宇宙の紳士と宇宙人

えいちふみひさ

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宇宙の紳士と宇宙人

エピローグ

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あれから一月たった。



あの後、キジヌが着陸した時にはトウゴは姿を消していた。



キジヌの腕は直ぐに完治した。



アルモニーアはN・B・P・C領域政府によって確保され、殺人と能力による殺人教唆の罪で『宇宙人』が収監される特殊刑務所に収監された。



その際アルモニーアとルーチェは『宇宙人』に認定され保護観察対象者となった。



ルーチェは保護観察員付きで元の修道院に戻った。



ルーチェの居た修道院は、多数の孤児院を運営するゴルゴン協会に吸収された。



護衛の報酬の二百万ダールはゴルゴン協会の創設者、デレク=ゴルゴンによって支払われた。



だがキャットへの支払いで殆ど持っていかれた。



結果的に惑星ギャロットを救ったので将軍から駆逐艦を一隻進呈された。



元のグレートジェントルマン号の様にするために、スリーとアビゲイルは毎日、大分忙しくしていた。



 そして今日、スリーは修道院に来ていた。スリーは修道院の前で遊んでた子供たちに声を掛けた。



「よう、ルーチェは居るか」



「あー!マフィアのねーちゃんだー!」



「こえー!『みかじめりょう』とるんだろー!」



「相変わらずだなガキンチョ共。さっさとルーチェ呼んで来い」



 子供たちは声を上げながら修道院の中に入っていった。



 スリーは修道院の前でぼんやりしていると扉を開けてルーチェが出てきた。



「スリー久しぶり!元気してた?予め言ってくれればおもてなししたのにー!」



「今日はたまたま近くに来てたからな。ほら土産だ」



「あー!ギャロット限定のにゃんキューブだ!将軍さん達は元気だった?」



「相変わらずさ……あれからお袋さんには会ったのか?」



「うん……泣いて謝られたよ。ごめんねって」



「そうか……」



「けどね、いつか一緒に暮らそうねって言ったら少し笑ってくれたんだ。」



「良かったじゃねぇか」



「うん……全部スリー達のおかげだよ。本当にありがとう……」



「大したことじゃないさ。さて忙しいからよ、今日は帰るぜ」



「そっか……元気でね!今度は皆でお茶のみに来てね!」



あいよと答えてスリーは歩みを始めた。



歩いている最中なんとなく空を見上げた。



空はいつもの様に青かった。
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