アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~

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第二十ニ章 アメリカ大陸編其の一 アメリカ横断ウルトラ旅行にゃ~

635 王様は大変にゃ~

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 城にある議会場に潜入したわしは、影にひそんで移動を繰り返している。
 この議会場は、横長のテーブルと椅子が数十個も扇状に並び、正面にある壇上を見上げる作りとなっている。その壇上には玉座が設けられ、王冠を被った金髪の人物が鎮座し、議員の話を聞いていた。
 わしはテーブルの下の影にもぐり、時には足に触れないように影から出たりして、壇上が見やすい位置まで移動して影にひそむ。

 アレが王様か? 意外と若い……たぶん20代前半ぐらいじゃろう。その他の出席者は、太っ腹そうな……いや、腹黒そうなシジイばっかりなのに、あんな若僧で大丈夫か?

 わしは影の中から見える範囲をキョロキョロ確認していたが、議会はとっくに始まっていたので耳を傾ける。

 おいおいおい。こいつらマジか……もう東の国と戦争する事を考えておるぞ? お前らじゃ、まず海を越えられん。あんな手漕ぎのボートって、クルーザーの事を言っておるのか? たしかに動力は無いけど、手で漕いで渡れるわけがなかろう。
 ……あ、まともな人も居る。でも、沖にある母船を乗っ取るって、そんなもんないぞ? 的外れな事を言っておるわい。ちょっと笑ってしまいそうじゃから、黙ってくれんかのう。プププ……

 てかさ~……まずは友好的にする事を考えないの? こいつらの頭の中は、マジでどうなっておるんじゃ。
 王様は……なんか頷いているだけじゃな。国のトップなんじゃから止めろよ。わしでもこんな事を言っていたら止めるぞ。

 わしは太った老人達の話をツッコミながら聞いていたら、また大それた事を言い出した。

 東の国を植民地にするじゃと? アホかこいつらは……どこにあるかもわからん国を植民地に出来るか! 特使を人質に取っても母船は無いから来ないわ!!
 それに一万人の兵で東の国に勝てるわけがあるまい。たしかに銃は強いから善戦するとは思うけど、銃弾の補給はどうするんじゃ? 尽きたら終わりじゃぞ??
 そもそも東の国に上陸ポイントなんて無い。運よく大西洋を越えても、森は真っ黒。獣に殺されて終わりじゃ。せめてビーダール側から上陸しないとな。アイラーバにケンカ売ったら全滅するゾウ? ゾウだけに……おもんなっ!

 自分のボケが太った老人達のボケより面白くないと肩を落としていたら、耳を疑う発言が聞こえて来た。

 こいつら……リータ達を奴隷にしようとしておる……。わしの家族に手を出したら殺す! ……殺されるぞ? よくよく考えたら、わしが手を出さなくても、こいつらが死ぬ未来しか見えない。やめておけよ~?
 てか、イサベレだけは、教皇が欲しがってるってどうしてなんじゃろう? たしかに美人じゃけど……あ、お前らも性奴隷で欲しかったのですか。その他をもらう事で落ち着いたのですか。何しれっと分け前の話をしとるんじゃ!!

 グヒグヒ笑う太った老人達をいきどおって見ていたら、わしが聞いているとは知らずにこれからの作戦の話し合いを始めたので、全て聞いてやった。

 ほ~う……これからそんな事をしようとしておるのか。忍びが居るのに、ご苦労なこって。
 おっと。多数決が始まった。賛成している奴は、出来るだけ顔を覚えておこう。


 東の国植民地計画と名付けられた作戦は、およそ八割方の賛成で決定となったようで、わしは頑張って顔を覚えようとしたが、諦めた。しかし賛成の八割全員デブジジイだったので、もうこれでいいやと納得する。

 議会はこれで終了だとわしは思ったが、議長が国王に、議決に対しておうかがいを立て始めた。

「陛下。議論は尽くし、このように決まりました。命令をば、発令してください」

 あ~。なるほど。議会ってのは、王様のご意見番ってところか。多数決でも、王様が決定しない事には、発令は無理なんじゃな。賢明な王ならば、これを蹴ると思うけど……どうなるかな?

