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奉仕 セス
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その夜、ゆきはセスを自室へと呼びつけた。
カイの部屋ではなく、マルセルがゆきのために新たに用意してくれた、彼女だけの私室。
天蓋付きのベッドと、豪奢な調度品が置かれた、まるでお姫君の寝室のような部屋だ。
「……お呼びでしょうか、ご主人様」
扉を開けて入ってきたセスは、昼間とは打って変わって、緊張と期待に満ちた表情をしていた。
彼は部屋に入るなり、ゆきの足元に跪き、その視線は床に縫い付けられている。
ゆきは、寝間着代わりの薄い絹のガウンを羽織っただけの姿で、安楽椅子に深く腰掛けていた。
そのつま先を弄ぶように揺らしながら、セスを待つ。
「顔を上げなさい」
冷たく、短い命令。
セスの身体がびくりと震え、おずおずと顔を上げる。
その瞳は、崇拝する神を見上げるかのように、熱に潤んでいた。
「あなたは、私の犬なのでしょう?」
「は……はい! このセスめは、ご主人様の忠実なる犬でございます……!」
「ならば、その忠誠心を見せなさい」
ゆきは組んでいた脚を解き、素足の片方を彼の前にそっと差し出した。
「……舐めなさい」
セスの呼吸が、一瞬止まった。
彼の目に、信じられないといった驚きと、それを遥かに上回る歓喜の光が宿る。
「……よろしいので、すか……? この、汚れた口で……ご主人様の御身に……」
「命令よ」
その一言が、彼の最後の理性を断ち切った。
セスは、まるで砂漠で水を見つけた旅人のように、ゆきの足に這い寄った。
そして、その白い足の甲に、震える唇でそっと触れる。
最初は、壊れ物を扱うように、おずおずと。
やがて、許されたのだと確信すると、彼は舌を這わせ、その肌を丁寧に、敬虔に舐め清め始めた。
「ん……っ」
足の裏をくすぐる、生温かい舌の感触。
それは、今までどの男にもされたことのない、屈辱的で、そして背徳的な刺激だった。
しかし、不思議と嫌悪感はない。むしろ、自分の足元で悦びに喘ぐこの男の姿が、ゆきの身体の奥を疼かせた。
「はぁ……はぁ……ご主人様……なんという、慈悲を……っ」
セスは恍惚の表情で、ゆきの足指から足首まで、そのすべてを味わい尽くそうとし、セスの口からはジュパジュパと音が立ってい。
ゆきは、その頭をハイヒールの時と同じように、つま先で軽く押さえつけた。
「もういいわ。次は、服を脱ぎなさい」
「はっ……はい!」
セスは俊敏に立ち上がると、自らの装束を手際よく脱ぎ捨てていく。
彼の身体は、カイやキースほどではないが、日々の鍛錬で引き締まった、無駄のない筋肉に覆われていた。
しかし、その身体は、ゆきの前ではただの無防備な肉塊に過ぎない。
すべてを脱ぎ捨て、再びゆきの足元に跪くセス。
その股間では、彼の忠誠心が、熱と硬さをもって主張していた。
「……みっともないものを晒すな。隠しなさい」
冷たい命令に、セスは顔を真っ赤にしながら、自身の両手で男の象徴を必死にそれを隠そうとする。
だがそれでも硬く反り上がったそれを隠せる訳がなかった。
そしてその狼狽した姿が、ゆきの心にサディスティックな喜びをもたらした。
「あら。隠れてないじゃない。なんでこんなになっちゃってるの?」
ゆきは椅子から立ち上がると、彼の前にしゃがみ込み、その顔を覗き込んだ。
「もっ……申し訳ございません。何でも致しますから……お許しを……」
「うふふ。どしようかしらねえ、セス。あなたは、私がどうすれば喜ぶの?」
