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最終章
初夜*
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24日と25日の2日間に渡るパーティが終わった。
25日は午前中で終わるのが例年通りらしく、25日の午後からは冬休みになるので大体の生徒はその日の内に家に帰る。
兄さんも誕生日が23日なので、去年一昨年は2日遅れのパーティをしていたはずだ。フリィシュを連れていったのは見ないことにする。
だから、みんな支度をしているのに。
俺は今ルエリア様の部屋にいる。そしてめちゃくちゃキスされてる。
ど、どうしよう。
めちゃくちゃキスされてるのはこの際いいとして、なんだかすごくエッチなキスをされている気がするのもこの際いいとして。いや全然良くない。
唇を舌で撫でないで欲しい。どこで覚えてきたんですかそういうの。
唇を軽く食まれて吸いつかれているだけなのにもう割とやばいのに、開いたらもう完全に舌が入ってくるという訳で、絶対やばい。やばいって言ったらやばい。
なのに、そんなことは知らないとばかりに唇は舌で撫でられるし。頬に添えられた手がじんわり熱を持っていて熱いし。腰を引き寄せる手を外すことなんて到底できないし。
でも、だからこそ。
だからこそ、俺は口を開ける訳にはっ、
「……」
「っは、ぁっ」
そんな眉を下げられたら俺が口を開かない訳ないじゃないですかヤダー!
心無しか嬉しそうにルエリア様の薄い舌が俺の舌を絡めたり口の中を舐める。なんというか、舌で口の中を撫でてるみたいだ。
……そんなところ撫でなくていいですよ、と言いたいのに開いた口はルエリア様の口と混ざり合うだけ。
今までのキスはお利口にもちゃんと目を瞑っていたのに、お互いに目を開いてキスをする俺たちはどうしようもなく悪い子だろう。
そしてルエリア様の目が熱を帯びているせいで、それにあてられた俺の目が蕩けてしまうのは仕方がない。
うん。仕方がない。
その勢いでベッドの上に押し倒されるのも仕方がない。
そりゃあベッドの近くでキスしてたんだもんな。仕方がない。
トロリと舌と一緒に入ってきた唾液に言い知れぬ興奮を覚えてしまい、つい吸い付いて嚥下してしまっているから。そんな雛のような俺に唾液を与えやすいようにしてくれたルエリア様の120%の善意だ。
やましい意味なんて、やましい意味なんてない。はず。そう思いたい。
「……Q、」
吐息混じりに呼ばれる。
ああ、これやましい意味でしかねぇわ。
「っは……んぅっ」
離れてしまった唇が名残惜しげに作った銀の糸を辿ってルエリア様の唇を迎えに行ってしまう辺り俺も同罪だ。
俺だって男の子ですから、好きな子からこんなキスをされてしまっては勃ってしまうのは仕方がないという言い訳をさせてくれ。
「ルエリアさま、」
「様?」
「ル、ルエリア……」
馬乗りになっているルエリアさ……ルエリアがジッと俺を見ている。
すっかり勃ってしまっているからドレスを脱ぎたい。
ルエリアの唇にも舌にも俺の口紅がついてしまっているから今からでも化粧を落としたい。
でも、化粧も完全に落としてしまってドレスも着ていない俺をルエリアに見せたことがない。
……どうしよう。
俺は確かにすっぴんでもかわいいけど、かわいいけども。
骨格はどうしてもかわいくない。
というか勃ってる時点でかわいくないと思う。
息苦しいだろうと思ったのか、チョーカーを外してくれようとしているルエリアの手を取る。
だってその先は完全に男の子だ。
「……嫌か?」
嫌な訳が無い。
「……ルエリア、俺、男の子だから、」
「知っている」
「割と、ちゃんと男の子だから」
「うん」
「……かわいくないと、思うけど、」
弱々しく言葉を吐き出すと、ルエリアはキョトンとした。
何故。どこら辺でキョトンとする所があった。
この人、男女の人体の作りの違い分かってるよね?分かってないとかないよね?
「あの……ひうっ!?」
チョーカーを解かれて、喉を舐められた。
「えっ、何してっ、」
もう一度ペロリと舐め上げられ、お目当ての物を見つけたとばかりにそこだけキスをされて、吸われて食まれる。
そう、喉仏だ。
「なんっ、そ、んなとこっ」
そんなところ舐めないでください、というフレーズがまさか喉仏を舐められて使う日が来るとは思わなかった。
ちょっと待って、どうして俺の喉仏はこんなにも唇に蹂躙されないといけないの?
