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🍸27.彼に似合う色🍾
しおりを挟むハルキなら何色でも似合うだろう。見てみたかったな。
雨の日に初めて会った時は既に紫だった。視界が濡れてぼやけてたけど、髪色だけはちゃんと覚えてる。
それで、ここにおいでって言われたことに、居場所のない自分がどれほど救われたか───。
「──あ"·····~~~♡♡♡」
「今んとこお前のメリット、後処理無し中出し自由のオナホでしかないんだけど」
(また、イっちゃ·····♡♡)
「ああん·····♡♡」
奥へ吐き出された熱を脈打つ波で受け止める。
また、ピストン運動に責め立てられて、絶頂とともに男根を引き抜かれた。そしてまだ痙攣する膣から、白濁が溢れ出す。
初めて抱かれたのと同じ場所。
違うのは関係と、ただ少し激しくいたぶられたことだけ。
彼はさっさとシャワーを浴び終えると、タバコの銘柄だけ言って更衣室へ行ってしまう。
呆然としてるうちに気配すら無くなった。
初めから期待などしていなかった。
気持ちが伝わらないんじゃなくて、奴隷からの異様な執着は恋でも愛でもないのだ。
当たり前だろう。
膣からまた泡立った精液が漏れ出る。
まだ暖かいのに、腹の中はとても冷たく感じられた。
深夜零時に迎えが来た。
黒のベンツだ。
店はまだまだ盛り上がりを残しているが、呼び出しを受けて外へ出たら、半ば無理やり車の中へ押し込まれた。
「·····ふ~」
風呂上がりみたいな感嘆を吐いて、彼がふとこっちを見る。
ハルキとは違う香り。少し甘みが強くて、癖がある。
バケツをひっくり返す勢いで飲んでいたのに、ツバサの頬は白い。
目が合うとニヤリとしたのが、どこか不健康的だった。
「ええ子で待ってた?ん?」
「ぴャ」
「お疲れ様のチューは?」
ネクタイを緩めながらこっちへ身体をかたむけてくる。
ガラガラ音がする喉仏が頭上まできて屈んだ。
「はよしてや」
「へ、ぁ」
「はよして~」
デカイ図体がフラフラ揺れてみせる。
やっぱり少し酔ってるのだろうか。疑わしくなるが、獲物をとらえようとする蛇のタトゥーと目が合うと、全てが胡散臭く見える。
「·····ッ」
頬へ触れるだけのキスをした。
「んー」
「!!ッん·····ッ」
後頭部を鷲掴みされて、喰うように口を塞がれた。
「んぅ·····ッ」
アルコールと一緒にレモンみたいな味がする。
キスは、好きな人とするもの。そう夢見てるから、そうじゃない彼とはしたくない。
説明したら、やめてくれるだろうか。
「前も言ったけど、俺さぁお水ちゃんみたいな子ほんとタイプなんだ」
「ふ、へぅ·····ッ」
酸素が回らない鼓膜にツバサが続ける。
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