元殺し屋の見たり探偵と殺し屋彩の奇妙な物語

白米

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ホラー?

招待状

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「ふぅ…やっと片付けられましたね」
「あぁ‥自分でも驚く位、綺麗に成ったよ。ありがとう彩」
「コレぐらいのなら余裕ですよ」
(この前の爆発四散したを片付けるよりずっと楽でしたから)
「そうか‥まぁとりあえず休憩しようか」
「それじゃあコーヒーを淹れてきますね」
「いやいや‥いくら余裕だからと言っても休まないとコーヒーなら俺が淹れてくるよ」
「こういった事は助手の務めですので見たり探偵は大人しくしていてください」
彩はそう言ってコーヒーを淹れ始めた
(う~ん‥もう少し頼ってくれても良い気がするんだが)
「あっ‥まだポスト確認してなかった」
見たりは出ていった
「…今のうちに」
彩はポケットから紫色の粉が入った透明な袋を出した
「これを入れて…完璧!」
「彩!何か招待状が届いた!」
見たりは嬉しそうに招待状と書かれた豪華手紙を彩に見せた
「結構豪華ですね‥とりあえずを飲みながら読みましょう」
彩は先ほど粉を入れたコーヒーを見たりに渡した
「あぁ、ありがとう」
「早速読んでください」
「えーと、」
『見たり様 彩様へ』
『貴殿方に調査してほしい事があるので今夜12時に迎えに行きます 暗厳くらよしより』
「なるほど調査依頼か」
見たりは彩に渡されたを飲んだ
「もう少し詳しく書いてほしかったな」
「それには同感ですが‥これを書いた人にはこの時時間が無かったのかもしれません」
「そうかもな」
見たりはコーヒーを飲み始めた
(…あれ?何で死なないの?確かに毒を入れた方を渡したし普通なら毒の耐性が有っても死ぬはずなのに…まだ勉強不足ね)
彩もコーヒーを飲み始めた
(…めちゃくちゃ毒が入っていってるだけどこのコーヒー身体が痺れる‥もしここで倒れたら殺されるから我慢しろ自分!)
『ここで補足』
『見たりは何故痺れる位で済んでいるかと言うと殺し屋時代見たりはほぼ毎日自分でブレンドした毒を解毒コーヒーに混ぜて飲んでいたため耐性もかなり持っていてしぶとい』
「さて‥迎えに来てくれるらしいからそれまでに一度家にかえって良いぞ」
「わかりましたでは12時に」
「あぁ」
[時は進んで12時・見たり探偵事務所前]
「一応12時になったけどそれらしい迎えは来ないな」
「そうですね、誰かのイタズラだったのでしょうか」
そんな事を言っているとものすごい勢いで馬車が来て自分達の目の前に止まりました。そして馬車の中からおしゃれなおじいさんが出てきました
「遅れてすまなかった少々馬の機嫌が悪くての~」
「貴方が私達に招待状をくれた暗厳さんですか?」
「いかにもワシが暗厳です、この馬車を運転してくれているのが執事のよしだ。貴殿方が見たり探偵と彩さんじゃな?」
「はい!そうです」
「では馬車に乗ってくれ色々と説明するから」
こうして奇妙な物語が本格的に始まろうとしていた
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