645 / 755
第二十ニ章 アメリカ大陸編其の一 アメリカ横断ウルトラ旅行にゃ~
635 王様は大変にゃ~
しおりを挟む城にある議会場に潜入したわしは、影に潜んで移動を繰り返している。
この議会場は、横長のテーブルと椅子が数十個も扇状に並び、正面にある壇上を見上げる作りとなっている。その壇上には玉座が設けられ、王冠を被った金髪の人物が鎮座し、議員の話を聞いていた。
わしはテーブルの下の影に潜り、時には足に触れないように影から出たりして、壇上が見やすい位置まで移動して影に潜む。
アレが王様か? 意外と若い……たぶん20代前半ぐらいじゃろう。その他の出席者は、太っ腹そうな……いや、腹黒そうなシジイばっかりなのに、あんな若僧で大丈夫か?
わしは影の中から見える範囲をキョロキョロ確認していたが、議会はとっくに始まっていたので耳を傾ける。
おいおいおい。こいつらマジか……もう東の国と戦争する事を考えておるぞ? お前らじゃ、まず海を越えられん。あんな手漕ぎのボートって、クルーザーの事を言っておるのか? たしかに動力は無いけど、手で漕いで渡れるわけがなかろう。
……あ、まともな人も居る。でも、沖にある母船を乗っ取るって、そんなもんないぞ? 的外れな事を言っておるわい。ちょっと笑ってしまいそうじゃから、黙ってくれんかのう。プププ……
てかさ~……まずは友好的にする事を考えないの? こいつらの頭の中は、マジでどうなっておるんじゃ。
王様は……なんか頷いているだけじゃな。国のトップなんじゃから止めろよ。わしでもこんな事を言っていたら止めるぞ。
わしは太った老人達の話をツッコミながら聞いていたら、また大それた事を言い出した。
東の国を植民地にするじゃと? アホかこいつらは……どこにあるかもわからん国を植民地に出来るか! 特使を人質に取っても母船は無いから来ないわ!!
それに一万人の兵で東の国に勝てるわけがあるまい。たしかに銃は強いから善戦するとは思うけど、銃弾の補給はどうするんじゃ? 尽きたら終わりじゃぞ??
そもそも東の国に上陸ポイントなんて無い。運よく大西洋を越えても、森は真っ黒。獣に殺されて終わりじゃ。せめてビーダール側から上陸しないとな。アイラーバにケンカ売ったら全滅するゾウ? ゾウだけに……おもんなっ!
自分のボケが太った老人達のボケより面白くないと肩を落としていたら、耳を疑う発言が聞こえて来た。
こいつら……リータ達を奴隷にしようとしておる……。わしの家族に手を出したら殺す! ……殺されるぞ? よくよく考えたら、わしが手を出さなくても、こいつらが死ぬ未来しか見えない。やめておけよ~?
てか、イサベレだけは、教皇が欲しがってるってどうしてなんじゃろう? たしかに美人じゃけど……あ、お前らも性奴隷で欲しかったのですか。その他をもらう事で落ち着いたのですか。何しれっと分け前の話をしとるんじゃ!!
グヒグヒ笑う太った老人達を憤って見ていたら、わしが聞いているとは知らずにこれからの作戦の話し合いを始めたので、全て聞いてやった。
ほ~う……これからそんな事をしようとしておるのか。忍びが居るのに、ご苦労なこって。
おっと。多数決が始まった。賛成している奴は、出来るだけ顔を覚えておこう。
東の国植民地計画と名付けられた作戦は、およそ八割方の賛成で決定となったようで、わしは頑張って顔を覚えようとしたが、諦めた。しかし賛成の八割全員デブジジイだったので、もうこれでいいやと納得する。
議会はこれで終了だとわしは思ったが、議長が国王に、議決に対してお伺いを立て始めた。
「陛下。議論は尽くし、このように決まりました。命令をば、発令してください」
あ~。なるほど。議会ってのは、王様のご意見番ってところか。多数決でも、王様が決定しない事には、発令は無理なんじゃな。賢明な王ならば、これを蹴ると思うけど……どうなるかな?
