僕ら・俺らのハメッぱデート!〜いちゃラブリバカップルであちこちテクテクビンビンDay〜

蛇の目浮泥子

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日常ストーリー

7話 尿道責め

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尾餅は鎖原の自室に入って『あ』と思った。今回だけ両手にコーヒーを持っていたのでノックをしなかった自分が悪いのだが、普段はきちんとノックをしている。苦いものが苦手な鎖原が美味しく飲めるようにとミルクと砂糖をたっぷり入れたカフェラテを早く味わって欲しかったのだ。なので自身のそそり立ったペニスを掴み何やら棒状の道具でオナニーをしようとしている鎖原を見て尾餅は『いけないことをした』と感じた。ひと声かけてから入るべきだった、と親しき仲にも礼儀ありの典型的な例を踏んでしまった尾餅が目線を逸らそうとすると「尾餅く~ん♡」と存外嬉しそうな声の鎖原に呼ばれた。おずおずと鎖原に「どうした」と聞くと「あのね~♡」と情事中特有のねっとりした声色が尾餅を誑かす。尾餅は一旦コーヒーを机に置いた。

「オナニーしようとしてるところだったの♡」
「だろうな……すまない、急に入ってしまって」
「え?狙ってきたんじゃないの?」
「そんなことしない……」
「なんで目逸らすのさ、童貞?」
「童貞じゃない」
「僕が卒業させたんだから知ってるよ!♡」

ケラケラと笑う鎖原に怒ってはいないらしいと一旦ほっとした尾餅はベッドに隣り合う形で座った。そして鎖原の持っていた不思議な形の玩具を見る。長くて反っていてデコボコがついていて、まるで野菜のインゲンのようだ。唯一違うのは色味が薄ピンク色で可愛らしいということだろうか。気になった尾餅は素直に鎖原に聞いてみた。

「それはどうやって使うんだ?尻に使うにしては細すぎないか」
「おっ、興味ある?これはね、尿道ブジーだよ!♡おしっこの穴に入れて楽しむやつ♡」
「……SMプレイのやつか?痛い?」
「あー、結構ハードな責めではあるかもしれないけど……ちゃんとすれば痛くないよ」
「そうなのか……」
「……試してみたい?」
「……少し、だけ」
「いいよぉ~!♡」

両手で作ったオッケーサインを乳首に持っていって独特な嬉しさアピールをする鎖原に尾餅はきゅう、と股間を押さえた。痛くはないと言っていたがあんな狭い穴に棒を入れるのである、間違えば事故になりかねないのではと思うが大丈夫だろうか。ズボンと下着を脱がされてベッドの上で足を開いて座る。まずは普通に手コキをされた。

「尿道責めはね~、怖がって緊張すると勃たなくなっちゃう人も多いんだけど……尾餅くんはそんなことないね♡」
「お前だから信頼してるよ……んっ♡んっ♡あ、鎖原……っ♡そこ気持ちいい……っ♡」

いまのうちに先走りを多く出しておいた方が痛みは少なそうだ、と思いペニスへの快感に集中する。射精をする前のヒクつきでパクパクとしている尿道口、今からここにあの道具が入るのだ。あっという間に完勃ちになったペニスに尿道ブジーがあてがわれた。まずは一個、膨らみが尿道にくぽんと入る。

「いぎッ……!♡あ、はぁっ、鎖原、やっぱり怖い、怖い……!♡そんなに長いの入らない……!♡」
「大丈夫、ゆっくり入れるからね。深呼吸して?」
「あ、はーっ……はーっ……はーっ……♡」

尿道を内側から押される感覚は奇妙なものだった。異物感がものすごく、おしっこをしたいような排泄感が強くある。ぬぷ、ぬぷ、と少しずつ尿道ブジーが入ってくる。奥へ奥へと迫ってくるたびに尾餅の心臓はバクバクと大きく脈打って冷静さを興奮が覆い隠してしまう。するとこちゅん、と奥の何かに尿道ブジーが当たる感覚がした。その途端ビクビクビクッ!♡と尾餅の身体が電流でも流されたかのように跳ね上がる。鎖原は「おっと」と言って一旦尿道ブジーから手を離した。

「うぅう゛ッ!?♡い、今なんか、あっこれやばっ!♡ひ、ダメだ、尿道の奥敏感すぎる!♡抜いて、鎖原!♡一旦タンマ!♡チンポ壊れるぅ……!?♡」
「えへへ、前立腺直接叩いてるからね。ほら、もっといくよ?」