性感帯じゃないよ、性感帯じゃ無いはずだよ。喉仏舐め尽くしなんて特殊プレイの注意事項欄でも見たことないって。
「ちゅっ……はっ、可愛らしい」
「っ!」
何が!?喉仏が!?喉仏ってかわいいものだっけ。わかんない。鏡の前で今日の喉仏の状態とか見たことないからマジでわかんない。
あからさまに混乱していると、化粧が消えた感覚があった。
化粧品落とせる魔法なんてあるんだ魔法ってすごーい。なんて?
そして感動している暇もなく。
次に舐められて吸われて食まれたのは顔のエラ部分です。
「んっ、ここも可愛らしいな」
そして、骨ばった指を隠すためにしていた手袋を簡単に取ってしまったルエリアが手のひらにキスをして言うのだ。
「可愛らしい」と。
あぁあ、もうこの人は!
全くもうこの人は!本当に!
「…………ドレス、ぬがしてください」
「愛しいそなたの為なら」
「そなた?」
「愛しいQの為なら、仰せのままに」
俺の全身口に入れて可愛がりたいくせに、かっこつけないで欲しい。かっこいいから困る。
「あと、ルエリアも……脱いでください」
「私も男の体だが、良いか?」
「良いに決まってるでしょ……」
喉仏は舐めないからな。
そうして、ドレスを脱がされてしまって。ただの俺がベッドに転がっている。
恥ずかしい。めちゃくちゃ恥ずかしい。勃ったままだし。
チラッと見た感じルエリアも勃ってると、思う。
恥ずかしくて興奮してルエリアの体をジロジロ見れない俺と対照的にルエリアは俺の体をくまなく見てくる。やめれ。目線で焼ききれて死ぬわ。
「……王族って初夜とか、結婚後に仰々しくやるもんじゃないんですか」
「……初夜?」
アッまさか教えられてない!?根本的に教えられてない!?性教育を施されていらっしゃらない!?
嘘だろふざけんなよ、じゃあこれ今から初夜じゃないって可能性が有り得るのか……。
「いや待ってはっず……」
めちゃくちゃ食われる気満々でまな板に躍り出た鯉になんて残酷な現実を突き付けるんだ。
頭に?を浮かべるルエリア様の視線からなるべく逃れたくて、ぎゅうと縮こまって胎児のように丸くなる。
うん。
何度でも言うけど。俺だって男の子。初めてキスをされた辺りからセックスする可能性を考えておりましたとも。
ルエリアがセックスとか全く想像はつかなかったけれど、受け入れる側は俺だろうからって準備をしてましたとも。
途中でまだ精通もしてないのに穴を弄ってる事実に気付いて我に返って辞めようかなと思ったところで精通もしましたのでこれはこのまま準備を続けよという天啓なんだと思っておりましたとも。
そんな天啓嫌すぎるだろ、その時点で正気に戻ってくれよ過去の俺。
だからまさかこんなことを聞く日が来るとは思わなかった。
「……セックス……性行為、分かります?」
「ああ、私のをここに挿入して可愛がる」
「誰だ性教育した奴」
もしかして初夜という概念がない世界?クソゲー過ぎる。エロゲじゃないんだから婚前交渉に関してとやかく決めておけよ。
あっ、エロゲじゃないから夜系のことは無いのか。
でも王族に閏の儀とかあった方がいいと思うので今後取り決めてもらおう。
今後ね。今後。今じゃないから。
「う、受け入れる準備を、」
「任せるといい」
「任せられないんじゃなくて任せたくないんですけどもルエリアに尻の穴に指を入れられて解されるとか恥ずかしすぎて死ぬんでっ」
一息で言ったのに足を開かれ、足の間に体を滑り込まされてしまった。
「んっ、」
そしてどこからともなく現れたローションのようなものがトロリと俺の穴に触れる感触に喉が引き攣る。
なにそれローション魔法?そんな魔法いやなんですけど。
このクソゲーのせいで俺の魔法に対する夢と希望が着実に打ち砕かれてる気がするのはきっと気の所為じゃない。
「なんで、そんなとこっ、ちゅうするんで、すかぁ、」
俺の完全に男の部分をちゅっちゅしないでお願いしますから。
ダメ恥ずかしい無理
というか、まじでむり。心臓しにそう。あつい。好き。はずかしい。しにそう。好き。しぬ。むり。
「は、恥ずかしすぎて死ぬ」
「……嫌か?」
その聞き方はずるい。なんて人だ。好き。
「い、嫌じゃないですっ、嫌じゃないですけど、はずかし過ぎて死ぬ」
「大丈夫だ」
ちゅっ、とおでこにキスされましても。かっこいいだけで、ときめきが止まらないだけで。心臓うるさい。
ああ、くそ何も大丈夫じゃない。
「っ、」
ルエリアの指がツプリと当然のようにはいってくる。
とろとろとローションをちゃんと中に入れるようにふちを何度も撫でられる。
「っ、はぁっ、」
そしてほとんど入れることが出来たのだろう。指がつぷつぷと入ってきて中を撫でるように動かされる。
なにこれなにこれ何されてるの、どうして俺こんな息上がってるの。
「はぁっ、うっお尻のなか、そんな撫でないでくださっ」
「アナル」
普通逆じゃない?