そう言いながら熱く主張するそれを少し触った。
「んぁ!はぁ♡」
触られた刺激でセスは喘いだ。
「ご、ご主人様のお望みのままに……! どのような罰でも、お与えください……!」
「罰、ね……」
ゆきは面白そうに呟くと、彼の頬をそっと撫でた。
そして、その指を彼の唇に触れさせる。
セスは、その指を恐る恐る、しかし熱心にしゃぶり始めた。
「……いい子ね」
ゆきは褒めると、指を彼の口から引き抜き、そのまま彼自身の熱く硬くなった先端へと滑らせた。
「ひ……っ!」
セスが息を呑む。ゆきは、その先端を指でつまむと、くちゅ、と粘液の音を立てて弄んだ。
「ここは、とても正直なのね。私に罰してほしくて、こんなになっているの?」
「あ……あぁ……っ! ご、ご主人様……おやめ、ください……それでは、俺は……っ」
「黙りなさい。犬は、主人の許可なく喋らないものよ」
ゆきは冷たく言い放つと、さらに意地悪く、彼の急所を指で嬲り続ける。
セスは必死に声を殺そうとするが、喉の奥からは「くぅ……」「うぅ……」という、獣のような呻き声が漏れ出ていた。
快感に悶え、涙目で懇願するような視線を向けてくるセス。
その姿は、ゆきのかつての姿に重なった。
男たちに快楽で支配され、なすすべもなかった、あの夜の自分に。
しかし、今は違う。
支配するのは、自分。
ゆきは、セスの先端に、そっと唇を寄せた。
「これは、褒美よ」
そう言ってゆきは股をゆっくりセスの顔に押し付けた。
柔らかく震えるまなざしを見下ろしながら、ゆきは「なめなさい」と浅く命令する。
セスは下僕として奉仕できる機会に歓喜した。
熱烈に舌を這わせ、女王の最も官能的な場所を丁寧に、執拗に舐め上げた。
ゆきの吐息は荒く、身体は快感に浸り、舐められる快楽が燃え上がる。
セスの献身的な舌使いに、ゆきの身体は何度も波打ち、心も舌先も深く繋がっていった。
カイの部屋ではなく、マルセルがゆきのために新たに用意してくれた、彼女だけの私室。
天蓋付きのベッドと、豪奢な調度品が置かれた、まるでお姫君の寝室のような部屋だ。
「……お呼びでしょうか、ご主人様」
扉を開けて入ってきたセスは、昼間とは打って変わって、緊張と期待に満ちた表情をしていた。
彼は部屋に入るなり、ゆきの足元に跪き、その視線は床に縫い付けられている。
ゆきは、寝間着代わりの薄い絹のガウンを羽織っただけの姿で、安楽椅子に深く腰掛けていた。
そのつま先を弄ぶように揺らしながら、セスを待つ。
「顔を上げなさい」
冷たく、短い命令。
セスの身体がびくりと震え、おずおずと顔を上げる。
その瞳は、崇拝する神を見上げるかのように、熱に潤んでいた。
「あなたは、私の犬なのでしょう?」
「は……はい! このセスめは、ご主人様の忠実なる犬でございます……!」
「ならば、その忠誠心を見せなさい」
ゆきは組んでいた脚を解き、素足の片方を彼の前にそっと差し出した。
「……舐めなさい」
セスの呼吸が、一瞬止まった。
彼の目に、信じられないといった驚きと、それを遥かに上回る歓喜の光が宿る。
「……よろしいので、すか……? この、汚れた口で……ご主人様の御身に……」
「命令よ」
その一言が、彼の最後の理性を断ち切った。
セスは、まるで砂漠で水を見つけた旅人のように、ゆきの足に這い寄った。
そして、その白い足の甲に、震える唇でそっと触れる。
最初は、壊れ物を扱うように、おずおずと。
やがて、許されたのだと確信すると、彼は舌を這わせ、その肌を丁寧に、敬虔に舐め清め始めた。
「ん……っ」
足の裏をくすぐる、生温かい舌の感触。
それは、今までどの男にもされたことのない、屈辱的で、そして背徳的な刺激だった。
しかし、不思議と嫌悪感はない。むしろ、自分の足元で悦びに喘ぐこの男の姿が、ゆきの身体の奥を疼かせた。
「はぁ……はぁ……ご主人様……なんという、慈悲を……っ」
セスは恍惚の表情で、ゆきの足指から足首まで、そのすべてを味わい尽くそうとし、セスの口からはジュパジュパと音が立ってい。
ゆきは、その頭をハイヒールの時と同じように、つま先で軽く押さえつけた。
「もういいわ。次は、服を脱ぎなさい」
「はっ……はい!」
セスは俊敏に立ち上がると、自らの装束を手際よく脱ぎ捨てていく。
彼の身体は、カイやキースほどではないが、日々の鍛錬で引き締まった、無駄のない筋肉に覆われていた。
しかし、その身体は、ゆきの前ではただの無防備な肉塊に過ぎない。
すべてを脱ぎ捨て、再びゆきの足元に跪くセス。
その股間では、彼の忠誠心が、熱と硬さをもって主張していた。
「……みっともないものを晒すな。隠しなさい」
冷たい命令に、セスは顔を真っ赤にしながら、自身の両手で男の象徴を必死にそれを隠そうとする。
だがそれでも硬く反り上がったそれを隠せる訳がなかった。
そしてその狼狽した姿が、ゆきの心にサディスティックな喜びをもたらした。
「あら。隠れてないじゃない。なんでこんなになっちゃってるの?」
ゆきは椅子から立ち上がると、彼の前にしゃがみ込み、その顔を覗き込んだ。
「もっ……申し訳ございません。何でも致しますから……お許しを……」
「うふふ。どしようかしらねえ、セス。あなたは、私がどうすれば喜ぶの?」
そう言いながら熱く主張するそれを少し触った。
「んぁ!はぁ♡」
触られた刺激でセスは喘いだ。
「ご、ご主人様のお望みのままに……! どのような罰でも、お与えください……!」
「罰、ね……」
ゆきは面白そうに呟くと、彼の頬をそっと撫でた。
そして、その指を彼の唇に触れさせる。
セスは、その指を恐る恐る、しかし熱心にしゃぶり始めた。
「……いい子ね」
ゆきは褒めると、指を彼の口から引き抜き、そのまま彼自身の熱く硬くなった先端へと滑らせた。
「ひ……っ!」
セスが息を呑む。ゆきは、その先端を指でつまむと、くちゅ、と粘液の音を立てて弄んだ。
「ここは、とても正直なのね。私に罰してほしくて、こんなになっているの?」
「あ……あぁ……っ! ご、ご主人様……おやめ、ください……それでは、俺は……っ」
「黙りなさい。犬は、主人の許可なく喋らないものよ」
ゆきは冷たく言い放つと、さらに意地悪く、彼の急所を指で嬲り続ける。
セスは必死に声を殺そうとするが、喉の奥からは「くぅ……」「うぅ……」という、獣のような呻き声が漏れ出ていた。
快感に悶え、涙目で懇願するような視線を向けてくるセス。
その姿は、ゆきのかつての姿に重なった。
男たちに快楽で支配され、なすすべもなかった、あの夜の自分に。
しかし、今は違う。
支配するのは、自分。
ゆきは、セスの先端に、そっと唇を寄せた。
「これは、褒美よ」
そう言ってゆきは股をゆっくりセスの顔に押し付けた。
柔らかく震えるまなざしを見下ろしながら、ゆきは「なめなさい」と浅く命令する。
セスは下僕として奉仕できる機会に歓喜した。
熱烈に舌を這わせ、女王の最も官能的な場所を丁寧に、執拗に舐め上げた。
ゆきの吐息は荒く、身体は快感に浸り、舐められる快楽が燃え上がる。
セスの献身的な舌使いに、ゆきの身体は何度も波打ち、心も舌先も深く繋がっていった。
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