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第2章 【異世界召喚】冒険者
第55話 リンダ・ローゼリス①
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備え付けのバスローブの様なモノを纏ってリンダさんが出て来た。
何でも、浴室に置いてあったそうで。
これ、後日ハルバードさんに聞いたんだけど、「どのお部屋にもご用意している物ですが?」と言われてしまった。
前に来た時は、シルフィーさんも俺も気付かなかったんだけど!いや、お陰で楽しめましたけども。
とまぁ、そんな話は置いておいて、俺も汗を流す事にする。
リンダさんにはワインを用意してある事を伝え、一応用意はしてきた。
きっと今頃は、さっきの俺みたいに待ってる時間を持て余している。はずだ。
全身を洗い流し、湯船に浸かる。
ザァーっと溢れたお湯が床の排水の穴に飲み込まれる。
考えた事も無かったけど、異世界に下水道とかあんのかな。
いや、今はいいか。
☆☆☆☆☆
俺もローブを着て、部屋に戻った。
リンダさんはソファーに座り、チビチビと舐める様にワインを楽しんでいた。
「どうですか、そのワイン」
リンダさんの横に座り、俺も一口ワインを飲む。いや、だってさ「さぁ!しましょう!」とか言えないって。
「とっても美味しいですね。でも、酔ってしまうと、今日は勿体ない気がして……」
はい、勿体ないです!仰る通りです!
「今度、またゆっくり飲みましょうか。リンダさんが良ければ。ですけど」
「はい、是非っ」
ほんのり笑顔でそう答えるリンダさん。
はぁ……、風呂上りって可愛さ倍増だな。
「あの、そんなに見つめられても……」
いつもならすみません。とか言うところだけど。
「あ、あのっ、アオイさん?」
無言のまま、リンダさんに近付き、その手からグラスをとりテーブルの上に置く。
「……リンダさん」
リンダさんの目を見つめたまま、頬に手を添え、
唇を重ねた。
ちゅっ。と軽くキスをし、反応を確かめる為にリンダさんの顔を見る。
目線を反らされたけど、嫌がられてはいないみたいだ。
さっき、折角の雰囲気を壊されたからその仕返し。って訳では無く、そういう雰囲気にしてしまおうと言うのが本音。
「好きだよ。リンダさん」
リンダさんもそれに応える様に唇を重ねかえしてくれる。
「ちゅっ、んふぅ、ちゅ……」
唇を重ねるだけでは無く、上唇と下唇で挟み込む様に、お互いの唇を啄む。
そしてどちらともなく舌を絡ませ合い、気付けば強く抱きしめ合いながら深く深くキスをしていた。リンダさんの心臓の音が、早鐘の様に響いているのが伝わって来る。
唾液が幾重にも混ざり合い、二人が顔を離した時には、唇と唇に卑猥な銀糸の様な橋が架かっていた。
「あの……アオイさん……」
既に挿入しているかの様な甘ったるい声で、リンダさんが俺を見上げる。
「どうしました?」
「キスって……こんなに気持ちいいんですか……はぁ……」
どうやらリンダさんは、キスで蕩けてしまったみたいだった。
「そうですね。俺も気持ちいいですよ」
そう言って再びキスをする。リンダさんの口中を犯している様に、舌で触れる場所を丹念に舐めまわす。
「んんっ!んっ!あ……っ!んんっ!」
そうしている内に、リンダさんの身体がビクビクと痙攣した。
「リンダさん、大丈夫ですか?」
俺も少しビックリだよ。
「あ……はぁん……はぁ……凄い……」
既に表情が蕩けてしまっていて、正直に言って色気がヤバイ。
ん?凄い?
