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最終章
ハッピーエンド
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男女問わず好きな制服を着ても良いという校則に変えるための試験導入で、男である俺が女子学生服を来て生活していた。
ということになったらしいということを今知った。
いやいい案だとは思うけど、事前に打ち合わせしてくれない?
本日、12月24日。
大きなパーティ、というのは生徒だけではなく学園関係者も集まっているのだ。
そんなパーティで堂々とルエリア様からエスコートをされて会場入りした俺は普通にルエリア様とキーンの開会の挨拶を待っていた。
そこに急に堂々とボッチで会場入りをキメたキーンから手を取られて舞台に上がらされて冒頭に至る訳だ。
びっくりした。
でも確かに忘れてたけど俺ってそういえば女子生徒じゃなかった。今だって普通にドレスだし。
余談だが、本日のドレスはルエリア様チョイス。
ユリの花弁のような裾に白と紫のグラデーションのドレス。リボンはピンクだ。ドレスに関してよく分からないからという理由でオーダーメイドされて震えちゃった……。そういうの初めてだったし。
かわいいドレスにとびきりかわいい俺。その二つが合わされば、勿論最高にかわいい。ルエリア様もかわいいと言ってくれた。
何かに対して可愛いと思ったことがないキーンと、割と何でもかんでもどうでもいい兄さんと、いつものドレスとどう違うのか分からないフリィシュからは特別可愛いと言われなかったが、ルエリア様がかわいいって言ってるならかわいいんだろう。うん。
アルルもすごく嫌な顔をしながら腹立つ程かわいいと言ってくれたし。今日の俺は最高にかわいい。
さて、そんなめちゃくちゃかわいい俺をアッサリとこいつは男だと明かして話を続けたキーンだが。みんなついていけない。
「えっ、おとっ、男? えっ?」と全員ポカンとしている。
冗談にしてはあまりにも出来なさすぎだろうと一蹴することも出来ないようだ。
「数ヶ月学園生活を送ってもらったが、特に問題は起こりませんでした。なら、制服で学園が乱れることはないと言うことが証明されたということで良いでしょう。
勿論、Qが淑女然として過ごしていたことも大きいでしょう。なので、慎みを持つことを念頭に置いた上で好きな制服を着ても問題はないとします。よろしいですね?」
キーンが全員に向けて言葉を放った。
なかなか良いことを言ってるが、俺が男だった衝撃によってみんなそれより先の話が全く入って来ていない様子だ。小首を傾げている。
そして俺が割と特殊だから問題にもならなかったのだろうが、それを持ち出して反論していたであろう保守的な貴族たちは衝撃で何も言えないようで。
異議がないなら可決するまで。
そんな訳で。
この学園は男女の垣根を越えて好きな制服に、好きな正装を着てもいいという校則に変わった。
例え、家が許さなくても学園では自由でいいと約束された。
きっと大きな変化を目の当たりにして。しかも当事者ということにされてしまった。
まだ理解が追いついていないけれど、これからの学園生活も存分に女装ができると言うことで良しとしよう。
キーンはもういいぞ、と俺にだけ向けて声を発してきた。背中を叩いた代償にしては少し、大き過ぎるのではないだろうか。
でも、俺は淑女なので。
ドレスの端をつまんで優雅に一礼して壇上を下りた。
パチパチパチとフリィシュとアルルが手を打つと、会場が拍手に溢れたので。やっぱりきっとこれで良かったのだろう。
ここまで迎えに来てくれていたルエリア様の手を取って、生徒会長の開会の挨拶を聞く、何の変哲もない一生徒に戻った。
最初から完全に主導権を握ったキーンは、あれほど王様になりたくないと駄々を捏ねていた姿が嘘のように堂々と挨拶を続けている。
そういえば、昔からキーンは突拍子も無かった。
突拍子もなく婚約者候補にして、王城に招いてくれて。そして学園に連れ出してくれた。
きっと、これからは俺なんて一人だけに手を差し伸べるのではなく。
このクソゲーがてきとうに作った平和で魔法もあるくせにどうしようもなく進歩していかないこの世界自体を、突拍子もなく新たな世界に連れ出してくれるんだろう。なんて。