「っは、アナルのなかぁ、撫でないでっ、」
「可愛らしい」
何が!?どこら辺が!?
撫でないでって言ってるのにめちゃくちゃ撫でてくるのはどうして。指を増やして撫でてくるのはどうして。
かわいいって言えばなんでも許すとでも思って……
「可愛がりたくなる」
……許す。
「……お好きに、どうぞ」
近付いてきた唇にちぅっと吸うと、指がくんっと曲げられて前立腺が暴かれた。
「っひぅ!」
びくんと体を震わせるとルエリアが目を細めてそれはもう大変嬉しそうに微笑んでくれました。
「んあッ、ひぁあっ、んんっ、」
それにつられて笑ってしまったところで前立腺をぐんぐん弄られてしまって体を仰け反らせてあられも無い声を上げるしかできない。待って、待って。
そうだ。この人だって男の子だから。
これ、マジでくわれる。
****
指が抜かれてひくつくアナルにルエリアのちん……ペニスの先端がちゅっちゅっとつついてくる。
上の口も下の口もちゅっちゅされてる。なにこれ気持ちい、溶けそう。好き。
「はぁ、良いか?」
「はっーはっー、手、ぎゅってして」
ぎゅうと指を絡めるようにシーツに縫い付けられる。同じ体温だ。前からぎゅってしたかったから、うれしい。安心する。でも足りない。
「っ、ちゅう、も」
「舌を」
いわれたままに舌を出すとぱくりと食べられてちゅうっと吸われて舌がびりびりして気持ちいい。
「ちゅっ、んっ、ぷはっ、すき、いいよ、」
痺れた舌で唇をなでるとずぷんっ、と中に、はいって来た。
「~~ーーぁッ♡」
浅い所をぬこぬこされてきゅうきゅうしてしまうお腹の中をじわじわ崩していかれる。
「も、うごいちゃっ♡っひぁ♡あっ♡あぁっ♡」
いつもゆっくりなくせに、なんで入ってすぐにちゅぷちゅぷしちゃうの。
「はぁっ痛い、か?」
「わっ、かんないぃ♡あっ♡すきっ♡すきっ♡」
「Q」
「んっ♡アッひぁっ、ぐんって、来ちゃっ」
「っは、愛らしい」
吐息混じりのセリフに体に甘い痺れが走る。
「ぁああっ♡もっと、もっとゆっくり、」
「もっとしよう」
話は最後まで聞いて……っあ♡
なにこれ、きもちい?これきもちいってこと?
わかんない。わかんないからもっとしてほしい。でもずんずんされてじゅぷじゅぷ音が響いてるのに痛いとか気持ちいいとか分かんない。きっと脳がついに溶けてしまったんだ。
もう、すきってことしかわかんない。
ぱたぱたとルエリアの汗が落ちて体の中にじわじわ浸透していくのも、どうしてか分からないけど背筋がぞくぞくしてもっと欲しくなる。
「っ♡ッあァ♡きちゃうっ♡きてるっ♡なんか、きてるからァッ♡」
「んっ」
ずんずんずんずんとさっきより深い所を撫でられて、前立腺もまとめてすりすりされる。わかんないけど、たぶんきもちいんだと思う。
ぞわぞわびくびく来て、大きくびくんっと体を震わせるときゅうきゅう締め付けてしまったみたいで甘く息を吐かれて。
それにも興奮して、腰を足で抱き締めてしまう。それが、奥への侵入を手助けしてしまったようで。
これ以上入らないのにとんとんされてる。
「んっアッ♡おくっ♡おく♡こんこんしてもっ♡ないっからぁッ♡も、はいんないからっ♡」
そんなにこんこんこんこんされても、もう奥はないんだから諦めてほしい。
そんなにノックをされるともっと中に入れてあげたいけど、唇じゃないんだから開けるわけが無ーー
ぐぷんっ、
「あぁああッ♡んえっ♡なんれっ♡おくっ、おわりじゃっ!? ひあっ♡」
「はいった」
もうとっくに入ってるけど、全部入ったんだろう。
ぱんっ、と皮膚がぶつかる音でわかった。
いきどまりじゃないの、なにしたの、わけわかんない。
「あっ♡ぁあッ♡」
目がチカチカする。
おなか、いっぱいになってる気がする。ぞわぞわする。人体的に大丈夫なの、これぇ入っちゃダメなとこに入ってない?内臓、押し出されて口から出たりしない?
