ホントの気持ち

神娘

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124、ピクニック

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空side


「着いたよ。」

「思ってたより広いですね~緑もあって気持ちいい~」

神山先生は屋上を見渡して嬉しそうにしてる。

僕も周りを見るけど誰か来るかもと思うと怖くて陽ちゃんの上から降りれない。

「誰も居ないよ。平日だし誰も来ないんじゃないかな。」

陽ちゃんの言葉に少し考えてから足を着いた。

でも怖くて陽ちゃんと手を繋いで体を引っ付ける。

「歩いてみる?」

「うん……」

「ここから外は行っちゃダメだよ。」

「…分かった。」

下が見えないように内側を歩く。
地面が芝生でいつもと違う感触に心が踊る。

病院でも外が怖くて散歩も行けなかったから外に行けたことが嬉しかった。

しゃがんで芝生に触れてみるとふさふさで気持ちいい。

「芝生気持ちいいな。」

「うん、太陽もぽかぽかで気持ちいいね。」

「気持ちいいね~」

3人で芝生の上でぼーっとする。


……グ-

「笑笑   お昼にしよか。」

僕のお腹の音が静かな時間に響いた。
恥ずかしくてせかせかとお昼の準備をする。



「「「いただきます!」」」

お弁当を広げてみんなで食べる。

陽ちゃんと神山先生が居るから大丈夫。
分かってるのに屋上の扉が気になってずっと見てしまう。

「誰か来ても俺らが居るから大丈夫だよ。」

「うん…」

陽ちゃんに言われて頷いたがなかなか箸が進まない。

「あーん、」

「…あーん。」

モグモグ…

ウインナーを食べる。喉がキューってなっていつもより食べるのに時間がかかる。

「ゆっくりでいいよ。」

コクリ


落ち着かなくて陽ちゃんの服を掴んだまま陽ちゃんに食べさせてもらった。
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