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80、心の気持ち
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空side
探検…
「懐中電灯持つか?その方が探検っぽいだろ、まぁ部屋の電気はつけるけどな、」
「うん、持つ」
陽ちゃんに抱っこしてもらい、懐中電灯を片手に家中を見て回ることになった。
棚の隙間やドアの裏まで普通なら人が入れないところまで隅々懐中電灯で照らしながら見る。
「ここの部屋は今は物置になってるけど、もし空が一人部屋が欲しくなったらここを使えるようにするからな。」
「うん…」
「最後はお風呂だけどどうする?、怖かったらリビングに戻ってもいいよ。」
「探検する。」
「分かった、無理しすぎるなよ。」
「うん…」
蓋のしまった湯船の中まで確認する。
「これがシャンプーでこっちがリンスでボディーソープな。好きに使っていいからな。」
「うん、」
「じゃあ戻ろうか、」
「うん、」
リビングに戻りソファーに座るよう促されたが、1人になるのが怖くて陽ちゃんの服を掴み後ろにぴったりとくっ付いていた。
「ホットミルクかカフェオレどっちがいい?」
「…ホットミルク」
「砂糖多めにしとくな~じゃあ戻るぞ~」
コップを机に置くと陽ちゃんはソファーに座った。
それを立ったままぼーっと見つめる。
何だか頭がぼーっとする。
「空、おいで」
陽ちゃんは両手を広げたからゆっくりと上に乗り肩に顔を埋める。
陽ちゃんは何も言わずにただ僕の背中をさする僕も今は喋りたい気分じゃないからいいか、
「体の力ちょっと抜けたかな、」
「え?」
「ほら、そろそろ懐中電灯離せるんじゃない?」
「あっ、」
懐中電灯持ってたの忘れていた。
1本ずつ指を外していく、力いっぱい握っていたから懐中電灯の型がくっきりと手に残っている。
「痛いか?」
「大丈夫…」
「そっか、痛いな」
「大丈夫なの、」
「ちょっと痛いかもだけど軽く揉ませてね」
陽ちゃんは僕の言葉を否定せずに被せる。多分否定しても僕が納得しないのを分かっているからだろう。
でも、陽ちゃんの言葉の方が正しい本当はちょっと痛い、
「こんなもんかな、冷めないうちに飲もうか、」
「うん、」
陽ちゃんの隣に座り両手でコップを持った。
温かい、ゆっくりホットミルクを口に含む。
甘くて美味しい、固くなった心が解けていく感じがする。
「頑張ったな、」
陽ちゃんがティッシュを僕の頬に当てた。
「え…なんで…」
目から涙が溢れティッシュを濡らしていた。どうして…泣きたかったわけじゃないのに…
「心は泣きたかったんだね。探検怖いのに頑張って偉かったな。」
涙を止めようと目を擦るがなかなか止まってくれなくて焦って余計に溢れてくる。
「目擦ったら痛くなっちゃうよ、おいで~」
陽ちゃんにまた抱きしめられ涙が止まるのを待つことにした。
探検…
「懐中電灯持つか?その方が探検っぽいだろ、まぁ部屋の電気はつけるけどな、」
「うん、持つ」
陽ちゃんに抱っこしてもらい、懐中電灯を片手に家中を見て回ることになった。
棚の隙間やドアの裏まで普通なら人が入れないところまで隅々懐中電灯で照らしながら見る。
「ここの部屋は今は物置になってるけど、もし空が一人部屋が欲しくなったらここを使えるようにするからな。」
「うん…」
「最後はお風呂だけどどうする?、怖かったらリビングに戻ってもいいよ。」
「探検する。」
「分かった、無理しすぎるなよ。」
「うん…」
蓋のしまった湯船の中まで確認する。
「これがシャンプーでこっちがリンスでボディーソープな。好きに使っていいからな。」
「うん、」
「じゃあ戻ろうか、」
「うん、」
リビングに戻りソファーに座るよう促されたが、1人になるのが怖くて陽ちゃんの服を掴み後ろにぴったりとくっ付いていた。
「ホットミルクかカフェオレどっちがいい?」
「…ホットミルク」
「砂糖多めにしとくな~じゃあ戻るぞ~」
コップを机に置くと陽ちゃんはソファーに座った。
それを立ったままぼーっと見つめる。
何だか頭がぼーっとする。
「空、おいで」
陽ちゃんは両手を広げたからゆっくりと上に乗り肩に顔を埋める。
陽ちゃんは何も言わずにただ僕の背中をさする僕も今は喋りたい気分じゃないからいいか、
「体の力ちょっと抜けたかな、」
「え?」
「ほら、そろそろ懐中電灯離せるんじゃない?」
「あっ、」
懐中電灯持ってたの忘れていた。
1本ずつ指を外していく、力いっぱい握っていたから懐中電灯の型がくっきりと手に残っている。
「痛いか?」
「大丈夫…」
「そっか、痛いな」
「大丈夫なの、」
「ちょっと痛いかもだけど軽く揉ませてね」
陽ちゃんは僕の言葉を否定せずに被せる。多分否定しても僕が納得しないのを分かっているからだろう。
でも、陽ちゃんの言葉の方が正しい本当はちょっと痛い、
「こんなもんかな、冷めないうちに飲もうか、」
「うん、」
陽ちゃんの隣に座り両手でコップを持った。
温かい、ゆっくりホットミルクを口に含む。
甘くて美味しい、固くなった心が解けていく感じがする。
「頑張ったな、」
陽ちゃんがティッシュを僕の頬に当てた。
「え…なんで…」
目から涙が溢れティッシュを濡らしていた。どうして…泣きたかったわけじゃないのに…
「心は泣きたかったんだね。探検怖いのに頑張って偉かったな。」
涙を止めようと目を擦るがなかなか止まってくれなくて焦って余計に溢れてくる。
「目擦ったら痛くなっちゃうよ、おいで~」
陽ちゃんにまた抱きしめられ涙が止まるのを待つことにした。
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