはヒロインと悪役令嬢のみ。後はみんな苦手だったり近寄り難かったり様々だが要はマイナスの感情を向けていたはず。
これはあながちSAN値減少も間違っていないかもしれない。
更に言えば、前世での第一王子のあだ名は『情緒不安定王子』だ。
理由は簡単。
第一王子のみ好感度が勝手に変わるバグが起きるからだ。
MAXからゼロになるなんてザラで、個別ルートに入ろうものならランダムで必ず一度好感度が勝手にゼロになる。
攻略するのに運が必要なのだ。何のゲームをしているのか分からなくなった。ちなみに個別ルート中にセーブしたら立ち絵が消える。
その場合諦めて最初から始めるか、どこいくねーん!どこで話しとんねーん!なツッコミを入れながら虚無との恋愛をするしかない。
だから、割とみんなネタとしては第一王子が好きなのだが何を考えてるのか全く分からない。深い考察を出されても製作者そこまで考えてる気が全くしないし。
他の攻略キャラと違って、第一王子に関してはみんな本当にヒロインが好きなのだろうかと必ず1度は思ってしまう。そんなところなので本当に会ってみないとなんとも言えないし。
はあ、なんとも可哀想な話だ。
もう面倒くさいからクソゲー世界くんは黙って俺の可愛さに敗北してくれ。
「話しかけてみれば良いのではないですか?」
「ぜってー無理」
「Qちゃんはお兄ちゃんのことが嫌いなのかな?」
「嫌いじゃないから泣かないで兄上」
こうして、立ったフラグは当然のように回収される訳で。
キーンの誕生日パーティで俺は初めて第一王子と出会うことになる。
このクソゲーの悪役令嬢が一目惚れした第一王子に。
そんなところに荷物置き用の屋敷があるのだが、俺の現住居だ。
放任主義なのでね。こっちも好きにしてみた。まあ、数人の使用人も巻き込んでしまったけれど。
最初はここが荷物置き用の屋敷だと聞いたときは意味が分からなかったけれど。
なかなかこじんまりしているし、森の中の小さな屋敷というステータス的にもいいんじゃないかと思う。
それにしても屋敷、なんかゲームの中でも見たことあるなと思ったらジュタがヤンデレ化したときにヒロインを閉じ込める屋敷がここだった。荷物置き場にヒロインを閉じ込めるんじゃない。
どおりで兄上の反対が無かったなぁとか嫌なことを察してしまったから考えることをやめた。
そんな屋敷に訪れてくるのは兄上だけだったのに、最近暇人が来るようになった。邪魔である。兄上だけでも邪魔なのに。
「よぉ。今日はウォーキングか」
「Qちゃんの大好きなお兄ちゃんが来たよ」
「キーン様とお兄様……またいらっしゃったのですか」
ここ最近頻繁に遊びに来てしまうようになった暇人という名のキーンと、嬉々としてそれについて来た兄上。
幸い俺はいつも淑女の勉強のために女装を事欠かなかったからいまだに男の姿を見られてはいない。まあ、女装していなくても俺は十分すぎるほどに可愛いから問題なし。
そして今まではちょいちょい来られるたびに授業を中断して相手していたけれど、別に大した会話があるわけでもないので早々に中断することをやめた。
キーンはそれを気にする様子もなく、眺めていたり野次を飛ばしたりアドバイスをくれたり。本当に自由だ。
それにしたって護衛の一人もつけずに来るのはどうなんだと言ったら兄上を指さしていたので、兄上はご学友兼護衛らしい。
果たして主よりも俺を優先するであろう兄上を護衛としてカウントしていいのだろうかと思わなくはない。
さて、今まで邪魔しないならいいかと思って放置してきたけれど流石に存在が邪魔だ。
面倒だからさっさと話しを聞きだしてやるしかないのだろう。明らかにここ最近何かストレスを抱えているようだし。いや普段からこの人はストレスフルだけども。
「申し訳ないのだけれど、一度中断してくださる?」
「かしこまりました。それでは一時間後に再開いたしましょう。今Q様の紅茶を用意いたします」
ありがとうみんな。
キーン様と兄上の座っているソファに向かい、自然な流れで膝に乗せようとする兄上を避けて隣に座った。
「やめるのか?」
「休憩です」
お前のせいやで、とは言わないでおこう。
めげずに手を絡めて来ようとする兄上の手をするりと叩いて紅茶を飲む。あっつ。
「キーン様は暇を持て余していらっしゃるのですか?」
「暇なわけねぇだろ」
なら来るなと思うのは俺だけか?
