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2 ある七月の暑い夜
一 結局こうなる(※)
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俺はカズ先輩の自宅で、先輩のにおいのするベッドに仰向けに寝転がっている。
俺に跨るカズ先輩と、性器同士をくっつけあって、ローションを垂らして、カズ先輩は両手でしごいている。
「あっ、先輩っ、それ、やばい」
俺、何やってるんだろ。いや、俺は何もしていない。手持無沙汰だけど何もしない。ただやられているだけ。
ふたりとも当然のことながら全裸だ。
言い訳など何もない。俺がこの状況を許してしまった。いや許した覚えは全然ない。どう考えてもやっぱりない。だけど流れ上そうなったことは自分の責任だと思う。
カズ先輩、本当に幸せそう。しかもめちゃくちゃ気持ちよさそう。瞳がとろんとして、息が荒くなっていて……。
このひと、本当に俺のこと好きなんだ?
なんで???
意味わかんない。
「タキくん、気持ちいいね。可愛いね」
と呟きながらカズ先輩は俺の上に覆いかぶさってくる。
俺の顎を掴みながら口づけてくる。
俺は冷静になる。
「キスはちょっと……」
「あっ、ごめん」
「いえ、もういいですけど……」
しょんぼりする先輩を見かねて許した途端、すぐにまた唇を奪いに来る。
そうっと触れてきて、やさしく重ねる。最初のキスみたいに。物凄く嬉しそうに。
俺が、誰ともキスしたことなかったの、気づいたな。
そうだよ、ホテルのベッドで先輩が寝ぼけながらしてきたのが、俺のファーストキスだよ……。
カズ先輩は、性器を扱く手を止めない。ぬちぬちと音を立てる。
俺もう限界かも。
「タキくん。がちがちになってる」
「はあ、はあ……はい、あ」
男同士のそれをこんなふうにして気持ちいいなんて、知らなかった。
べつに知りたくもなかった。
カズ先輩の手が強くなる。
「ああっ、カズ先輩っ」
「タキくん、タキくん。んん、気持ちいい。いい、ああ……」
カズ先輩はたまらなさそうに喘ぐ。
身体が熱くなってくる。
俺に跨るカズ先輩と、性器同士をくっつけあって、ローションを垂らして、カズ先輩は両手でしごいている。
「あっ、先輩っ、それ、やばい」
俺、何やってるんだろ。いや、俺は何もしていない。手持無沙汰だけど何もしない。ただやられているだけ。
ふたりとも当然のことながら全裸だ。
言い訳など何もない。俺がこの状況を許してしまった。いや許した覚えは全然ない。どう考えてもやっぱりない。だけど流れ上そうなったことは自分の責任だと思う。
カズ先輩、本当に幸せそう。しかもめちゃくちゃ気持ちよさそう。瞳がとろんとして、息が荒くなっていて……。
このひと、本当に俺のこと好きなんだ?
なんで???
意味わかんない。
「タキくん、気持ちいいね。可愛いね」
と呟きながらカズ先輩は俺の上に覆いかぶさってくる。
俺の顎を掴みながら口づけてくる。
俺は冷静になる。
「キスはちょっと……」
「あっ、ごめん」
「いえ、もういいですけど……」
しょんぼりする先輩を見かねて許した途端、すぐにまた唇を奪いに来る。
そうっと触れてきて、やさしく重ねる。最初のキスみたいに。物凄く嬉しそうに。
俺が、誰ともキスしたことなかったの、気づいたな。
そうだよ、ホテルのベッドで先輩が寝ぼけながらしてきたのが、俺のファーストキスだよ……。
カズ先輩は、性器を扱く手を止めない。ぬちぬちと音を立てる。
俺もう限界かも。
「タキくん。がちがちになってる」
「はあ、はあ……はい、あ」
男同士のそれをこんなふうにして気持ちいいなんて、知らなかった。
べつに知りたくもなかった。
カズ先輩の手が強くなる。
「ああっ、カズ先輩っ」
「タキくん、タキくん。んん、気持ちいい。いい、ああ……」
カズ先輩はたまらなさそうに喘ぐ。
身体が熱くなってくる。
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