伝えぬ想い

月咲やまな

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サイドストーリー

拘束と束縛

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 正直、パソコンはあまり得意ではない。本の様な温かみのある物が好きな私は、学校の授業の中でもパソコンの授業だけはどうも成績が上がら無いでいた。フリーズはしょっちゅうだし、特に何かをした記憶はないのにオカシナ画面が表示されたり……私がパソコンを嫌いな気持ちが伝わっていて、そのせいで意地悪されているとしか思えない。そう考えてしまう程に私とパソコンは相性が悪いのだが、先生にそんな話をしても笑われるだけなので、私は今自宅の居間に置いてある大和さんとの共用パソコンを使い、学校で終わらせる事が出来なかった明日までの提出課題を作成し始めた。
 パソコン机の前。椅子に座って先程からずっと作業をしているが、作業の進行具合は順調だとは言い難いレベルだ。
 スマートフォンに届いたメールによれば、大和さんの帰りは遅いらしい。流石に彼の帰宅までには終われるといいんだけど、と思いながら、私は眉間にシワを寄せながらモニターを凝視した。
 操作方法はマニュアルを熟読したので理解している、たぶん。なのにどうしていつもいつも思った通りには動かないの!?——半ば自棄になりながら課題を作っていると、もっと詳しく調べてみたい事を発見してしまった。
 いつもそういう時は即効で辞書や辞典を引っ張り出し、目を輝かせながら疑問点を調べる。だがこの課題は『不明点はインターネットで調べる』のも決まりとなっていたので、私は苦虫を噛み潰した様な顔でマウスを動かすと、インターネットへのアクセスを試みた。
「えっと、検索サイトは……これ、かな?」
 頭を少し横に傾げ、『お気に入り』と書かれた場所から検索サイトの名前を探す。調べたい単語を入力すると、一瞬で百件近い数のサイトが。場合によっては更に多くのサイトを探し当ててくれるのには、毎度感心してしまう。だがその分、コツコツと答えを探し出すという楽しみが無く、私はやっぱり好きにはなれなかった。
「あ、あった。……へぇ、そうなんだ」
 表示された文章を読み、意味を自分の中で消化し終えると、私は課題に戻りキーボードでの入力作業に戻った。

 あと少しで作業が終わる。
 今日は割りとスムーズに出来たかも!と私が油断した瞬間、私はマウス操作を失敗し、さっきまで開いていたサイトから別のリンク先へと飛んでしまった。
「え、ちょっと!?」
 やろうと思っていない事をしてしまったのですぐにその画面を閉じようと思ったのに、慌て過ぎたのかカーソルは『最大化』の方にいき、クリックしていた。
「ち、違うって!」と言いながらも、間違って飛んでしまったサイトの文章が少し気になる。ネットは苦手でも、やっぱり文章という物が好きなせいだろうか。
「……何これ」
 書かれている文章に、ドクンッと心臓が跳ねるのを感じた。
 そのサイトは誰かのブログの様で、たぶん日記サイトというものなのだろう。可愛くデザインされた画面はふんわりとお菓子のように甘く、少女っぽい印象を受ける。のにだ、書かれている文章はとっても赤裸々な彼氏との夜の生活の事の様で、卑猥な単語は使われていないのだが、ホームページデザインとのギャップも相俟って、私を驚かせるには十分な内容になっていた。

 熟読——とまではいかなかったが、元々文章を読む事が大好きだという心がくすぐられ、数回分の内容をあっさりと読み切ってしまった。
