飛竜誤誕顛末記

タクマ タク

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第四章 将軍様一局願います!

第10話 未練

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【それで、ケイタは何で吠えてたんだ?】
ダイルが窓の外で首を傾げた。

『えっと・・・吠えてた訳じゃ無いんだけど・・・』
竜達から見ると吠えているように見えたのか・・・・。
まぁ、あんな大声で喚いてたら同じようなもんかもしんないけど。
正直に泣いてましたと言うのも気恥ずかしくて、何となく答えに詰まってしまう。
だけど、そんな俺をアントがジッと見つめてくる。
【・・・ケイタ、泣いていたのか?】
『え・・・・』
【さっきのは吠えてたんじゃなくて、泣いてたんだろ?】
【え!そうなのかっ?】
【ケイタ泣いてたの?】
【嫌な事あった?大丈夫か?】
アントの言葉に、地竜達がオロオロとしはじめて皆で俺の顔を窓越しに覗き込んでくる。
やめて、今ぐずぐずの情けない顔なの・・・。

『アント凄いな。人間の泣き方を知ってるんだな』
恥ずかしさを誤魔化すように小さく笑いながら言えば、アントの目が気遣わしげに揺れた。
【だって、ケイタ凄く悲しそうだ】
小さな飛竜は人の感情に敏いらしい。
【ケイタ、悲しいのー?】
【腹が減ってるのか?】
【寒くて辛い?】
アントとは対照的にダイル達は人の感情の機微には鈍いようだけど、それでも優しさは強くて3匹なりに凄く俺の事を心配してくれている。
『ありがとう・・・ちょっとね。・・・ちょっと寂しかったんだ』
これは本当のこと。
あぁ、こんなに喋るのは久しぶりだ。
自分の話しかけに、当たり前のように返事が返ってくる。
そんな当たり前な事にも感動するほど、俺はずっと会話に飢えていた。
そう。
俺は寂しかったんだ。
【寂しかった?】
【そっか!俺達がいなかったから寂しかったのか!】
【ケイタは寂しがりだなー】
ダイル達の変わらない明るさに、凄く救われる。
エリーも嬉しそうで、窓辺でご機嫌に跳ねている。

【ケイター、こっちおいでよー】
【そうだそうだ。今日は何で出てこないんだ?】
【今日は天気がよくて、外は気持ちいいぞ】
【ケイタ、出ておいでよ】
カイマンが誘えば、他の竜達も一斉に頷く。
皆が遊びに来れば何時もすぐに外に出ていたから、今日は外に出ない俺に皆が焦れたらしい。
『うん・・・ごめん、外出れないんだ・・・』
【え、どうして?】
【もしかして具合悪いのか?】
【確かに、ケイタちょっと痩せたな!冬で餌が獲れなかったのか?】
『はは、大丈夫。俺は元気だよ。だけど、ちょっとね・・・扉が閉まってるから出れないんだ』
【????】
【???】
【??】
地竜トリオが理解できんといった感じで、3匹揃って同じ方向へ首を傾げた。
【開ければいいんじゃないか?】
【ケイタ、何で開けないんだ?】
【何時も開けてるだろ?】
『あー・・うん。ごめん、言い方が悪かったな。鍵が締まってるんだ』
【かぎー?何それー】
【扉は知ってるけど、かぎは分かんない】
【扉と違うの?】
『扉が開かないようにする魔法だよ』
【ケイタ、閉じ込められてるのか?】
ダイル達に答えたら、アントが真剣な眼差しで聞いてきた。
『・・・うん』
【あのデカイ人間か?ここはアイツの縄張りだろ?】
【ケイタ、閉じ込められてるのか!?】
【アイツに意地悪されてるのか!】
【大変だ!】
アントの言葉に、ダイル達が驚いたみたいにアワアワとしながら顔を見合わせる。
【あいつは仲間じゃなかったのか?】
アントの言葉が心に突き刺さった。
俺も、そう思ってたんだけどね・・・・。
『よく分からないけど・・・。ちょっと・・・違ったのかもしれない』
あ、やばい。
また涙がぶり返しそう。

