439 / 755
第十六章 日ノ本編其の二 天下分け目の関ケ原にゃ~
432 日ノ本上陸にゃ~
しおりを挟む我輩は猫又である。名前はシラタマだ。王様兼ハンターではあるが、便利屋ではない。
日ノ本で行われる関ヶ原という祭りに、各国の王どもが参加したいと我が儘を言い、女王と玉藻のゴリ押しでわしに多くの仕事が生まれた。建物を作り、家具を運び、食材を掻き集め、三ツ鳥居を設置し、関ヶ原まで毎日働いた。
その結果、女王から渡された書類を見たら、物凄い金額が書かれていて驚いた。このお金は、わしの仕事の対価だとのこと。後日、各国の王が、ハンターギルドのわしの口座に振り込んでくれるようだ。
これには、リータとメイバイは褒めてくれるかと思ったが、金額に驚いていてそれどころではなく、褒めてくれなかった。でも、その夜にはめちゃくちゃ褒めてくれたから、まぁいっか。……いや、王様っぽい仕事じゃなかったけどいいのかな?
とりあえず突貫工事で関ヶ原に間に合ったので、わしと各国の王は、猫の国に設置された三ツ鳥居をドタバタと潜り抜けたのであった。
「ようこそ日ノ本へにゃ~! と、歓迎したいところだけど、三ツ鳥居の前を開けてくれにゃ~!!」
大声を出すわしのガイドで三ツ鳥居から各国の王が離れると、一緒に三ツ鳥居を潜った、メイバイ、リンリー、ワンヂェンに指示を出す。
「続々と出て来るから、すぐに三ツ鳥居の前を空けるんにゃよ~? それと、置き時計で時間も気にしてくれにゃ~」
「わかってるニャー!」
「私はしばらく、プラカードを持っていればいいのよね?」
「うちは案内係にゃ~?」
「そうにゃ。あとは頼んだにゃ~」
「「「にゃ~!」」」
三人からいい返事らしき返事をもらうと、わしは各国の王を連れて外に出る。しかし、建物から外に出ても四方八方を壁で囲まれているので、各国の王は、まだ日ノ本に着いた実感が持てないようだ。
「こっちにゃ~。わしから離れずについて来てくれにゃ~。はぐれた場合は、中央の建物に書かれた施設案内を見て、観覧場を目指してくれにゃ~」
バラバラに動こうとする各国の王を、なんとか先導するわし。先頭には、三大国の王が揃っているので、小国の王も素直に従ってくれている。中には、奇妙な生物が気になるからか、わしから目が話せない王も居るけど……
そうして建物にある大階段を上がって屋上に出ると、ようやく各国の王が実感が持てる景色が、大パノラマに広がった。
「「「「「おお~~~」」」」」
屋上からは、祭り櫓や数え切れない数の提灯、神輿や屋台が並ぶ景色が広がり、各国の王は一同に感嘆の声をあげた。
そんな中、わしは隣で呟いている女王の顔を見る。
「ここがヒノモト……」
「にゃはは。驚いているみたいだにゃ」
「ええ。ここでどれだけ離れているの?」
「さあにゃ~? ま、東の国から五千キロは離れているだろうにゃ」
「嘘みたいな距離ね……」
「にゃははは。驚く気持ちはわかるけど、それよりも楽しもうにゃ。飲み物を用意するから、くつろいでいてくれにゃ~」
わしは屋上に設置されたテーブルに、ソフトドリンクや紅茶、コーヒーやお茶菓子を次元倉庫から出して、皆を座らせる。そこでしばらく席を外す事と、望遠鏡を配布してご歓談していてくれと伝える。
各国の王の処置は終わったので、来た道を戻っていたら、ダッシュで走る従者の群れに遭遇。どうやら王様の世話をしないといけないから、案内係のリンリーを振り切って急いでいたようだ。
なので、わしは階段を指差し、転ばないように気を付けるように言って先を進む。すると、さっちゃん達、ゆっくりと歩く王族の群れに遭遇した。
「にゃ? さっちゃんが落ち着いて歩いているにゃんて珍しいにゃ~」
「行きたいけど~。お姉様が……」
「にゃはは。双子王女に止められてるんにゃ~」
「「このように王族が集まる場なら当然ですわ」」
「うぅぅ……」