「わ、私何してんだろ」
 そうは思っても、大和さんとの事を重ねてしまい、なかなかそのサイトを閉じる事が出来ない。それでもさすがにこれ以上は、とそのホームページを閉じようとした時、管理人のオススメサイトという文字が目に入った。
 オススメサイト。何がどうお薦めなのか分からないが、何故かちょっと気になる。こんなサイトを作っている人が薦めるという事は、もしかしたら似たようなサイトなのかもしれない。
 そう考えると、凄く悩む。
 変な場所に飛んだら嫌だし、何かあったら誰にも相談できないし。
「んー」
 唸り声をあげながら椅子の背もたれに少し寄りかかり、天井を見上げながら私は、しばらくの間悩み続けた。


 数分後。
 グダグダと色々悩んでいるうちに少しあった身体の熱も冷め始めたので、私はそのサイトごともう全てのホームページを閉じてしまう事に決め、『閉じる』ボタンの方へマウスを動かそうと思っていたのに、見事にリンク先のボタンをクリックしてしまった。
「あぁぁぁぁぁ!」
 大和さんが在宅の時には決してあげる事の無い、品の無い悲鳴。機械面での不器用さに泣きそうになりながらも、視線は新たに表示された画面に釘付けになっていた。
 『セクシャルケア商品サイト』と書かれたホームページはとても清潔感があり、別に何て事の無いサイトの様に見える。
「あれ? 普通のサイト?」
 言葉の意味を深く考える事無く、扱っている商品を見てみる。
 リップグロスや香水、DVDに石鹸などのいたって普通の商品ばかりで、少し『ちっ!』とか心の中で舌打ちした。でもすぐに『いやいやっそんな事思ったりなんかしてない!』と、自分に言い聞かせるように私は首を激しく横に振った。
「リップグロスかぁ……」
 お洒落に対し無関心と言う訳ではないのだが、正直あまり気を使った事は無い。大和さんを好きな気持ちで押し潰されそうになっていた時期には多少気にしていたけれど、振り向いて貰える訳が無い、それはいけない事だと自分に言い聞かせていたせいで、関心を持たない様にしていたというのもある。頑張って自分を磨いた所で、本当に好きな人に振り向いてもらえないのでは、そんな努力は無に等しいと思っていたから。
 でも今は違う。
 私は恥ずかしながら大和さんの奥さんな訳で、奥さんが綺麗になったりしたら、旦那様としてはきっと嬉しいんじゃないだろうか?そんな気持ちがふっと自分の中に湧き、私は商品の説明ボタンまでゆっくりマウスを動かし、ボタンをクリックしてみた。
「わぁ、化粧品って結構可愛い!」
 綺麗なデザインの容器に包まれた商品を見ているうちに少し楽しくなってきた私は、書かれている文章に多少の違和感を感じながらも、どんどん下の方へと説明文を読んでいった。
「……わぁ、綺麗な唇。本当にこんな風になれるんだったら素敵かも。へぇ、キス専用?……男性が積極的に?……ん!?」
 でもさすがに、疎い私でも下に行けば行くほど薄っすら感じていた違和感を避ける事が出来なくなってきた。
「せ、性衝動を刺激とかって……」
 ここってまさか——ダラダラと変な汗が額から出てくるような気がする。どんなにお洒落だろうと、ここは間違いなくアダルトグッツのサイトだ!ハッキリそう確信した私は慌ててサイトを閉じようとしたが、慌てるとやっぱりいい事が起きない。何度も何度もそれは体験している事だというのに、焦る気持ちは冷静になどなれず、そしてやっぱりまたまた変なボタンを押してしまった。
 そのせいで画面に並ぶ『ラブグッツ』『ローション』『自分の感度磨き』などという見慣れない言葉の羅列。
 こ、こんなサイトを開いてる所を大和さんになんか見られたら大変!