【ケイタ】
顎を梅干しにしながら涙をグッと堪えていたら、アントが静かな声で俺の名前を呼んだ。
強い瞳が全くブレる事なく、俺を見つめている。
そして。
【俺達と行くか?】
『え・・・』
アントのその言葉が、俺の意識を一瞬で支配した。
アント達と一緒に行く。
此処を離れられる。
それは、なんて魅力的な提案だろうか。
何処にとか、どうやってとか、そう言う事を考えるよりも此処から逃げたいという気持ちが一番だった。
【そうだ!それが良い!】
【ケイタ、俺達と一緒に行こう!】
【そうだそうだ。意地悪な奴と一緒にいる必要は無いぞ!】
俺が頷くよりも先に、ダイル達が揃って首を縦に振った。
【ケイタ、前に言ってただろ。俺たちの故郷にある湯に入りたいって】
【そうだよ。俺達と一緒に行けば良い。それで一緒に湯に入りに行こう】
【楽しいぞ!】
『はは・・良いなそれ。行きてぇなぁ・・・』
実際には無理でも、大陸を渡る事ができたら流石にバルギーも追いかけて来ないだろう。
服も靴もお金も、外に行くのに必要なものは全部取り上げられているから、万に一つ此処を出れたとしてもその後どうすれば良いのかなんて分からない。
それに、俺はこの世界で絶対的に必要な証明印も奴隷印しか持っていない。
きっと逃げても、誰かに見つかれば直ぐにバルギーの元に戻されると思う。
だからと言って人目を避けて、竜達の力だけを借りて人里離れた場所に行っても、その後はどうする。
食べるのにも、寝る場所にも困るのは明白だ。
現実的に考えれば、ダイル達と一緒に行くのは自殺行為なのは馬鹿な俺でも分かっていた。
でも。
それでも。
そう言う事を全部無視しても良いと思えるくらい、俺は此処から逃げたかった。
『皆と一緒に行きたい・・・』
夢を見るような気持ちで呟いたら、アントの目がニヤリと笑った。

【じゃあ、行こう】
はっきりとしたアントの言葉は、まるで俺が此処を出れると確信しているようだった。
『いや・・でも、鍵が締まってるから出れないんだよ?この窓も魔法壁で破れないし』
【大丈夫だ。問題ない】
『・・・方法があるの?』
【難しい事じゃない】
【そうなの?】
【アント、どうするの?】
【どうやってケイタを出すんだ?】
地竜トリオと俺が揃って首を傾げながら、アントの答えを待つ。
首を傾げた俺たちを見て、エリーも合わせるように同じ方向に首を傾げた。
【カイマン。お前の得意技だ!】
皆の視線を浴びたアントがパッと飛び立ったかと思ったら、カイマンの頭の上にフワリと降り立った。
【俺?】
【そうだ。お前が一番得意なのは何だ?】
【お、俺の得意なの?えっと・・・・えーっと・・・えーーーっと・・?】
【お前達の中でカイマンが一番の事だぞ。いつも自慢してるだろ】
【あー!分かったー!】
【俺も!】
カイマンよりも先にダイルとアリが閃いた表情で目を輝かせた。
【あっ!分かったぞ!】
一拍遅れてカイマンも嬉しそうな顔になる。
俺も分かった。
【【【穴掘りだ!!】】】
【正解ー!カイマン、ケイタの居るところまで穴を掘るんだ。土の下までは結界は無い筈だからな】
【任せろ!それくらいだったら直ぐに出来るぞ!】
言うが早いか、カイマンが掘りやすい場所を探るように地面を嗅ぎながらぐるぐる歩き回ったかと思ったら、場所が定まったのかピタリと足を止め猛然と地面を掻き始めた。
ヨムルが心血注いで整えている芝が、一瞬で見るも無惨なメタクソ状態へと変貌していく。
あぁ・・・ヨムルの悲鳴が聞こえる・・・。
若い庭師の絶望する姿を想像している間にも、カイマンの体はもう半分近くが地面の中に隠れている。
本当に掘るのが早い。
え?
これ、もしかして本当に出れるかもしれない・・・・?
さっきまでは外に出るのは正直無理だろうなって思ってた。
ダイル達と一緒に行くなんてのは、所詮夢物語だって。
でもカイマンの凄まじい穴掘りを見ていると、急にこの部屋からの脱出が現実味を帯びてきた。

