感度が良すぎて婚約破棄されただけなのに...

Hanyu

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8.快楽と決心

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私は気づいたら保健室へ運ばれていたようだ。

「優梨さん、大丈夫?
相当な研究したようね。
でも安心して避妊薬はすでに投与してあるわ。」

「あ、ありがとうございます。
もしもう大丈夫なら研究室に戻ってほしいの。
あなたを運んできた学生が待っているらしいわよ。」

「あ…はい、そうでしたか。
今日はありがとうございました。
これで失礼いたします。」

私あれから気絶してしまったのね。
でも一体誰が私のことを待ってるんだろう。

ガチャッ

「あ、優梨。大丈夫?
僕理性飛んじゃって激しくしすぎちゃったよね…
ごめんね?」

そこで待っていたのは、
あの4人男子のうち1人で、
私に中出し担当していた学生だった。

「あ、あの…。」

「あ、そうだよね。
僕は春斗。
名前知らないほうが犯されてる感じあるかなと思って名乗らなかったんだ。」

「そ、そうなんだ。
でも確かにそのほうが感度は増したけど…。」

「やっぱりね!!
レポート、僕たち4人で完成させたから、
今日の講義は終わりだよ。
もしよかったらこの後送らせてくれない?
その体だと心配だし。」

「え…。あ、ありがとう。」

正直迷ったけど、
先ほどの研究で私はすでにクタクタだったし、
送ってもらうことにした。

電車に乗り駅に着いた。
そこから私の家へと歩く。

「あ、この辺。
僕住みたかったんだ。
大学通いやすいし。
優梨の家この辺なんだね。」

「うん。実家なんだけどね。」

「えー!この辺さ高級住宅街だって言われてるんだよ。
すごいね。」

「まぁ、両親の家だし分からないけどね。それに両親は海外に居て今は私一人だし。
それに大学近いから学生用のマンションだってあるし!」

「そうなの?
僕ここに引っ越してこようかな?」

「そんなに気に入ったんだね。」

「治安よさそうだし、
何より優梨の家近いし!!」

「クスッ、私の家近いの関係ある??」
突然のことで思わず笑ってしまった。

「じゃあ私の家ここだから、送ってくれてありがとう。」

「あ、あのさ!!!!」

「??」

「もし今彼氏いないなら、
僕と付き合わない!?
きゅ、急だと思うけど本気で僕優梨のことが好きになっちゃった。」

「…///」

「体から始まる恋だってあるかも…じゃない?」

一気に体温が上昇して、
心臓が大きく跳ね上がる。
彼氏なんて凌貴が死んでからは作ったことがない。
そして先ほどの研究で交えた彼との体の相性はとても良かったと思う。

「少しでも迷ってくれるなら、
付き合ってみない??
絶対後悔させないから!!」

「…。」(コクッ)

少し考えてから小さく頷いてしまった。
心よりも体が先に動いてしまった。

「やった!!!!本当!?
とっても嬉しい!!
ありがとう、優梨!!」

チュウッ

「!?」

いきなり抱き寄せられて、
強引にキスをされた。
でも彼のキスは全然嫌じゃなかった。
私の体は拒否するどころか応じてしまった。
多分彼の体に恋してしまったんだろう。

