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第2章

五月の恋と君との日々(前編)

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   五月になってゴールデンウィークも終わると、学校では春季大会に向けて部活動が活発になってきた。
 朝、たまたま早めに学校に着いた帆文は、運動場で繰り広げられている朝練の様子を眺めることにした。
 運動場では、サッカー部と野球部と陸上部が場所を分けあって活動している。その中でも、ケイが所属しているサッカー部の様子を見た。
 運動の真ん中辺りにできた数人で並んだ列の中に、ケイを見つける。ケイはいつものへらへらした表情ではなく、真剣な面持ちを浮かべていた。ケイの前にいる男子が、列から駆け出すと、後ろからパスをもらって、ディフェンダーをかわし、ゴールを狙う。大会も近いためか、実践に即した練習をしていた。
 ケイの番になった。彼は駆け出すと、出されたボールに追いつき、軽やかに小さくトラップを入れてドリブルし始めた。そして、ディフェンダーと対峙する。一瞬動きを止まると、瞬時にケイは左側に身体を向け上半身だけ少し前のめりに出した。反射的にディフェンダーの身体が動く。その直後、ケイは下半身を逆方向に動かし右側から抜いていく。抜いた直後のドリブルは今までよりも大きい。離れたボールを追いながら、一気に加速したケイは戸惑うディフェンダーを置き去っていく。そして、ドリブルでキーパーのいるゴール手前まで来ると、シュートを放つ。ラジコンで操作されたように、キーパーを躱しながら曲がったボールはそのままゴールの右上に吸い込まれるように入っていった。
 ゴールが決まると、ケイは小さくガッツポーズをする。そして、また列に戻っていった。
 相変わらず上手い。
 帆文は素直にそう思う。小学校からずっと続けているだけあって、ケイのサッカー技術は目を見張るものがあった。一目で優れたものだとわかることは、世の中にはそれほど多くない。上手いなとか、自分にはできないなと思うことはあっても飛び抜けて優れたと思えるものに、帆文は今までそれほど出会ったことはなかった。すぐに思いつくものといえば、せいぜい店長の空手くらいである。何度も組み手をしたことがあるが、帆文がどれだけ策を弄しても店長は対応してきた。経験と鍛錬の絶対量が違うのだからそれは当たり前のことなのだが、何をやっても捌かれ、反撃代わりに寸止めされるというのは、絶望を通り越して乾いた笑いを浮かべることしかできなくなる。
 ケイのサッカーの技術はそれによく似ていた。
 空手をやっているからこそ帆文はわかった。ケイが僅か数秒のプレーの中にどれだけのことを考え、無数の手段の中から有効な手を取捨選択し、実行していたか。上手くボールを受け取り、相手の裏をかいて、ゴールを決める。言葉にするのは簡単だが、それを実行するのは想像以上に難しい。その思考や技術は傍目に見える以上にえげつないものだろう。
 ケイは高校進学もサッカーの推薦でいけたらいいといつもの軽い口調で言っていた。しかし、その目は真剣である。彼は勉強はあまりしていない分、夜も河川敷で自主練していることを帆文はニシアキから聞いて知っていた。
「おはよ。早いな」
 背後から声を掛けられ、帆文は振り向く。そこにはニシアキがいた。彼の所属する吹奏楽部には朝練はなかった。代わりに、土日は両日共に一日練習している。ゴールデンウィークも、一日だけの休養日を除いて、ずっと一日練習や老人ホームへの慰問演奏をしていたという。下手な運動部よりも吹奏楽部は過酷と聞くが、帆文の想像以上だった。
「おはよ。たまたま早く来ちゃって」
 ニシアキもケイを見る。練習は終わったようで、ケイはボールを大口のかごに片付けていた。他の部員もトンボがけやグラウンド整備などの後始末をしている。
「そうだ。あれからケイから何か聞いた?」
 帆文が尋ねると、ニシアキは首を振った。
「いや、文は?」
「全く。今回は勘違いかな」
「どうだろうな」
 片付けがおわると、顧問からの挨拶を経て、礼をする。威勢のいい「あっした」という声が帆文の耳まで響いてきた。
 ケイは数人の男子としゃべりながら、部室に戻っていく。
 そんな時だった、用具の片付けに手間取っているマネージャーが一人いた。彼女は一人でボールかごを押しているようだったが、ローラーがさびて動かないらしい。ケイは話しながら、ふと背後を見てその様子に気づく。すると、周囲の男子に片手で謝る仕草をして、彼女の方へ駆け寄っていった。そして、二人で用具庫ボールかごを押していく。