 壇上に議員の視線が集まると、国王は頷いて口を開く。

「せっかく生き残りが居ると知れたのだ。ここは友好的に接して行こうではないか」

 おっ! ちゃんとしておる! まぁこう出るのが普通の対応じゃろう。

 わしは国王の発言にウンウン頷いていたが、賛同している議員は二割程度なので、議会は紛糾した。

「議会の決定を軽く見られておるのですか!」
「お兄様なら即座に決定しておられましたぞ!」
「この国は奴隷なしには運営できないとわからないのですか!」
「お父上が泣いておられますぞ!」

 口調は丁寧だが、一様に国王を非難する声が大多数。約三分ほど罵声が飛び交っていたが、公爵や侯爵と名乗るデブジジイが立ち上がると、ピタリと止まった。

「まぁまぁ。まだ即位してから一年なのですから、国の運営の仕方なんてわからないのでしょう」
「ですな。我等が支えてやらねばなりません」
「我々は陛下の為、しいては民の為に助言しているのですぞ。民は困窮しています。いまのままでは、反乱が起きるのは目に見えています」
「国の財政が悪いのはご存じですよね? 東の国を落とせば、民が潤うのです。こんな千載一遇のチャンスはありません」
「これだけの賢人が知恵を合わせたのです。間違いなどありません」
「それに議会の決定を覆した事は、議会が発足してから一度もないのですぞ。それこそ、議会が正しいとの証明となるでしょう」
「王家が存続しているのも、この議会のおかげと言っても過言ではありません」
「王家がいまも豪華な暮らしが出来るのも、我等貴族が納める税金あってのものということも、お忘れなく……」

 公爵と侯爵はペラペラと饒舌じょうぜつに語りながら壇上の前に立つと、声を揃える。

「「陛下……ご決断を」」

 途中まではもっともらしい事を言ってたけど、最後のはただの脅しじゃね? てか、ジジイども、王様を睨み過ぎ!
 そんなに嫌いなら、王家なんて排除したらいいのに……ま、狸ジジイは国を裏から操りたいってことかな?

「わかった……その代わりだ。被害は最小限にしろ」
「「はっ!!」」

 国王が悔しそうな声で命令を下すと、公爵と侯爵はいい返事をしたが、振り向いた瞬間ニヤリと笑うのであった。

 あ~……負けちゃった。正しいのは王様のほうなのに、数には勝てんか。議会が強すぎるのも考えものじゃな。
 でも、デブジジイ二人は、気持ち悪い顔で笑うな~。その顔を王様のあんちゃんにも見せてやれよ。絶対、全ての意見は却下になるぞ。
 おっと。あんちゃんから退出するみたいじゃ。


 国王が立ち上がって壇上を下りている間に、わしは予想の進路にある影に身を潜める。そうして目の前で影が重なった瞬間に国王の影に乗り移ってあとを追う。
 国王はお供を連れて歩き、しばらくしたら、朝にわしの確認した玉座の間で止まった。

「少し一人になりたい。誰も通すな」
「はっ!」

 お供の男に声を掛けた国王は一人で部屋に入り、玉座に向かって歩いて行く。

 なんじゃ。もうお昼を大きく回っているから食堂に行くと思っていたのに……腹へったのう。
 影の中では次元倉庫を使えないんじゃから、早く食堂に行ってくれ。うまいもんでもあったらちょっとわけてもらいたいんじゃ。

 わしが国王のランチメニューは何なのかと考えていたら、国王は急に大声を出す。

「くそぉぉ~~~!!」

 うお! びっくりした~。急にどうしたんじゃ??

 わしが目を戻したら、国王は玉座を蹴って王冠を叩き付けようとした。しかし、すんでの所で踏み留まって、体を捻りながら玉座にドサッと腰を下ろした。

「チッ……あのブタども……何が国民の為だ……お前らのエサの為だろうが……ブヒブヒブヒブヒ発情しやがって……」

 意外と口の悪い奴じゃな。わしと大違いじゃ。……わし、こんな酷い言葉、使った事ないじゃろ??