 パニックに震える手をどうにかこうにか動かし、やっとの事でカーソルを『閉じる』ボタンまで持っていった時、私の手の上に力強く手が重なり、カーソルが購入ボタンの方へ勝手に移動してクリックしてしまった。
「わぁぁぁぁ!」
「那緒がこういった物に興味を持つとは、意外ですねぇ」
 不意に耳元で聞える大和さんの声。
 右手に重なる手の方へ目をやると、その手は間違いなく大和さんの手で、その手は勝手に私の手を動かし、購入する品目を次々に増やしていく。
「あ、あぁ……何を!大和さん、い……いつの間に帰っていたんですか!?」
「『あぁぁぁ』の辺りでしょうかね。可愛い悲鳴でゾクゾクしてしまいました」
「嘘!全然気が付かなかったです」
「しかし、今は本当に便利な世の中ですね。お店でこういった品を買うのはさすがに抵抗がありますが、ネットでしたら好き放題趣味に走る事が出来るんですから」
 爽やかな声で、大和さんが卑猥な商品を選ぶ。
「これなんて、感度が上がるそうですよ?でも、那緒がこれ以上感度を上げてしまったら、中毒になって廃人化してしまいそうですね」
 耳元で囁く声が少し、意地の悪い色を帯びる。
「んっ」
 話す時に出る大和さんの吐息を少し耳に感じ、変な声が漏れてしまった。
「舐めても平気なローションですか、これは面白い。これも一つ買ってしまいましょうか。甘い那緒をもう一度食す事が出来るのは、考えただけで胸が高鳴りますよ」
 前に、チョコを私の身体に付けて食べられてしまったバレンタインデーの話を持ち出され、恥ずかしさに頬が赤く染まった。
「や、いやぁ……。もう止めましょ?どれも別に買う必要なんて」
「何故です?那緒が最初に選んでいたのに」
「違います!そう言えば……あれ?ちょっと待って下さい。今日は大和さん遅くなるってメールくれていましたよね?」
「えぇ、確かにしました。今日の帰宅はいつもよりも遅れていますよ?この通り、5分も遅く」
「5分って、そのくらいは遅くなるうちには入らないんじゃ!?」
「5分も、です。一瞬も離れたくないというのに、5分もの貴重な時間を僕は那緒と過ごす事が出来なかった。それ程の遅れと君は思うかもしれませんが、僕にとっては大問題なんです」
「わ、私もそれは分かりますけど……」
「よかった……それなら別に構いませんよね?」
 そう言うと、大和さんの手がマウスを握っていた私の右手から離れ、そっと私の顎に触れた。
 軽く顎を押して私の顔を少し後ろの方へ向かせると、後ろに立つ大和さんの柔らかい唇が私の唇に重なった。
「ぅん……」
 大和さんが舌先を少し出し、ペロッと私の唇を舐める。少し開かれた唇に、まるで口紅でも塗るかのように彼の温かな舌先が滑っていく。舌先の感触と温かな吐息が私の芯を熱くさせ、鼓動が早くなってきた。
「大和さ……ん」
 熱っぽい声でそう呟くと、大和さんは私の座る椅子を回転させ、自分の方へと私の身体を向けさせた。仕事から帰ったばかりだったのか、家の中でまだスーツを着ている大和さんの姿に、胸の奥がキュッとするのが分かる。普段着である着物姿もとても素敵なのだが、やはり見慣れない服装というのはちょっとしたスパイスになってしまう様だ。下着の奥で少し、芯から蜜が流れ出てくるのを感じる。
 そのせいでプィッと軽く横を見ると、視界の隅で大和さんの口元が妖しく微笑むのが見えた。
「可愛いですね、相変わらず。毎日触れているのに、もっともっと那緒が欲しいと僕に思わせる事が出来るなんて……君はコワイ人だ」
 熱っぽい大和さんの唇が首に触れ、軽いキスをしながらゆっくりと鎖骨の方へと降りていく。その動きに気を取られていると、不意にスカートの中の秘部に熱い指先が触れ、私の身体がビクッと跳ねた。
「んあっ!」
 手に力が入り、大和さんの着るスーツの肩部分を強く握る。だが、シワがつく事を心配し私はすぐにその手を緩めた。
「いいんですよ、別に。気にしないで下さい。好きに感じて……もっと、乱れた那緒を僕に魅せて下さい」
 私の胸に頬を寄せ、大和さんが優しく呟いた。
「っで、でも……」と言いながらも、ゆっくりスーツを握ってしまう。陰部を擦り始めた大和さんの手の動きのせいで何かにしがみ付かねば正気を保つ事が出来そうになく、スーツのシワの心配は頭に隅へと消えていき、段々と握る手に力が入っていった。