「あの子か」
 ニシアキがぽつりと呟く。
「多分、そうだな」
 帆文も頷いた。
「あいつ、告ったのかな」
 帆文はふと疑問を口にした。
「さあな。気になるなら聞いてみたどうだ」
「気にならないけど、聞いてみるか」
 帆文の言葉にニシアキは呆れたように言う。
「お前って素直じゃないよな」
「うっさい」
 帆文はすぐさまつっこんだ。

 
 昼休みになると、帆文とニシアキとケイは人気のない特別教室前の廊下にいた。技術室や家庭科室、調理室などが並ぶ廊下にはこの時間はあまり人が来ない。こっそり話すにはうってつけだった。
「なんなんだよ。いきなり話って?」
 無理矢理連れてこられたケイはぶつぶつと文句を言った。
「まあまあ」
 帆文はケイを優しくなだめる。そして、本題を口にした。
「ケイって最近、放課後忙しいよな?」
「・・・・・・部活だよ。大会も近いしさ」
 さっきまでの態度とは一変して、ケイはどこか気まずそうに答えた。
「ふうん」
 帆文は疑うように頷く。ニシアキは壁にもたれながら、どこか興味なさげに二人のやりとりを見ていた。
「何か隠してない?」
「別に」
 ケイは目をそらしながら答える。
「今朝、ケイがマネージャーと仲良くしているのを見たんだけど」
「・・・・・・一緒に片付けしてただけだろ」
「もう告ったのか?」
 ニシアキがぽつりと呟く。ケイは慌ててつっこんだ。
「なんでだよ」
「だっていつも告っているから」
「人を盛りのついた猫見たいに言うなっ」
「それは違いないだろ。この前はヒメ先生に告ってたし」
「なっ、この前って三ヶ月も前だろ」
 ケイは慌てて突っ込む。
「あの時はさすがに引いたわ。バレンタインの日に告って振られていたからな」
 帆文は過去を思い出しながらしみじみと言った。
「ああ。あれでクラスの雰囲気がバレンタインのお祝いムードから一変してお通夜ムードになってたな。これからチョコレートをあげようって子もいただろうにかわいそうに」
 ニシアキも悪のりするように、しみじみと言う。
「それはもういいだろ。何、これは人の黒歴史をいじる会なのっ」
 ケイは恥ずかしそうに少し涙目になりながら喚いた。
「そうじゃないけど」
「今度はあの子を好きになったのか?」
 ニシアキは遠慮無しにぐいぐいと聞いていく。こう言う時に、マイペースな人間は強いと帆文は思った。
「・・・・・・」
 ケイは何も言わない。沈黙が三人の中に流れる。
 帆文とニシアキは顔を居合わせて首をかしげた。すると、ケイがぽつりとつぶやく。
「実は逆なんだ」
「逆?」
 帆文は疑問の声を上げた。すると、ケイはその事実がまだ信じられないといった様子でぽつりと呟く。
「告られた」
 帆文とニシアキは目を見開いて互いに顔を見合わせる。
「マジか」
「おめでとう」
 帆文とニシアキは口々にケイを祝福した。
「えっと、ありがとう」
 ケイは照れくさそうに頬をかく。
「それがあのマネージャーか」
「うん」
「でも、なんでそんなに歯切れが悪いんだ?」
 帆文の質問に、ケイは「ああ」と頷くとぽつりぽつりと語り始めた。
「告られたの初めてだから、なんだかよくわからなくって」
「よくわからない?」
「自分が本当にその子を好きなのかどうか」
「?」
「じゃあ、別れたらいいんじゃないか」
 ニシアキのあっさりした言葉にケイは呆れたような表情を浮かべる。
「・・・・・・そうなんだけど。いや、そうじゃなくて」
 自分でも何を言っているのかわからないのか、ケイは戸惑っていた。
「せっかく告白してくれたのにいきなり別れるのも悪いだろ」
「じゃあ、何を悩んでいるんだよ」
 帆文が聞くと、ケイは悩むように頭を押さえた。そして、恥ずかしそうに頬を赤らめながら、口を開く。
「えーと・・・・・・付き合うってどういうことなんだろ」
「え?」
 帆文とニシアキは同時に声を上げた。
「・・・・・・実は付き合うの初めてだから」
 ケイは照れたようにそっぽを向きながら言った。
「俺もないから」
 帆文は首を振る。すると、ケイはニシアキを見た。
「ニシアキはお姉さんがいただろ。どうなんだよ?」
「いや、あの姉にそういうの期待してもな。毎日、仕事で忙しそうだし」
 ニシアキは悩むことなく即答した。
「何の仕事してるんだ?」
「市役所で働いてる」
「公務員か。すげえ」
 帆文は簡単の声を上げた。
「それ、中学生の感想じゃないよね」