顔が良いだけで何も出来ない俺だけど、ルエリア様と一緒にそれを協力しようと決めた。
それが、俺を連れ出してくれた前世の推しへのせめての恩返しだ。
とりあえず、国外の顔にでもなってやろうということで絶賛他国の言語を勉強中だ。
ほら言葉が違っても『かわいい』は世界共通。俺とルエリア様の顔面とオーラで差をつけろ!作戦だ。すごく頭の悪い作戦になった気がする。ちなみに監修はアルル先生です。
「それでは慎みを持って、パーティを楽しみましょう。以上、生徒代表キーンの挨拶とさせていただきます」
キーンが一礼すると皆が大きな拍手をする。勿論、俺もルエリア様も。隅の方で兄さんがゆっくりと拍手しているのが見える。
「私の弟は、良いだろう」
「ええ、勿論。知っていますよ」
婚約者候補だったし。
でも。本当に良い弟だと思って、そんなに綺麗に微笑んで言うことが出来るルエリア様のことが俺はとてもとても好きだと思いますよ。なんて言うのは無粋だろう。
「ルエリア様、踊りましょう」
エスコートされる側なのに手を出すのは間違っているだろうが、俺だって男なので何も間違っちゃいないだろうと手を出した。
それをルエリア様はキョトンと暫く見つめて目を細めるものだから、やっぱりちょっとまずったかなと思って引こうとした手をキュッと掴まれた。
「そなたから、誘ってくれるとは……とても嬉しい」
「……ち、力加減、これでも一応覚えたから、です」
ふふっと笑うルエリア様が俺の腰に手を回して、ステップが始まる。
全くもう。前回ダンスを拒否したの、根に持ってるんでしょうね。結局踊らせたくせに。
そういうところも好きだけれど。
くるり、とルエリア様とこの世界を回った。
さて、この物語はこの辺で幕を閉じよう。
Q・セルーネ・オーデルハインというどうしようもなく顔がかわいい事しか取り柄がない俺の物語は、この先もルエリア様とどうしようもなく手を繋いで続いて行くけれど。
全部赤裸々に語るのも、無粋なものだ。
大団円のハッピーエンド。
後日談として付け足すなら、キーンは王様になったしアルルも宰相になった。何十年後かに王政を取りやめる為に水面下で計画を進めているとかいないとか。
アルルの恋路は一向に進まないけれど、お互い独身のままなのでいつかきっと叶うんじゃないかと希望を持って語っておこう。
フリィシュはなんとか卒業して、忙しなくあっちこっち行っている。
それでもたまにフラッとこの国に立ち寄っては兄さんに「ここの国の噴水は面白かった! 行こうぜ!」と連れ出している。
王家騎士団長だった兄さんは、キーンが騎士団を解体してしまったので全ギレしていた。そして結局、なんだかよく分からない役職で重鎮に置かれている。でも聞いたことも無い国に噴水の為だけにフリィシュに連れてかれている辺り、人生を楽しんでいると弟としては思うし安心した。
そして、俺とルエリア様はこれでも必死に子供レベルの語学力を身につけて外交をしていたのだが……妖精夫婦として各国で有名になってしまい、各国の方がこの国の言葉の方を覚えてくれるようになってしまった。なんというか申し訳ない。
キーンが計画通りだろ?と言ってきたけれど、そんなことは無い。
今でもちゃんと勉強させて頂いていますとも。
そして、今日も朝露に濡れた庭の花をルエリア様と見ているのだ。
これがハッピーエンドと言わずになんと言うのか。
このクソゲーは結局何がしたかったのか。
俺がこの世界に転生したのは理由があるのだろうかとか、そういうことは考えるだけ無駄なんだろう。
世界の強制力も、クソゲーも。ざまぁみやがれ。お前らの力なんて俺には効かないからな。
そうやって、Q・セルーネ・オーデルハインは今日も幸せな日を送るのだ。
めでたしめでた…………はい。このまま終わっちゃダメ?え、ダメか。そうか、うん。
そうですね、分かってましたとも。はい。
実は、14歳のパーティには続きがありまして……その……。気付いてますかね。
俺、ドレスを脱いだ姿をルエリア様に見せたことないんですよ。
パーティが終わってから、ドレスの中身を暴かれることになりまして。
……まあその、一応初夜なんですよね。
本当に生々しい話なので語りたくはないんですけど、やっぱりQ・セルーネ・オーデルハインのハッピーエンドのこの物語には必要不可欠だったりするので。
次回、初夜回!
ああくそ俺が恥ずかしくて死ぬ!
ということになったらしいということを今知った。
いやいい案だとは思うけど、事前に打ち合わせしてくれない?
本日、12月24日。
大きなパーティ、というのは生徒だけではなく学園関係者も集まっているのだ。
そんなパーティで堂々とルエリア様からエスコートをされて会場入りした俺は普通にルエリア様とキーンの開会の挨拶を待っていた。
そこに急に堂々とボッチで会場入りをキメたキーンから手を取られて舞台に上がらされて冒頭に至る訳だ。
びっくりした。
でも確かに忘れてたけど俺ってそういえば女子生徒じゃなかった。今だって普通にドレスだし。
余談だが、本日のドレスはルエリア様チョイス。
ユリの花弁のような裾に白と紫のグラデーションのドレス。リボンはピンクだ。ドレスに関してよく分からないからという理由でオーダーメイドされて震えちゃった……。そういうの初めてだったし。
かわいいドレスにとびきりかわいい俺。その二つが合わされば、勿論最高にかわいい。ルエリア様もかわいいと言ってくれた。
何かに対して可愛いと思ったことがないキーンと、割と何でもかんでもどうでもいい兄さんと、いつものドレスとどう違うのか分からないフリィシュからは特別可愛いと言われなかったが、ルエリア様がかわいいって言ってるならかわいいんだろう。うん。
アルルもすごく嫌な顔をしながら腹立つ程かわいいと言ってくれたし。今日の俺は最高にかわいい。
さて、そんなめちゃくちゃかわいい俺をアッサリとこいつは男だと明かして話を続けたキーンだが。みんなついていけない。
「えっ、おとっ、男? えっ?」と全員ポカンとしている。
冗談にしてはあまりにも出来なさすぎだろうと一蹴することも出来ないようだ。
「数ヶ月学園生活を送ってもらったが、特に問題は起こりませんでした。なら、制服で学園が乱れることはないと言うことが証明されたということで良いでしょう。
勿論、Qが淑女然として過ごしていたことも大きいでしょう。なので、慎みを持つことを念頭に置いた上で好きな制服を着ても問題はないとします。よろしいですね?」
キーンが全員に向けて言葉を放った。
なかなか良いことを言ってるが、俺が男だった衝撃によってみんなそれより先の話が全く入って来ていない様子だ。小首を傾げている。
そして俺が割と特殊だから問題にもならなかったのだろうが、それを持ち出して反論していたであろう保守的な貴族たちは衝撃で何も言えないようで。
異議がないなら可決するまで。
そんな訳で。
この学園は男女の垣根を越えて好きな制服に、好きな正装を着てもいいという校則に変わった。
例え、家が許さなくても学園では自由でいいと約束された。
きっと大きな変化を目の当たりにして。しかも当事者ということにされてしまった。
まだ理解が追いついていないけれど、これからの学園生活も存分に女装ができると言うことで良しとしよう。
キーンはもういいぞ、と俺にだけ向けて声を発してきた。背中を叩いた代償にしては少し、大き過ぎるのではないだろうか。
でも、俺は淑女なので。
ドレスの端をつまんで優雅に一礼して壇上を下りた。
パチパチパチとフリィシュとアルルが手を打つと、会場が拍手に溢れたので。やっぱりきっとこれで良かったのだろう。
ここまで迎えに来てくれていたルエリア様の手を取って、生徒会長の開会の挨拶を聞く、何の変哲もない一生徒に戻った。
最初から完全に主導権を握ったキーンは、あれほど王様になりたくないと駄々を捏ねていた姿が嘘のように堂々と挨拶を続けている。
そういえば、昔からキーンは突拍子も無かった。
突拍子もなく婚約者候補にして、王城に招いてくれて。そして学園に連れ出してくれた。
きっと、これからは俺なんて一人だけに手を差し伸べるのではなく。
このクソゲーがてきとうに作った平和で魔法もあるくせにどうしようもなく進歩していかないこの世界自体を、突拍子もなく新たな世界に連れ出してくれるんだろう。なんて。
顔が良いだけで何も出来ない俺だけど、ルエリア様と一緒にそれを協力しようと決めた。
それが、俺を連れ出してくれた前世の推しへのせめての恩返しだ。
とりあえず、国外の顔にでもなってやろうということで絶賛他国の言語を勉強中だ。