「ココが濡れてるのは、探し物をしていた時からですか?それとも、僕が触れたから?」
「……大和さ……んが」
 淫靡な心地よさから、か細い声しか出ない。
「良かった。いや、良くもないかな?探し物が原因で熱くなっていたのなら、もしかしたら一人でココに触れる姿が見られたかもしれませんからね」
 大和さんの指が、私の陰部の敏感な突起を摘む様に触った。
「あぁっ!?」
 刺激の強さに、身体が反ってしまう。
 そんな私の姿に大和さんはクスッと笑うと、私の白いブラウスのボタンを一つずつ左手で外し、胸が見える程度の辺りでそれを止め、胸だけが肌蹴た状態にした。ブラジャーを指で軽く下へと除けられ、体の奥の熱のせいで触れられてもいないのに膨らみ始めている胸の先が露になる。
「は、恥ずかしぃ……ですっ」
「何故?」
「だって、半端過ぎてなんか……」
「ココがもう立ってる事が、じゃなかったんですか。ふふ、可愛いですね」
 意地悪い声で、でも穏やかな笑みを浮かべる大和さんの指が私の胸先をピンッと弾いた。
「んんっ!」
 少し痛い筈なのに、陰部からはより多くの蜜が溢れる。
「痛いですか?でも、大丈夫そうですね。那緒のココは正直で助かります」
 大和さんが私の陰部を擦る度にぐちゅぐちゅっと卑猥な水音がたち始め、蜜の多さを嫌でも私達に分からせてしまう。直接触る事無く、下着の上から擦られるというもどかしさに私が少し腰をくねらせてしまうと、大和さんの喉からゴクッと唾を飲み込む音が聞えた。
 彼の瞳の奥に熱っぽいものを感じ、息も少し乱れ始めた感じが。
 大和さんが優しさの仮面を捨て、淫靡な表情へと少しずつ変わっていくのが、半分程度しか開けないでいる瞳に見える。こうなるともう大和さんは完全に獣と化し、例え私が痛みに血を流そうとも、それさえも彼の快楽となってしまうだろう。
 私が16歳になる前まで兄妹の様に育ってきた私達。それまでの間ずっと、直接私の肌に触れてしまいたいという衝動を無理やり内に押し込んでいたせいか、暴走し始めるともう彼の欲求を止める事は無理に等しい。毎日の様に肌を重ねる事が出来るようになった今でもその衝動は治まる事を知らず、大和さんを別人に変えさせてしまう。でも普段の優しく穏やかな大和さんとの差がまた、私の身体を余計に熱くさせていた。
 私は深く愛されている——そう体感出来るから。
 軽く口を開け、舌先を出した大和さんが私の露になっている胸に顔を寄せ、ぷっくりと実ってしまった胸先を美味しそうに舐める。
「ふぁあ……んくぅっ」
 あられもない声が漏れ、私はスーツを掴んでいた手をパッと離すと、自分の口元を両手で塞いだ。それでも快楽を感じている声を抑える事など出来る訳がなく、隠し切れない衝動に、恥ずかしさに私の瞳から涙が零れた。
 すると、見えているはずもないだろうに、そっと優しく頬に大和さんの手が。普段よりも温かな手は私の頬を伝う涙を指先でふき取り、高揚に染まる頬を優しく撫でてくれた。どうしたら私が泣いてしまうのかもきっと、大和さんにはお見通しなのだろう。だからきっと、私の顔が見えていなくても、涙が零れた事に気が付いたんだと思う。
 涙を拭ってくれた嬉しさでフッと気が緩むと、それさえも分かっているとでも言う様なタイミングで、大和さんのしなやかな指が私の下着の中へと押し入ってきた。
「んあぁ!?」
 背を反らせ、出たのは少し大きな嬌声。
 下着の上から陰部を擦っていただけだったというのに、染み出た蜜に大和さんの指は濡れていたのか、熱く華開いた陰部の奥へとあっさり進入してきた。
「あぁぁ……ああっ!」
 ゆっくりと、でも確実に大和さんの指は私の感じやすい部分を擦り上げ、快楽で私の身体を支配する。胸の先を吸っていた口は胸の膨らみの方へと移動し、昨日大和さんに付けられたばかりのキスマークを強めに吸い始めた。
「消えないように……ね」
 彼の声が耳に届き、耳奥が刺激され私の膣がよりキツく締まった。
「そんなに僕の声が好きですか?ココ、とてもキツくなって、僕の指をより奥へと誘いこもうとしていますよ。あぁ……嬉しくて、もう死んでしないそうです」
 嬉しそうにそう言う声にまた、身体が震える。
