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番外編
鍛冶見習い番外編・アビウムの女神
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僕は、姉さまのために生きている。
「お前が産まれたせいで」
「お前さえいなければ」
「産まれてこなければ良かったのに」
それは、僕が産まれて初めて聞いた言葉で、人生で最も馴染んだ言葉だった。
姉が産まれたとき、赤羽屋は祝福に包まれた。父の正妻、カーラ様に良く似た、美しい金髪の女の子。正統なる後継だ!女将さん万歳、旦那様万歳、と、赤羽屋本家で働く数百人が皆喜びに沸いた。
王都の商家では息子と娘が両方いる場合、跡取り娘に有益な婿を迎えて後継にする。何故なら、初代が爪に火をともすようにして大きくした家を、苦労知らずの二代目が傾けるのはよくあることで、どんな大きな商家の息子でも、他家に婿に出されるとなれば必死に商売を学ぶからだそうだ。
産まれてくる我が子より、最愛の妻の体調だけを気遣っていたという父もまた、母子ともに無事、と聞き、安堵の息を吐いた。
その歓喜の中、カーラ様の胎内を内診していた産婆だけが青ざめていた。
『双子牛の雌』。
獣人は人でありながら、種族特性スキルとは全く関係のないところでさえ、獣の習性や生態に引っ張られることが多々ある。
例えばイタチの獣人である父、バルパ・タイレリアは、正妻の他に多くの妾を持つ。
牛の獣人であるカーラ様は、夫に多くの妾がいても全く気にしない。
猫や熊の獣人は、子が出来ても結婚しない者が多く、ほとんどがシングルマザーとなる。
フクロウやアカゲラといった鳥の獣人は、大抵の場合、一夫一妻。
その他にも、アナグマの獣人は穴掘り好きだったり、犬の獣人は従者に向いていたり、群れて生きない虎の獣人は集団生活に絶望的に向いていなかったりする。
そういった性質的なものだけでなく、熊の獣人は鼻が良い、牛の獣人は草だけ食べても生きていける、多産なネズミ獣人には三つ子や四つ子が産まれやすい、などといった肉体的な差異まである。
その最たるものが、牛にのみ現れる『双子牛の雌』だ。
羊にも馬にも現れない、牛の双子にだけ現れる特徴。
『双子牛の雌』は、生殖能力を持たない――……
能力というよりは、生殖器官そのものを持たないのだ。雌というより、中性、もしくは無性に近い。
牛の獣人に双子が産まれる確率は、2パーセント程度と言われる。
それも、女女、男男の双子ならば、なんの問題もない。男女の双子にのみ現れる現象――かつては、呪いとすら言われたもの。
僕が産まれた時。
誰もが肩を落とした。
喜びに沸いていた赤羽屋は、一瞬のうちに静まり返った。
沈痛な表情を浮かべた店の者達が、固唾を呑んで一様に父の表情を伺っていた。
『双子牛の雄』。
僕はただ一緒に産まれたというだけで、姉さまのこの先の女性としての幸せを、ことごとく奪ってしまったのだ。
「お前が死んだとて、ヨーネが子を産めるようになるわけではないし、カーラが次の子を授かるわけでもない。生きて償え。ヨーネのためにその身の全てを捧げろ」
牛の獣人には滅多にないはずの双子の出産は、カーラ様の体力を奪い尽くし、回復にはかなりの月日を必要とした。乳もほとんど出ず、ヨーネ姉さまと僕は、同時期に赤子を産んだ番頭の妻の乳をもらって育った。カーラ様は、もう子は望めないだろうと医師に宣告された。
カーラ様という人は不思議な人で、後継ぎであるヨーネ姉さまも、ヨーネ姉さまを不幸にした僕も、他の妾腹の兄弟も、全く差別しなかった。母親として愛情深かったかというと、少し違う。浮世離れした学者肌で、全ての子に対して師のようであり、感情的に接することはほとんどなかった。全員を平等に教え導き、全員の能力を平等に評価してくれた。
カーラ様を、母だと思ったことはない。
カーラ様はヨーネ姉さまの母。
ヨーネ姉さまもカーラ様も、僕が仕えるべき主だ。
他の兄弟や使用人同様、僕もヨーネ姉さまやカーラ様のお役に立ちたいと願っていた。
けれど、結局僕は、ヨーネ姉さまやカーラ様を不幸にした諸悪の根源だった。
カーラ様の目の届かないところで、僕は他の子ども達にいじめられた。