「ひっ♡ぁっ♡アッ♡アッ♡アッ♡」
ぱんぱんっ、と音に合わせて揺さぶられて口から意味を持たない声が溢れ出る。
わけわかんない、ちゅうしてほしい。ちゅうして、ちゅうしてって言いたいのに言葉に出来なくて、じっと唇を見るしかできない。
すごく見てたせいなのか、顔が近付いてきて、ちゅうっと喉仏を吸われた。
「そっちじゃなっ、あぁああッ♡」
ずぐんっ、と奥を貫かれて喉を仰け反らせると好機とばかりに食まれて舌で転がされてしまって。
あっ、ダメだ、性感帯になる。性感帯になっちゃう。ここが気持ちいいって勘違いしちゃうっ、
「のど、だめっ♡気持ちいくなっちゃう♡あァッ♡だめらって♡きもちいってなっちゃうからぁっ♡」
「んちゅっ、ちゅっ、はっー、ん、ちゅっ」
「むちゅうにっ、ならないれっ♡きーて、きーて♡」
話を聞いて欲しいのに、腰を動かすのと喉仏をべたべたにするのに夢中だから全然聞いてくれない。
「はっ、射精しそうだ」
「イって♡イってくださぃっ♡」
♡」
そこでやっと唇にちゅうしてくれたからきゅんきゅんしてしまう。ずこずこぱんぱん腰の動きが早くなって、奥をぐちゃぐちゃにされて。
「くっ、」
ぐんっと一番奥に叩きつけられたところで腰に回した足をぎゅってしちゃったから、お腹の奥でびゅるびゅる射精された。
「っ♡んッ♡きてぅッ♡せーし、来てるぅっ♡きてるからぁッ♡」
中に出されたのにまたじゅぷじゅぷ動いちゃうから、ぞくぞくきて、びくびく来ちゃって。
びくんってまた体が跳ねた。
「はーっ♡はーっ♡」
頭がぼんやりする。甘いしびれが残って、体がビクンと跳ねる。
あ、これもしかしてイってるってこと?イッたの?でも俺射精してない。
え、ほんとに射精しないでイけるんだ、初めて知った。
……待って俺セックスしちゃった。ルエリアとセックスしちゃったな。うん。キスを最近したばっかりなのに。
こんな昼間に、しかも学校の寮で。セックスしちゃった。昼間だけど初夜って言うのかな。
なんてくだらないこと思いながら、ルエリアをぼんやり眺める。いつ見てもキレイだな、この人は。
……ところで、いつ抜くんだろうか。
「あの、ルエリア……もう抜ーーえっぁッ♡」
じゅぷんっ、とさっきよりも水っぽい音がしてまた中をうち付けられたのを知る。
「も、おわりじゃっ♡なんれっ♡なんれぇっ♡」
じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷさっきよりも上手に抜き差しをされて、微睡みかけていた甘イキが戻ってきた。
だめだめだめだめ。2回戦とか初心者にはきついって、だめだめだめむりむりもうむりだから。
信じられない、なにしてるの。おれなにされてるの。
「そなたが射精していない」
「イった♡イったからァっ♡」
「出てない」
射精しなくてもイけちゃったんです!!!