 自分の事は棚に上げ、国王が他にも喋らないかと耳を澄ましていたら、独り言はピタリと止まってしまった。

 あら~。もっと面白い事を言うかと思っていたのに、冷静になってしもうた。こいつはまともそうじゃし、ちょっと声を掛けてみようか。

 わしは玉座の後ろに回って影から出ると、遠くにある柱まで一瞬で移動してから姿を現す。

「タヌキ? ……いや、猫か。いつの間に迷い込んだんだ??」

 まずは茶色の猫のまま近付いて様子見。タヌキ発言で首を横に振ってしまったが、そんなに怪しまれずに国王の目の前まで近付けた。
 そこでなんとなく「にゃ~ん」と猫撫で声を出してお座り。すると国王は、わしに話し掛けて来た。

「お前ぐらいだな。俺に平伏してくれるのは……フフ……猫しか手懐けられないとは情けない……」

 そこからは、ツクヨミに負けず劣らずの愚痴の嵐。
 元国王の父親と、その次に継いだ兄が立て続けに病で亡くなり、自分が継ぐしかなかったこと。母と祖父母は浪費家で家計が苦しいこと。そのせいで貴族や商人に借金があること。
 自分は贅沢せずに質素な食事で乗り切っていること。貴族はまったく言う事をきかないこと。等々……

「見合い見合い見合い……雌ブタばかり押し付けやがって……俺と同じ種族に見えるのか? 人間を連れて来い!!」

 さらには……まだまだ続くので割愛。

 猫に対してすんごい喋って来る人だなとたじたじになっていたわしであったが、さすがにうっとうしく……かわいそうになって来たので、念話を繋いで慰めてあげる。

「うっさいにゃ! 一回黙れにゃ!!」
「はひ!?」

 いや、やっぱりうっとうしいので怒鳴り付けてやった。国王も急に怒鳴られたものだから、変な声を出してキョロキョロしている。

「こっちにゃ。こっち」

 ちょっと言い過ぎたかと思い、自分を指差しながら声を掛けたら、国王はわしに目を合わせた。

「猫が……」
「そうにゃ。わしにゃ。いまは魔法で脳内に語り掛けているにゃ」
「へ~~~。猫が魔法をね~~~……。猫が魔法だと!?」
「だからうっさいにゃ~。深呼吸して落ち着けにゃ~」

 わしに諭された国王は深呼吸して気持ちを落ち着かせるが、わしと目を合わせる度に深呼吸をやり直し、咳き込んで涙目になっていた。

「もういいにゃろ? いい加減にしにゃいと過呼吸で倒れるにゃ~」
「猫が難しいことを言っている……」

 ここでなんとか話を聞く体勢になったように見えたので、自己紹介をしてみる。

「わしはシラタマと申すにゃ。東の国の特使、イサベレ様の部下にゃ~」
「猫が特使の部下……」
「いまは仮の姿にゃ。本当は人間にゃから、猫のことは忘れてくれにゃ」
「猫が人間??」
「一旦、猫から離れようにゃ。特使の部下にゃら、普通に話をしたほうがいいにゃろ?」
「あ、ああ……ゴホンッ!」

 国王はまだ納得のいく顔はしていないけど、咳払いしてから自己紹介を始めるのだが……

はアメリヤ王国、国王。ジョージ・フレデリック・アーネスト・アルバート・オーガスタス・クリスチャン・エドワード・アンドルー・パトリック・デイヴィッドである」
「も……もう一回言ってくれにゃ??」
「ジョージ・フレデリック・アーネスト・アルバート・オーガスタス・クリスチャン・エドワード・アンドルー・パトリック・デイヴィッドだが……」
「覚えられるわけないにゃ~~~!!」

 国王のあまりに長いミドルネームを聞いて、今度はわしが心を乱されるのであったとさ。
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