🍸ホストクラブのオナペット~借金返済のための奴隷契約~🍾

亜依流.@.@

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🍸79.おかしい🍾

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「10部??」

「あっ」


思わず声をあげたら、相手は恥ずかしそうにスマホを握りしめた。


「ねえなんでハルキが好きなの?」


咄嗟に聞いてしまって、自分自身どうでもいい事じゃないかと突っ込む。

見てしまった。
さっきまでハルキのせいで泣きそうだった、非力な奴が、同じ男の事で頬を染めて嬉しそうにしてるのを。


「ち、が·····ハルくんは、もう、ちがうから·····しつこくしないから、これは」


恥ずかしいことをバレてしまったような顔をして、ミチルは弱く首を振った。


「これは·····応援したくて·····」


同じ雑誌を10部。
とても正気の沙汰とは思えない。
どうして、そんなにもアイツを想うんだ?


「お水ちゃん、ハルキはやめた方がいいよ」


(何言ってんだろ、俺)

考えるより先に、さっきから言動が進む。

ずっとおかしいと思っていた。ハルキがナンバーワンだからじゃない。ミチルがハルキのそばにいることをだ。

ミチルの好みの服だって、自分の方がよっぽどわかっているのに。


「俺の方がオモロイこと言うやん」


(あ、コレあかんやつ)


「俺の方が優しいでしょ?いやそれは流石に嘘か、とんとんやね、でもこれから俺の方がずっと優しくなるよ」


驚いた顔をしたミチルが首を傾げる。

これはただ、頬がほころぶのを見たのが初めてだったから、思わず目を見張っただけ。
ミチルの笑顔に安堵して、それから嫌な気持ちになったのは、つまらなかっただけ?

面倒くさいと分かっていながら、慰めるためにここまで来た目的。
ハルキに虐められて傷ついたミチルに、狡い思惑を寄せていたんだ。


「あ、ミチルちゃん、俺あかんわ」

「·····へ·····?」


引き寄せてた身はぬいぐるみみたいに軽く感じた。
それが心許なくて、逃げてしまわないようにと、細い両手をベットへ押し付ける。


「·····ン·····ッ!」


半開きの唇を塞いだ。
めいっぱい見開かれたピンクの瞳に自分だけが写ってる。初めの頃から柔らかい唇をこじ開けて、すぐに舌を絡める。
丁度さっきからキスしたいと思っていた。


「·····ン·····ッぅ♡なん·····んぅ♡」


相手の呼吸も気にせず、更に顔を傾ける。
生暖かい吐息が漏れると、洗いたての毛布みたいな匂いがするから不思議だ。

蜜をすくうようにして喉奥まで味わった。やがて潤んできた瞳と見つめあって、そっと唇を外す。

小さな唇から唾液が零れていた。
ただのキスなのに息を止めていたのだろうか。真っ赤な童顔は、うっとりこちらを見てる。
触れた頬が柔らかくて戸惑う。
もっとキスしたい。


「あは、なんしてんやろ、俺·····」

「ツバサくん、まって·····っ」

「ヤダ」









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