壇上に議員の視線が集まると、国王は頷いて口を開く。
「せっかく生き残りが居ると知れたのだ。ここは友好的に接して行こうではないか」
おっ! ちゃんとしておる! まぁこう出るのが普通の対応じゃろう。
わしは国王の発言にウンウン頷いていたが、賛同している議員は二割程度なので、議会は紛糾した。
「議会の決定を軽く見られておるのですか!」
「お兄様なら即座に決定しておられましたぞ!」
「この国は奴隷なしには運営できないとわからないのですか!」
「お父上が泣いておられますぞ!」
口調は丁寧だが、一様に国王を非難する声が大多数。約三分ほど罵声が飛び交っていたが、公爵や侯爵と名乗るデブジジイが立ち上がると、ピタリと止まった。
「まぁまぁ。まだ即位してから一年なのですから、国の運営の仕方なんてわからないのでしょう」
「ですな。我等が支えてやらねばなりません」
「我々は陛下の為、しいては民の為に助言しているのですぞ。民は困窮しています。いまのままでは、反乱が起きるのは目に見えています」
「国の財政が悪いのはご存じですよね? 東の国を落とせば、民が潤うのです。こんな千載一遇のチャンスはありません」
「これだけの賢人が知恵を合わせたのです。間違いなどありません」
「それに議会の決定を覆した事は、議会が発足してから一度もないのですぞ。それこそ、議会が正しいとの証明となるでしょう」
「王家が存続しているのも、この議会のおかげと言っても過言ではありません」
「王家がいまも豪華な暮らしが出来るのも、我等貴族が納める税金あってのものということも、お忘れなく……」
公爵と侯爵はペラペラと饒舌に語りながら壇上の前に立つと、声を揃える。
「「陛下……ご決断を」」
途中まではもっともらしい事を言ってたけど、最後のはただの脅しじゃね? てか、ジジイども、王様を睨み過ぎ!
そんなに嫌いなら、王家なんて排除したらいいのに……ま、狸ジジイは国を裏から操りたいってことかな?
「わかった……その代わりだ。被害は最小限にしろ」
「「はっ!!」」
国王が悔しそうな声で命令を下すと、公爵と侯爵はいい返事をしたが、振り向いた瞬間ニヤリと笑うのであった。
あ~……負けちゃった。正しいのは王様のほうなのに、数には勝てんか。議会が強すぎるのも考えものじゃな。
でも、デブジジイ二人は、気持ち悪い顔で笑うな~。その顔を王様のあんちゃんにも見せてやれよ。絶対、全ての意見は却下になるぞ。
おっと。あんちゃんから退出するみたいじゃ。
国王が立ち上がって壇上を下りている間に、わしは予想の進路にある影に身を潜める。そうして目の前で影が重なった瞬間に国王の影に乗り移ってあとを追う。
国王はお供を連れて歩き、しばらくしたら、朝にわしの確認した玉座の間で止まった。
「少し一人になりたい。誰も通すな」
「はっ!」
お供の男に声を掛けた国王は一人で部屋に入り、玉座に向かって歩いて行く。
なんじゃ。もうお昼を大きく回っているから食堂に行くと思っていたのに……腹へったのう。
影の中では次元倉庫を使えないんじゃから、早く食堂に行ってくれ。うまいもんでもあったらちょっとわけてもらいたいんじゃ。
わしが国王のランチメニューは何なのかと考えていたら、国王は急に大声を出す。
「くそぉぉ~~~!!」
うお! びっくりした~。急にどうしたんじゃ??
わしが目を戻したら、国王は玉座を蹴って王冠を叩き付けようとした。しかし、既の所で踏み留まって、体を捻りながら玉座にドサッと腰を下ろした。
「チッ……あのブタども……何が国民の為だ……お前らのエサの為だろうが……ブヒブヒブヒブヒ発情しやがって……」
意外と口の悪い奴じゃな。わしと大違いじゃ。……わし、こんな酷い言葉、使った事ないじゃろ??
