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第2章 【異世界召喚】冒険者
第92話 共同作業。
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「ん?!」
俺は驚いて離れようとするが、エリちゃんは少しだけ唇を離し、囁く様に俺に言った。
「アオイ君。君はさ、きっとこの侍女さんに温もりが無いから困惑しているんだよ。今までは相手も反応してくれていただろ?それに、私が思うに、君はこの行為自体に気持ちが入り込まないとできないタイプの人間なのだと思うんだよ。だからね、その温もりを私が代わりに受け持ってあげる。だから、君は、この行為に集中しなよ。正直、どんな効果があるのかは分からない。けれど、それを見届ける権利も義務も私にはあると思うんだ」
言いながらも何度も軽く唇を重ねるエリちゃん。
「あ、言っておくけど、アオイ君から私にお触りは禁止だからね」
そしてまた有無を言わさない様に唇を重ねる。
少しずつ重なる時間が長くなる。
俺は――……。
キスをし返す事で、エリちゃんの意思に応えた。
サリーの腰を掴みながらピストン運動を繰り返す。そして、エリちゃんとキスを交わす。
「ん……んふぅ……」
エリちゃんから漏れる吐息が、妙に艶っぽく感じた。
少し舌を出してエリちゃんの唇に当ててみる。
すると、最初はビックリしたのか目を見開いたエリちゃんだったけど、何も言わずに俺の舌を唇で甘噛みする様に挟んだ。
そのままエリちゃんの口の中まで侵入し、舌を絡ませる。
最初はぎこちなかった動きが、慣れて来たのかお互いの動きに合わせる様に絡み合う。
「はぁはぁ……あぁ、こんなに気持ちの良いモノなんだねぇ……んっ、んちゅっ」
エリちゃんが積極的に俺の唇を貪る様にキスをする。
そうなって来ると、興奮度も高まっていく。
「エリちゃんっ、俺、もうっ」
エリちゃんのお陰で最高潮まで昂った射精欲が爆発寸前だった。
「ほら、イって良いんだよ。でも、本来の目的は私じゃ無いからねっ、ん、んふぅ」
そう、サリーを助ける為だ。
俺は願った。
サリーを生き返らせてくれと。サリーを絶対に死なせないと!
瞬間、サリーの最奥に向けて、吐精したのだった。
突き刺す様に。奥に届かせる様に。
―奇跡を使用しました―
脳内にアナウンスが聞こえた。
今まではもっと具体的な内容だった気がするんだけど……。
それは兎も角、やれる事はやった。後は奇跡の効果を信じるしかない。
精を全て吐き出し、サリーの膣内から自分の分身を引き抜く。
役目が終わったと知ってか知らずか、分身は項垂れる様に力なく下を向いていた。
必然とエリちゃんとも距離をとる様に、後ろに下がり、サリーの方を見る。
エリちゃんも俺の視線を追う様にサリーに目をやる。
どれ位の時間が経っただろう。
ほんの数秒が、酷く長く感じられた。
サリーは……。
ゆっくりと目を開けたのだ。
俺は驚いて離れようとするが、エリちゃんは少しだけ唇を離し、囁く様に俺に言った。
「アオイ君。君はさ、きっとこの侍女さんに温もりが無いから困惑しているんだよ。今までは相手も反応してくれていただろ?それに、私が思うに、君はこの行為自体に気持ちが入り込まないとできないタイプの人間なのだと思うんだよ。だからね、その温もりを私が代わりに受け持ってあげる。だから、君は、この行為に集中しなよ。正直、どんな効果があるのかは分からない。けれど、それを見届ける権利も義務も私にはあると思うんだ」
言いながらも何度も軽く唇を重ねるエリちゃん。
「あ、言っておくけど、アオイ君から私にお触りは禁止だからね」
そしてまた有無を言わさない様に唇を重ねる。
少しずつ重なる時間が長くなる。
俺は――……。
キスをし返す事で、エリちゃんの意思に応えた。
サリーの腰を掴みながらピストン運動を繰り返す。そして、エリちゃんとキスを交わす。
「ん……んふぅ……」
エリちゃんから漏れる吐息が、妙に艶っぽく感じた。
少し舌を出してエリちゃんの唇に当ててみる。
すると、最初はビックリしたのか目を見開いたエリちゃんだったけど、何も言わずに俺の舌を唇で甘噛みする様に挟んだ。
そのままエリちゃんの口の中まで侵入し、舌を絡ませる。
最初はぎこちなかった動きが、慣れて来たのかお互いの動きに合わせる様に絡み合う。
「はぁはぁ……あぁ、こんなに気持ちの良いモノなんだねぇ……んっ、んちゅっ」
エリちゃんが積極的に俺の唇を貪る様にキスをする。
そうなって来ると、興奮度も高まっていく。
「エリちゃんっ、俺、もうっ」
エリちゃんのお陰で最高潮まで昂った射精欲が爆発寸前だった。
「ほら、イって良いんだよ。でも、本来の目的は私じゃ無いからねっ、ん、んふぅ」
そう、サリーを助ける為だ。
俺は願った。
サリーを生き返らせてくれと。サリーを絶対に死なせないと!
瞬間、サリーの最奥に向けて、吐精したのだった。
突き刺す様に。奥に届かせる様に。
―奇跡を使用しました―
脳内にアナウンスが聞こえた。
今まではもっと具体的な内容だった気がするんだけど……。
それは兎も角、やれる事はやった。後は奇跡の効果を信じるしかない。
精を全て吐き出し、サリーの膣内から自分の分身を引き抜く。
役目が終わったと知ってか知らずか、分身は項垂れる様に力なく下を向いていた。
必然とエリちゃんとも距離をとる様に、後ろに下がり、サリーの方を見る。
エリちゃんも俺の視線を追う様にサリーに目をやる。
どれ位の時間が経っただろう。
ほんの数秒が、酷く長く感じられた。
サリーは……。
ゆっくりと目を開けたのだ。
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