「お前が産まれてきたせいで」
「ヨーネ様とカーラ様に死んで詫びろ」
「何でお前なんて生きているんだ」
そんなとき、僕を庇ってくれたのはいつもヨーネ姉さまだった。
「私は、アビウムが産まれてくれて嬉しいよ」
「私の大切な、たった一人の双子の弟だ」
「アビウムは私のために産まれてくれたんだ」
姉さまが繰り返す内に、赤羽屋の子ども達も、不承不承ながらも信じ始めた。
アビウムが産まれてきたことには、きっと意味があると。
いつか、自分たちの大切なヨーネ様のために何かを為すために存在するのかもしれないと。
そうでなければ、ただ無能なだけの弟のために、ヨーネ様が失ったものは大きすぎる、と。
僕は、いつか姉さまのために死ぬためだけに生かされる存在になった。
僕は本望だった。
僕がいつか、貴女の役に立てるなら。
姉さま。姉さま。
貴女は僕の光。僕の女神。
僕は貴女のために産まれた。貴女のために生きる。世界の全てを貴女に捧げよう。
『双子牛の雌』の片割れではあるけれど、僕は父親の種族を受け継いだ。
父は、対外的にはイタチの獣人を名乗っているけれど、本来は違う。
イイズナの獣人。
獣人とは、その本来の生態以上に、伝説や伝承に影響されたスキルを持つ。
つまり、狸や狐は人を『化かす』幻術や暗示のスキルを持ち。
犬の獣人は、狐狸の変化を見抜くスキルを持ち。
貘の獣人は人の悪夢を食べ、退けるスキルを持ち。
十字ギツネの獣人は災害を予知するスキルを持ち。
年経た猫の獣人は尻尾が二股に分かれ新たなスキルを得るという。
イイズナとは、イタチの一種だが、『管狐』の伝承を持つ。『管狐』とは、術者に使役される妖怪というか憑き物だ。未来や過去を見たり、相手を呪ったり、他の家から何かを盗んだり出来る。
イイズナの獣人の種族特性スキルは、その名も『管狐』。
種族特性スキルの発動条件は、『特定の誰かに心酔し忠誠を誓うこと』。
『管狐』は、術者あってこその存在だからだ。
いつか、姉さまのために死ぬ。それが僕の大きな野望だった。
あるとき姉さまは、王妃になってしまって、『子を産めない双子牛の雌』だとバレるわけにはいかなくなったから、僕は姉さまの双子の弟だと人に名乗れなくなった。
でも、姉さまが言ってくれた「アビウムは私のたった一人の双子の弟だ」という言葉は、僕の胸の中に大事にしまってある。思い出すだけで、胸の奥がぽかぽかと暖かくなる僕の宝物だ。
僕が姉さまの弟である事実は変わらない。
僕は姉さまのためなら何だってやった。
味方のいない王城の後宮で、姉さまが困らないように、元々赤羽屋がじわじわと掌握しつつあったお庭番甲家により深く爪を食い込ませ、お庭番専用の隠し通路の図面を入手、僕はいつだって壁一枚隔てただけの姉さまの隣に控えられるようになった。
姉さまが欲しいと言った研究の設備も資料も、隠し通路を使って運び込んだ。
姉さまが発掘調査したいと言った王陵も、保守派の貴族どもの弱みを握って主立った調査への反対意見を踏み潰した。
姉さまが、金が必要だと言えば、小国の国家予算くらいの金額は稼ぎ出した。
姉さまが、そろそろ王妃はやめると言えば、隠し通路を使って密かに連れ出した。
姉さまが、落ち着いて研究できる設備と討論できる識者が欲しいと言えば、赤羽屋のツテを辿って、ソイ王国の大学に研究室を用意させた。
姉さまが、研究のためにとある国宝が必要だと言えば、国王の使いを装ってだまし取った。
姉さまが、人類学の統計のため、とある街の人間のデータが幅広く欲しいと言えば、その街の代官をちょっとだけ洗脳して、必要なだけのサンプルを集め姉さまの元へと送り込んだ。
姉さま。姉さま。僕の光。
僕が役に立てば、姉さまは褒めてくれる。
「さすがはアビウム、頼りになる」
「やはり私には、アビウムが必要だな」
「アビウムがいてくれて良かった」
僕の宝物は増えていく。
思い出すだけで、指先までがじんわりと暖かくなっていく、ピカピカ輝く宝物。
僕は姉さまの弟に産まれて、本当に幸せだ。
例え、その影で、僕に利用され、すり減らされ、踏み潰さる人間がいたところで。
僕は、姉さまのために生きて死ぬ。
