魔王と転生! 魔王と一緒に世界を救う!?

魔王の手先

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第三章 魔王の体捜索編

28話 五大魔王ミリア強襲!!

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 俺は大森林を抜けたミリア領カシリスの街で魔王の情報を集めていたしかし有力な情報は得られず時間だけが過ぎていく、唯一得られたのが五大魔王のミリアならなにか知っているはずだと言うことだけ。

 しかし兄妹であるミリアに魔王ジルは会いたく無いらしく接触は避けろと、まあでもただの旅人が一国を治める魔王それも五大魔王と呼ばれている人に会えるわけもないか、接触するのは無理だろう、そう思い次の街を目指すことにした。

 魔王ジルいわくミリア領は二つの街からなっており今いるのが、大森林近くのカシリスの街でもう一つが、俺達が目指すことになる首都カシリアの街だ。

 そして首都カシリアの港から凍土の大陸を目指すことになるらしい、俺達は首都カシリアを目指して進んだ。

 その途中情報収集も怠らず行う、しかし有力な手がかりは一向に掴めない。

 聞くのはこの街を治めるミリアの話ばかりだそしてカシリスの街の中心部までやって来た、今日はここで1日過ごす。

 ルシウスが気を利かせてくれ、アリエスと2人で行動することになったもう集める情報もそれほど無いため、俺はアリエスと街を探索することにした。

 これはもうデートだしかしアリエスとちゃんとしたデートをするなんてこれが初めてじゃ、そんなことを考えながら街を2人で歩く。

 カシリスの街並みはグロリア領と同じく綺麗でとても風情がある。
 やはり魔大陸だけあって魔族らしき人の方が多いが、人間もちらほら見かける。

 そして俺とアリエスは、近くの服屋に入ったどうしてもアリエスが服を見たいと言い出したからだ服屋には様々な服がありどれもオシャレだ。

「ルークにはこれが似合いそうね!」
「そうですか? こっちの方が僕はすきですけどね」

 そんなことを話しながら服を見て回ったそして服を見ていると、一際目立つフード付きのコートを見つけた。

 白を基調としたデザインで赤のラインが入ったコートだこれはアリエスに似合いそうだな、アリエスもそれを見つけたらしく欲しそうに見ていた。

「アリエス、あれ欲しいですか?」
「えっ? いいの?」
「お金ならありますし、せっかくですので買ってあげますよ」

 大森林で倒してきた魔物の素材少しばかり集めておたそれを売り飛ばし金なら少しある、しかもこれから目指すのは凍土の大陸だ絶対寒いに決まってる、コートはあった方がいいだろう、俺はそのコートをアリエスに買ってあげた。

「ありがとうルーク! 大切にするわ」
「どういたしまして!」

 アリエスは目を輝かせ喜んでいる、よかったこんなに可愛いアリエスが見れるなんて、俺は久しぶりにゆっくりアリエスと過ごせ幸せな気持ちでその日を終えた。

 そして旅を続けやっとカシリスの街を抜けカシリアの街にたどり着くことが出来たカシリアの中心部には大きな城があり、あれが五大魔王ミリアの住む居城らしい。

 凄いなあの城は、1度でいいから行ってみたい、そんなことを考えながら3人で港を目指し情報収集をしながら進んでいたそして港町にあと少しで着くという所である女性に止められた。
 その女性は黒髪短髪で鎧を着込みどことなく魔王ジルに似ている。

「お前達か、兄のことを嗅ぎ回っているのは」

 ん、兄のことだと、俺は一瞬何のことかと思ったが、その女性が五大魔王が一人ミリアであることを悟ったまさかこんなに簡単に会えるとは思ってもみなかったそして俺はミリアに事情を説明しようとした。