ほら言葉が違っても『かわいい』は世界共通。俺とルエリア様の顔面とオーラで差をつけろ!作戦だ。すごく頭の悪い作戦になった気がする。ちなみに監修はアルル先生です。
「それでは慎みを持って、パーティを楽しみましょう。以上、生徒代表キーンの挨拶とさせていただきます」
キーンが一礼すると皆が大きな拍手をする。勿論、俺もルエリア様も。隅の方で兄さんがゆっくりと拍手しているのが見える。
「私の弟は、良いだろう」
「ええ、勿論。知っていますよ」
婚約者候補だったし。
でも。本当に良い弟だと思って、そんなに綺麗に微笑んで言うことが出来るルエリア様のことが俺はとてもとても好きだと思いますよ。なんて言うのは無粋だろう。
「ルエリア様、踊りましょう」
エスコートされる側なのに手を出すのは間違っているだろうが、俺だって男なので何も間違っちゃいないだろうと手を出した。
それをルエリア様はキョトンと暫く見つめて目を細めるものだから、やっぱりちょっとまずったかなと思って引こうとした手をキュッと掴まれた。
「そなたから、誘ってくれるとは……とても嬉しい」
「……ち、力加減、これでも一応覚えたから、です」
ふふっと笑うルエリア様が俺の腰に手を回して、ステップが始まる。
全くもう。前回ダンスを拒否したの、根に持ってるんでしょうね。結局踊らせたくせに。
そういうところも好きだけれど。
くるり、とルエリア様とこの世界を回った。
さて、この物語はこの辺で幕を閉じよう。
Q・セルーネ・オーデルハインというどうしようもなく顔がかわいい事しか取り柄がない俺の物語は、この先もルエリア様とどうしようもなく手を繋いで続いて行くけれど。
全部赤裸々に語るのも、無粋なものだ。
大団円のハッピーエンド。
後日談として付け足すなら、キーンは王様になったしアルルも宰相になった。何十年後かに王政を取りやめる為に水面下で計画を進めているとかいないとか。
アルルの恋路は一向に進まないけれど、お互い独身のままなのでいつかきっと叶うんじゃないかと希望を持って語っておこう。
フリィシュはなんとか卒業して、忙しなくあっちこっち行っている。
それでもたまにフラッとこの国に立ち寄っては兄さんに「ここの国の噴水は面白かった! 行こうぜ!」と連れ出している。
王家騎士団長だった兄さんは、キーンが騎士団を解体してしまったので全ギレしていた。そして結局、なんだかよく分からない役職で重鎮に置かれている。でも聞いたことも無い国に噴水の為だけにフリィシュに連れてかれている辺り、人生を楽しんでいると弟としては思うし安心した。
そして、俺とルエリア様はこれでも必死に子供レベルの語学力を身につけて外交をしていたのだが……妖精夫婦として各国で有名になってしまい、各国の方がこの国の言葉の方を覚えてくれるようになってしまった。なんというか申し訳ない。
キーンが計画通りだろ?と言ってきたけれど、そんなことは無い。
今でもちゃんと勉強させて頂いていますとも。
そして、今日も朝露に濡れた庭の花をルエリア様と見ているのだ。
これがハッピーエンドと言わずになんと言うのか。
このクソゲーは結局何がしたかったのか。
俺がこの世界に転生したのは理由があるのだろうかとか、そういうことは考えるだけ無駄なんだろう。
世界の強制力も、クソゲーも。ざまぁみやがれ。お前らの力なんて俺には効かないからな。
そうやって、Q・セルーネ・オーデルハインは今日も幸せな日を送るのだ。
めでたしめでた…………はい。このまま終わっちゃダメ?え、ダメか。そうか、うん。
そうですね、分かってましたとも。はい。
実は、14歳のパーティには続きがありまして……その……。気付いてますかね。
俺、ドレスを脱いだ姿をルエリア様に見せたことないんですよ。
パーティが終わってから、ドレスの中身を暴かれることになりまして。
……まあその、一応初夜なんですよね。
本当に生々しい話なので語りたくはないんですけど、やっぱりQ・セルーネ・オーデルハインのハッピーエンドのこの物語には必要不可欠だったりするので。
次回、初夜回!
ああくそ俺が恥ずかしくて死ぬ!
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インスタ @yuruyu0 絵もあがります
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