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🍸15話.フキツな身体🍾
しおりを挟む「ぁ·····!」
しなやかで長い指が、震えるフチをなぞり、そして滴った蜜をぬぐう。
「えぇ~·····ほんまや·····それも·····」
(こわい)
必死に声をおさえながら大人しくする。
極度の緊張と恐怖に濡れた理由は分からないが、ソレを証明するには充分だ。
さわられてる。
それも、高貴で野蛮な二人の男の前で、抵抗することも許されない。
「マンコじゃん·····ナカどないなってんの?」
「······」
(いや·····!)
フチから内側へ向かおうとしたタトゥーの腕は、固まっていたもう1人の手に遮られる。
「席を外せ」
「は?!」
ダンの指示に、ツバサは今日イチ荒ぶった声を上げる。
「いやいや、2人っきりなって何するん?いくらダンさんでも性犯罪·····」
言いかけたセリフは紫に睨まれて消える。
ツバサや、恐らくハルキですら、易々とダンに逆らうことは出来ないらしい。
「ジョークでしょ」
「この件は他言無用だ。仕事に戻れ」
ツバサは惜しそうに部屋を出てゆく。
ダンの手が離れてゆき、ミチルは震える脚をそっと閉じた。
息をするのを忘れるほど恐ろしい時間だった。
数分前まで、想像もしなかった展開だ。
けれど普通の風俗店で働くことは出来ない。この気持ちの悪い体では、とても無理だ。
しかし、
「まだだ」
こちらへ振り返った男が再び腕を伸ばしてくる。
「もう一度脚を開いて」
「ぁ、で、でも」
彼の手は怖い。
まるで人間の心地を感じなかった。
上品な装いと裏腹に、ダンはまた半ば無理やりこちらの脚を押し広げた。
そのまま動くなと言われて、両手で口元を抑え込む。
「·····!」
薬指が小陰唇を開く。
そのまま、中指が膣口の表面を一無でした。
「ンク·····ッ」
愛液に濡れた中指は、ゆっくり、しかし止まることなくナカまで挿入ってゆく。
「ン、ん·····♡」
(おまんこの中に、ゆび·····っ)
第一関節、第二関節と飲み込んでゆき、男の長い指は根元へ行く前に奥を突く。
びっくりして飛び上がる。キュッと締めつけた膣に、ダンはやっと目を合わせた。
「これは生まれつき?妊娠はするのか?」
「ぅ·····♡?、·····ッしま、せ·····──ぁんっ♡」
ズルリと引き抜かれて、余韻に身体を震わせる。
まるでモノを検品するみたいな指だった。
「·····オモチャ箱、か·····」
彼がボソリと呟いたのは、ノエルが発した言葉。
指をふき取ったタオルを手渡される。
これで拭けということなのだろう。
内肉の桃色がじんわり濡れていた。
「この事を他に知ってる者は?」
ハルキと自分だけの秘密だった。
親はこれを認めなかった。
不吉だとして存在すら否定して、無いものとした。絶対に誰にも明かしてはいけないと繰り返した。
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