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【第二章】 『ルーダミアの妖女』イリアナ
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「うるせぇっ。おらっ、さっさと股開け! おい、お前ら、こいつの手足を押さえろ!」
周りのオークたちに四肢を掴まれ、無理やり股を開かされた女騎士のぷっくり愛らしい秘裂に、一匹のオークが顔を近づけ、紫色の太い舌で、下から上までべロリッ! と舐め上げた。
「いっ、いやぁああっ!! き、きもちわるいっ!!!」
「んー、まだ濡れてねえのに、いい味だぜぇ……。エルフのより、ちょっと苦くて、酸っぱくて、でも、すんごく甘くて味が濃い……。やっぱ人間の女のおま×こが一番うめえなぁ!」
「おいっ! はやくしろ! 後がつかえてんだっ!」
「わかってるって……。じゃ、さっそくコッチで味わわせてもらうとするかぁ」
オークは、女騎士の上に覆い被さると、すでにザーメンでデロデロになった巨大な肉棒の先端を彼女の膣口へと向ける。
アンドローズは、その青碧の瞳から涙を流しつつ、叫んだ。
「いやっ……むりっ……無理よぉっ!! そんなの、入るわけないっ!! わたし、死んじゃうっ!!」
「ヘヘッ、心配すんな。挿れられただけで死んだ女は、まだいねえよ」
「ちがうのっ! わたし……は、はじめてなのっ! まだシたことないのっ! だから、そんなに大きいの、ぜったい入らないっ!!」
「なに……? お前、その齢でまだ生娘だと?」
驚きに目を見開いたオークは、すぐに残忍な笑みを浮かべた。
「ヘッ、こりゃあいいぜ……。人間の処女を犯したことはまだなかったからなぁ。ただでさえちっちゃいマ×コがさらにキッツキツで、たまんねえだろうなぁ……。はじめての相手がオークだと、最初はすげえ痛えかもしれねえけど、我慢しろよ……」」
「いやっ!! やめてぇっ!! おねがいっ、おねがいだからぁっ!!」
泣きながら必死にもがく女騎士の膣口を、オークの凶暴な肉棒が一気に貫こうとした、その瞬間――。
バキッッ!!!
「ぐがばろどはいぁおじゃごぼかえおぁあじょああっっ!!!」
少し離れた所で人質の少女を押さえつけていたリーダーオークが、突然、世にも奇妙な絶叫をあげた。
「っ!?」
「なっ、ど、どうしたっ?」
全員が思わずそちらに目をやれば、泣きながら股間を押さえつつ地面で七転八倒しているオークと、その側にはバットほどの大きさの丸太を握った人間の少年が、ひとり。
「アンドローズッ! いまだっ!!」
少年がそう叫んだ時には、すでに全裸の女騎士は呆然としているオークたちの腕からするりと逃れて、そばの地面に落ちていた長剣を拾い上げていた。
「あっ、しまった――」
オークたちがそれに気づいた時には、すでに後の祭り。
「覚悟ッ!!!」
女騎士の迅雷の如き剣撃が、周囲にいたオークたちを瞬時に斬り伏せ、絶命させる。
「ぐ、ぐぞぉ……こんなはずでは……」
地面でのたうち回るリーダーオークのそばへゆっくり歩いていったアンドローズは、凄絶な怒りを宿した瞳で、その醜悪な魔物を見下ろした。
「何か言い残すことは、あるか?」
「まっ、まってくれっ! たのむ! 里には俺の――」
ザンッッッ!!!
