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第1章
先生とお話
しおりを挟むはい。現在男の医者と二人きりです。
男が2人、密室、何も起きないわけがなく……
あ゛ー
って考えるくらいは余裕でてきた。
Ωってわかるだけでくっそ安心する。
とは言っても、話すことないけどな。
「えっと。多分状況がつかめていないと思うんだけれど、α、β、Ωって性があるのは知ってる?」
「知ってる。フェロモンとか発情期とか軽くなら。Ωが淫乱ってのも。その…DVDとかで。一応。」
「なるほどね。ただそう言ったDVDは誇張されてたりするから一応解説しておくね。」
Ω性
・男女関係なく妊娠.出産できる
・ 3ヶ月に1回発情期がある
・ 発情期にはフェロモンを出し、男女関わらずα、β性を誘惑する
・α性はフェロモンを感知すると多くの場合は、自我で性欲をコントロールできなくなる
・β性はフェロモンにて催淫されることもあるが程度は個体差があり、基本的には自我で性欲のコントロールは可能
・抑制剤にてフェロモンを抑えることができる
・番と言われる相手(α性のみなり得る)と性行為を行った際にフェロモン分泌腺のある首周囲を噛むことでフェロモンが変化する。一度変化すると番以外にはフェロモンが効かなくなる。
説明をまとめるとこんな感じ
「本当はα、β性についても知ってもらいたい気持ちはあるけども、まずは自分を知ることが大切だからね。2週間くらいの入院だし気長に行こう。」
フェロモン、妊娠、番か。はっきり言って年齢=恋人いないDT野郎にはちょっとファンタジーが過ぎる。ただ、男にそういった目で見られるってのはやっぱ怖い。
「ちなみに隆一くんは、つきあっていたり好きな人はいる?パートナーは男性?女性?」
えっと。恋したことないしな。好きな人って言われても。1人でするときは男女のみてるしな。それって、女子のが好きなんだよな。
「付き合ってないです。わかんないけど。女子が好きだと思う。多分。」
「まーまだ若いもんね。色々悩むといいよ。それと、この性別のことカミングアウトする?」
「えっと……」
「脅すようで悪いけれども、カミングアウトや隠していたけどバレた人の多くが無視やいじめの対象になる。隆一君が言ってたように淫乱といったネガティブななイメージが原因の1つだって言われてる。もちろん、そうなっても平気な人や周囲の理解がある場合もある。ただ様々な性が混在している分、α性がいたりそれだけ危ないリスクが増える。わかるかな?」
頷く。友達がいつ自分を襲ってくるかわからないってことだよな。ただ、薬があるらしいって聞いたけど。どうなんだろう。
「わかります。ただ、薬はどうなんですか?」
「効果がある人はβ性ってことで生活できるよ。こればっかりは今回入院してから効果を見てみるしかないね。効果が出ない場合は選択肢としてはΩ全寮制学校に行くか、インターネット上で授業を受けるってのが一般的かな。こういった場合、両親が色々決めがちになっちゃうんだけど少し自分のためと思って調べたり考えてみて。」
「……わかりました。」
夢とか無いしとりあえず適当な文系大学に入って適当に就職するつもりだったのにな。どうしてこうなったんだろう。
扉が開く
「隆一。大丈夫?さっきより具合わるいんじゃないの?」
「大丈夫。何も変わってないよ。」
「お父さんは荷物を取りいったわ。何か欲しいものある?」
「とりあえず、スマホの充電器ほしい。」
「連絡しておくね」
女性の人が入ってくる。
「それでは、病棟へ行きますので一緒についてきてください。お母様には説明がありますのでこちらで少々お待ちください。」
今までは可愛いとか胸が大きいとかを見ていたのにそういった部分より、襲われないと思える。だから安心する。
俺あなたについていきます。
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