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三日目
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そして、その日の深夜――。
酒盛りもようやくお開きとなって、皆は笑顔で自分の部屋へと引き上げた。
レンは、隣のキョウコの部屋で何か怪しい物音でもしたらすぐに駆け付けられるよう、一晩中起きているつもりだったのだが、ここ数日の過度の精神的疲労に加えて、昨夜ほとんど眠れなかったこともあり、ベッドに寝転んだ途端、強力な睡魔に襲われた。
(だめだ……。絶対に、寝ちゃだめだ)
重い瞼が下がってくる度に、ぶるぶると頭を振って暗い天井を睨みつける。が――、
(だめだ……眠ったら、だめだぞ……)
睡魔はますます、急速に力を増していき、レンはいつのまにか、自分でも気づかぬうちに、両眼を閉じてしまっていた。
(……ねちゃ、だめだぞ……――)
最後にそう自分に言い聞かせた直後、レンは、ほとんど気を失うようにして、深い眠りに落ちていった。
*****
それから、約三十分後。
「――ぁんっ、ぁぁああんっ、あぁぁああんっ!!」
眠りの中で耳障りな淫声を聴いたような気がしたレンは、次の瞬間、
(――っ!? しまったっ!!)
恐怖に弾かれるようにして覚醒し、ギンと目を見開いた。
そして――、
「あ、おきた」
「っ!?」
自分のベッドの傍に、全裸のユイとヒトミが柔らかく微笑んで立っているのに気づいて、すぐに全身を硬直させる。
「あぁああんっ! リクッ! すごいっ!! うち、また! またイッちゃうぅっ!」
声がするほうに視線を移すと、ドアの側の壁に手をついて、背後からリクに激しく秘所を突かれて乱れるアキの姿があった。
ふたりがびしゃびしゃと床に垂らす淫らな液体が、あの濃厚に甘い刺激臭を放ち、それを吸い込んだ瞬間、レンはひどい嫌悪感を覚えつつも、股間に血液が一気に集中していくのを自覚する。
「わたしたちが来るのを、待っていたんでしょう……?」
ユイはいたずらっぽく言うと、右手を素早くレンのパンツの中にすべり込ませ、熱く怒張した肉棒を優しく握った。
「ほら……もう、こんなにしてる……」
「うっ……」
女が、人差し指一本で男の亀頭をくにくにと刺激すると、それを待っていたかのように、すぐに鈴口から我慢汁が溢れ出した。
「うっぁっ……やめっ」
レンが必死に女の腕を掴むと、今度はそばに立っていたヒトミがベッドに飛び乗り、レンの頭に跨って、その口にみずからの割れ目をぎゅっと押しつけた。
「っ!?!?」
「もうっ、意地張らないのっ」
女の秘所から溢れ出す熱く甘い液体を無理やり口の中に流れ込しこまれ、レンはじたばたともがいたが、ヒトミは体重をかけてがっちりと彼の頭をロックしていて、そこから逃れることはできなかった。
「んんーっ、んんんっ!?」
口を開けるとさらに大量に流れ込んでくる愛液を、レンは吐き出すこともできず、意思に反してむぐむぐと飲み込んでしまう。
そして、その直後。
ヒトミの愛液が強烈な催淫作用を発揮し、レンの股間にそそり立った肉棒がビグンビグンと跳ねながら、さらに一回り大きくなった。
酒盛りもようやくお開きとなって、皆は笑顔で自分の部屋へと引き上げた。
レンは、隣のキョウコの部屋で何か怪しい物音でもしたらすぐに駆け付けられるよう、一晩中起きているつもりだったのだが、ここ数日の過度の精神的疲労に加えて、昨夜ほとんど眠れなかったこともあり、ベッドに寝転んだ途端、強力な睡魔に襲われた。
(だめだ……。絶対に、寝ちゃだめだ)
重い瞼が下がってくる度に、ぶるぶると頭を振って暗い天井を睨みつける。が――、
(だめだ……眠ったら、だめだぞ……)
睡魔はますます、急速に力を増していき、レンはいつのまにか、自分でも気づかぬうちに、両眼を閉じてしまっていた。
(……ねちゃ、だめだぞ……――)
最後にそう自分に言い聞かせた直後、レンは、ほとんど気を失うようにして、深い眠りに落ちていった。
*****
それから、約三十分後。
「――ぁんっ、ぁぁああんっ、あぁぁああんっ!!」
眠りの中で耳障りな淫声を聴いたような気がしたレンは、次の瞬間、
(――っ!? しまったっ!!)
恐怖に弾かれるようにして覚醒し、ギンと目を見開いた。
そして――、
「あ、おきた」
「っ!?」
自分のベッドの傍に、全裸のユイとヒトミが柔らかく微笑んで立っているのに気づいて、すぐに全身を硬直させる。
「あぁああんっ! リクッ! すごいっ!! うち、また! またイッちゃうぅっ!」
声がするほうに視線を移すと、ドアの側の壁に手をついて、背後からリクに激しく秘所を突かれて乱れるアキの姿があった。
ふたりがびしゃびしゃと床に垂らす淫らな液体が、あの濃厚に甘い刺激臭を放ち、それを吸い込んだ瞬間、レンはひどい嫌悪感を覚えつつも、股間に血液が一気に集中していくのを自覚する。
「わたしたちが来るのを、待っていたんでしょう……?」
ユイはいたずらっぽく言うと、右手を素早くレンのパンツの中にすべり込ませ、熱く怒張した肉棒を優しく握った。
「ほら……もう、こんなにしてる……」
「うっ……」
女が、人差し指一本で男の亀頭をくにくにと刺激すると、それを待っていたかのように、すぐに鈴口から我慢汁が溢れ出した。
「うっぁっ……やめっ」
レンが必死に女の腕を掴むと、今度はそばに立っていたヒトミがベッドに飛び乗り、レンの頭に跨って、その口にみずからの割れ目をぎゅっと押しつけた。
「っ!?!?」
「もうっ、意地張らないのっ」
女の秘所から溢れ出す熱く甘い液体を無理やり口の中に流れ込しこまれ、レンはじたばたともがいたが、ヒトミは体重をかけてがっちりと彼の頭をロックしていて、そこから逃れることはできなかった。
「んんーっ、んんんっ!?」
口を開けるとさらに大量に流れ込んでくる愛液を、レンは吐き出すこともできず、意思に反してむぐむぐと飲み込んでしまう。
そして、その直後。
ヒトミの愛液が強烈な催淫作用を発揮し、レンの股間にそそり立った肉棒がビグンビグンと跳ねながら、さらに一回り大きくなった。
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