 奥へ奥へと大和さんの指がより深く侵入し、そしてゆっくりと外へと抜き出て行く。再び入ってくる時に指の本数を変えているのか、違う刺激が何度も私の膣を翻弄した。
「いっ………駄目っ!ぃやぁ!!」
 全身が快楽に囚われ、堕ちていく怖さに手に力が入る。気を失いそうな程の淫靡な牙で大和さんが私の心と胸の膨らみに咬みつくと、身体には電気の様な痺れが走り、頭の中が真っ白になった。
「おや、もうですか? 随分今日は早いんですね。那緒はかなり特異な状況に弱いみたいですね、勉強になります」
 ドロドロと愛液に濡れる指を私の中から抜き取ると、大和さんはそう呟きながら、濡れる指先で私の頬をなぞった。
「……ぁぁ」
 息も絶え絶えと状態にある私からは言葉というものを発する事が出来ない。放心状態で座る椅子に全身を預けていると、大和さんがスーツのネクタイを指で緩め、それを外した。両手で外したネクタイをピンッと張る様に一度引っ張り、軽く自身の唇を舐めると、手にしたネクタイで私の右腕と脚を椅子の肘置きに縛りつけ始めた。
「……ぇ?」
 朦朧としながらもその様子の異質差に声を出すと、上着のポケットからネクタイをもう一本取り出す。すると今度は私の左腕と脚も椅子へと縛りつけ、完全に私の身体は椅子の上で全開に脚を開脚した状態で固定されてしまった。
「んな!?こんな冗談止めて下さいっ」
 恥ずかしさに声をあげたが、大和さんはニコリと微笑むだけだ。
「昼休みに珍しく飲み物を溢してしまいましてね、替えのネクタイをしていたんです。すぐに洗濯出来る様にとポケットに入れたままになっていたんですが……まるで、この為にネクタイを汚してしまったとしか思えないタイミングですね」
 そう言うだけで、止めてくれる事はなかった。
「イヤです!さすがにこんな格好は——きゃ!」
 なんとか振り解こうとすると、椅子が倒れそうになった。
 すぐさま大和さんが押さえてくれたので倒れずには済んだが、「暴れたら危ないですよ?これはもう、じっとするしかありませんね」と口実を得たといった顔で彼が微笑んだ。
「でも、でもっ」
 恥かしさに再びボロボロと零れだす涙。
 普段なら「泣かないで」と優しく抱き締めてくれる所なのだが、今の大和さんにはそれは期待出来ない。
「綺麗ですよ、とても。恥かしがる姿がまた……そそります」
 私の頬を優しく両手で包むと、熱い舌先で涙を舐める。
 頬から目じりの方へと大和さんの舌が動いていく感触に、達したばかりの身体が過敏に反応しビクビクッと震えると、彼の舌が首筋に移動し、下へ下へとラインをなぞりながら移動していく。
 着たままのブラウスを少し捲り、おへその辺りまでも丹念に舐める。そうしながら敏感な下半身に大和さんの指が触れ、ぐちゃぐちゃに濡れている下着を脱がされてしまった。だが、縛られているせいで半端にしか脱げず、太股の真ん中辺り止まり、私の自由を更に奪う。
「イヤッ!本当に私——」
 頭のどこかでそう言っても無駄だと分かっていても、言わずにはいられない。
「ココはイヤじゃないみたいですから、止める気はありません」
 大和さんは私の言葉を切り捨てる様にそう言うと、上目遣いで私の瞳を見詰めたまま、私の達したばかりの陰部を舐め始めた。
「んあぁ!」
 大和さんの舌の熱さに、軽く腰が浮く。襞を舐め、ぬちゅっなんて卑猥な音をたてながら彼が私の陰部をいたぶる。紅く小さな突起を吸う様に愛撫し出すと、長い指が私の中へと戻ってきた。
「ぃぁ、やめてぇ!」
 強過ぎる快楽で、本能に流されてしまうのが怖い。自分のさせられている格好も、恥かし過ぎてもう死んでしまいたいくらいだ。本当にこんな格好はイヤなのに、それでも与えられる快楽に溺れそうな自分が、尚拒否したい気持ちをより強くさせる。
 辛うじて自由になっている首を横に振り「ほ……解いて下さい、お願いです大和さ……んぁっ!?」と懇願したが、膣の中に大和さんの舌が深く入ってきたせいで一瞬で拒否したい気持ちが消えそうになった。
「そんなに嫌がるなんて、珍しいですね。でも僕は止めませんよ、もう無理です。こんな……満開の華を前に、我慢できる者などきっとこの世にはいません」
 熱っぽい瞳と声で大和さんはそう言うと、膝をついて床に座り、ベルトを外してスラックスのファスナーを降ろし始めた。下着も少し下ろし、それにより露になる大和さんの恥部。
「もう無理です……いいですよね?このまま、しても……」
 大和さんの呼吸が乱れ、とても興奮しているのがハッキリ分かる。
「ぁ……や、でも……ど、どうしたら……」
 こんな格好のままなんて恥かしい。
 でも私のせいで熱く滾っている恥部を魅せ付けられては、どう反応して良いのか、戸惑う気持ちで心はいっぱいになってしまった。
「……ふふ。ココ、凄くヒクついていますよ?まるでコレを欲しがっているみたいに」
「そ、そんな事!」
「何度も味わっている快楽を、ココは欲しくて我慢できないみたいなのに……那緒の口は嘘吐きなんですね。いいんですよ?そんなに恥かしがらなくても、見るのは僕だけなんですから。それとも、もっと恥かしい事……してあげましょうか?」
 ピタッと蜜に濡れる私の陰部に自らの怒張を当てると、大和さんが擦り始めた。
「んああああっ!」
 入りそうで入らない。
 膣を満たしそうで満たさず、紅い突起ばかりを刺激され、もどかしい。
「凄く濡れているせいで、よく滑りますね」
 私の脚を掴む大和さんの手が少し震えている。彼も……一つになりたいのに我慢しているんだろうか?一緒になりたいのに、私を焦らして欲しがってもらいたいんだろうか。
 少し唇を咬み、頬は紅く、息も粗い。こんな姿の私に快楽求める大和さんの姿に心の奥がキュッとするのを感じ、私は自分から少し腰を動かして、彼の怒張が私の中に入ってしまうように導いた。
「うわぁ!?」
 予想外の事だったのか、大和さんが驚きに声をあげた。
「那緒!?……いきなり、そんな……くっ……ぁ」
 私の陰部を擦っていたはずの自分の怒張が、急に膣でギュッと包まれた事に驚いたのか、大和さんはソレを動かそうとはせずに、珍しく喘ぎ声をあげてしまいそうな自分を必死に抑えている。
「……気持ちいい……んですか?」
 か細い声でそう訊くと、大和さんは切なそうな瞳で私を見詰め、ゆっくり頷いた。
「……んっ」
 彼のその表情を見ただけでもう二度目の激しい快楽が私を包みそうになり、私は自分の弱さを実感した。たとえこのまま大和さんは滾るモノを突き上げたりせずともきっと、私はいとも簡単に達する事が出来るだろう。ただ少し、彼が快楽に溺れる声を聴かせてくれれば……。
「さすがにもう、動かないと……那緒が気持ちよくないですよね?」
 そんな事は無いのだが、それを言えない。
 言えない程に今の自分は快楽という沼にどっぷりと浸かり、そこから何とか抜けようと、気持ちを逸らそうとする事で必死になっていた。
「逃げないで、那緒は快楽に溺れている顔が可愛いんですから」
「ちがぅ。……大和さ、んの方がずっと——」
 『淫靡で美しい』と言いたかった続きの言葉は、膣に入る大和さんの熱さからくる快楽で、私の中に溶けていった。
「僕が、何ですか?」
 不思議そうな表情で問う顔に、汗が伝い落ちる。たったそれだけの事なのに、ギュッと膣はキツく閉まり、大和さん自身を奥へと導く様にヒクつく。止まる事無く流れ出る蜜に互いを濡らし、私は「あぁぁっ」と何度もあられもない喘ぎ声をあげてしまった。
「……もう、このままでは耐えられないみたいですね。さて、もっと気持ちよくしてあげますから覚悟していて下さいね」
 ペロッと唇と舐めそう言うと、大和さんが膣内にある欲望そのものを動かし始める。
「んあ! だ、ダメッ……くふぅ……」
 乱れる互いの呼吸、激しく跳ねる自身の心音。
「イイ……ですか?那緒」
 大和さんが動くたびに聞える水音で脳裏まで刺激され、もう声すらもあげる事が出来ぬほど、快楽で全てがいっぱいになっている。
 問いに答える事も、頷く事も出来ない。
「那緒、那緒……」
 名前を呼ばれる度に快楽が増す気がする。大和さんが私の事だけでいっぱいになっていると感じられるだけでもう、気持ちよくて堪らない。
 激しさに椅子が悲鳴をあげる音に重なる、互いの肌がぶつかる音。グチュグチュと、蜜を潤滑油として動く大和さんの怒張が子宮まで突いてくる。
「も……あぁ!」
 抗えない快楽の波が、再び私を襲う。
「駄目です。どうせなら、一緒にイキましょう?」
 吐息混じりの声でそう懇願されたが、正直耐えられそうにない。