「実はーーー」

 俺が言葉を発しようとした瞬間ミリアは腰に携えていた剣を抜き俺に切りかかっていた。
 それをすんでのところでルシウスが剣で受け止める。

「ちっ! なかなかの使い手がいるな」

 そうミリアは言って俺達から離れ距離をとる。

「ルーク君、この人はかなり強いです! 2人がかりでいきますよ、アリエス陛下はお下がり下さい」

 ちょっと待てルシウス戦う気か・・・・・・話せば分かってくれると思うんだか、すると魔王ジルが。

(あいつは頭が良くない、だから力ずくでいけ)

 そう言ってきた、なんだよ戦うしか無いのかよ、しかし俺とルシウスで行けるか、相手は仮にも五大魔王だぞ。

 ええいこうなったら仕方ないやるしかないか。
 俺は覚悟を決め愛刀飛龍を抜き臨戦態勢をとった。

「2人でくるか、丁度いいまとめて片付けてやる」

 ミリアはそう言うとまず俺に向かってきたそして、力いっぱい剣を振るってくる、早い凄まじいスピードだ俺は全神経を集中させそれを受け流す。
 かなり重い一撃だ、到底女性の力とは思えない流石魔王と言ったところか。

 そして俺の左にいたルシウスがミリアに切りかかる。
 ミリアは体制をすぐさま戻しそれを受け止めた。

「お前は後だ、まずこいつから」

 そう言ってルシウスを、蹴飛ばしたルシウスが後方に吹っ飛ばされる、なんて戦い方をするんだそれに気を取られていると。

「どこを見ている 隙だらけだぞ」

 しまった、ルシウスに気を取られ注意力が散漫していたやばい、ミリアの太刀が俺を切り伏せようと迫ってくる。

(やっぱお前らじゃ無理があったか、少し体借りるぞ)

 そう魔王ジルが言うと俺の体は勝手に動きその太刀を飛龍で受け止めていた。

「なっ! 完全に決まったと思ったのに」
「相変わらず脳筋馬鹿妹だな」
「そ、その言葉遣いは兄様!?」

 そして魔王ジルは動揺しているミリアを殴り飛ばしたミリアは後ろに飛んでく。

「まあ落ち着け、そして話を聞け」
「その雰囲気は兄様なのですか? いやでも兄様はもう・・・・・・」
「俺のことが信じらねーか、お前がまだ小さい頃俺の布団でおもらーーー」
「あっ!! ダメですそれ以上は、その事を知っているのは兄様だけ」

 先程までの威勢はどこに行ったのやら、ミリアは急にしおらしくなったこんなに簡単に行くなら、初めからそうして欲しかったあんなに危ない目にあったのにも少しで死んでたところだ。

 そしてミリアは、急に俺に抱きついてきた。

「兄様あいたかった!」
「は、離れろ、相変わらず暑苦しいやつだ」
「嫌です! せっかくまた会えたのに、しかしなぜそんな姿を」
「ああもうめんどくせー ルーク変わるぞ、事情はこいつから聞け」

 そう言って体の主導権を俺に返してきたもう本当に勝手なんだから。

「あの~もう離れてもらえますか?」
「あれ、兄様じゃない? き、貴様は先ほどの」
「はい、ルーク・エメラリアと申します」
「一体どうなっているんだ?」

 俺はミリアにひととうりの事情を説明した。

「そんな事が・・・・・・ にわかには信じ難いな」
「本当に事なんです、信じずらいのは分かりますが現実です」

 ミリアは少し考え込んだ後。

「先ほどのあれは完全に兄様だった、だから貴様の言うことを信じよう」
「信じてもらえましたか! ありがとうございます」
「あぁ、しかしそのすまん、いきなり襲いかかって」
「良いですよ! 誰でも間違いはありますから」
「しかし・・・・・・ それじゃ私の気が静まらん、城に招待しよう、そこでもっと詳しい話を聞く」

 城に招待してくれるのか、特段断る理由もなくもう少し話をしたいと思い俺はそれを了承したミリアなら何かを知ってるかもしれない。

 こうして俺達はミリア城に向かうこととなった。
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