【ケイタ、安心しろ。直ぐに出してやるぞ】
【一緒に神島に行って、大陸を渡ろう】
ダイルとアリが嬉しそうに尻尾を振りながら、窓ごしに俺へと話しかけてくる。
『う、うん。でも神島には俺入れないよ?』
ダイル達の提案は嬉しいけど、神島には対人間の結界があるから俺は入れない。
【大丈夫だ!俺達が大竜様にお願いしてあげる!】
【ケイタは良いヤツだから、きっと大竜様も許してくれるよ!】
【俺達一生懸命お願いするから!】
【俺達友達だもん!】
俺の言葉を、ダイルとアリが力強く否定する。
【俺も大竜にお願いしてやる。大丈夫だ、神島の竜達は優しい。ケイタだったら、きっと受け入れてくれるさ】
アントもダイル達と一緒に胸を張りながら、嬉しい言葉をくれた。
俺は、なんて素晴らしい友達を持ったんだろうか。
さっきまで流していた悲しい涙とは違う、心が柔らかくなるような涙が溢れそうになった。
ダイル達の向こう側、カイマンの姿はもう尻尾しか見えていない。

【もし、お願いしても大竜様が許してくれなかったら・・・】
ダイルが少し考えるような間を開ける。
『許してくれなかったら?』
【その時はケイタ。一緒に頑張ろうな】
え・・・なにを?
【渡り竜に乗って、大陸を渡るぞ】
【大丈夫だ。俺達が飛竜の上で落ちないように抑えててやる】
なるほど、超ハードな旅程になるんだな。
神島に入れるとは思えないから、そっちの可能性のが高そうだ。
・・・・海に落ちて死にそう。
『・・・ありがとう』
ま、そうなったらそうなったで、もう良いか。
自由になれるなら。
此処から。
バルギーから離れられるなら。
これ以上傷つかないで済むなら、もう良い。
見れば、カイマンの姿が完全に土の中へと消えていた。

『神島まではどうやって行くつもりなんだ?』
【デュマンのおじちゃん達に連れて行ってもらうの】
【そう。もうお願いしてあるんだ。連れてってくれるって約束した】
『なるほどな』
飛軍の竜達に頼んだのか。
デュマン達なら安心だ。
【俺も一緒に行くんだ】
アントが楽しそうに笑った。
『神島に?』
【そう。それでダイル達の故郷にも行く!】
『え!でも大陸渡っちゃうんだぞ。森に帰らなくて良いのか?』
【問題あるのか?】
『無いの?こう・・・縄張り的な?』
【他の竜の縄張りでも、ちゃんと挨拶しておけば問題ない】
『そうなんだ。意外と竜って行動範囲広いのな』
【自分の縄張りにずっと居るのも自由だし、他に行きたいと思えば行けば良い。竜は自由だ。自分の好きなように生きる】
『そっか・・・良いな、その生き方』
何にも縛られない自由な生き方はちょっと憧れる。
【ダイル達だって大陸渡って来ただろ?俺も他の大陸見てみたいし、満足したらまたこっちに帰ってくれば良いし】
『なるほどな』
【ケイタが一緒なら、旅ももっと楽しくなる】
アントが言えば、ダイルとアリもコクコクと頷く。
【俺たちの故郷にも美味いものは一杯あるぞ】
【果物は少ないけど、魚も獣もこっちのよりも脂が乗ってて美味い】
『あー、ダイル達の故郷は寒いとこって言ってたもんな。寒いとこの魚って美味いよな』
【俺たちが魚一杯獲って食わせてやるからな!】
【ケイタ、そんなに痩せちゃって餌が足りなかったんだろ?俺たちがいれば大丈夫だ。皆でケイタの分の餌も獲ってきてやる】

何で、竜達はこんなにも邪気がなくて優しいんだろう。
竜達と一緒にいると、凄く安心する。
それはバルギーに守られていると思っていた時とは違う安心感だ。
イバンやカルシクやハガン、それに馬軍兵の人達、バンやザウラなど街の人たちも、皆俺に優しいし守ってもらっていると分かっている。
だけど、やっぱり自分は一種の特別扱いを受けていると言うのも本当は実感していた。
それは、観光に来た外国人に対する親切のような。
悪意の無い、純粋な親切心からくる特別視。
勿論そんな事で卑屈になるほど捻くれてもいないし、愚かじゃない。
ただ、皆と俺との間には確実に“違う”という境界線が引かれている。それだけの事だ。
俺はそれをちゃんと理解している。
だけど、不思議と竜達にはそれを感じないんだよな。
一緒にいる時に感じる安心感は、例えば日本にいた頃の感覚に近い。
同じ言語、同じ文化の群れの中で生活している安心感。
竜のゆったりした時間感覚とか、あの超マイペースとかには振り回されるけど、それでも何故か竜達との間には“違う”という境界線が見えないんだ。
竜達と一緒に居ると、当たり前のように自然体になれる安心感と居心地の良さを感じた。
【ケイタ、心配する事はない。俺たちが居れば大丈夫だし、困った事があれば他の竜達も助けてくれる】
アントが俺を安心させるように力強く言う。
【信じろケイタ。絶対に此処から逃してやる。人間達から守ってやる。だって俺達、友達だろ】
『・・・そうだな。友達だ』
大丈夫。
竜は大丈夫。
こいつらは絶対に裏切らない。
根拠はなくても、なぜかそれだけは確信できた。