ずるるっ、こちゅん、ずるるっ、こちゅん!♡と尿道ブジーが引き抜かれてまた入れられる繰り返しの間、尾餅は延々と絶頂感を味わっていた。ブジーに勢いがつくと尿道の内側がどれだけ敏感なのかが分かる、どこをこすられても馬鹿みたいに気持ちがいい。だというのに栓をされているせいで射精は出来ないまま、尿道イキは終わらなかった。尿道ブジーが奥にぶつかると腹の奥に火をつけられたかのような爆発的な快感が押し寄せるため、尾餅は自身の安全を考えてなるべくじっとしていなければならない。ビクつく身体を何とか抑え込んで次の絶頂まで正気の頭を取り戻す。すると鎖原が「一気に抜いてみようか?」と恐ろしいことを言い出した。首を横に振って否定しようとする間もなくずるるるっ!♡と尿道ブジーが引き抜かれる。

「ひぎぃううう゛ッ!?♡ッお゛~っ!♡お゛~っ!♡おぉお゛~っ!?♡」
「わはーっ、射精止まんないね♡尾餅くん精子富豪でいいなぁ♡」

壊れた噴水かのように尿道ブジーから解放されたペニスがビュクビュクと精子を吐き出した。尾餅が必死に自分でペニスを握って止めようとするが効果はなく、手が子種で真っ白になるまで延々と射精が続く。ペニスがくたりと力を抜いて静かになるまでの間、それこそ秒針が一周するほどの時間尾餅はイキっぱなしであった。

「お゛~……♡お゛~……♡」
「お疲れさま、なかなかいいでしょ?♡」
「おん……お前、普段からこんなことを……?すごいな、尊敬する……♡」
「今度は僕の番~♡尾餅くん、弄ってみる?♡」
「だ、大丈夫なのか?怪我させたりしないか?」
「僕は結構拡張進んでて穴も柔らかいから♡ちょっとくらい乱暴にしても平気だよ♡」

手渡された尿道ブジーは思ったよりも軽くてコンパクトだった。向きを確認しながら鎖原のペニスに尿道ブジーを差し込んでいく。自分の時よりも何倍もスムーズに入るそれからして慣れているというのは本当らしい。とりあえずゆっくりと尿道ブジーをピストンさせる。

「あ~ッ♡これこれ♡気持ちいい♡尾餅くんに尿道掌握されちゃったよぅ、もう僕たち戻れないところまで来ちゃったね~♡」
「そうだな……鎖原も奥が気持ちいいのか?」
「うん♡奥好き♡あっあっあっ♡奥コンコンされてる♡ブジーでノックされて前立腺にめちゃめちゃ響く、ここから空イキするの大好きぃ゛ッ!♡んぉ゛!♡お゛!♡イク!♡イク、イク、イグ!♡」

寝そべった状態で尿道責めを受けてビクビクと身体を痙攣させる鎖原の姿は何とも言えないエロスに包まれていた。まるで天使が性的ないたずらを受けているようだ、と考える尾餅の頭の中ではすでにこの光景が絵画のように見えている。ペニスを強めに握り込むと中の圧迫感が増して気持ちいいらしいと気づいてからは手コキも加えて鎖原のことを楽しませた。おんおんと喘ぐ鎖原のペニスはガチガチに硬くなっていて今すぐにでも射精出来そうだ。先ほどの鎖原を真似て尾餅も尿道ブジーをズルンっと引き抜く。甲高い悲鳴をあげた鎖原はペニスからピューピューと精液を飛ばしたあとショロショロと失禁を始めた。尾餅は驚いたが鎖原本人も驚いているようだった。

「ふぁあ~……♡どうしよ、おしっこ出ちゃった……♡ごめんね恥ずかしいところ見せて、尾餅くんとっても上手だったからさぁ……♡すごかったよ……♡」
「いやまぁこんなところを弄っていたら漏らすことくらい普通だろう。その、おしっこが我慢出来なくなったりしないか?」
「それは大丈夫だけどおしっこのたびに気持ちよくなりはするね」
「それを早く言え!重要事項だろ!」
「じゃあもうしない?」
「……する」

世の中にはすごいことを考える人がいたものだな、と尿道ブジーの開発について考えながら尾餅はびしょ濡れになった鎖原をタオルで拭くべく立ち上がった。それが終わったら試しに用を足してみよう、と鎖原の言った『おしっこで気持ちよくなる』というワードを密かに楽しみにしながら自分のペニスを見やる。だが勃起したペニスから排泄をするのは大変なんだよな、とすでに期待して大きくなっている息子のことは懸念点として頭に入れておくべきだと思う。コーヒー、温め直すか。
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