自分の事は棚に上げ、国王が他にも喋らないかと耳を澄ましていたら、独り言はピタリと止まってしまった。
あら~。もっと面白い事を言うかと思っていたのに、冷静になってしもうた。こいつはまともそうじゃし、ちょっと声を掛けてみようか。
わしは玉座の後ろに回って影から出ると、遠くにある柱まで一瞬で移動してから姿を現す。
「タヌキ? ……いや、猫か。いつの間に迷い込んだんだ??」
まずは茶色の猫のまま近付いて様子見。タヌキ発言で首を横に振ってしまったが、そんなに怪しまれずに国王の目の前まで近付けた。
そこでなんとなく「にゃ~ん」と猫撫で声を出してお座り。すると国王は、わしに話し掛けて来た。
「お前ぐらいだな。俺に平伏してくれるのは……フフ……猫しか手懐けられないとは情けない……」
そこからは、ツクヨミに負けず劣らずの愚痴の嵐。
元国王の父親と、その次に継いだ兄が立て続けに病で亡くなり、自分が継ぐしかなかったこと。母と祖父母は浪費家で家計が苦しいこと。そのせいで貴族や商人に借金があること。
自分は贅沢せずに質素な食事で乗り切っていること。貴族はまったく言う事をきかないこと。等々……
「見合い見合い見合い……雌ブタばかり押し付けやがって……俺と同じ種族に見えるのか? 人間を連れて来い!!」
さらには……まだまだ続くので割愛。
猫に対してすんごい喋って来る人だなとたじたじになっていたわしであったが、さすがにうっとうしく……かわいそうになって来たので、念話を繋いで慰めてあげる。
「うっさいにゃ! 一回黙れにゃ!!」
「はひ!?」
いや、やっぱりうっとうしいので怒鳴り付けてやった。国王も急に怒鳴られたものだから、変な声を出してキョロキョロしている。
「こっちにゃ。こっち」
ちょっと言い過ぎたかと思い、自分を指差しながら声を掛けたら、国王はわしに目を合わせた。
「猫が……」
「そうにゃ。わしにゃ。いまは魔法で脳内に語り掛けているにゃ」
「へ~~~。猫が魔法をね~~~……。猫が魔法だと!?」
「だからうっさいにゃ~。深呼吸して落ち着けにゃ~」
わしに諭された国王は深呼吸して気持ちを落ち着かせるが、わしと目を合わせる度に深呼吸をやり直し、咳き込んで涙目になっていた。
「もういいにゃろ? いい加減にしにゃいと過呼吸で倒れるにゃ~」
「猫が難しいことを言っている……」
ここでなんとか話を聞く体勢になったように見えたので、自己紹介をしてみる。
「わしはシラタマと申すにゃ。東の国の特使、イサベレ様の部下にゃ~」
「猫が特使の部下……」
「いまは仮の姿にゃ。本当は人間にゃから、猫のことは忘れてくれにゃ」
「猫が人間??」
「一旦、猫から離れようにゃ。特使の部下にゃら、普通に話をしたほうがいいにゃろ?」
「あ、ああ……ゴホンッ!」
国王はまだ納得のいく顔はしていないけど、咳払いしてから自己紹介を始めるのだが……
「余はアメリヤ王国、国王。ジョージ・フレデリック・アーネスト・アルバート・オーガスタス・クリスチャン・エドワード・アンドルー・パトリック・デイヴィッドである」
「も……もう一回言ってくれにゃ??」
「ジョージ・フレデリック・アーネスト・アルバート・オーガスタス・クリスチャン・エドワード・アンドルー・パトリック・デイヴィッドだが……」
「覚えられるわけないにゃ~~~!!」
国王のあまりに長いミドルネームを聞いて、今度はわしが心を乱されるのであったとさ。
1
あなたにおすすめの小説
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
目立ちたくない召喚勇者の、スローライフな(こっそり)恩返し
gari@七柚カリン
ファンタジー
突然、異世界の村に転移したカズキは、村長父娘に保護された。
知らない間に脳内に寄生していた自称大魔法使いから、自分が召喚勇者であることを知るが、庶民の彼は勇者として生きるつもりはない。
正体がバレないようギルドには登録せず一般人としてひっそり生活を始めたら、固有スキル『蚊奪取』で得た規格外の能力と(この世界の)常識に疎い行動で逆に目立ったり、村長の娘と徐々に親しくなったり。
過疎化に悩む村の窮状を知り、恩返しのために温泉を開発すると見事大当たり! でも、その弊害で恩人父娘が窮地に陥ってしまう。
一方、とある国では、召喚した勇者(カズキ)の捜索が密かに行われていた。
父娘と村を守るため、武闘大会に出場しよう!
地域限定土産の開発や冒険者ギルドの誘致等々、召喚勇者の村おこしは、従魔や息子(?)や役人や騎士や冒険者も加わり順調に進んでいたが……
ついに、居場所が特定されて大ピンチ!!
どうする? どうなる? 召喚勇者。
※ 基本は主人公視点。時折、第三者視点が入ります。
転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜
上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】
普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。
(しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます)
【キャラクター】
マヤ
・主人公(元は如月真也という名前の男)
・銀髪翠眼の少女
・魔物使い
マッシュ
・しゃべるうさぎ
・もふもふ
・高位の魔物らしい
オリガ
・ダークエルフ
・黒髪金眼で褐色肌
・魔力と魔法がすごい
【作者から】
毎日投稿を目指してがんばります。
わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも?
それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。
億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。
彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。
四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?
道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!
気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?
※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる