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ハロー、アメリカ
第145話 エリさんの安否
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ずっと代わり映えのしない映像だったため、視聴者はあまりコメントを書き込んでいなかった。エリさんがダンジョン側に突き落とされたことで、コメントが一気に噴出した。
■ちょっと、待て。なにがあった!?
■パイロットをしていたエリという女性がダンジョンに突き飛ばされた。
■死んだ!?
■やば。人が死ぬとこ、初めて見た。セルゲイが陰になって、見えてはいないけど。
■なにかの間違いじゃないのか!? 本当に死んだのか!?
■確認はできていない。
■だけど、生存は期待できない。
■ちょっと待てよ。まだ決まったわけじゃない。
■本当に小さい可能性だが、一縷の望みはあるかもしれない。
■あるわけがない。人間が生存できる放射線量じゃないんだ。
■だから、ミリアだよ。ミリアが宝箱の蓋を閉めていてくれたら、エリは死なずにすむ。
■ミリアたんの影はなかったぞ。この短時間の間に、たまたま戻ってきて、触れてもいなかった宝箱の蓋を、たまたま閉めたと? そんなのご都合主義じゃないか。
■いやいや、これまでだって、ご都合主義としか思えないくらいの奇跡が起こってきただろ? 今回も奇跡が起こっているかもしれない。
■だったら、別のご都合主義があってもいいじゃないか。例えば、エリとやらがハンターで、ハルナっちのようにメタル属性の魔法を取得していて、メタリック・ボディの魔法で自らの体を金属化していた、こんな奇跡もあると?
■ご都合主義すぎる
■とんでもないほどのご都合主義かもしれないけれど、ハルナっちの目の前で人が死んだとは信じたくないんだよ。しかも、美人のアメリカ人がさ。
■いやいや、絶対に無理だって。
■可能性はあるのか? ないのか?
■とにかく、あの放射線量じゃあ、無理がある。助かるはずがない。
■どう考えても絶望的。
■だから待てって。俺達が混乱したらハルナっちの迷惑にしかならない。
あまりのコメントの多さに、AIが自動的に有益なコメントだけを抽出した。
■とりあえず、ハルナっち。聞いてくれ。
私はこくりと頷く。セルゲイはダンジョンの入り口に立ち塞がっている。
■ガイガーカウンターで放射線量を測定するんだ。まだ、エリさんが死んだと決まったわけじゃない。
私は考える。
セルゲイがそれを許してくれるだろうか? 放射線を測るためのガイガーカウンターはセルゲイの足元にあった。あれを拾って、プローブの先をダンジョンの入り口に差し込めばいい。だが、そんな簡単なことも、セルゲイがそこにいるだけで、とてつもなく困難なことに変わる。
■放射線が残っていたら、諦めよう。だが、まだ小さな奇跡が残っているかもしれない。ミリアの活躍に期待するんだ。
私は首をふる。エリさんの生存は絶望的だ。
「たぶん、放射線量は変わっていないでしょう。エリさんの生存は期待できないです。けれど、せめて苦痛を和らげるために、私は体を金属化し、ダンジョンに飛び込んで宝箱の蓋を閉めます」
■やめろ。ハルナっちの被爆は避けられない。
「確かに被爆はするでしょう。でも、即死ではないはず」
■ダンジョンタブレットのAIは何と言っている?
視聴者からのコメントのあとに、タブさんの声が続く。
『全身に火傷を負うことになる。火傷は真皮に達し、重症となる。処置を施さなければ24時間以内に死亡し、仮に適切な処置を施しても、火傷のあとは消えない。何ヶ月も、痛みに苦しむことになる。主よ、ダンジョンに入ってはならない』
私は歯ぎしりする。
「時間がないんです……。すぐに動かないと……。エリさんを助けに行きたい。どうすれば……」
これまで無表情だったセルゲイが、初めて不敵に笑みを浮かべた。
「他人の心配をしてる場合ではないのではないか? もうすぐ、お前も死ぬんだぞ」
流れ込んでくるコンクリートはブーツの足首に達しようとしている。このままだと、この場所はコンクリートで埋まってしまう。
「あなたも死ぬということですよね? セルゲイ。どうして、こんなことを?」
「全ては祖国のため。全ては同志のためだ。最初からロシアはアメリカと手を組む気などなかった。おそらくロシアのダンジョンも、同じように宝箱に入れて放射性物質が持ち込まれている。お前がやろうとしていたように、外からマジックハンドを作成して、蓋を閉めればいいのだ」
「だからって、こんなことをする必要が? ミリアに頼めば、終わる話ですよね?」
「ダンジョンの存在が国力を決定する時代なのだ。アメリカのダンジョンを無力化することで、ロシアが覇権を握れる。ダンジョンを失ったアメリカに未来はない。私の命でアメリカの未来を潰せるのならば、安いものだ」
私たちは、放射性物質を仕掛けた秘密結社アルトリアスによる妨害を警戒していた。本当の敵は違うところにいた。
「これはロシア側の作戦なの? それとも、あなたの独断?」
「私の独断だが、祖国も同じ決定を下すに違いない。そして、同志たちもこの配信映像を見ているだろう。私は英雄となり、いまごろ同志たちはロシアのダンジョンに向かっているはずだ。配信動画を通して、対処法を教えてもらったことになる」
「ふ……ふざけないで……。そんなことのために、あなたは……」
「人の命をなんとも思っていない、そう言いたいのか?」
セルゲイは大きく腕を広げた。
「なら、私をダンジョン内に突き落とせばいい。ほんの少し押すだけで私を殺すことができる。だが、エリは戻らないし、コンクリートの湧出も止まらない。それでも、私が憎いのなら、殺してみろ」
挑発するように、セルゲイは軽く手招きをする。私は一歩を踏み出す。
『主よ。罠だ。セルゲイは近づいた主を掴んでダンジョンに落ちるつもりだ。挑発に乗るな』
「でも……。早くしないと、エリさんが……」
『もう、すべては遅い。結果は出ている。今は目の前の状況に対処するのだ。主よ。コンクリートの湧出を止めるのだ』
私は天井の四隅に目を向ける。天井にあいている穴はおよそ20cmくらいで、それほど大きくはない。
右手を前に掲げ、魔法を行使する。
『ミスリル・カッター!』
黄金色に輝いた金属の刃が飛ぶ。ブーメランのように回転しながらコンクリートが流れ込む穴へと向かうが、滝のように流れ落ちるコンクリートに巻き込まれて沈んでしまう。
刃が壁に刺さってくれれば穴を塞げると思ったが、思惑通りにはいかなかった。
「くっ……」
「せいぜい悪あがきをすることだ。お前には、どうやってもこの状況を打破する手段など無い。ここで私と一緒に死ぬのだ。ここがお前の墓標だ」
私は目をつぶり、祈る。
ミリア……。
お願い……。
入り口に戻って、宝箱の蓋を閉めて……。
急いで戻れば、まだエリさんは助かるかもしれない。
助からないとしても、せめて苦痛を和らげて……。
戻ってきて……。ミリア……。
どこへ行ってしまったの? ダンジョンの奥の方まで行ってしまったの?
ふと、ミリアの泣き顔が見えたような気がした。
もしかして、迷子になってしまったとか?
戻る道がわからない?
そうなの?
『ミスリル・カッター!』
私はふたたび魔法を唱える。
セルゲイに向かった黄金の刃は、彼には当たらず、背後のダンジョンへ吸い込まれた。そのまま壁に反射しながら、階段を落ちていった。
「無駄なあがきだな……」
「あの刃が壁にあたって落ちていき、たまたま、宝箱の蓋を閉める。そういった奇跡もあるかもしれない」
「はん……。ご都合主義もいいところだ……」
セルゲイは私の放った刃には目もくれなかった。
■ちょっと、待て。なにがあった!?
■パイロットをしていたエリという女性がダンジョンに突き飛ばされた。
■死んだ!?
■やば。人が死ぬとこ、初めて見た。セルゲイが陰になって、見えてはいないけど。
■なにかの間違いじゃないのか!? 本当に死んだのか!?
■確認はできていない。
■だけど、生存は期待できない。
■ちょっと待てよ。まだ決まったわけじゃない。
■本当に小さい可能性だが、一縷の望みはあるかもしれない。
■あるわけがない。人間が生存できる放射線量じゃないんだ。
■だから、ミリアだよ。ミリアが宝箱の蓋を閉めていてくれたら、エリは死なずにすむ。
■ミリアたんの影はなかったぞ。この短時間の間に、たまたま戻ってきて、触れてもいなかった宝箱の蓋を、たまたま閉めたと? そんなのご都合主義じゃないか。
■いやいや、これまでだって、ご都合主義としか思えないくらいの奇跡が起こってきただろ? 今回も奇跡が起こっているかもしれない。
■だったら、別のご都合主義があってもいいじゃないか。例えば、エリとやらがハンターで、ハルナっちのようにメタル属性の魔法を取得していて、メタリック・ボディの魔法で自らの体を金属化していた、こんな奇跡もあると?
■ご都合主義すぎる
■とんでもないほどのご都合主義かもしれないけれど、ハルナっちの目の前で人が死んだとは信じたくないんだよ。しかも、美人のアメリカ人がさ。
■いやいや、絶対に無理だって。
■可能性はあるのか? ないのか?