「いったの♡いったのぉ♡ひぃァッ!」
分からずやが次は奥じゃなくて手前の方、前立腺をじゅぷじゅぷしてくる。
「遠慮しなくていい」
だめだめだめイった、てかイってるたぶんイってる。もうイってる。ずっとイってる。
気持ちいとこ、覚えるのは優秀とかっ、ほんとやめて。
「気持ち良くなってもらえるよう、頑張る」
頑張んなくていいよそんなの。そゆとこだよ、ほんと。
でも、そんな顔でそんなこと言われると、だめなんだよ。
「~~っすきぃ♡」
また射精しないでイっちゃったからルエリアは頑張ってしまうな、と思いながら俺はちゅうをせがんだ。
この後めちゃくちゃ性教育(空イキについて)した。
25日は午前中で終わるのが例年通りらしく、25日の午後からは冬休みになるので大体の生徒はその日の内に家に帰る。
兄さんも誕生日が23日なので、去年一昨年は2日遅れのパーティをしていたはずだ。フリィシュを連れていったのは見ないことにする。
だから、みんな支度をしているのに。
俺は今ルエリア様の部屋にいる。そしてめちゃくちゃキスされてる。
ど、どうしよう。
めちゃくちゃキスされてるのはこの際いいとして、なんだかすごくエッチなキスをされている気がするのもこの際いいとして。いや全然良くない。
唇を舌で撫でないで欲しい。どこで覚えてきたんですかそういうの。
唇を軽く食まれて吸いつかれているだけなのにもう割とやばいのに、開いたらもう完全に舌が入ってくるという訳で、絶対やばい。やばいって言ったらやばい。
なのに、そんなことは知らないとばかりに唇は舌で撫でられるし。頬に添えられた手がじんわり熱を持っていて熱いし。腰を引き寄せる手を外すことなんて到底できないし。
でも、だからこそ。
だからこそ、俺は口を開ける訳にはっ、
「……」
「っは、ぁっ」
そんな眉を下げられたら俺が口を開かない訳ないじゃないですかヤダー!
心無しか嬉しそうにルエリア様の薄い舌が俺の舌を絡めたり口の中を舐める。なんというか、舌で口の中を撫でてるみたいだ。
……そんなところ撫でなくていいですよ、と言いたいのに開いた口はルエリア様の口と混ざり合うだけ。
今までのキスはお利口にもちゃんと目を瞑っていたのに、お互いに目を開いてキスをする俺たちはどうしようもなく悪い子だろう。
そしてルエリア様の目が熱を帯びているせいで、それにあてられた俺の目が蕩けてしまうのは仕方がない。
うん。仕方がない。
その勢いでベッドの上に押し倒されるのも仕方がない。
そりゃあベッドの近くでキスしてたんだもんな。仕方がない。
トロリと舌と一緒に入ってきた唾液に言い知れぬ興奮を覚えてしまい、つい吸い付いて嚥下してしまっているから。そんな雛のような俺に唾液を与えやすいようにしてくれたルエリア様の120%の善意だ。
やましい意味なんて、やましい意味なんてない。はず。そう思いたい。
「……Q、」
吐息混じりに呼ばれる。
ああ、これやましい意味でしかねぇわ。
「っは……んぅっ」
離れてしまった唇が名残惜しげに作った銀の糸を辿ってルエリア様の唇を迎えに行ってしまう辺り俺も同罪だ。
俺だって男の子ですから、好きな子からこんなキスをされてしまっては勃ってしまうのは仕方がないという言い訳をさせてくれ。
「ルエリアさま、」
「様?」
「ル、ルエリア……」
馬乗りになっているルエリアさ……ルエリアがジッと俺を見ている。
すっかり勃ってしまっているからドレスを脱ぎたい。
ルエリアの唇にも舌にも俺の口紅がついてしまっているから今からでも化粧を落としたい。
でも、化粧も完全に落としてしまってドレスも着ていない俺をルエリアに見せたことがない。
……どうしよう。
俺は確かにすっぴんでもかわいいけど、かわいいけども。
骨格はどうしてもかわいくない。
というか勃ってる時点でかわいくないと思う。
息苦しいだろうと思ったのか、チョーカーを外してくれようとしているルエリアの手を取る。
だってその先は完全に男の子だ。
「……嫌か?」
嫌な訳が無い。
「……ルエリア、俺、男の子だから、」
「知っている」
「割と、ちゃんと男の子だから」
「うん」
「……かわいくないと、思うけど、」
弱々しく言葉を吐き出すと、ルエリアはキョトンとした。
何故。どこら辺でキョトンとする所があった。
この人、男女の人体の作りの違い分かってるよね?分かってないとかないよね?
「あの……ひうっ!?」
チョーカーを解かれて、喉を舐められた。
「えっ、何してっ、」
もう一度ペロリと舐め上げられ、お目当ての物を見つけたとばかりにそこだけキスをされて、吸われて食まれる。
そう、喉仏だ。
「なんっ、そ、んなとこっ」
そんなところ舐めないでください、というフレーズがまさか喉仏を舐められて使う日が来るとは思わなかった。
ちょっと待って、どうして俺の喉仏はこんなにも唇に蹂躙されないといけないの?
