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01 勇者召喚
005
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「それより、勇者を仲間にする、もっと効果的な方法があるわよ」
テレージアは意地悪そうな声で話すので、魔王はまた変な事を思い付いたのかと苦笑いで質問する。
「それはなんですか?」
「勇者が好きなのはサシャって人でしょ? 偶然魔王は、サシャにそっくりなんだから、勇者を口説き落とせばいいのよ!」
「え……」
「魔族の為に、それぐらいできるでしょ?」
テレージアの質問に、真っ先に異を唱えたのは四天王のおっさん三人。
「それはダメだ! 魔王様は、おら達のアイドルだ~」
「そうだ! どこの馬の骨かわからん奴に魔王様をくっつけるなんてできない!」
「ファンクラブ、ゼロ番の私も強く反対します!」
うん。魔王は家臣に愛されているみたいだ。それも角度の違った愛され方で……
「そうでもしないと、勇者はここに残ってくれないわよ? 魔族が滅びていいの?」
魔王はテレージアの質問に、目を閉じて考える。そして答が出ると、立ち上がって大きな声を出す。
「私がどんな手を使ってでも、勇者様を引き止めてみせます!」
「「「魔王様!!」」」
「魔族を救う為に、魔王の私が犠牲になるのは当然です。それに、役に立てて嬉しいです!」
四天王の叫びを遮ると、魔王は優しく微笑む。すると三人は涙ぐみ、言葉を失うのであった。
「それじゃあ、作戦会議よ」
テレージアが音頭をとって話し合いをするが、声を出すのは魔王とテレージアしかいなく、たいした作戦を決める事ができずに勇者を交えた夕食となった。
「では、勇者様。我が魔界で作られた自慢の野菜料理をご賞味ください」
「……ああ。いただきます」
勇者は皆の目を気にしながら食事に手を伸ばす。何故、気になっているかと言うと、四天王の三人が、結婚の挨拶に来た男を睨み殺さんばかりに見るお父さんの如く、睨んでいたからだ。
「うまい! 野菜の旨味が優しいスープだな」
「ありがとうございます。こちらもどうぞ。はい、あ~ん」
「自分で食べられるのだが……」
「あ~ん」
「う、うん……」
勇者は魔王の出したフォークを照れながら口に入れる。何故、照れているかと言うと、魔王が胸の開いた服を着ているので、豊満な胸が勇者の目に飛び込んで来たからだ。
これもテレージアの策略。ただの色仕掛けだ。魔王も頬が赤ばんでいるので、ノリノリではなく、恥ずかしいようだ。
「これもうまいな。でも、肉が少ないように見えるけど、獲物が少ないのか?」
「いえ。魔族は野菜を主食にしているので、お肉の摂取量は少ないのです」
「ふ~ん。あっちのライオンみたいな男には、物足りないんじゃないのか?」
「レオンさんも野菜が大好きですから、そんな事はないですよ」
勇者と魔王が野菜の話で盛り上がっていると、隣に座っているテレージアが肘で魔王をつつく。
その行為で目的を思い出した魔王は、話を変える。
「それでサシャさんとは、どのようなお人だったのですか?」
「サシャの事が聞きたいのか!? サシャは俺の自慢の妹でだな。綺麗な顔立ちで、どことなくかわいらしさがあって、魔法も剣の腕前もズバ抜けていてな~……」
勇者は魔王のひとつの質問に、百の答えを返す。早口で捲し立てるので止める事ができず、妹自慢を小一時間聞かされる事となった。
皆、うんざりする中、ようやく話が途切れると、魔王はどうしても質問したい事を聞く。
「あの……サシャさんと勇者様は結婚の約束をしているのですよね?」
「ああ! 幼い時に、お兄ちゃんのお嫁さんになるんだ~ってプロポーズされて受けたんだ。あの時のサシャも、かわいかったな~。そういえば……」
「ちょ、ちょっと待ってください! サシャさんって妹さんですよね? 勇者様の世界では、兄妹どうしで結婚できるのですか?」
「今回は特例だ。王様に頼んで、結婚できるようにしてもらったんだ~。フフン」
上機嫌な勇者。ドン引きの魔王達。だが、チャンスであるのには代わりない。
「あの……先ほどから聞いていますと、勇者様はサシャさんに愛されていると思えないのですが……」
「そんな事はないぞ。さっきの話では、俺達のラブラブエピソードが伝わらなかったみたいだな。今度はもっと詳しく……」
また長い話が続きそうになったその時、黙って聞いていたテレージアが円卓を叩いて立ち上がる。
「もういいわよ! さっきの話のどこにラブラブなエピソードがあったのよ! 殴られたり、蹴られたり、踏まれたり、斬られたり、挙げ句の果てに、最大魔法まで使われているじゃない!!」
「何を言っているんだ。あの熱い魔法も、踏みつけるのも、愛の証じゃないか?」
「どこがよ! それにあんた。何度も置いて行かれてるじゃない。飛んで逃げても、転移魔法で逃げても、走って追い掛けるなんてストーカーよ!!」
「ストーカーだなんてひどいな。ただの追いかけっこだ。お前もやった事があるだろ?」
「世界を股に掛けた追いかけっこなんて、した事が無いわよ!! はぁはぁ」
テレージアはキレ気味に話をしていたので、息が切れる事態となったので選手交替。魔王の出番だ。
「サシャさんを愛している事は、よ~~~~く、わかりました。でも、残念ながら勇者様の愛は、一方通行だと思います」
「そ、そんな事はない!」
「本当は勇者様も気付いているのではないですか? だから焦って、無理矢理結婚をしようとしているのではないですか?」
「ち、ちがっ……」
「ここはどうでしょう。勇者様に魔族を救ってもらう代わりに、サシャさんと容姿の似ている私を娶ると言うのは……」
魔王は下から上目使いで見つめ、胸を寄せて誘惑する。その時、勇者の心境はと言うと……
(うっ。エロイ……じゃなく、俺だって薄々は気付いていた。だが、押せばいつか俺の愛が伝わるはずだ。それにサシャに蹴られたり踏まれたりするのは、好きだったからな~)
心境を覗いて失敗した。ただの変態クソヤローだ!