「リンダさん?ど、どうしました?」
「アオイさんと……キスしただけで……イってしまいました……恥ずかしいっ」
「え?」
えっと、つまりリンダさんの性感帯は口にあるって事?それとも格別に感じやすいって事?だとしたら、これセックスなんてしたらどうなってしまうのか。
それは……興味はあります。
「自分でも分からないんですが……とても気持ち良くて……」
後から聞いたら、まるで自分の舌が性器なんじゃないかと錯覚する程気持ち良かったらしい。
「もう一度、キスしてみますか?」
リンダさんは、俺の背中に腕を回し抱き締め、恐る恐る唇を重ねた。
舌を絡ませ、お互いの唾液をかき混ぜ合い。
そして……、
「んっ!んっ!んんっ!ん――――――!」
リンダさんはキスだけで、2度目の絶頂を経験したのだった。
何でも、浴室に置いてあったそうで。
これ、後日ハルバードさんに聞いたんだけど、「どのお部屋にもご用意している物ですが?」と言われてしまった。
前に来た時は、シルフィーさんも俺も気付かなかったんだけど!いや、お陰で楽しめましたけども。
とまぁ、そんな話は置いておいて、俺も汗を流す事にする。
リンダさんにはワインを用意してある事を伝え、一応用意はしてきた。
きっと今頃は、さっきの俺みたいに待ってる時間を持て余している。はずだ。
全身を洗い流し、湯船に浸かる。
ザァーっと溢れたお湯が床の排水の穴に飲み込まれる。
考えた事も無かったけど、異世界に下水道とかあんのかな。
いや、今はいいか。
☆☆☆☆☆
俺もローブを着て、部屋に戻った。
リンダさんはソファーに座り、チビチビと舐める様にワインを楽しんでいた。
「どうですか、そのワイン」
リンダさんの横に座り、俺も一口ワインを飲む。いや、だってさ「さぁ!しましょう!」とか言えないって。
「とっても美味しいですね。でも、酔ってしまうと、今日は勿体ない気がして……」
はい、勿体ないです!仰る通りです!
「今度、またゆっくり飲みましょうか。リンダさんが良ければ。ですけど」
「はい、是非っ」
ほんのり笑顔でそう答えるリンダさん。
はぁ……、風呂上りって可愛さ倍増だな。
「あの、そんなに見つめられても……」
いつもならすみません。とか言うところだけど。
「あ、あのっ、アオイさん?」
無言のまま、リンダさんに近付き、その手からグラスをとりテーブルの上に置く。
「……リンダさん」
リンダさんの目を見つめたまま、頬に手を添え、
唇を重ねた。
ちゅっ。と軽くキスをし、反応を確かめる為にリンダさんの顔を見る。
目線を反らされたけど、嫌がられてはいないみたいだ。
さっき、折角の雰囲気を壊されたからその仕返し。って訳では無く、そういう雰囲気にしてしまおうと言うのが本音。
「好きだよ。リンダさん」
リンダさんもそれに応える様に唇を重ねかえしてくれる。
「ちゅっ、んふぅ、ちゅ……」
唇を重ねるだけでは無く、上唇と下唇で挟み込む様に、お互いの唇を啄む。
そしてどちらともなく舌を絡ませ合い、気付けば強く抱きしめ合いながら深く深くキスをしていた。リンダさんの心臓の音が、早鐘の様に響いているのが伝わって来る。
唾液が幾重にも混ざり合い、二人が顔を離した時には、唇と唇に卑猥な銀糸の様な橋が架かっていた。
「あの……アオイさん……」
既に挿入しているかの様な甘ったるい声で、リンダさんが俺を見上げる。
「どうしました?」
「キスって……こんなに気持ちいいんですか……はぁ……」
どうやらリンダさんは、キスで蕩けてしまったみたいだった。
「そうですね。俺も気持ちいいですよ」
そう言って再びキスをする。リンダさんの口中を犯している様に、舌で触れる場所を丹念に舐めまわす。
「んんっ!んっ!あ……っ!んんっ!」
そうしている内に、リンダさんの身体がビクビクと痙攣した。
「リンダさん、大丈夫ですか?」
俺も少しビックリだよ。
「あ……はぁん……はぁ……凄い……」
既に表情が蕩けてしまっていて、正直に言って色気がヤバイ。
ん?凄い?
「リンダさん?ど、どうしました?」
「アオイさんと……キスしただけで……イってしまいました……恥ずかしいっ」
「え?」
えっと、つまりリンダさんの性感帯は口にあるって事?それとも格別に感じやすいって事?だとしたら、これセックスなんてしたらどうなってしまうのか。
それは……興味はあります。
「自分でも分からないんですが……とても気持ち良くて……」
後から聞いたら、まるで自分の舌が性器なんじゃないかと錯覚する程気持ち良かったらしい。
「もう一度、キスしてみますか?」
リンダさんは、俺の背中に腕を回し抱き締め、恐る恐る唇を重ねた。
舌を絡ませ、お互いの唾液をかき混ぜ合い。
そして……、
「んっ!んっ!んんっ!ん――――――!」
リンダさんはキスだけで、2度目の絶頂を経験したのだった。
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