性感帯じゃないよ、性感帯じゃ無いはずだよ。喉仏舐め尽くしなんて特殊プレイの注意事項欄でも見たことないって。
「ちゅっ……はっ、可愛らしい」
「っ!」
何が!?喉仏が!?喉仏ってかわいいものだっけ。わかんない。鏡の前で今日の喉仏の状態とか見たことないからマジでわかんない。
あからさまに混乱していると、化粧が消えた感覚があった。
化粧品落とせる魔法なんてあるんだ魔法ってすごーい。なんて?
そして感動している暇もなく。
次に舐められて吸われて食まれたのは顔のエラ部分です。
「んっ、ここも可愛らしいな」
そして、骨ばった指を隠すためにしていた手袋を簡単に取ってしまったルエリアが手のひらにキスをして言うのだ。
「可愛らしい」と。
あぁあ、もうこの人は!
全くもうこの人は!本当に!
「…………ドレス、ぬがしてください」
「愛しいそなたの為なら」
「そなた?」
「愛しいQの為なら、仰せのままに」
俺の全身口に入れて可愛がりたいくせに、かっこつけないで欲しい。かっこいいから困る。
「あと、ルエリアも……脱いでください」
「私も男の体だが、良いか?」
「良いに決まってるでしょ……」
喉仏は舐めないからな。
そうして、ドレスを脱がされてしまって。ただの俺がベッドに転がっている。
恥ずかしい。めちゃくちゃ恥ずかしい。勃ったままだし。
チラッと見た感じルエリアも勃ってると、思う。
恥ずかしくて興奮してルエリアの体をジロジロ見れない俺と対照的にルエリアは俺の体をくまなく見てくる。やめれ。目線で焼ききれて死ぬわ。
「……王族って初夜とか、結婚後に仰々しくやるもんじゃないんですか」
「……初夜?」
アッまさか教えられてない!?根本的に教えられてない!?性教育を施されていらっしゃらない!?
嘘だろふざけんなよ、じゃあこれ今から初夜じゃないって可能性が有り得るのか……。
「いや待ってはっず……」
めちゃくちゃ食われる気満々でまな板に躍り出た鯉になんて残酷な現実を突き付けるんだ。
頭に?を浮かべるルエリア様の視線からなるべく逃れたくて、ぎゅうと縮こまって胎児のように丸くなる。
うん。
何度でも言うけど。俺だって男の子。初めてキスをされた辺りからセックスする可能性を考えておりましたとも。
ルエリアがセックスとか全く想像はつかなかったけれど、受け入れる側は俺だろうからって準備をしてましたとも。
途中でまだ精通もしてないのに穴を弄ってる事実に気付いて我に返って辞めようかなと思ったところで精通もしましたのでこれはこのまま準備を続けよという天啓なんだと思っておりましたとも。
そんな天啓嫌すぎるだろ、その時点で正気に戻ってくれよ過去の俺。
だからまさかこんなことを聞く日が来るとは思わなかった。
「……セックス……性行為、分かります?」
「ああ、私のをここに挿入して可愛がる」
「誰だ性教育した奴」
もしかして初夜という概念がない世界?クソゲー過ぎる。エロゲじゃないんだから婚前交渉に関してとやかく決めておけよ。
あっ、エロゲじゃないから夜系のことは無いのか。
でも王族に閏の儀とかあった方がいいと思うので今後取り決めてもらおう。
今後ね。今後。今じゃないから。
「う、受け入れる準備を、」
「任せるといい」
「任せられないんじゃなくて任せたくないんですけどもルエリアに尻の穴に指を入れられて解されるとか恥ずかしすぎて死ぬんでっ」
一息で言ったのに足を開かれ、足の間に体を滑り込まされてしまった。
「んっ、」
そしてどこからともなく現れたローションのようなものがトロリと俺の穴に触れる感触に喉が引き攣る。
なにそれローション魔法?そんな魔法いやなんですけど。
このクソゲーのせいで俺の魔法に対する夢と希望が着実に打ち砕かれてる気がするのはきっと気の所為じゃない。
「なんで、そんなとこっ、ちゅうするんで、すかぁ、」
俺の完全に男の部分をちゅっちゅしないでお願いしますから。
ダメ恥ずかしい無理
というか、まじでむり。心臓しにそう。あつい。好き。はずかしい。しにそう。好き。しぬ。むり。
「は、恥ずかしすぎて死ぬ」
「……嫌か?」
その聞き方はずるい。なんて人だ。好き。
「い、嫌じゃないですっ、嫌じゃないですけど、はずかし過ぎて死ぬ」
「大丈夫だ」
ちゅっ、とおでこにキスされましても。かっこいいだけで、ときめきが止まらないだけで。心臓うるさい。
ああ、くそ何も大丈夫じゃない。
「っ、」
ルエリアの指がツプリと当然のようにはいってくる。
とろとろとローションをちゃんと中に入れるようにふちを何度も撫でられる。
「っ、はぁっ、」
そしてほとんど入れることが出来たのだろう。指がつぷつぷと入ってきて中を撫でるように動かされる。
なにこれなにこれ何されてるの、どうして俺こんな息上がってるの。
「はぁっ、うっお尻のなか、そんな撫でないでくださっ」
「アナル」
普通逆じゃない?