(しかし、本当にサシャに似ているな。胸以外は……)
あ、まだ続くんだ。
(サシャの胸もあれぐらい柔らかいのだろうか? いやいや。今はそんな事よりも、魔王と呼ばれる女のお願いを聞くかどうかだ。サシャに似ているこの子を、俺の願望通りに作り変えるのはどうだろうか? そうすれば、巨乳で優しいサシャが手に入る! たまに踏んでくれと頼めばいいしな)
どっちにしても、頭の中は、変な事しか考えていないが……だが、決意したようだ。
「……わかった」
「本当ですか!?」
「その代わり、俺の事はお兄ちゃんと呼べ。そうじゃないと、魔族は救わないからな!」
「はい! お兄ちゃん!!」
勇者は魔王の言葉が、耳の中で何度も木霊したらしい。その姿を見ていた四天王達は……
((((お兄ちゃん??))))
何か納得のいかない顔をしていたらしい。
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「そうでもしないと、勇者はここに残ってくれないわよ? 魔族が滅びていいの?」
魔王はテレージアの質問に、目を閉じて考える。そして答が出ると、立ち上がって大きな声を出す。
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「「「魔王様!!」」」
「魔族を救う為に、魔王の私が犠牲になるのは当然です。それに、役に立てて嬉しいです!」
四天王の叫びを遮ると、魔王は優しく微笑む。すると三人は涙ぐみ、言葉を失うのであった。
「それじゃあ、作戦会議よ」
テレージアが音頭をとって話し合いをするが、声を出すのは魔王とテレージアしかいなく、たいした作戦を決める事ができずに勇者を交えた夕食となった。
「では、勇者様。我が魔界で作られた自慢の野菜料理をご賞味ください」
「……ああ。いただきます」
勇者は皆の目を気にしながら食事に手を伸ばす。何故、気になっているかと言うと、四天王の三人が、結婚の挨拶に来た男を睨み殺さんばかりに見るお父さんの如く、睨んでいたからだ。
「うまい! 野菜の旨味が優しいスープだな」
「ありがとうございます。こちらもどうぞ。はい、あ~ん」
「自分で食べられるのだが……」
「あ~ん」
「う、うん……」
勇者は魔王の出したフォークを照れながら口に入れる。何故、照れているかと言うと、魔王が胸の開いた服を着ているので、豊満な胸が勇者の目に飛び込んで来たからだ。
これもテレージアの策略。ただの色仕掛けだ。魔王も頬が赤ばんでいるので、ノリノリではなく、恥ずかしいようだ。
「これもうまいな。でも、肉が少ないように見えるけど、獲物が少ないのか?」
「いえ。魔族は野菜を主食にしているので、お肉の摂取量は少ないのです」
「ふ~ん。あっちのライオンみたいな男には、物足りないんじゃないのか?」
「レオンさんも野菜が大好きですから、そんな事はないですよ」
勇者と魔王が野菜の話で盛り上がっていると、隣に座っているテレージアが肘で魔王をつつく。
その行為で目的を思い出した魔王は、話を変える。
「それでサシャさんとは、どのようなお人だったのですか?」
「サシャの事が聞きたいのか!? サシャは俺の自慢の妹でだな。綺麗な顔立ちで、どことなくかわいらしさがあって、魔法も剣の腕前もズバ抜けていてな~……」
勇者は魔王のひとつの質問に、百の答えを返す。早口で捲し立てるので止める事ができず、妹自慢を小一時間聞かされる事となった。
皆、うんざりする中、ようやく話が途切れると、魔王はどうしても質問したい事を聞く。
「あの……サシャさんと勇者様は結婚の約束をしているのですよね?」
「ああ! 幼い時に、お兄ちゃんのお嫁さんになるんだ~ってプロポーズされて受けたんだ。あの時のサシャも、かわいかったな~。そういえば……」
「ちょ、ちょっと待ってください! サシャさんって妹さんですよね? 勇者様の世界では、兄妹どうしで結婚できるのですか?」
「今回は特例だ。王様に頼んで、結婚できるようにしてもらったんだ~。フフン」
上機嫌な勇者。ドン引きの魔王達。だが、チャンスであるのには代わりない。
「あの……先ほどから聞いていますと、勇者様はサシャさんに愛されていると思えないのですが……」
「そんな事はないぞ。さっきの話では、俺達のラブラブエピソードが伝わらなかったみたいだな。今度はもっと詳しく……」
また長い話が続きそうになったその時、黙って聞いていたテレージアが円卓を叩いて立ち上がる。
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どっちにしても、頭の中は、変な事しか考えていないが……だが、決意したようだ。
「……わかった」
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「その代わり、俺の事はお兄ちゃんと呼べ。そうじゃないと、魔族は救わないからな!」
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