不登校の私、過去にタイムスリップする

山本未来

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お母さんの愛情

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朝は毎日不安でいっぱいになるけれど

お昼位になると少し不安がなくる


お母さんは毎日仕事に行っているから

家にいるのは私だけ

だからテレビを見たり

冷蔵庫にある物を食べたりしていた


学校に行っている苦しさよりも

家でいる方が心は安定していた


お母さんは夕方になると

学校に行って先生と相談したり

授業のプリントを取りに

行ってるみたいで


帰って来ると私の部屋にそれを

持って来てくれた


だけど心が沈んでやる気が出ない私は

チラッとそれを見る位で

机の上に起きっ放しだった



「美紀、先生も心配してるし

頑張って学校行けない?」


お母さんは心配そうに部屋に

入って来てそう言った


私が無言でいると


「美紀は学校に行けない位

辛い事あったのかもしれないけど

返事はちゃんとして欲しいし

ご飯も一緒に食べよう、、」


お母さんは今にも泣きそうな

声でそう言った

そして部屋の扉を締めた


最近は食欲もなくてお母さんが

ご飯の声掛けしてくれても

黙っていたので

部屋にご飯を持って来てくれていた


一緒に食べたいけれど

顔を合わすと学校の話しばかり

されそうだし、喧嘩になりそうだし

一緒に食べる勇気がなかった



『お母さんに心配かけてるのは

悪いと思うけどやっぱり

学校は行きたくない

リビングで泣いているお母さんを

見た時はきっと私のせいだと

思ったし最近お母さん元気ないし

きっと担任の先生にも

色々言われてると思う

だけど地獄のような学校になんて

行きたくない、、』


私の決意は固かった


高校受験や勉強の事など

どうでもいい位

自分の心を守るのに精一杯だった


だけどお母さんを

悲しいませたくないから


私は久しぶりに部屋から出て

リビングに向かった


「美紀!

ご飯一緒に食べよう!」


お母さんは泣いていたのか

目が赤く充血していた


だけど私が来たのに気が付くと

台所から野菜炒めや鳥の照り焼きや

コーンスープを運んで来て

食卓に運んでくれた


「一緒に食べるの久しぶりだね!

色々あるけど頑張ろう、、」


お母さんは言葉を選びながら

明るく振る舞っていた


私は何も言わずにスープを飲んだ


『お母さんが作ってくれたスープは

やっぱり美味しい、、

いつも学校で嫌な事あっても

お母さんが作ってくれるご飯食べたら

頑張ろうって思えてた、、

だけど今は駄目だ、、

気力もないし

頑張る気持ちにもならない、、』


私はスープを飲みながら

そんなご飯を考えた


そして、なぜだか涙が溢れて来た


拭いても拭いても流れる涙、、


お母さんはその様子を見ながら

泣きそうな顔をしていた


私は色々な想いはあるものの

言葉で何も伝えられなかった、、


学校の無い世界に行きたかった


何もかも嫌で全てを

投げ出したかった、、


そしてお母さんを悲しませている

自分がとても嫌だった、、

全ての事が嫌だった、、




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