「じゃ、じゃあまた明日…」

「は、はい、今日は送ってくれてありがとう。」

「いいえ!じゃあね!!」

そう言って彼は走って帰っていった。
残された私はその場に立ちすくむほかできなかった。

数日経って、
大学は順調に通えていて、
帰宅したある日家の前に誰か立っていた。

「…。あ、春斗。どうしたの?
今日講義休んだでしょ。
体調でも悪いの?」

「いや、優梨を驚かせたくて!
僕本当に引っ越してきたんだ!!
このマンションの2階に!!」

「え…うそでしょ…?」

「本当!うれしいでしょ??」

彼が指さしたのは凌貴が住んでいたマンションで、
しかも凌貴の部屋と同じだった。

「…。」

「え、さすがに近すぎ、た?
ごめん。
驚かせたくてさ。」

「い、いや!うれしいよ!」

春斗の真っすぐな笑顔を見たらそれ以外何も言えなかった。

「よかった!!明日から毎日一緒に大学行って帰れるね!」

「そ、そうだね。」

「じゃあこれ、はい!」

「こ、これって///」

「明日、これのレポート書かないとでしょ?
今日は二人で実験しよ?ね?」

彼が差し出してきたのは、
遠隔操作ができるローターだった。

「それ僕のスマホに連携してあるんだ。
だから僕の思い通りに優梨のことぐちょぐちょにできるんだよ…?」

春斗はわざと私の耳元で囁いた。

「じゃあ僕帰るから、
家着いたら電話しよ?」

そう言って彼は足早に帰っていった。
私は混乱している。
あそこには凌貴が居た。
それなのに今は春斗で、それに私の彼氏だ。
こんな偶然って…。
私幸せになってもいいんだよね。
素直になってもいいんだよね。
だって凌貴は思い出にしたんだもん。
凌貴を忘れるわけじゃない。
私は前に進んだだけだし。
そうだよね、凌貴…?

