俺だけ、能力がない!? 異世界転生したら、能力がない無能力者の俺が最強だった件について!?

白咲焰夜

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第1章

第3話 王の復讐

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俺は、無事にケヴィンとの交際が上手くいって…結婚をした。

村から祝福も貰った。

心の底から良かったと思った。

その時だった。

「ちょっと、待ってもらおう」

と、聞き慣れた声がしたのだった。

「なぁ、どこまで邪魔すんだ?
 脳みそがお馬鹿な王様よ?」

「お前らに会いたい奴が居るそうじゃ!」

と、後ろに居たのは…

「よ! 妹!」

そこには、ケヴィンより負けるが…美人の女の人だった。

「姉さん…」

と、睨むのだった。

「あれが、前言ってた…」

「そう…王様の許嫁…グラン・エモーショナルよ…」

「なるほどな…」

と、話してると…
そのグランが言ってきた。

「そんなイケメン、あなたには、勿体ないわ!
 私に頂戴? そうすれば、死刑は許してあげるわ!」

なるほどな、死刑をさせようとしたのは…
こいつか…

「嫌よ! やっと、幸せになれるのに!!!」

「なら、仕方ないわね…」

「王様、あの子を召喚してちょうだい?」

なるほどな…王様を駒扱いか…
気に食わん…

「いいよ~! 出てこい! キング・ドラゴン!」

そうして、出てきたドラゴンが…
ケヴィンに向かってくる。

それを俺は、弾き返して…
脚力も鍛えてた為、ジャンプして、ドラゴンにワンパンチでぶっ飛ばしたら、逃げていった。

そして、姉のグランは妹のケヴィンの頭に銃を向ける。

「死なせたくなかったら…動くんじゃないわよ!」

(って、言いながら殺すんだけどね)


「どこで喋ってんだ?」

(しまった!!!! どうやって!? 能力なしに!!!)

俺は、グランを思いっきり殴った。

そして、恐れおののいたのか、
グランを捨てて逃げてしまった。

そして、グランの胸ぐらを掴んで言った。

「お前は、性格からやり直せ…
 妹はこんな立派に育ってるのに
 お前は、子供過ぎて話にならん」

「なんですって!?」

「あ゛ぁ?」

と、威嚇すると気絶した。

ケヴィンは、また泣き出して…抱きしめてきた。

「はいはい…」

と、言いながら…撫でた。

「何処にも行かないでくださいね?
 約束ですよ?(にこ)」

と、可愛くて美しい…幸せな顔を見せてもらっては…「おう! 任せてくれ!」としか言う事がないだろう…。

こうして、ケヴィンをお嫁=妻にする事が出来たのであった。

前世の時よりも…幸せだと、言っておこう…。

ありがとう…神様よ…。

これからも、この世界で…
生かせてもらうよ。

生涯悔いがなく…な?

だから、見守っていてくれ。

        ~神side~

全く、あの人は…私が取ろうと思ったのに!!

まぁ、いいです!

あの異世界は、一夫多妻制ですからね!

次は、私が現れますよ!

ふふふふ(にこにこ)

        ~希side~

なんか、悪寒がしたが…気のせいか…

さぁ、始めようか…
幸せな…家族を築くんだ。

俺が!!!

さぁ…始めようか

最高で最善な幸せ生活カップリングロードを!!!!!!

     ~次回 神(天使)が登場!?~
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