足元で、ゴツリと鈍い音と振動が響いた。
『お?』
ゴツ、ゴツ、と振動が響き、それに合わせて綺麗に敷き詰められた床のタイルが下から押し上げられるように浮いて柄がズレ始める。
止まない振動と共にタイルの小さなズレはどんどん大きくなり、そして突然山のように盛り上がったと思ったら、タイルをバラバラと崩して下から土まみれのカイマンが現れた。
【ケイタ、お待たせー!】
『はっや!』
え、土の中に姿が消えてからそんなに時間経ってないよな?
しかも、家の下とかって結構しっかり土固められてるもんじゃないの?
想像以上のカイマンの穴掘りスピードに、つい驚いて仰け反ってしまった。

【よし!ケイタ行くぞ!】
考える暇も与えないといった感じでカイマンが俺の服を咥え土の中へと引っ張り始める。
『え、え、ちょちょちょっと待って』
展開が早すぎて、流石に心の準備が・・・・。
【ケイタ急げ。あのデカイのが戻ってくる前にさっさと逃げるぞ】
躊躇う俺に、アントが外から急かしてくる。
そうだ。
躊躇っている場合じゃ無いんだ。
次にバルギーが来るのは夜のはずだけど、油断はできない。
もし今回逃げるのに失敗すれば、きっとダイル達が手を出せないようにバルギーは何か対策をしてしまう。
恐らく2回目のチャンスは無い。
アント達がせっかく作ってくれた逃げる機会なんだ。
無駄にしてはいけない。

『・・・・エリー!おいで!』
手を伸ばせば、エリーが躊躇なく手の上に飛び乗ってくれる。
エリーを抱きしめながら、部屋をぐるりと見渡す。
最初は居心地が良かった筈の部屋。
宝物だと思っていたものが一杯ある部屋。
バルギーに買ってもらったエリー用の籠。
一緒に沢山遊んだ戦盤。
エリーと俺とバルギーで選んだ、ブレスレットと指輪。
一番のお気に入りだった、エリーを象った香油瓶。
バルギーがプレゼントしてくれた本や玩具。
他にもいっぱい。
全てに楽しかった思い出が詰まっていた。
本当に大切だった。
バルギーの本心を知るまでは。
大切だと思っていた思い出は今や全てにヒビが入ってしまった。
だから。
何も持って行かない。
バルギーから貰ったものは全部置いていく。
今着ている服は流石に貰っていくけど、それ以外は置いていこう。
俺はバルギーと決別するんだ。
『よし!』
部屋から目を逸らし、そして俺は覚悟を決めてカイマンの掘った穴へと体を潜り込ませた。
穴は俺が通れるギリギリの幅だったけど、何とか進める。
前を進むカイマンに続いて匍匐前進で湿った土の中を必死で進めば、穴の距離はさほど無くて直ぐに外の光が見え始めた。
外だ。
もう出れないかもしれないと思っていた外。
光と共に風が穴の中を通り抜ける。
土の匂い、草木の匂い、久しぶりに感じる外の匂いだ。
それだけで、言い知れない喜びが湧き上がる。

もう振り返っちゃいけない。
あの部屋には戻らない。
悲しくて寂しくて寒い部屋。
思い出は全部置いてきた。
楽しかった思い出も、悲しい思い出も全部。
バルギーとの思い出は全部あの部屋に置いてきた。
未練を断ち切る為。

そう思う時点で、まだ未練が残っているという事なのに。
俺はそれに気付かないまま、バルギーとの思い出全部に蓋をした。
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