感度が良すぎて婚約破棄されただけなのに...

Hanyu

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10.快楽と婚約

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私は晴れて社会人になった。
会社ではいろんなことを学ばせてもらっている。
もちろんオナニーは毎日続けていて、
筋トレなどの体つくりもしっかり継続している。
周りからの視線は相変わらずは熱いが、
たまに怨念の視線も混ざっているように感じる。

そんなふうに時間は経過していき、
私はもうすぐ社会に出て5年が経とうとしている。
実は、この会社で出会った取引先の社長と3年前からお付き合いをしている。
その方はとてもやさしい方で仕事もでき、尊敬できる男性だ。

「優紀さん!今日もお疲れ様でした!」

「優梨、お疲れ様。
今回のプロジェクトは大変だったでしょ。
でも元気に立ち回っていて安心したよ。
今日夕食一緒にどうかな?
実はレストランを予約しているんだ。」

「はい、是非!
では行きましょう。」

私たちは腕を組んでレストランに向かった。
そのレストランはとても高そうで、
静寂に包まれた不思議な雰囲気を醸し出していた。

(大人の世界って感じだ…。さすが社長さん…。なんか緊張するなぁ。)

私はいつもと違う雰囲気にとても緊張していた。
優紀さんと会うときはいつも居酒屋や、
レストランって言ってもこんな豪華な場所ではない。
気軽に立ち寄れる場所で食事をしていた。

色んな料理が運ばれてきて、
見たことない具材や、
食べたことのない味ばかりでとても感動した。
緊張していたが次第に美味しく感じ満足してきた。

食事も食べ終わり、
レストランを後にした。
この後はいつも通りホテルか私の家、
または彼の家でエッチをする。
それがいつもの流れ。
それに彼は今まで付き合ってきた彼氏とは真逆で、
ごく普通のエッチがお好みのようだ。
正直私にとってはかなりもの足りない。
優紀さんと付き合ってそこだけは欠点だと言えてしまうだろう。

「あ、あのさ。優梨、この後少しドライブに行かない?
優梨と行きたい場所があるんだ。」

「はい、いいですよ!」

意外だった。
ドライブなんでいつぶりかな?

早速車に乗り込んだ。
この車も高いものだろう。
車に無頓着な私でもわかる。

車は静かに走り続け、
穏やかな洋楽が流れ雰囲気が最高に心地よい。

数十分走った後、車は停車した。

「こ、ここは…。」

辺りは月夜に照らされ輝く海。
潮のいい香りが私を包む。

「キレイな海…。
海なんていつぶりに来たかな。
優紀さんありがとう!」

そう微笑むと顔が引きつった優紀さんの顔。
とても緊張しているようだった。

「ゆ、優紀さん…?」

「あ、あの!!!優梨さん!!!」

(え、これって…もしかして…。)

「僕と結婚してくれませんか…?」

そう言って跪き指輪を差し出す優紀さん。

「え、優紀さん…。」

「僕仕事も忙しいし、
寂しい思いもさせるかもしれないけど、
優梨のことを愛しています!!」

急なプロポーズで戸惑ったが、
結婚願望がある私にとってとても光栄なことだった。

「は、はい。こちらこそよろしくお願いします。」

そういうと満面の笑みを浮かべ、
キレイなダイヤモンドが輝く指輪を私の左手の薬指にはめてくれた。

「嬉しい。ありがとう♡」

そう言うと優紀さんは私を抱き寄せそっとキスをしてきた。
優紀さんの唇は小さく震えていた。
こんなに私のこと想って緊張してくれたんだ。
とても幸せだ。
夢のような時間が流れ、
慣れない指輪の重さだけが現実を教えてくれた。

優紀さんは私をそっと抱き寄せ、
車の後部座席に座らせた。

「え、優紀さっ!?」

チュウッ

「ごめん、俺我慢できない。
こんなかわいい僕の妻になってくれる人…。」

チュチュゥゥゥ
レロレロレロレロ

一気に深いキスをして私の舌先を刺激してくる。

「んんふッ…///」

優紀さんは私のワンピースを捲り上げ、
谷間にキスをしてきた。

チュッチュ

私はその瞬間に理性が飛んでしまった。。
自分でブラのホックを外し、
優紀さんの上に跨って挿入してしまった。

「ちょ、優梨…あっ///」

「はぁ、はぁ、優紀さん…ん、あっ、はぁ」

必死で腰を振った。
優紀さんを気持ちよくさせてあげたかった。
私でいっぱいにしたかった。

アソコ同士がぶつかり合い卑猥な音で車内はいっぱいになる。

パンパンパンパン
グチュグチョヌチュ

「あ、はぁ、ああんっ///」

「き、気持ちいいよ、優梨…お、俺もうむ、り…。
出る…いい?」

パンパンパンパン
グチュグチョヌチュ
パンパンパンパン

私はピストンをやめない。

「優紀さん、はぁはぁ、おねがい、出してぇ///」

パンパンパンパンパンパンパンッ

ビクンッ
ドピュウウウウウ

私たちは同時に果てた。
こんな幸せなエッチなんて経験したことがない。
初めてこんなに幸せを感じた。
気持ちよかったし、それにこの行為に今までそれ以外感じてこなかった。
幸せなエッチってこんなに胸が高鳴って、こんなに胸が熱くなるんだ。

「優紀さん、私幸せ」

「俺もだよ、これからもずっと幸せにしてあげるからね」

そう言って二人で眠りについた。
アソコがつながったまま。
なんとなく抜きたくなかった。
小さくなった優紀さんのおちんちんさえも私のものにしたかった。
幸せをずっと感じていたかった。
これから私をどん底に落とすこの男。
私はそんなこと知りもせずただ幸せを感じていた。
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