「ム、ムリで……んあぁ!ダメッんああぁ」
 腰をくねらせ、大きな喘ぎ声をあげると私は、快楽の波に飲み込まれ、全身をビクビクと震えさせるあられもない姿を曝してしまった。達した陰部は、大和さんの愛液を求めるようにキュッと締め付ける力を増す。
「もう……しょうがないですね、那緒は。でもこの締め付けじゃ僕も、もう……」
 苦笑いを浮かべると、感度の良い状態のままの膣内を大和さんの怒張が突き上げる速度が少し速くなった。
「あはっ……イッたばかりのココは、やっぱり凄く締め付けてきますね。そんなに欲しいんですか?僕の——」
 さすがに大和さんも少し恥かしかったのか、語尾が消え去るように小さくなり、朦朧と消えない快楽の渦に包まれている私の耳には届かなかった。
「はあはあ……」
 粗い息で私を求める大和さんが淫靡で堪らない。
 触れたい、その肌に。頬に、首筋に、背中に腕を回してギュッとしがみ付きたい。
 でも、拘束された腕と脚ではそれが出来ない。そのせいで感じる切なさと、途切れる事のない快楽の波に胸を熱くさせていると、また、激しい衝動を子宮近くで感じた。
「やぁぁ……、また!んんっ」
「感じ易い身体で……助かりますよ。……ぼ、僕も……もう。……んあっ!!」
 ビクッ!と膣の中で激しく跳ねる熱い欲望。
「んぁぁ……んっ」
 身体を震わせ、大和さんが甘い喘ぎを漏らす。
 彼と同時に三度目の絶頂を迎えてしまった私も、全身の震えと達した快楽が止まらずに「んぁ……ん……」と声を漏らしていると、ズルッと陰部の中から大和さんの熱が抜け落ちていった。
「あぁぁぁっ!」
 抜く為の動きにすら、達し過ぎた陰部には刺激になり、声をあげる事が我慢できなかった。
「あ……すみません、少し引っ張りますね」
 太股だけでなく、椅子までもを濡らす程の蜜で汚れた陰部を前に大和さんが苦笑いをしながらそう言うと、彼が私の膣の中から何かを引っ張り出した。
「んな!?」
「残っちゃっていて……お恥かしい限りです」
「……いつの間に?」
 白濁液でいっぱいの避妊具を前に驚いていると「卒業するまでは気をつけないでいけませんからね。暴走してても、これぐらいの理性は残っていますよ」と大和さんが少し恥かしそうに言った。
「さて、場所を変えましょうか。このままじゃ那緒をもっと怒らせてしまいそうですからね」
 いらない物をゴミ箱に捨て、彼が着衣を少し整える。それが終わると、すぐさまネクタイで椅子に縛り付けられていた両腕、両脚の拘束を解き、大和さんが私の身体を自分の方へと引き寄せ、ギュッと強く抱き締めてくれた。
 嬉しくって、彼に応えようと私も大和さんにしがみ付く様に抱きついた途端、急に私の体が持ち上がった。
「きゃ!」
 驚きに声をあげる私を余所に、大和さんはスタスタと歩き始め、居間を出た。
「何処に行く気なんです?」
「場所を変えるんですよ。寝室に行きましょう、那緒の腕に残った跡に包帯でも巻いてあげますよ」
「そこまでは別に」
「巻きたいんです、僕が。それに……こんな姿の那緒を前にして、まさか一度で終われとでも言う気ですか?」
「え!? で、でも私もう——」
「僕はまだ足りません。もっと……満たしてくれますよね、那緒?」
「そんなっムリです!え、あぁぁぁ!!」
 悲痛な声をあげても聞いてはもらえず、私達の姿は寝室の中へと消えて行った。
 ——その後の事はもう、多くを語らずとも想像に容易いだろう。


 すっかり日は沈み、部屋の中は真っ暗だ。ベットの上には一つの塊が横になっている。正確には二人が——なのだが、灯りのない部屋では分かる筈がない。
 か、身体が動かない。
 そう呟く事も困難な程、グッタリした身体を包む布団の感触と体温がとても心地いい。あれから何度も求め続けられ、全身に力が入らず横なったまま放心状態でいる私を、大和さんがギュッと抱き締めてくれている。ただ黙って、ずっと。
 事が終わってから暫く経っているのに、寝ているのかな?と不思議に思っていると「那緒、起きていますか?」と声をかけられた。
「起きて……いますよ」
 無理に出した声は少し小さい。
「僕から、離れないで下さいね?」
 大和さんが不安げな声で言った。
「どうしたんです?急にそんな」
 何か不安にさせるような事を私がしたんだろうか?