私は混乱する頭を抱えながら家に入った。

~~~~~♪~~~~~

スマホが鳴り出した。
春斗からだった。

「は、はい…。」

「まず部屋に行って」

「う、うん。」

ガチャ

部屋のドアを開けて入った。

「カーテン開けてみてよ。」

(ドキッ)
私は知っている。
彼の部屋から私の部屋は丸見えだということを。
それを彼は言いたいんだと思う。

シャッシャッ

カーテンを開けるとやはり彼がこちらを見ていた。

「よかったー!優梨の部屋、そこで!
もし違ったら優梨の姿見られなかったからさ」

「あ、うん。」

「まずゆっくりスーツ脱いでよ。
ゆっくりゆっくり、僕だけに見せて。」

「…。」

「ほら、早く。」

「は、はい…」

私はスーツのボタンに手をかけてゆっくり外し、
床に上着を落とした。
春斗に見せつけながら。

「いいね、次はYシャツ、脱いで」

次はYシャツのボタンに手をかけ外していく。

「その隙間から谷間見せてよ。
キレイな谷間。見たい。」

「…///」

私は赤面しながらも半分ボタンを外したYシャツを両方に開いて谷間を見せる。

「え、っろ…。
優梨色白いから赤もよく似合うんだね。
可愛いよ、きれいだ。そのローターブラの中に入れて乳首のところに挟んで。」

私は言われた通りにする。
右乳首に挟んだ。
その瞬間…。

ブブーブブーブブーッ

(ビクンッ)

いきなりローターに電源が入り私の敏感な乳首を刺激する。

ブブーブブーブブーッ
ブブーブブーブブーッ

「は、はぁ…///」

「ほらしっかり立って。
こっち見てよ。」

「は、ん…ぅ///」

「見えるよ優梨、よく見えるよ。
その潤んだ瞳、かわいいよ。
赤らんだ顔だってよく見える。
きれいだよ。」

「い、いやぁ…は、ぁ///」

「次は座って足開いてアソコの部分のストッキング自分で破って。」

ブブーブブーブブーッ
ブブーブブーブブーッ
その指示の間もローターの振動は止まらない。
理性、飛びそう。
もう全身で感じたい。

「は、ひゃ…い///」

ビリビリビリッ

「ふふっ、えらいね。
次ブラ外して全部見せて。
そしてローターはパンツの中に入れなさい。
ちょうどクリトリスに当たるようにね」

「あ、はぁ、んぅ///」

私は言われた通りブラのホックを外した。

プルンッ

ホックを外した瞬間おっぱいが弾けながら露わになる。
そして足を広げながらストッキングの穴を開けた部分からっ真っ赤な下着を横にずらして、
ちょうどクリトリスに当たるようにローターを入れた。

ブブーブブーブブーッ
ブブーブブーブブーッ
ブブーブブーブブーッ
ブブーブブーブブーッ!!!!
ビクビクビクンッ!!

次第に強く刺激され体は跳ね上がる。

「い、やぁ、はぁ、ああ!!///」

「きれいだ、かわいいよ。
言うこと聞いて偉いね。
次は立ってそのキレイで弾力のあるおっぱいを、
窓に押し付けてみて。
僕につぶれたおっぱいよく見せて」

私は何とか立ち上がり指示通り動く。

ビクッ

冷たい窓ガラスが私の胸を刺激する。

「は、はぁ…い、や…」

「ふふっ、なんて恥ずかしい体。
もし今誰か通ったらどう思うかな?」

そう言いながらクリトリスに当てたローターがさらに激しく振動する。

ブブーブブーブブーッ!!!!
ビクビクビクンッ!!

「ひゃ、んぅ!!!///」

「ぼ、僕もう我慢できない。」

プツッ

電話が切れてしまった。

「ちょ、、ちょっと。はぁ、こ、こんなの、一人に、しないで…あぁ///」

その瞬間玄関のドアが開き、
誰かがこちらへ走ってくる。

「優梨、かわいすぎ。
あと玄関の鍵、開けてたら襲われちゃうよ。
そんなエロい体してんだから。
ほら足開きなよ。
もう限界なんでしょ?
僕のココが欲しいんじゃないの??」

「ほ、ほしいですぅ…///
春斗の大きいおちんちん、ください///」

「偉いねちゃんと頂戴も言えるんだね。」

春斗は慣れた手つきでローターを引っ張り出し、
そのまま下着をずらし大きくなったペニスを一気に私の奥に入れた。

ズンッヌチュウ

「ひゃぁぁ///」

「ごめん、優しくなんてできない。
こんなにかわいいのに、
僕のが欲しくて潤んだその瞳に興奮してしまう。」

ズンズンズンズン
パンパンパンパンッ

「あ、、んう…はぁ、はぁ///」

「ほら、立って窓に手ついて」

半ば強引に窓際で立たされ手をつかされた。

「立ちバック初めて?
こんなにえろい体だもん、”みんな”に見せてあげなよ。
そしてこの体は僕のもの。
みんなに教えてあげるんだよ。」

ズンズンズンズン
パンパンパンパンッ
ズンズンズンズン
パンパンパンパンッグチュッ

春斗のピストンは止まらない。
私も必死で受け入れる。
太ももに私と春斗の混ざり合った甘い蜜が垂れてきている。
私こんなに興奮しちゃうなんて。

「!?」

私は視線に気づいてしまった。
春斗の部屋からは同じ研究室の3人の学生がいた。

「は、はぁ、優梨かわいい。
気づいた??ほらみんなに見せつけて。
優梨は僕のだってこと。
その麗しい体、見せてあげて。」

ズンズンズンズン
パンパンパンパンッズンズンズンズン
パンパンパンパンッヌチュ

「あ、やばいもうイく…ほら優梨受け止めて!!」

「あ!!!いや!!!んんぅ!!!」(ビクンッ)

ドピュッ
ジョバァァァ

私はまた春斗と同時にイってしまった。
そして春斗が抜いた瞬間に潮を噴いてしまった。
体の力が抜け窓ガラスに体を預けてしまった。
おそらく春斗の部屋からは私の窓にくっついたつぶれたおっぱいが丸見えだろう。
イってしまったばかりのこの涙ぐんだ顔も。

春斗はカーテンを閉めた。

「もう、ダメ。
こんなかわいい優梨。
あいつらにこれ以上は見せられない。」

そう言ってベッドまで運んでくれた。

「な、なんで彼らが…?」

「なんでって、今日研究しようって言ったでしょ」

「でも二人でって。」

「シたでしょ?二人で♡」
いたずらに笑う。

私はまた開発されてしまった。
誰かに窓際で見られてしまう快感を知ってしまった。
もう戻れない、あそこの部屋にいるのが凌貴じゃなくてもいい。
春斗に開発されたい。
私はそう決心した。
凌貴は思い出、今は大学でたくさん学び、
春斗と向き合う。
これでいい、これでいいんだ。

「もう大丈夫?
レポート僕たちが作っておくから、
優梨は休んでね。」

「あ、ありがとう。
お、お願いします。」

「うん!じゃあまた明日ね!」

そう言って彼は自分の服を整えて帰っていった。
アソコにはまだ温かい彼と私の蜜が溢れている。

「私、幸せだ…・」
一人そう呟いて眠りについた。
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