どうやらさっちゃんは、双子王女のシンクロ攻撃で動けなかったようだ。ちなみに双子王女が関ヶ原に出席するので、セイボクとウンチョウが猫の街を見ていてくれている。
「まぁ双子王女も、たまにはハメを外して楽しんでくれにゃ~」
王族の群れはプラカードを掲げるリンリーの案内で先を進み、わしは三ツ鳥居に向かう。そうして三ツ鳥居に着くと、ちょうど開通したようで、次の王族組が走り込んで来た。
「出口はあっちですニャー! そのまま、走ってあちらに行ってくださいニャー!!」
「こっちにゃ~! こっちが出口ですにゃ~!!」
わしの指示通り、案内を努めるメイバイが声を張りあげ、ワンヂェンもプラカードを掲げて声を出している。その姿を見ながら、わしはメイバイのそばに寄って、三ツ鳥居から出て来る人がいなくなるのを待つ。
三ツ鳥居を通る人がいなくなれば、わしはメイバイに一声掛ける。
「お疲れ様にゃ。その調子で案内は頼むにゃ~」
「うんニャ。でも、もう少し案内係が欲しいニャー」
「わかっているにゃ。次でリータが来るから待ってるにゃ。てか、わしも急がにゃきゃ!」
メイバイと無駄話をしている暇の無いわしは、一瞬で三ツ鳥居を通り過ぎて振り返る。
「にゃんだ。まだまだ余裕があったにゃ~」
わしが三ツ鳥居が閉じるのを見ていると、リータが声を掛けて来る。
「シラタマさん。交代ですか?」
「うんにゃ。ご苦労だったにゃ~」
「では、これを……」
「あ、わしは自分の腕時計があるから、向こうで使ってくれにゃ。置時計はあるけど、何個あっても足りないにゃんて事はないからにゃ」
「そうですね。わかりました」
「それじゃあ、次、開くから準備してくれにゃ~」
次の組を呼んで整列させたら三ツ鳥居を開く。次は、どうしても連れて行きたい護衛。イサベレと兄弟もまざっていたのだが、声を掛ける事も出来ずじまいで走り抜けてしまった。
その最後にはリータと玉藻がいたので、リータが走って行くと、玉藻に一声掛ける。
「王族が暇そうにしてたら、にゃにか話をしてやってくれにゃ~」
「ああ。話したい事がいっぱいあるから事欠かぬわ!」
どうやら玉藻は、日ノ本を売り込みたいようだから、うずうずしてわしの交代を待っていたようだ。なので、一瞬で三ツ鳥居を通り抜け、姿が見えなくなった。
わしと玉藻が交代した理由は、もしものため。三ツ鳥居には膨大な魔力の補充が必要になるので、関ヶ原参加者が取り残されると、もう一度開くには莫大な魔力保有者のわしと玉藻が分かれていないと、すぐに開通できなくなるからだ。
三ツ鳥居は五分おきに開いているので、日ノ本側にいるメイバイが十分も開かなくなったと気付いたら報告を上げ、一番目の三ツ鳥居に、わしと玉藻が魔力を補充する手筈となっている。
だが、そんな杞憂は起きずに、なんとか最後のひとつを残して、最後の組となった。
最後の組は、さっちゃん2に変身したコリスとオニヒメ。護衛に雇ったヂーアイとエルフの男が二人。コリスは元の姿の巨大リスだと詰まる可能性があるので、変身させた。
エルフ組は大声で指示が出せないので、片言でも話せるリンリーを先に送って、今頃、日ノ本側での王族の護衛を玉藻と変わっているはずだ。
ちなみに護衛のエルフは、リンリーを含めた四人を要請したのだが、何故か三ツ鳥居からヂーアイが出て来たので、追い返そうとしたけどテコでも動かなかった。
まぁヂーアイは車イスだけど、エルフの里で一番強いから大目にみる。死ぬ前に里を出れたから、いい思い出になるだろうしな。まだまだ生きそうじゃけど……
最後の組が揃うと、わしはノエミに声を掛ける。
「連れて行ってあげられなくてごめんにゃ~」
「ううん。女王陛下から仰せつかっている私の仕事はこれなんだから、シラタマ君が謝る事じゃないわよ。それに、魔道具の研究も楽しいからね」
「魔道具研究もいいけど、三ツ鳥居の魔力補充を忘れないでくれにゃ~?」
「それこそ大丈夫よ。各国からいっぱい魔法使いが応援に来てくれてるのよ? あ、元々は護衛の魔法使いか」