「嫌だって……那緒は本気で嫌がっていたのに、僕は自身を制御できなくって、ついあんな——」
「すごく、恥かしかったけど……もういいんですよ。途中からはちゃんとベットで抱いてくれたんですから」
「でも……、それだって那緒は嫌がっていたのに」
 怯える子犬の様に大和さんがしがみ付く。まだ服も着ていない肌に、彼の体温が心地いい。
「ずっとやりたかった事が出来そうになると、どうしても我慢がきかなくって」
「……え?ずっと、やりたかった?」
「そうです!那緒がパソコンの前で真剣に作業をしている姿を見る度に、何度も何度もあんな事をしてしまいたいと。邪魔をしてはいけなとずっと自分に言い聞かせてきたのですが、あのようなホームページを真剣に読んでたので、チャンスは今しかないと!」
 珍しく熱弁する彼の声に、驚きを隠せない。
「あの……大和さんって、もしかしてかなりのムッツリさんだったりします?」
「今更気が付いたんですか⁈遅いですよ、那緒」
「だ、だって大和さんって普通にしていると淡白で無欲な人にしか見えないからっ」
「無欲な人間が、毎日那緒の身体を求めたりなんかしますか?一度じゃ満足も出来ず、毎日何度も那緒の中で達してしまうような男が、淡白に見えますか?」
 ギュッと後ろから抱き締めていた大和さんの手が、無防備な私の胸に触れた。
「た、確かに……そうですね」
 深く実感しながら頷く。
「もう何度……那緒の事を頭の中で犯し続けた事か……そして今も尚、犯し続けている事か」
 今もなの!?実行出来る付き合いなのに?——とはちょっと言い辛く、私はその言葉をグッと飲み込んだ。
「えっと……それなら、そんなに悶々とせずとも、いっそ実行に移してみては?」
「いいんですか!? いや、でもそんな事をしたら絶対に那緒に嫌われて……」
 怖いのか、私を抱き締める腕に力が入る。
「私は大和さんの妻ですよ?妻の務めはちゃんと果たさないと」
 彼の不安を少しでも拭う事が出来ればと、私は胸に触れる彼の手に自分の手を重ねた。
「ありがとうございます、那緒……」
「でもまずは、晩御飯が先ですよね。流石にお腹が空いてしまいました」
 少し照れながらそう言うと、大和さんが「確かに」と答えながら優しく笑ってくれた。
「でも、シャワーを先にした方がいいかもしれませんね。全身、酷い事になっていますし」
「あはは。……確かに」
 恥かしさを誤魔化すようなカラ笑いをしていると、大和さんがそっと耳に口付けをしてくれた。
「愛していますよ、那緒。君は……一生僕のモノだ」
「えぇ、大丈夫です。全てを捧げる覚悟はとうに出来ていますから」
 抱き締めてくれる腕はとても力強く、そして温かい。
「放さない、絶対に。僕だけの那緒、ずっと……ずっと……」
 その束縛は甘く、優しく私を包む。

 確実に、永遠に。


【終わり】
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