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26、相手の気持ち
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空side
ガラッ
「空くん、おはよう」
「おはようございます。」
神山先生が来てくれた。
「どうしたの?今日元気ない?」
「そんなことないですよ!!」
気持ちがバレる事を恐れ笑って見せた。
「無理して笑わなくてもいいよ。
ごめんね、実はさっき名取先生に空くんの事ちょっと聞いたんだ。」
「僕の事?」
何を聞いたの、それを聞いて先生はどう思った…?
聞きたいけど聞きたくない、
「うん、昨日の事。辛かったね、」
神山先生はそう言い俺を抱きしめた。
昨日の何を聞いたのだろうか、
「昨日の何聞いたの?」
「ん?うーん、リストカットの事と、空くんが思っていることかな、
あまりストレートに言うと思い出して余計しんどくなると思って濁したんだけど、それはそれで分かりずらかったよね。上手に伝えられなくてごめんね、」
それを聞いてどう思ったのだろうか……
悪い方向にばかり考えてしまう。
「あー!空くん暗い顔して、マイナスな事考えてたでしょー」
先生は俺のほっぺたをつまみながら言った。
「そんなこと……ない……です。」
はっきり言うことができず目線を逸らしてしまった。
「名取先生から話聞いた時、何も思わなかった。って言ったら嘘になる。
けど、空くんが思ってるような死んでほしいとか、なんで死ななかったの?とかそういうのは絶対に思ってないから安心してほしい。
空くんの今までの環境とか言われてきたこととかを知って、自分の事をもっと大切にしろとは言わない。
でもね、俺、空くんのこと好きだから。大切だから。空くんが辛いと俺も辛いし、空くんが苦しいと俺も苦しいの。それだけは知っていてほしい。
綺麗事に聞こえるかもしれないけど、ゆっくりで良いから一緒に幸せ見つけようね。」
神山先生は俺を抱きしめながら静かに泣いていた。
思わず先生の頬に両手を当てた。
「ごめんね、泣きたいのは空くんなのにね。」
先生が僕のために泣いてくれた。
僕の分泣いてくれた
今まで自分のために泣いてくれた人などいなかった……
「う、っんうぅうう」
先生の涙を見ていると自分の目からも涙がどんどん溢れてきた。
先生は僕の背中に手を置き、そっと抱き寄せ思う存分泣かせてくれた。
「落ち着いた?たくさん泣いたらスッキリするね。温かいお茶飲む?」
「はい、飲みたいです。」
確かに心に溜まっていたものが洗い流されるような感覚がした。
「はい、どうぞ。熱いから気を付けてね。」
「ありがとうございます。」
「そういえば、城崎から昨日電話があってね、空くんの事心配してたよ。」
「城崎先生が…?怒ってなかったですか?」
「なんで?」
「ひどい態度をとってしまって、だから、怒らせたと思って。もう会いに来てくれないかもしれない……」
「それはないんじゃないかな?すっごい心配してたし、怒ったりしてる感じはしなかったな、まぁ、城崎とも俺や名取先生と話したように話してみな。本人の気持ちは本人にしか分からないから。」
ホントに怒ってないかな、不安だけど、神山先生の言うように本人の気持ちは本人にしか分からないから聞くしかないよね、怒ってたらちゃんと謝ろう。
ガラッ
「空くん、おはよう」
「おはようございます。」
神山先生が来てくれた。
「どうしたの?今日元気ない?」
「そんなことないですよ!!」
気持ちがバレる事を恐れ笑って見せた。
「無理して笑わなくてもいいよ。
ごめんね、実はさっき名取先生に空くんの事ちょっと聞いたんだ。」
「僕の事?」
何を聞いたの、それを聞いて先生はどう思った…?
聞きたいけど聞きたくない、
「うん、昨日の事。辛かったね、」
神山先生はそう言い俺を抱きしめた。
昨日の何を聞いたのだろうか、
「昨日の何聞いたの?」
「ん?うーん、リストカットの事と、空くんが思っていることかな、
あまりストレートに言うと思い出して余計しんどくなると思って濁したんだけど、それはそれで分かりずらかったよね。上手に伝えられなくてごめんね、」
それを聞いてどう思ったのだろうか……
悪い方向にばかり考えてしまう。
「あー!空くん暗い顔して、マイナスな事考えてたでしょー」
先生は俺のほっぺたをつまみながら言った。
「そんなこと……ない……です。」
はっきり言うことができず目線を逸らしてしまった。
「名取先生から話聞いた時、何も思わなかった。って言ったら嘘になる。
けど、空くんが思ってるような死んでほしいとか、なんで死ななかったの?とかそういうのは絶対に思ってないから安心してほしい。
空くんの今までの環境とか言われてきたこととかを知って、自分の事をもっと大切にしろとは言わない。
でもね、俺、空くんのこと好きだから。大切だから。空くんが辛いと俺も辛いし、空くんが苦しいと俺も苦しいの。それだけは知っていてほしい。
綺麗事に聞こえるかもしれないけど、ゆっくりで良いから一緒に幸せ見つけようね。」
神山先生は俺を抱きしめながら静かに泣いていた。
思わず先生の頬に両手を当てた。
「ごめんね、泣きたいのは空くんなのにね。」
先生が僕のために泣いてくれた。
僕の分泣いてくれた
今まで自分のために泣いてくれた人などいなかった……
「う、っんうぅうう」
先生の涙を見ていると自分の目からも涙がどんどん溢れてきた。
先生は僕の背中に手を置き、そっと抱き寄せ思う存分泣かせてくれた。
「落ち着いた?たくさん泣いたらスッキリするね。温かいお茶飲む?」
「はい、飲みたいです。」
確かに心に溜まっていたものが洗い流されるような感覚がした。
「はい、どうぞ。熱いから気を付けてね。」
「ありがとうございます。」
「そういえば、城崎から昨日電話があってね、空くんの事心配してたよ。」
「城崎先生が…?怒ってなかったですか?」
「なんで?」
「ひどい態度をとってしまって、だから、怒らせたと思って。もう会いに来てくれないかもしれない……」
「それはないんじゃないかな?すっごい心配してたし、怒ったりしてる感じはしなかったな、まぁ、城崎とも俺や名取先生と話したように話してみな。本人の気持ちは本人にしか分からないから。」
ホントに怒ってないかな、不安だけど、神山先生の言うように本人の気持ちは本人にしか分からないから聞くしかないよね、怒ってたらちゃんと謝ろう。
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