■とにかく、あの放射線量じゃあ、無理がある。助かるはずがない。
■どう考えても絶望的。
■だから待てって。俺達が混乱したらハルナっちの迷惑にしかならない。
あまりのコメントの多さに、AIが自動的に有益なコメントだけを抽出した。
■とりあえず、ハルナっち。聞いてくれ。
私はこくりと頷く。セルゲイはダンジョンの入り口に立ち塞がっている。
■ガイガーカウンターで放射線量を測定するんだ。まだ、エリさんが死んだと決まったわけじゃない。
私は考える。
セルゲイがそれを許してくれるだろうか? 放射線を測るためのガイガーカウンターはセルゲイの足元にあった。あれを拾って、プローブの先をダンジョンの入り口に差し込めばいい。だが、そんな簡単なことも、セルゲイがそこにいるだけで、とてつもなく困難なことに変わる。
■放射線が残っていたら、諦めよう。だが、まだ小さな奇跡が残っているかもしれない。ミリアの活躍に期待するんだ。
私は首をふる。エリさんの生存は絶望的だ。
「たぶん、放射線量は変わっていないでしょう。エリさんの生存は期待できないです。けれど、せめて苦痛を和らげるために、私は体を金属化し、ダンジョンに飛び込んで宝箱の蓋を閉めます」
■やめろ。ハルナっちの被爆は避けられない。
「確かに被爆はするでしょう。でも、即死ではないはず」
■ダンジョンタブレットのAIは何と言っている?
視聴者からのコメントのあとに、タブさんの声が続く。
『全身に火傷を負うことになる。火傷は真皮に達し、重症となる。処置を施さなければ24時間以内に死亡し、仮に適切な処置を施しても、火傷のあとは消えない。何ヶ月も、痛みに苦しむことになる。主よ、ダンジョンに入ってはならない』
私は歯ぎしりする。
「時間がないんです……。すぐに動かないと……。エリさんを助けに行きたい。どうすれば……」
これまで無表情だったセルゲイが、初めて不敵に笑みを浮かべた。
「他人の心配をしてる場合ではないのではないか? もうすぐ、お前も死ぬんだぞ」
流れ込んでくるコンクリートはブーツの足首に達しようとしている。このままだと、この場所はコンクリートで埋まってしまう。
「あなたも死ぬということですよね? セルゲイ。どうして、こんなことを?」
「全ては祖国のため。全ては同志のためだ。最初からロシアはアメリカと手を組む気などなかった。おそらくロシアのダンジョンも、同じように宝箱に入れて放射性物質が持ち込まれている。お前がやろうとしていたように、外からマジックハンドを作成して、蓋を閉めればいいのだ」
「だからって、こんなことをする必要が? ミリアに頼めば、終わる話ですよね?」
「ダンジョンの存在が国力を決定する時代なのだ。アメリカのダンジョンを無力化することで、ロシアが覇権を握れる。ダンジョンを失ったアメリカに未来はない。私の命でアメリカの未来を潰せるのならば、安いものだ」
私たちは、放射性物質を仕掛けた秘密結社アルトリアスによる妨害を警戒していた。本当の敵は違うところにいた。
「これはロシア側の作戦なの? それとも、あなたの独断?」
「私の独断だが、祖国も同じ決定を下すに違いない。そして、同志たちもこの配信映像を見ているだろう。私は英雄となり、いまごろ同志たちはロシアのダンジョンに向かっているはずだ。配信動画を通して、対処法を教えてもらったことになる」
「ふ……ふざけないで……。そんなことのために、あなたは……」
「人の命をなんとも思っていない、そう言いたいのか?」
セルゲイは大きく腕を広げた。
「なら、私をダンジョン内に突き落とせばいい。ほんの少し押すだけで私を殺すことができる。だが、エリは戻らないし、コンクリートの湧出も止まらない。それでも、私が憎いのなら、殺してみろ」
挑発するように、セルゲイは軽く手招きをする。私は一歩を踏み出す。
『主よ。罠だ。セルゲイは近づいた主を掴んでダンジョンに落ちるつもりだ。挑発に乗るな』
「でも……。早くしないと、エリさんが……」
『もう、すべては遅い。結果は出ている。今は目の前の状況に対処するのだ。主よ。コンクリートの湧出を止めるのだ』
私は天井の四隅に目を向ける。天井にあいている穴はおよそ20cmくらいで、それほど大きくはない。
右手を前に掲げ、魔法を行使する。
『ミスリル・カッター!』
黄金色に輝いた金属の刃が飛ぶ。ブーメランのように回転しながらコンクリートが流れ込む穴へと向かうが、滝のように流れ落ちるコンクリートに巻き込まれて沈んでしまう。
刃が壁に刺さってくれれば穴を塞げると思ったが、思惑通りにはいかなかった。
「くっ……」
「せいぜい悪あがきをすることだ。お前には、どうやってもこの状況を打破する手段など無い。ここで私と一緒に死ぬのだ。ここがお前の墓標だ」
私は目をつぶり、祈る。
ミリア……。
お願い……。
入り口に戻って、宝箱の蓋を閉めて……。
急いで戻れば、まだエリさんは助かるかもしれない。
助からないとしても、せめて苦痛を和らげて……。
戻ってきて……。ミリア……。
どこへ行ってしまったの? ダンジョンの奥の方まで行ってしまったの?
ふと、ミリアの泣き顔が見えたような気がした。
もしかして、迷子になってしまったとか?
戻る道がわからない?
そうなの?
『ミスリル・カッター!』
私はふたたび魔法を唱える。
セルゲイに向かった黄金の刃は、彼には当たらず、背後のダンジョンへ吸い込まれた。そのまま壁に反射しながら、階段を落ちていった。
「無駄なあがきだな……」
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