「にゃはは。それは頼もしいにゃ。それじゃあ、わし達は行くにゃ~」
こうして最後の組のわし達が三ツ鳥居を潜ると、猫の国との道が途絶えるのであった。
「これで全員にゃ。メイバイ、リンリーとワンヂェンを呼んで来てくれにゃ~」
「はいニャー」
三ツ鳥居を潜り、メイバイがリンリー達を連れて来ると、猫の国組プラス、エルフ組の前でわしは注意事項を語る。
「いちおう日ノ本からも護衛の侍を出してもらえるけど、内部はわし達の管轄だからにゃ。王族直属の護衛も内部の警備はしてくれるけど、揉め事や予期せぬ事態があるかも知れないにゃ。その場合は、王族や玉藻からはそれなりの権限はもらっているから、力尽くで止めてくれにゃ。その時、絶対に手加減は忘れるにゃよ~?」
「「「「「にゃっ!」」」」」
わしは注意事項を説明し終えると、敬礼する皆を横目に、首を傾げながら歩き出す。
こういう場合って、「はっ!」とか「はい!」じゃね? 気の抜ける掛け声は、まだバリエーションがあったのか……てか、誰が皆に教えておるんじゃ??
犯人探しはしたいが、十中八九リータとメイバイだから、無駄な詮索はやめておいた。そうして大階段に近付くと、リータ達には観覧場に先に向かってもらう。
そこで、なんとなく作っていた急なスロープを、ヂーアイが車イスで登れるか見ていたが、誰にも押されずに余裕で登っていた。たぶんわしの作った車イスだけど、そんな機能は付けていないはず……
とりあえず、別行動をするわしは、オクタゴン中央にある塔に入る。
ここは大食堂。中は広々とした空間と、大きなテーブルが多数並んでいる。その先には、ふた手に分けれたオープンキッチン。右手側に日ノ本の料理人が作業をしている姿があり、左手側には猫の国や他国の料理人が作業をしている姿がある。
いい匂いの漂う中をわしは進み、左手側のキッチンに近付くと、見知った人物に声を掛ける。
「料理長、エミリ。お疲れ様にゃ~」
二人は……いや、多国籍料理人、十数人は昨夜前乗りし、料理の準備をしてくれている。日ノ本の料理だけにしよかと考えていたが、王族から不満が出る可能性があるので、いろんな国の料理をビュッフェ形式で食べれるように変更したのだ。
余ったら、わしの次元倉庫行きなので、いくら作ってくれてもかまわない。いや、これはわしのピンハネ分なので、いっぱい作って欲しいものだ。うちには腹をすかせたコリスとオニヒメがいるからな。別に困窮していないけど……
「猫さん! お疲れ様です」
わしが声を掛けると、東の国の料理長は手が離せないからか、エミリをこちらに寄越した。
「キッチンの使い勝手はどうにゃ?」
「いつもと勝手が違いますけど、皆さん、いつものキッチンより使い勝手がいいと言っています。さすが猫さんですね!」
「にゃはは。張り切って作ってよかったにゃ~。食材が足りなくにゃったら、いつでも言ってくれにゃ。肉にゃら腐るほどあるからにゃ」
「地下の冷蔵庫を見ましたけど、足りなくなる事があるのですか? 高級肉が大量にありましたよ?」
「さあにゃ~? わしも適当に入るだけ出したから、一日の消費量を見て、報告してくれたら助かるにゃ」
「わかりました!」
エミリから準備状況を聞くと、日ノ本の料理人からも状況を確認。どちらもやや遅れ気味だったが、観覧場に顔を出すと王族達は話が弾んでいるので、不満を言って来る者はコリスしかいないだろう。
とりあえずコリス用に高級肉の串焼きを多目に出しておいて、王族達にはお茶菓子の追加。玉藻の演説を熱心に聞く王族の間に入り、エルフの里の者も紹介する。
もちろん珍しい種族なので、玉藻の話に飽きている者は、ヂーアイの元へと話を聞きに行った。王族には念話の入った魔道具を渡しているし、エルフ組には念話を教えておいたので、言葉が通じなくても喋る事に困らないだろう。
まだ関ヶ原は始まっていないのに、熱気の凄い王族達に、わしは注目を集めて宣言する。