「聞いてやるとは言ってない」
アンドローズは、草地に転がったオークの生首に向かって、冷ややかに言った。
「ふう。ひとまず、一件落着だなっ!」
そばに立っている少年が、手にした丸太をぶらぶら振りながら朗らかに言うと、女騎士は、自分が全裸であることも忘れて、彼をキッと睨みつけた。
「おい、旺介……」
「ん? なに?」
「お前、今までどこで何をしていたっ!? わたしは、もう少しであの汚らわしいオークどもに……お、犯されるところだったんだぞっ!」
「いやあ、ごめんごめんっ!」
旺介は、いたずらっぽく片目を瞑りながら頭を掻く。
「はやく助けなきゃ、とは思ったんだけどさあ……『オークに凌辱される女騎士』って、やっぱりド定番なシチュエーションなわけで、それなりに期待もされてるだろうし、ギリギリ許容できるところまで粘るべきかな、なんて思ってしまって……」
「……」
アンドローズは、少年を睨んだまま、ゆっくりと剣を構える。
「何を言っているのかよくわからんが……、とりあえず、死にたいんだな?」
「うわぁっ、ウソウソッ!! いまの嘘ッ! ほんとは、手頃な武器を見つけるのに手間取っただけだから! マジの殺気出すのやめてっ! 目が据わっちゃってるから! 瞳孔開いちゃってるからっ!!」
「……はぁ」
女騎士が呆れ顔で剣を下ろすと、旺介は肩にかけた革袋から清潔な布を取り出して、彼女に差し出した。
「ほら……これでカラダ拭いて。オークので汚れちゃったから、そのまま服着たくないでしょ」
「……っ」
この時、はじめて自分が全裸であることを思い出したアンドローズは、慌てて大事なところを片腕で隠しつつ、少年の手から布をひったくった。
「み、見るな馬鹿ッ! 後ろを向いてろっ!!」
旺介は、素直に女騎士に背を向けつつ、真面目に謝る。
「アン……はやく助けに来れなくて、ほんとごめん。オレがもっと強ければ、キミにこんな辛い思いをさせなくても済んだのに……」
「……っ」
アンドローズは、体中についたオークのザーメンをしっかり布で拭き取りつつ、ぎこちなく呟く。
「この程度のことを気に病むほど、わたしは弱い女ではない。お、お前が来てくれたおかげで、わたしの貞操はちゃんと守られたわけだし……」
ふたたび服と鎧を身につけて少年の前に立ったアンドローズは、うっすら頬を染めつつ、言った。
「お、旺介が助けに来てくれて、その……うれしかった、すごく……。オークに立ち向かうなんて、誰にでもできることじゃない。お前は、弱くなんかない。だから、もっと自信を持て。お前は、このわたしに勝った唯一の男なんだからな」
「アン……」
じっと見つめ合うふたりが、まもなく桃色の甘酸っぱい空気に包み込まれた、その時――。
「あのー。人目もはばからずイチャイチャしてるとこすみません……」
すっかり存在を忘れ去られていた少女が、ひどく申し訳なさそうに言った。
「っ!?」
少年と女騎士は驚いてそちらを振り向き、あらためてその見知らぬ少女をまじまじと見つめる。
村娘風の粗末な服を身につけたその少女は、ひと言でいうと、かなりの美少女だった。
田舎育ちにしてはやけに白い肌と、腰まである真紅の長い髪。ややつり気味の大きな目の中では、緋色の瞳が爛々と輝き、ふたりのことを興味深そうに見つめている。
くたびれた麻布に包まれた胸は、アンドローズよりはやや小ぶりだが、それでも充分に肉感的で、野暮ったい服を脱げばかなりグラマラスなカラダをしているのだろうと想像させる。
「危ないところを助けていただいて、本当にありがとうございます」
少女は、礼を述べつつふたりのもとへ近づいてきて、彼らの腕にそっと手を置き……、
「――なぁんて言うと思った?」
いきなり小馬鹿にしたような表情で言ったかと思うと、その直後、
「操身の雷糸!」
呪文を発動させ、両手から放つ無数の雷撃をふたりの全身に浴びせかけた。
周りのオークたちに四肢を掴まれ、無理やり股を開かされた女騎士のぷっくり愛らしい秘裂に、一匹のオークが顔を近づけ、紫色の太い舌で、下から上までべロリッ! と舐め上げた。
「いっ、いやぁああっ!! き、きもちわるいっ!!!」
「んー、まだ濡れてねえのに、いい味だぜぇ……。エルフのより、ちょっと苦くて、酸っぱくて、でも、すんごく甘くて味が濃い……。やっぱ人間の女のおま×こが一番うめえなぁ!」
「おいっ! はやくしろ! 後がつかえてんだっ!」
「わかってるって……。じゃ、さっそくコッチで味わわせてもらうとするかぁ」
オークは、女騎士の上に覆い被さると、すでにザーメンでデロデロになった巨大な肉棒の先端を彼女の膣口へと向ける。
アンドローズは、その青碧の瞳から涙を流しつつ、叫んだ。
「いやっ……むりっ……無理よぉっ!! そんなの、入るわけないっ!! わたし、死んじゃうっ!!」
「ヘヘッ、心配すんな。挿れられただけで死んだ女は、まだいねえよ」
「ちがうのっ! わたし……は、はじめてなのっ! まだシたことないのっ! だから、そんなに大きいの、ぜったい入らないっ!!」
「なに……? お前、その齢でまだ生娘だと?」
驚きに目を見開いたオークは、すぐに残忍な笑みを浮かべた。
「ヘッ、こりゃあいいぜ……。人間の処女を犯したことはまだなかったからなぁ。ただでさえちっちゃいマ×コがさらにキッツキツで、たまんねえだろうなぁ……。はじめての相手がオークだと、最初はすげえ痛えかもしれねえけど、我慢しろよ……」」
「いやっ!! やめてぇっ!! おねがいっ、おねがいだからぁっ!!」
泣きながら必死にもがく女騎士の膣口を、オークの凶暴な肉棒が一気に貫こうとした、その瞬間――。
バキッッ!!!