 ケイは冷静につっこむ。
「どうだろ。いつもへろへろになって帰ってくるからな。いいもんじゃなさそうだぞ」
 ニシアキは眉をひそめた。そんなやりとりにケイが爆発する。
「話題変わってるからっ」
 ケイのつっこみに帆文とニシアキは話題を戻す。
「付き合うってどういうことかだっけ?」
「そういうのって女子に聞いた方がわかるんじゃないか?」
 ニシアキの言葉にケイははっと表情を明るくする。
「女子か。それならまた今度クラスの子に聞いてみる」
 まるで天啓を得たようにケイの表情は晴れ晴れとしていた。
「同じ学年でいいのか。告白してくれたマネージャーの耳に入ると、よくないんじゃ」
 ニシアキの心配にケイは首を振る。
「ああ。大丈夫。あの子、二年生だから」
「は?」
 帆文とニシアキはまた目を見開いて顔を見合わせた。
「ついに年下に手を出したのか」
 帆文のつっこみにケイは、呆れたようにつっこみ返す。
「いや、どちらかというと手を出された側だから」


 放課後、帆文は自転車をこぎながらいつもよりもうきうきした気分で「柴宮古書堂」に向かっていた。今日は、給料日である。もうすでに三回給料を受け取っている帆文だが、給料は何度受け取っても嬉しいものだった。
 お店に着くと、鈴恵がすでに店番していた。
「おはようございます」
 鈴恵は帆文に気づくと元気よく挨拶した。今は放課後なのに、挨拶が「おはよう」だったことに帆文は首をかしげながらも、挨拶を返す。
「えっと、こんにちは」
「ええ?」
 鈴恵はショックを受けたような声を上げた。
「え? どうしたんですか?」
 何があったのか帆文は何となく想像ついたが、一応尋ねた。
「店長さんが仕事の挨拶は何時でもおはようございますだって言ってたので言ってみたんですが、私また騙されたんですか?」 
 案の定、店長が何かを吹き込んでいた。というか、またと言うことはすでに何度か騙したと言うことだ。あの人は何やっているんだと思いながら嘆息すると、帆文は説明する。
「それはあっていると思いますよ。でも、朝でもないのにおはようございますは変じゃないですか。だから、俺はこんにちはでいいと思っています」
「そうなんですか」
 鈴恵は騙されていないことにほっとしたように頷く。
「ええ」
 帆文はそう言うと、居間に荷物を置き、エプロンを身につけた。そして、店に出る。
「一緒にシフトに入るのは久しぶりですね」
 鈴恵が笑顔を浮かべた。
 帆文と鈴恵は初日以外は違う日のシフトに入っていた。それはお店の状況的に一人で回るからという理由だった。
しかし、それだと帆文のシフトは今までよりも減ることになる。だから、シフト表を確認すると鈴恵がいない時を見計らって帆文は店長に抗議した。しかし、店長は悠然と退ける。
「ここで働くことを許可した条件を覚えている?」
 そう言われては帆文は何も言えなかった。
 条件は一つ。
 勉強はしっかりすること。もし成績が落ちたら、バイトはやめさせるということだった。だから、帆文はバイトをしつつも、授業中にしっかり話を聞き、夜や朝の空いた時間をうまく使って復習していた。おかげで成績は下がらずに済んでいる。それがしんどくなる時もあるが、帆文はバイトを続けるために必死になってこなしていた。
 そんな経緯もあって、帆文はテストでも平均九十点は取れるように努力していた。
 店長はいつも先を見据えて行動する。目先のことではなく、一年、二年と長い目で見て行動する。ずっとバイトが帆文一人だったら、もしかしたら勉強に支障が出るかもしれない。それでも自分は意固地になって、途中でバイトをやめないということも店長は理解していただろう。そうなったら進学にも影響が出る、だから、そうならないために新しいバイトを雇ったのだろうというとことも帆文はなんとなくわかっていた。ただし、そのことに素直に感謝できるかは別にしてである。
「そうですね。仕事は慣れましたか?」
「はい」
 鈴恵は笑顔で頷く。ゴールデンウィークの間も帆文と同じように日替わりでバイトにはいっていたということは、店長から聞いていた。
「そういえば、店長は?」
 帆文は首をかしげながら尋ねた。ってきり、ネット通販の仕事をしているのかと思ったが、居間の奥部屋にもいる気配がなかった。
「店長さんは、来週の日曜日に出店するイベントの打ち合わせに行かれました」
 鈴恵は視線を右上に向けながら思い出すように答えた。
「イベント?」
 帆文はなんのことかわからず首をかしげる。