『もう夕刻にゃんで、そろそろ夕食にしましょうにゃ。リータ、メイバイ、先導してやってくれにゃ~』
「はい!」「はいニャー!」
リータとメイバイがプラカードを持って階段に向かうと、ぞろぞろと大移動。わしは最後尾を歩き、はぐれる者が居ないかを監視する。
そうして食堂に入り、各国の従者から人数確認を聞くと、また注目を集めて食堂の使い方を説明する。
『右手は日ノ本、左手は多国籍料理が用意されていますにゃ。食べたい料理を取って、適当に食べてくださいにゃ。では、前夜祭の始まりにゃ~』
前夜祭の内容は、ただの食の交流。護衛や従者は日本料理コーナーへと我先に走り、各国の王族の前に日本料理が揃うのであった。
0
あなたにおすすめの小説
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
目立ちたくない召喚勇者の、スローライフな(こっそり)恩返し
gari@七柚カリン
ファンタジー
突然、異世界の村に転移したカズキは、村長父娘に保護された。
知らない間に脳内に寄生していた自称大魔法使いから、自分が召喚勇者であることを知るが、庶民の彼は勇者として生きるつもりはない。
正体がバレないようギルドには登録せず一般人としてひっそり生活を始めたら、固有スキル『蚊奪取』で得た規格外の能力と(この世界の)常識に疎い行動で逆に目立ったり、村長の娘と徐々に親しくなったり。
過疎化に悩む村の窮状を知り、恩返しのために温泉を開発すると見事大当たり! でも、その弊害で恩人父娘が窮地に陥ってしまう。
一方、とある国では、召喚した勇者(カズキ)の捜索が密かに行われていた。
父娘と村を守るため、武闘大会に出場しよう!
地域限定土産の開発や冒険者ギルドの誘致等々、召喚勇者の村おこしは、従魔や息子(?)や役人や騎士や冒険者も加わり順調に進んでいたが……
ついに、居場所が特定されて大ピンチ!!
どうする? どうなる? 召喚勇者。
※ 基本は主人公視点。時折、第三者視点が入ります。
転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜
上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】
普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。
(しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます)
【キャラクター】
マヤ
・主人公(元は如月真也という名前の男)
・銀髪翠眼の少女
・魔物使い
マッシュ
・しゃべるうさぎ
・もふもふ
・高位の魔物らしい
オリガ
・ダークエルフ
・黒髪金眼で褐色肌
・魔力と魔法がすごい
【作者から】
毎日投稿を目指してがんばります。
わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも?
それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。
億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。
彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。
四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?
道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!
気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?
※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる