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側仕え セス
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朝の光がレースのカーテンを透かし、部屋を柔らかく照らし出す。
ゆきが目を覚ますと、隣には安らかな寝息を立てるマルセルの姿があった。
その美しい寝顔は、昨夜の激情が嘘のように穏やかで、まるで純真な少年のようだ。
ベッドの周りには、引き裂かれた瑠璃色のシルクが、まるで散った花びらのように散乱している。
その残骸を見るたびに、昨夜の出来事が鮮明に蘇り、ゆきの頬が熱くなった。
ゆきが身じろぎすると、マルセルがうっすらと目を開けた。
「……僕のマドンナ。お目覚めですか」
その声は愛おしさに満ちていた。彼は起き上がると、ゆきの足元に跪き、その甲に恭しく口づけを落とす。
「昨夜は……申し訳ありませんでした。あなたのためのドレスを、僕の醜い欲望で汚してしまい……」
「……ううん」
ゆきは彼の頭を優しく撫でた。
罪悪感に苛まれるこの美しい男が、なぜかとても愛おしく思える。
「僕が、また新しいドレスを仕立てます。この世の誰よりもあなたを輝かせる、最高のドレスを。だから……だからどうか、僕を側においてください」
すがりつくような眼差し。ゆきは静かに頷いた。
この男は、もう完全に自分のものなのだと、不思議な確信があった。
マルセルの部屋を出ると、廊下でカイが腕を組んで待ち構えていた。
その鋭い視線が、ゆきの姿を上から下まで値踏みするように射抜く。
「……随分と、良いご身分になったものだな」
地を這うような低い声。カイはゆきの顎を掴んで上向かせると、その首筋の匂いを嗅いだ。
「他の男の香りを纏わせるとは。俺が一番だということを、忘れたわけではあるまい」
「……っ」
彼の指に力がこもり、恐怖で身体が竦む。だが、以前とは何かが違った。
「あなたが俺だけのものじゃないと言ったんじゃない。怒るなんてお門違いよ」
カイの支配を恐ろしいと感じながらも、その奥で、彼の独占欲を心地よいと感じている自分がいることに、ゆきは気づいていた。
「お前には、少し灸を据える必要があるな。余計な気を起こさぬよう、見張りを付けてやる」
カイはそう言うと、近くにいた団員に声をかけた。
「セス! 来い」
呼ばれて現れたのは、キースに紹介された、仏頂面の男だった。
彼はカイに一礼すると、ゆきには一瞥もくれずに、無感情な声で言った。
「……何でしょう、団長」
「今日から、お前はユキ付きの従者だ。こいつの身の回りの世話を一切合切やれ。そして、何か妙な動きがあれば、逐一俺に報告しろ。いいな」
「……御意」
セスは短く答えると、それきり黙り込んでしまった。
その態度は、明らかにゆきを厄介者として扱っているように見える。
(この人は、私のことが嫌いなんだ……)
カイの威圧感とも、キースの二面性とも、マルセルの執着とも違う、あからさまな拒絶。
それは、ゆきの心をちくりと刺した。
その日から、セスの無言の監視が始まった。
彼は命令通り、ゆきの食事を運び、部屋を掃除し、身の回りの世話を完璧にこなした。
しかし、その間、一度もゆきと目を合わせようとはしない。
ゆきが何か話しかけても、「はい」「いいえ」「分かりません」という最低限の返事しか返ってこなかった。
彼の態度は、まるで汚いものにでも触れるかのようだ。
ゆきは次第に、彼と二人きりになる空間が苦痛になっていった。
そんなある日の午後。
ゆきはマルセルに作ってもらった新しいドレスの着心地を確かめるため、中庭を散歩していた。
その時、袖口に付けていた小さなレースの飾りを、うっかり落としてしまったことに気づかなかった。
しばらくして、飾りがないことに気づいたゆきが、来た道を引き返していると、花壇の陰から、くぐもった声が聞こえてきた。
(誰かいるの……?)
そっと覗き込むと、そこにいたのはセスだった。
彼は地面に膝をつき、何かを手に持っている。それは、ゆきが落としたレースの飾りだった。
信じられない光景が、目に飛び込んできた。
セスは、その小さなレースの飾りを、まるで聖遺物でも扱うかのように両手で捧げ持っていた。
そして、それをゆっくりと自分の顔に近づけると、恍惚とした表情で、深く、深く、その香りを吸い込んだのだ。
「はぁ……あぁ……ユキ様の……香り……」
普段の彼からは想像もつかない、熱に浮かされたような声。
彼は、そのレース飾りを何度も唇に押し当て、頬ずりをし、うっとりと目を閉じた。
その表情は、苦痛と歓喜が入り混じった、尋常ではないものだった。
「……もっと……もっとだ……この俺を、あの瞳に写して欲しい。あの気高い足で踏みつけてくだされば……どれほどの悦びか……」
ゆきは息を呑んだ。
この男は、自分を嫌っていたのではなかった。
むしろ、その逆。カイやキース、マルセル以上に、歪んだ形で、自分に執着していたのだ。
他の男たちが支配や独占を求めるのに対し、この男は、支配されることを、見下されることを、何よりも渇望している。
その事実に気づいた瞬間、ゆきの背筋を、ぞくりとした悪寒にも似た興奮が駆け抜けた。
ゆきは、わざと足音を立てて、彼の前に姿を現した。
「……ここで、何をしているの?」
ビクン、とセスの肩が大きく跳ねた。
彼は弾かれたように顔を上げ、ゆきの姿を認めると、顔面からさっと血の気が引いていく。
手から滑り落ちたレースの飾りが、地面に落ちた。
「ゆ……ユキ、様……! い、いや、これは……その……!」
狼狽し、しどろもどろになるセス。
その姿は、哀れで、滑稽で、そして、なぜかとても……可愛らしく見えた。
ゆきはゆっくりと彼に近づき、地面に落ちたレース飾りを拾い上げる。
そして、彼の目の前に、それを突きつけた。
「これが、欲しかったの?」
セスは、まるで神の裁きを待つ罪人のように、がくがくと震えながら地面に平伏した。
「も、申し訳……ございません……! どうか……どうか、お許しを……! いえ、いっそ、この場で俺を……!」
許しを請いながら、彼の瞳の奥には、罰せられることへの期待が爛々と輝いている。
ゆきは、フッと、小さく笑った。
カイのように、キースのように、マルセルのように。
自分の中に眠っていた、新たな「女王」が、静かに目を覚ますのを感じる。
ゆきは、ハイヒールのつま先で、彼の顎をくい、と持ち上げた。
「許してあげるわ」
その言葉に、セスの目に絶望と喜色が絶えていた。
しかし、ゆきは続けた。
「その代わり……あなたは、私の犬になりなさい」
「……え……?」
「私の言うことだけを聞いて、私にだけ忠誠を誓うの。他の誰でもなく、この私に。……できる?」
セスの目に、信じられないといった表情が浮かび、それがやがて、狂信的なほどの歓喜の光へと変わっていった。
彼は震える声で、しかしはっきりと、答えた。
「……はい。……はい……! 喜んで……!ゆき様、 我が、ご主人様……!」
彼は、ゆきの靴のつま先に、何度も、何度も、額をこすりつけるようにして口づけを落とした。
その絶対的な服従の姿を、ゆきは冷ややかに、しかし胸の奥が高鳴るのを感じながら、ただ静かに見下ろしていた。
四人目の男は、自ら進んで、彼女の足元にひれ伏した。
ゆきの知らない、ゆきの箱庭が、今、確かな形を成し始めようとしていた。
ゆきが目を覚ますと、隣には安らかな寝息を立てるマルセルの姿があった。
その美しい寝顔は、昨夜の激情が嘘のように穏やかで、まるで純真な少年のようだ。
ベッドの周りには、引き裂かれた瑠璃色のシルクが、まるで散った花びらのように散乱している。
その残骸を見るたびに、昨夜の出来事が鮮明に蘇り、ゆきの頬が熱くなった。
ゆきが身じろぎすると、マルセルがうっすらと目を開けた。
「……僕のマドンナ。お目覚めですか」
その声は愛おしさに満ちていた。彼は起き上がると、ゆきの足元に跪き、その甲に恭しく口づけを落とす。
「昨夜は……申し訳ありませんでした。あなたのためのドレスを、僕の醜い欲望で汚してしまい……」
「……ううん」
ゆきは彼の頭を優しく撫でた。
罪悪感に苛まれるこの美しい男が、なぜかとても愛おしく思える。
「僕が、また新しいドレスを仕立てます。この世の誰よりもあなたを輝かせる、最高のドレスを。だから……だからどうか、僕を側においてください」
すがりつくような眼差し。ゆきは静かに頷いた。
この男は、もう完全に自分のものなのだと、不思議な確信があった。
マルセルの部屋を出ると、廊下でカイが腕を組んで待ち構えていた。
その鋭い視線が、ゆきの姿を上から下まで値踏みするように射抜く。
「……随分と、良いご身分になったものだな」
地を這うような低い声。カイはゆきの顎を掴んで上向かせると、その首筋の匂いを嗅いだ。
「他の男の香りを纏わせるとは。俺が一番だということを、忘れたわけではあるまい」
「……っ」
彼の指に力がこもり、恐怖で身体が竦む。だが、以前とは何かが違った。
「あなたが俺だけのものじゃないと言ったんじゃない。怒るなんてお門違いよ」
カイの支配を恐ろしいと感じながらも、その奥で、彼の独占欲を心地よいと感じている自分がいることに、ゆきは気づいていた。
「お前には、少し灸を据える必要があるな。余計な気を起こさぬよう、見張りを付けてやる」
カイはそう言うと、近くにいた団員に声をかけた。
「セス! 来い」
呼ばれて現れたのは、キースに紹介された、仏頂面の男だった。
彼はカイに一礼すると、ゆきには一瞥もくれずに、無感情な声で言った。
「……何でしょう、団長」
「今日から、お前はユキ付きの従者だ。こいつの身の回りの世話を一切合切やれ。そして、何か妙な動きがあれば、逐一俺に報告しろ。いいな」
「……御意」
セスは短く答えると、それきり黙り込んでしまった。
その態度は、明らかにゆきを厄介者として扱っているように見える。
(この人は、私のことが嫌いなんだ……)
カイの威圧感とも、キースの二面性とも、マルセルの執着とも違う、あからさまな拒絶。
それは、ゆきの心をちくりと刺した。
その日から、セスの無言の監視が始まった。
彼は命令通り、ゆきの食事を運び、部屋を掃除し、身の回りの世話を完璧にこなした。
しかし、その間、一度もゆきと目を合わせようとはしない。
ゆきが何か話しかけても、「はい」「いいえ」「分かりません」という最低限の返事しか返ってこなかった。
彼の態度は、まるで汚いものにでも触れるかのようだ。
ゆきは次第に、彼と二人きりになる空間が苦痛になっていった。
そんなある日の午後。
ゆきはマルセルに作ってもらった新しいドレスの着心地を確かめるため、中庭を散歩していた。
その時、袖口に付けていた小さなレースの飾りを、うっかり落としてしまったことに気づかなかった。
しばらくして、飾りがないことに気づいたゆきが、来た道を引き返していると、花壇の陰から、くぐもった声が聞こえてきた。
(誰かいるの……?)
そっと覗き込むと、そこにいたのはセスだった。
彼は地面に膝をつき、何かを手に持っている。それは、ゆきが落としたレースの飾りだった。
信じられない光景が、目に飛び込んできた。
セスは、その小さなレースの飾りを、まるで聖遺物でも扱うかのように両手で捧げ持っていた。
そして、それをゆっくりと自分の顔に近づけると、恍惚とした表情で、深く、深く、その香りを吸い込んだのだ。
「はぁ……あぁ……ユキ様の……香り……」
普段の彼からは想像もつかない、熱に浮かされたような声。
彼は、そのレース飾りを何度も唇に押し当て、頬ずりをし、うっとりと目を閉じた。
その表情は、苦痛と歓喜が入り混じった、尋常ではないものだった。
「……もっと……もっとだ……この俺を、あの瞳に写して欲しい。あの気高い足で踏みつけてくだされば……どれほどの悦びか……」
ゆきは息を呑んだ。
この男は、自分を嫌っていたのではなかった。
むしろ、その逆。カイやキース、マルセル以上に、歪んだ形で、自分に執着していたのだ。
他の男たちが支配や独占を求めるのに対し、この男は、支配されることを、見下されることを、何よりも渇望している。
その事実に気づいた瞬間、ゆきの背筋を、ぞくりとした悪寒にも似た興奮が駆け抜けた。
ゆきは、わざと足音を立てて、彼の前に姿を現した。
「……ここで、何をしているの?」
ビクン、とセスの肩が大きく跳ねた。
彼は弾かれたように顔を上げ、ゆきの姿を認めると、顔面からさっと血の気が引いていく。
手から滑り落ちたレースの飾りが、地面に落ちた。
「ゆ……ユキ、様……! い、いや、これは……その……!」
狼狽し、しどろもどろになるセス。
その姿は、哀れで、滑稽で、そして、なぜかとても……可愛らしく見えた。
ゆきはゆっくりと彼に近づき、地面に落ちたレース飾りを拾い上げる。
そして、彼の目の前に、それを突きつけた。
「これが、欲しかったの?」
セスは、まるで神の裁きを待つ罪人のように、がくがくと震えながら地面に平伏した。
「も、申し訳……ございません……! どうか……どうか、お許しを……! いえ、いっそ、この場で俺を……!」
許しを請いながら、彼の瞳の奥には、罰せられることへの期待が爛々と輝いている。
ゆきは、フッと、小さく笑った。
カイのように、キースのように、マルセルのように。
自分の中に眠っていた、新たな「女王」が、静かに目を覚ますのを感じる。
ゆきは、ハイヒールのつま先で、彼の顎をくい、と持ち上げた。
「許してあげるわ」
その言葉に、セスの目に絶望と喜色が絶えていた。
しかし、ゆきは続けた。
「その代わり……あなたは、私の犬になりなさい」
「……え……?」
「私の言うことだけを聞いて、私にだけ忠誠を誓うの。他の誰でもなく、この私に。……できる?」
セスの目に、信じられないといった表情が浮かび、それがやがて、狂信的なほどの歓喜の光へと変わっていった。
彼は震える声で、しかしはっきりと、答えた。
「……はい。……はい……! 喜んで……!ゆき様、 我が、ご主人様……!」
彼は、ゆきの靴のつま先に、何度も、何度も、額をこすりつけるようにして口づけを落とした。
その絶対的な服従の姿を、ゆきは冷ややかに、しかし胸の奥が高鳴るのを感じながら、ただ静かに見下ろしていた。
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