「はい。今度、近くの運動公園で行うフリマに店を出すって店長さんは言ってました」
「ああ。そういえば、ゴールデンウィークにそんなこと言ってたっけ……」
 帆文は納得したようにひとりごちると、ゴールデンウィークの店長との会話を思い出す。
 古書店が本を売る手段はいくつかあるが、そのうちの一つに即売会や古本祭りに出展するというものがある。近くの古書店が集まって出展するので、横の繋がりもでき、お客さんもたくさん来るというメリットがあると言っていた。反面、準備などは全てこちらしないといけない上、どの本を持っていくはこせらの選眼にかかっている。客層にあわなければほとんど売れないということもあり得るので、選書は慎重にやらないといけないとのことだった。
 ただ、今回はそうした専門的な販売会ではなく、一般的なフリーマーケットに出すので、そこまでこだわる必要はないらしい。一般的な本を持っていき、お客さんの新規開拓をねらうと店長は意気込んでいた。最も、このイベントには今回初めて出店すると言っていたので、いろいろ慣れない準備がいるのだろうと帆文は想像した。
「じゃあ、ずっと一人で店番してたんですか?」
「はい。お客さんは一人くらいしかいませんでしたが」
「一人でも来たら運がいいですよ」
 帆文が言うと鈴恵は小さく笑った。今日は給料日だから二人シフトにしたと思ったが、こうことだったらしい。何かあっても一人で困らないように二人配置したのだろう。
「じゃあ、俺は店内を回ってますね」
「はい。お願いします」
 二人で店番するのは久しぶりなので、どこか気恥ずかしく感じながら帆文は店内を回る。
 鈴恵は相変わらずぼんやりと入り口を眺めていた。
 帆文はふと退屈で眠たくならないのかなと思う。そして、ふと思いつき口を開く。
「ずっと待ってるのも暇なので本読んでいていいですよ」
「そうなんですか?」
「ええ。俺も店長もよく読んでいますし。ああ。でも、草川さんは読書好きですか?」
「はい。ファンタジーとか絵本をよく読みます。なんだか子どもっぽいですね」
 鈴恵は照れ臭そうにはにかんだ。そこで帆文はふと寛人との会話を思い出す。そして、鈴恵の近くに行くと小声で尋ねた。
「草川さんって、何歳なんですか?」
「え? いきなりどうしてですか?」
 突然の質問に鈴恵は驚きの声をあげると、当然の疑問を口にした。帆文も突然すぎたと反省しながら弁明する。
「すいません。ちょっと気になることがあったので。草川さんってもしかして、中学生ですか?」
 今度は確信をついて尋ねる。さっきからずけずけと失礼な気もしたが、気になるのは仕方ない。
「えっと、はい」
 鈴恵はあっさりと頷く。
「俺もそうなんですけど、もしかして最初から知っていました?」
「はい。店長さんが教えてくれていましたし」
「やっぱり」
 帆文は納得したように頷く。なんで俺には言わないのか考えて帆文はすぐに思い当たる。多分、嫌がらせ以上に意味はない。とりあえず、一発殴ってやりたいが。店長はマジで強いのでそれができないのが、心底悔しかった。
「同い年ですし。敬語やめませんか」
「え? いいですけど」
「よかった。じゃあ、お互いにため口で。そっちのが気楽だし」
「そうしましょう。ため口の方が気楽でいいですものね。私もそっちの方がよいと思っていました」
 鈴恵は笑顔を頷く。しかし、帆文は内心つっこみたいのを必死に押さえていた。
「草川さん?」
 念には念を入れてもう一度確認する。
「はい。なんですか?」
 頭痛を我慢するように帆文は頭を押さえる。そして、我慢できずにつっこんだ。
「それ敬語っ」
「ええ?」
「さっきため口にしようって言ったよね」
「そうです」
「そうですじゃないっ」
「ええ?」
「なんなの。敬語で話さないといけない呪いでもかかってるの」
「かかってないです」
 鈴恵は両手を胸の前で両手を上げ下げしながら、必死に言った。
「じゃあ、なんで敬語なの?」
 帆文はそんな鈴恵にじと目を向ける。
「うー。多分、癖です」
 鈴恵は呻くように答えた。
「それなら仕方ないか」
 帆文が頷くと、鈴恵はほっとしたように表情を緩めた。しかし、次の瞬間―
「―じゃあ、さっきのやりとり何だったの」
 帆文はつっこんだ。
「ええ?」
 鈴恵はびくっと震える。
「とにかく、同い年だからお互いに気を使わずいこう。いいね?」
「はっ、はい。わかりました」
 鈴恵は目に涙を浮かべながら、敬語で頷いた。
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