『レベル596の鍛冶見習い』小説3巻が発売されました。前の巻からだいぶ間が開いてしまいましたが、どうぞよろしくお願いします。かなり加筆したので、お目にかかれると嬉しいです。
「お前が産まれたせいで」
「お前さえいなければ」
「産まれてこなければ良かったのに」
それは、僕が産まれて初めて聞いた言葉で、人生で最も馴染んだ言葉だった。
姉が産まれたとき、赤羽屋は祝福に包まれた。父の正妻、カーラ様に良く似た、美しい金髪の女の子。正統なる後継だ!女将さん万歳、旦那様万歳、と、赤羽屋本家で働く数百人が皆喜びに沸いた。
王都の商家では息子と娘が両方いる場合、跡取り娘に有益な婿を迎えて後継にする。何故なら、初代が爪に火をともすようにして大きくした家を、苦労知らずの二代目が傾けるのはよくあることで、どんな大きな商家の息子でも、他家に婿に出されるとなれば必死に商売を学ぶからだそうだ。
産まれてくる我が子より、最愛の妻の体調だけを気遣っていたという父もまた、母子ともに無事、と聞き、安堵の息を吐いた。
その歓喜の中、カーラ様の胎内を内診していた産婆だけが青ざめていた。
『双子牛の雌』。
獣人は人でありながら、種族特性スキルとは全く関係のないところでさえ、獣の習性や生態に引っ張られることが多々ある。
例えばイタチの獣人である父、バルパ・タイレリアは、正妻の他に多くの妾を持つ。
牛の獣人であるカーラ様は、夫に多くの妾がいても全く気にしない。
猫や熊の獣人は、子が出来ても結婚しない者が多く、ほとんどがシングルマザーとなる。
フクロウやアカゲラといった鳥の獣人は、大抵の場合、一夫一妻。
その他にも、アナグマの獣人は穴掘り好きだったり、犬の獣人は従者に向いていたり、群れて生きない虎の獣人は集団生活に絶望的に向いていなかったりする。
そういった性質的なものだけでなく、熊の獣人は鼻が良い、牛の獣人は草だけ食べても生きていける、多産なネズミ獣人には三つ子や四つ子が産まれやすい、などといった肉体的な差異まである。
その最たるものが、牛にのみ現れる『双子牛の雌』だ。
羊にも馬にも現れない、牛の双子にだけ現れる特徴。
『双子牛の雌』は、生殖能力を持たない――……
能力というよりは、生殖器官そのものを持たないのだ。雌というより、中性、もしくは無性に近い。
牛の獣人に双子が産まれる確率は、2パーセント程度と言われる。
それも、女女、男男の双子ならば、なんの問題もない。男女の双子にのみ現れる現象――かつては、呪いとすら言われたもの。
僕が産まれた時。
誰もが肩を落とした。
喜びに沸いていた赤羽屋は、一瞬のうちに静まり返った。
沈痛な表情を浮かべた店の者達が、固唾を呑んで一様に父の表情を伺っていた。
『双子牛の雄』。
僕はただ一緒に産まれたというだけで、姉さまのこの先の女性としての幸せを、ことごとく奪ってしまったのだ。
「お前が死んだとて、ヨーネが子を産めるようになるわけではないし、カーラが次の子を授かるわけでもない。生きて償え。ヨーネのためにその身の全てを捧げろ」
牛の獣人には滅多にないはずの双子の出産は、カーラ様の体力を奪い尽くし、回復にはかなりの月日を必要とした。乳もほとんど出ず、ヨーネ姉さまと僕は、同時期に赤子を産んだ番頭の妻の乳をもらって育った。カーラ様は、もう子は望めないだろうと医師に宣告された。
カーラ様という人は不思議な人で、後継ぎであるヨーネ姉さまも、ヨーネ姉さまを不幸にした僕も、他の妾腹の兄弟も、全く差別しなかった。母親として愛情深かったかというと、少し違う。浮世離れした学者肌で、全ての子に対して師のようであり、感情的に接することはほとんどなかった。全員を平等に教え導き、全員の能力を平等に評価してくれた。
カーラ様を、母だと思ったことはない。
カーラ様はヨーネ姉さまの母。
ヨーネ姉さまもカーラ様も、僕が仕えるべき主だ。
他の兄弟や使用人同様、僕もヨーネ姉さまやカーラ様のお役に立ちたいと願っていた。
けれど、結局僕は、ヨーネ姉さまやカーラ様を不幸にした諸悪の根源だった。
カーラ様の目の届かないところで、僕は他の子ども達にいじめられた。
「お前が産まれてきたせいで」
「ヨーネ様とカーラ様に死んで詫びろ」
「何でお前なんて生きているんだ」
そんなとき、僕を庇ってくれたのはいつもヨーネ姉さまだった。