「ぐがばろどはいぁおじゃごぼかえおぁあじょああっっ!!!」
少し離れた所で人質の少女を押さえつけていたリーダーオークが、突然、世にも奇妙な絶叫をあげた。
「っ!?」
「なっ、ど、どうしたっ?」
全員が思わずそちらに目をやれば、泣きながら股間を押さえつつ地面で七転八倒しているオークと、その側にはバットほどの大きさの丸太を握った人間の少年が、ひとり。
「アンドローズッ! いまだっ!!」
少年がそう叫んだ時には、すでに全裸の女騎士は呆然としているオークたちの腕からするりと逃れて、そばの地面に落ちていた長剣を拾い上げていた。
「あっ、しまった――」
オークたちがそれに気づいた時には、すでに後の祭り。
「覚悟ッ!!!」
女騎士の迅雷の如き剣撃が、周囲にいたオークたちを瞬時に斬り伏せ、絶命させる。
「ぐ、ぐぞぉ……こんなはずでは……」
地面でのたうち回るリーダーオークのそばへゆっくり歩いていったアンドローズは、凄絶な怒りを宿した瞳で、その醜悪な魔物を見下ろした。
「何か言い残すことは、あるか?」
「まっ、まってくれっ! たのむ! 里には俺の――」
ザンッッッ!!!
「聞いてやるとは言ってない」
アンドローズは、草地に転がったオークの生首に向かって、冷ややかに言った。
「ふう。ひとまず、一件落着だなっ!」
そばに立っている少年が、手にした丸太をぶらぶら振りながら朗らかに言うと、女騎士は、自分が全裸であることも忘れて、彼をキッと睨みつけた。
「おい、旺介……」
「ん? なに?」
「お前、今までどこで何をしていたっ!? わたしは、もう少しであの汚らわしいオークどもに……お、犯されるところだったんだぞっ!」
「いやあ、ごめんごめんっ!」
旺介は、いたずらっぽく片目を瞑りながら頭を掻く。
「はやく助けなきゃ、とは思ったんだけどさあ……『オークに凌辱される女騎士』って、やっぱりド定番なシチュエーションなわけで、それなりに期待もされてるだろうし、ギリギリ許容できるところまで粘るべきかな、なんて思ってしまって……」
「……」
アンドローズは、少年を睨んだまま、ゆっくりと剣を構える。
「何を言っているのかよくわからんが……、とりあえず、死にたいんだな?」
「うわぁっ、ウソウソッ!! いまの嘘ッ! ほんとは、手頃な武器を見つけるのに手間取っただけだから! マジの殺気出すのやめてっ! 目が据わっちゃってるから! 瞳孔開いちゃってるからっ!!」
「……はぁ」
女騎士が呆れ顔で剣を下ろすと、旺介は肩にかけた革袋から清潔な布を取り出して、彼女に差し出した。
「ほら……これでカラダ拭いて。オークので汚れちゃったから、そのまま服着たくないでしょ」
「……っ」
この時、はじめて自分が全裸であることを思い出したアンドローズは、慌てて大事なところを片腕で隠しつつ、少年の手から布をひったくった。
「み、見るな馬鹿ッ! 後ろを向いてろっ!!」
旺介は、素直に女騎士に背を向けつつ、真面目に謝る。
「アン……はやく助けに来れなくて、ほんとごめん。オレがもっと強ければ、キミにこんな辛い思いをさせなくても済んだのに……」
「……っ」
アンドローズは、体中についたオークのザーメンをしっかり布で拭き取りつつ、ぎこちなく呟く。
「この程度のことを気に病むほど、わたしは弱い女ではない。お、お前が来てくれたおかげで、わたしの貞操はちゃんと守られたわけだし……」
ふたたび服と鎧を身につけて少年の前に立ったアンドローズは、うっすら頬を染めつつ、言った。
「お、旺介が助けに来てくれて、その……うれしかった、すごく……。オークに立ち向かうなんて、誰にでもできることじゃない。お前は、弱くなんかない。だから、もっと自信を持て。お前は、このわたしに勝った唯一の男なんだからな」
「アン……」
じっと見つめ合うふたりが、まもなく桃色の甘酸っぱい空気に包み込まれた、その時――。
「あのー。人目もはばからずイチャイチャしてるとこすみません……」
すっかり存在を忘れ去られていた少女が、ひどく申し訳なさそうに言った。
「っ!?」
少年と女騎士は驚いてそちらを振り向き、あらためてその見知らぬ少女をまじまじと見つめる。
村娘風の粗末な服を身につけたその少女は、ひと言でいうと、かなりの美少女だった。
田舎育ちにしてはやけに白い肌と、腰まである真紅の長い髪。ややつり気味の大きな目の中では、緋色の瞳が爛々と輝き、ふたりのことを興味深そうに見つめている。
くたびれた麻布に包まれた胸は、アンドローズよりはやや小ぶりだが、それでも充分に肉感的で、野暮ったい服を脱げばかなりグラマラスなカラダをしているのだろうと想像させる。
「危ないところを助けていただいて、本当にありがとうございます」
少女は、礼を述べつつふたりのもとへ近づいてきて、彼らの腕にそっと手を置き……、
「――なぁんて言うと思った?」
いきなり小馬鹿にしたような表情で言ったかと思うと、その直後、
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