「っは、アナルのなかぁ、撫でないでっ、」
「可愛らしい」
何が!?どこら辺が!?
撫でないでって言ってるのにめちゃくちゃ撫でてくるのはどうして。指を増やして撫でてくるのはどうして。
かわいいって言えばなんでも許すとでも思って……
「可愛がりたくなる」
……許す。
「……お好きに、どうぞ」
近付いてきた唇にちぅっと吸うと、指がくんっと曲げられて前立腺が暴かれた。
「っひぅ!」
びくんと体を震わせるとルエリアが目を細めてそれはもう大変嬉しそうに微笑んでくれました。
「んあッ、ひぁあっ、んんっ、」
それにつられて笑ってしまったところで前立腺をぐんぐん弄られてしまって体を仰け反らせてあられも無い声を上げるしかできない。待って、待って。
そうだ。この人だって男の子だから。
これ、マジでくわれる。
****
指が抜かれてひくつくアナルにルエリアのちん……ペニスの先端がちゅっちゅっとつついてくる。
上の口も下の口もちゅっちゅされてる。なにこれ気持ちい、溶けそう。好き。
「はぁ、良いか?」
「はっーはっー、手、ぎゅってして」
ぎゅうと指を絡めるようにシーツに縫い付けられる。同じ体温だ。前からぎゅってしたかったから、うれしい。安心する。でも足りない。
「っ、ちゅう、も」
「舌を」
いわれたままに舌を出すとぱくりと食べられてちゅうっと吸われて舌がびりびりして気持ちいい。
「ちゅっ、んっ、ぷはっ、すき、いいよ、」
痺れた舌で唇をなでるとずぷんっ、と中に、はいって来た。
「~~ーーぁッ♡」
浅い所をぬこぬこされてきゅうきゅうしてしまうお腹の中をじわじわ崩していかれる。
「も、うごいちゃっ♡っひぁ♡あっ♡あぁっ♡」
いつもゆっくりなくせに、なんで入ってすぐにちゅぷちゅぷしちゃうの。
「はぁっ痛い、か?」
「わっ、かんないぃ♡あっ♡すきっ♡すきっ♡」
「Q」
「んっ♡アッひぁっ、ぐんって、来ちゃっ」
「っは、愛らしい」
吐息混じりのセリフに体に甘い痺れが走る。
「ぁああっ♡もっと、もっとゆっくり、」
「もっとしよう」
話は最後まで聞いて……っあ♡
なにこれ、きもちい?これきもちいってこと?
わかんない。わかんないからもっとしてほしい。でもずんずんされてじゅぷじゅぷ音が響いてるのに痛いとか気持ちいいとか分かんない。きっと脳がついに溶けてしまったんだ。
もう、すきってことしかわかんない。
ぱたぱたとルエリアの汗が落ちて体の中にじわじわ浸透していくのも、どうしてか分からないけど背筋がぞくぞくしてもっと欲しくなる。
「っ♡ッあァ♡きちゃうっ♡きてるっ♡なんか、きてるからァッ♡」
「んっ」
ずんずんずんずんとさっきより深い所を撫でられて、前立腺もまとめてすりすりされる。わかんないけど、たぶんきもちいんだと思う。
ぞわぞわびくびく来て、大きくびくんっと体を震わせるときゅうきゅう締め付けてしまったみたいで甘く息を吐かれて。
それにも興奮して、腰を足で抱き締めてしまう。それが、奥への侵入を手助けしてしまったようで。
これ以上入らないのにとんとんされてる。
「んっアッ♡おくっ♡おく♡こんこんしてもっ♡ないっからぁッ♡も、はいんないからっ♡」
そんなにこんこんこんこんされても、もう奥はないんだから諦めてほしい。
そんなにノックをされるともっと中に入れてあげたいけど、唇じゃないんだから開けるわけが無ーー
ぐぷんっ、
「あぁああッ♡んえっ♡なんれっ♡おくっ、おわりじゃっ!? ひあっ♡」
「はいった」
もうとっくに入ってるけど、全部入ったんだろう。
ぱんっ、と皮膚がぶつかる音でわかった。
いきどまりじゃないの、なにしたの、わけわかんない。
「あっ♡ぁあッ♡」
目がチカチカする。
おなか、いっぱいになってる気がする。ぞわぞわする。人体的に大丈夫なの、これぇ入っちゃダメなとこに入ってない?内臓、押し出されて口から出たりしない?