「私は、アビウムが産まれてくれて嬉しいよ」
「私の大切な、たった一人の双子の弟だ」
「アビウムは私のために産まれてくれたんだ」
姉さまが繰り返す内に、赤羽屋の子ども達も、不承不承ながらも信じ始めた。
アビウムが産まれてきたことには、きっと意味があると。
いつか、自分たちの大切なヨーネ様のために何かを為すために存在するのかもしれないと。
そうでなければ、ただ無能なだけの弟のために、ヨーネ様が失ったものは大きすぎる、と。
僕は、いつか姉さまのために死ぬためだけに生かされる存在になった。
僕は本望だった。
僕がいつか、貴女の役に立てるなら。
姉さま。姉さま。
貴女は僕の光。僕の女神。
僕は貴女のために産まれた。貴女のために生きる。世界の全てを貴女に捧げよう。
『双子牛の雌』の片割れではあるけれど、僕は父親の種族を受け継いだ。
父は、対外的にはイタチの獣人を名乗っているけれど、本来は違う。
イイズナの獣人。
獣人とは、その本来の生態以上に、伝説や伝承に影響されたスキルを持つ。
つまり、狸や狐は人を『化かす』幻術や暗示のスキルを持ち。
犬の獣人は、狐狸の変化を見抜くスキルを持ち。
貘の獣人は人の悪夢を食べ、退けるスキルを持ち。
十字ギツネの獣人は災害を予知するスキルを持ち。
年経た猫の獣人は尻尾が二股に分かれ新たなスキルを得るという。
イイズナとは、イタチの一種だが、『管狐』の伝承を持つ。『管狐』とは、術者に使役される妖怪というか憑き物だ。未来や過去を見たり、相手を呪ったり、他の家から何かを盗んだり出来る。
イイズナの獣人の種族特性スキルは、その名も『管狐』。
種族特性スキルの発動条件は、『特定の誰かに心酔し忠誠を誓うこと』。
『管狐』は、術者あってこその存在だからだ。
いつか、姉さまのために死ぬ。それが僕の大きな野望だった。
あるとき姉さまは、王妃になってしまって、『子を産めない双子牛の雌』だとバレるわけにはいかなくなったから、僕は姉さまの双子の弟だと人に名乗れなくなった。
でも、姉さまが言ってくれた「アビウムは私のたった一人の双子の弟だ」という言葉は、僕の胸の中に大事にしまってある。思い出すだけで、胸の奥がぽかぽかと暖かくなる僕の宝物だ。
僕が姉さまの弟である事実は変わらない。
僕は姉さまのためなら何だってやった。
味方のいない王城の後宮で、姉さまが困らないように、元々赤羽屋がじわじわと掌握しつつあったお庭番甲家により深く爪を食い込ませ、お庭番専用の隠し通路の図面を入手、僕はいつだって壁一枚隔てただけの姉さまの隣に控えられるようになった。
姉さまが欲しいと言った研究の設備も資料も、隠し通路を使って運び込んだ。
姉さまが発掘調査したいと言った王陵も、保守派の貴族どもの弱みを握って主立った調査への反対意見を踏み潰した。
姉さまが、金が必要だと言えば、小国の国家予算くらいの金額は稼ぎ出した。
姉さまが、そろそろ王妃はやめると言えば、隠し通路を使って密かに連れ出した。
姉さまが、落ち着いて研究できる設備と討論できる識者が欲しいと言えば、赤羽屋のツテを辿って、ソイ王国の大学に研究室を用意させた。
姉さまが、研究のためにとある国宝が必要だと言えば、国王の使いを装ってだまし取った。
姉さまが、人類学の統計のため、とある街の人間のデータが幅広く欲しいと言えば、その街の代官をちょっとだけ洗脳して、必要なだけのサンプルを集め姉さまの元へと送り込んだ。
姉さま。姉さま。僕の光。
僕が役に立てば、姉さまは褒めてくれる。
「さすがはアビウム、頼りになる」
「やはり私には、アビウムが必要だな」
「アビウムがいてくれて良かった」
僕の宝物は増えていく。
思い出すだけで、指先までがじんわりと暖かくなっていく、ピカピカ輝く宝物。
僕は姉さまの弟に産まれて、本当に幸せだ。
例え、その影で、僕に利用され、すり減らされ、踏み潰さる人間がいたところで。
僕は、姉さまのために生きて死ぬ。
『レベル596の鍛冶見習い』小説3巻が発売されました。前の巻からだいぶ間が開いてしまいましたが、どうぞよろしくお願いします。かなり加筆したので、お目にかかれると嬉しいです。
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