こっちはお前の誕生日パーティーの為にお勉強中なんだぞ邪魔するんじゃない。
「確かにQの思う通りだし、そもそもお兄ちゃんとしてはキーンが此処に来ることを全くよく思っていないから早急にやめて欲しいところだけどキーンに同情しなくもないから止められなかったんだよ」
「これが建前」
「Qちゃんと休みでもない日に昼間から一緒に居られることの幸せがやみつきになった」
「こっちが本音」
どさくさに紛れてギュッと指を絡めて手をつながれてしまったので気色悪さが増してしまったのは誤算だ。
「お前ら兄弟は今まで何人から気持ちわるい兄弟だなって言われてたんだ?」
うちの使用人たちがそんなこと言うわけないだろ。美しき兄弟愛だ。きっとたぶん。
「兄という生き物にまともな人間はいないのか?」
「こんなのを世の中の兄属性に含めないでください。これは極めて特殊な例です」
「Qちゃんだけの特別なお兄ちゃんってことか」
「ジュタは今のセリフから何を読み取ったんだ。行間じゃなくて本文を読め。言葉通りに解釈しろ」
ね。特殊でしょ。
「そもそも、キーン様のお兄様こそまともと言えるでしょうに」
「あ?」
顔こわ。
え、何。顔こわ。
「それ以上怖い顔をするなら泣きますが?」
「緩やかな脅しをするんじゃねぇ。はぁ……隠しても無駄か。大したことじゃないんだが、」
「え、まさか悩みを相談する気ですか。そういうのはちょっと」
こっちをなんだと思っているんだこの人は。
俺TUEEEE転生者だと思ったら大間違いだ。どちらかと言えば俺KAWAEEEEだぞ?
正直言って顔が良いということ以外何も無いんだぞこっちは。相談されても困る。そもそも相談されたくない。
「……大したことじゃないんだが、」
「あっダメだこれ相談されてしまうやつですわ」
「最近第一王子が俺の周りをうろちょろしてるんだ」
……で?
え、終わり?
ぱちぱちと瞬きをしてキーンを見つめるけれど、悲壮感を漂わせて頭を抱えているだけ。うん。次の言葉はないらしい。
……いやいやいやいや、それだけ?
これは中々に小規模過ぎる。
オブラートに包まずに言ってしまえば、心の底からどうでもいい。
「……気のせいではありませんこと?」
「気のせいじゃねぇ」
「鈴でも付けとけばいいんじゃないですか?」
「Qちゃん、第一王子は熊じゃないからね」
じゃあ水の入ったペットボトルを置いておくとか、CDでも吊るして置けばいいんじゃないかな……この世界にペットボトルもCDもないけど。
というか死ぬほどどうでもいい。
うろちょろしてるって無視すればいいだけの話では?