「ひっ♡ぁっ♡アッ♡アッ♡アッ♡」
ぱんぱんっ、と音に合わせて揺さぶられて口から意味を持たない声が溢れ出る。
わけわかんない、ちゅうしてほしい。ちゅうして、ちゅうしてって言いたいのに言葉に出来なくて、じっと唇を見るしかできない。
すごく見てたせいなのか、顔が近付いてきて、ちゅうっと喉仏を吸われた。
「そっちじゃなっ、あぁああッ♡」
ずぐんっ、と奥を貫かれて喉を仰け反らせると好機とばかりに食まれて舌で転がされてしまって。
あっ、ダメだ、性感帯になる。性感帯になっちゃう。ここが気持ちいいって勘違いしちゃうっ、
「のど、だめっ♡気持ちいくなっちゃう♡あァッ♡だめらって♡きもちいってなっちゃうからぁっ♡」
「んちゅっ、ちゅっ、はっー、ん、ちゅっ」
「むちゅうにっ、ならないれっ♡きーて、きーて♡」
話を聞いて欲しいのに、腰を動かすのと喉仏をべたべたにするのに夢中だから全然聞いてくれない。
「はっ、射精しそうだ」
「イって♡イってくださぃっ♡」
♡」
そこでやっと唇にちゅうしてくれたからきゅんきゅんしてしまう。ずこずこぱんぱん腰の動きが早くなって、奥をぐちゃぐちゃにされて。
「くっ、」
ぐんっと一番奥に叩きつけられたところで腰に回した足をぎゅってしちゃったから、お腹の奥でびゅるびゅる射精された。
「っ♡んッ♡きてぅッ♡せーし、来てるぅっ♡きてるからぁッ♡」
中に出されたのにまたじゅぷじゅぷ動いちゃうから、ぞくぞくきて、びくびく来ちゃって。
びくんってまた体が跳ねた。
「はーっ♡はーっ♡」
頭がぼんやりする。甘いしびれが残って、体がビクンと跳ねる。
あ、これもしかしてイってるってこと?イッたの?でも俺射精してない。
え、ほんとに射精しないでイけるんだ、初めて知った。
……待って俺セックスしちゃった。ルエリアとセックスしちゃったな。うん。キスを最近したばっかりなのに。
こんな昼間に、しかも学校の寮で。セックスしちゃった。昼間だけど初夜って言うのかな。
なんてくだらないこと思いながら、ルエリアをぼんやり眺める。いつ見てもキレイだな、この人は。
……ところで、いつ抜くんだろうか。
「あの、ルエリア……もう抜ーーえっぁッ♡」
じゅぷんっ、とさっきよりも水っぽい音がしてまた中をうち付けられたのを知る。
「も、おわりじゃっ♡なんれっ♡なんれぇっ♡」
じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷさっきよりも上手に抜き差しをされて、微睡みかけていた甘イキが戻ってきた。
だめだめだめだめ。2回戦とか初心者にはきついって、だめだめだめむりむりもうむりだから。
信じられない、なにしてるの。おれなにされてるの。
「そなたが射精していない」
「イった♡イったからァっ♡」
「出てない」
射精しなくてもイけちゃったんです!!!
「いったの♡いったのぉ♡ひぃァッ!」
分からずやが次は奥じゃなくて手前の方、前立腺をじゅぷじゅぷしてくる。
「遠慮しなくていい」
だめだめだめイった、てかイってるたぶんイってる。もうイってる。ずっとイってる。
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頑張んなくていいよそんなの。そゆとこだよ、ほんと。
でも、そんな顔でそんなこと言われると、だめなんだよ。
「~~っすきぃ♡」
また射精しないでイっちゃったからルエリアは頑張ってしまうな、と思いながら俺はちゅうをせがんだ。
この後めちゃくちゃ性教育(空イキについて)した。
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純愛で終わっちゃうのかぁー妖精さんだしなぁ、でも良かったしなーと思ったら、しっかり最後の最後にご褒美があり頭パーン(*´ノi`)・:∴・:ってなっております
おかわりは幾らでもお待ちしております笑
こんなに楽しい作品を読ませて頂いて本当にありがとうございました!!!
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