しらーっとしてる俺に兄上は
ぽん、と肩に手を置いて首を振った。
わあ、悲壮感。
「Qちゃんは見た事がないから言えるんだよ。私に対してでは無いからまだ耐えられるけれど……」
「あの人の顔を見るのは3日に1回でも充分過ぎるのに……最近は3時間に1回はあの人の存在感を感じている気がするぞ。俺は一体どんな罪を犯したんだ?」
そんな見ただけでSAN値が減少するみたいに言わないであげて。
仮にも相手は第一王子なんですけど。
それにしても第一王子ねぇ。
今世の俺は顔すら見た事ないけど。クソゲーの記憶を引っ張り出しても、正直全く分からない。
ただ、第一王子が何故ここまで苦手に思われているのかについては心当たりがある。
第一王子は言葉が足りなくて、無表情で物静かで何を考えているか分からない。
そして強引なのかといえばそうでも無く、王族ムーブかますのかと思えばそうでもない。ゆるいのだ。
誤解されやすく。嫌われやすい。
そういう設定だ。
そう、設定。
つまり、このクソゲーのクソ雑強制力が働いている可能性が高い。
だから世界の強制力により『何となく苦手』に思ってしまうのではないのだろうかと思う。
確か、メインキャラの中で第一王子に好感を持っているのはヒロインと悪役令嬢のみ。後はみんな苦手だったり近寄り難かったり様々だが要はマイナスの感情を向けていたはず。
これはあながちSAN値減少も間違っていないかもしれない。
更に言えば、前世での第一王子のあだ名は『情緒不安定王子』だ。
理由は簡単。
第一王子のみ好感度が勝手に変わるバグが起きるからだ。
MAXからゼロになるなんてザラで、個別ルートに入ろうものならランダムで必ず一度好感度が勝手にゼロになる。
攻略するのに運が必要なのだ。何のゲームをしているのか分からなくなった。ちなみに個別ルート中にセーブしたら立ち絵が消える。
その場合諦めて最初から始めるか、どこいくねーん!どこで話しとんねーん!なツッコミを入れながら虚無との恋愛をするしかない。
だから、割とみんなネタとしては第一王子が好きなのだが何を考えてるのか全く分からない。深い考察を出されても製作者そこまで考えてる気が全くしないし。
他の攻略キャラと違って、第一王子に関してはみんな本当にヒロインが好きなのだろうかと必ず1度は思ってしまう。そんなところなので本当に会ってみないとなんとも言えないし。
はあ、なんとも可哀想な話だ。
もう面倒くさいからクソゲー世界くんは黙って俺の可愛さに敗北してくれ。
「話しかけてみれば良いのではないですか?」
「ぜってー無理」
「Qちゃんはお兄ちゃんのことが嫌いなのかな?」
「嫌いじゃないから泣かないで兄上」
こうして、立ったフラグは当然のように回収される訳で。
キーンの誕生日パーティで俺は初めて第一王子と出会うことになる。
このクソゲーの悪役令嬢が一目惚れした第一王子に。
305
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
真空ベータの最強執事は辞職したい~フェロモン無効体質でアルファの王子様たちの精神安定剤になってしまった結果、執着溺愛されています~
水凪しおん
BL
フェロモンの影響を受けない「ベータ」の執事ルシアンは、前世の記憶を持つ転生者。
アルファ至上主義の荒れた王城で、彼はその特異な「無臭」体質ゆえに、フェロモン過多で情緒不安定な三人の王子たちにとって唯一の「精神安定剤」となってしまう。
氷の第一王子、野獣の第二王子、知略の第三王子――最強のアルファ兄弟から、匂いを嗅がれ、抱きつかれ、執着される日々。
「私はただの執事です。平穏に仕事をさせてください」
辞表を出せば即却下、他国へ逃げれば奪還作戦。
これは、無自覚に王子たちを癒やしてしまった最強執事が、国ぐるみで溺愛され、外堀を埋められていくお仕事&逆ハーレムBLファンタジー!
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
【完結】最強公爵様に拾われた孤児、俺
福の島
BL
ゴリゴリに前世の記憶がある少年シオンは戸惑う。
目の前にいる男が、この世界最強の公爵様であり、ましてやシオンを養子にしたいとまで言ったのだから。
でも…まぁ…いっか…ご飯美味しいし、風呂は暖かい…
……あれ…?
…やばい…俺めちゃくちゃ公爵様が好きだ…
前置きが長いですがすぐくっつくのでシリアスのシの字もありません。
1万2000字前後です。
攻めのキャラがブレるし若干変態です。
無表情系クール最強公爵様×のんき転生主人公(無自覚美形)
おまけ完結済み
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる