You Could Be Mine 【改訂版】

You Could Be Mine

-40-

「みのりさん…可愛い」

誰もいねえし。

鍵かけた。

「ちょっ！止めっ！人来るっ」

「鍵かけたから大丈夫」

ストッキングはガーターだから。

色っぽいよな、ガーターって。

「アンタはもおっ！なに考えとんじゃっ！！」

怒られた。

気を取り直して。

祭壇の前で。

お父さんと一緒にバージンロード歩いて来るみのりさんはものすげえ可愛くて。

マリッジリングをみのりさんの指にはめる時、緊張し過ぎて手、震えた。

誓いのキスは軽くって言われたけど。

無理。

「恥ずかしいやろっ！！」

後でまた怒られた。

みのりさんはブーケトスするけど。

俺はガータートス。

教会の前で。

みんなニコニコして俺達見てる。

幸せ。

みのりさんのドレスに潜り込んで。口でガーター外す。

足が。

綺麗だから。舐めた。

また怒られるな。

みのりさんのブーケと。

俺のガーター。

せえので投げて。

歓声が沸き起こる。

みのりさんの笑顔があんまりにも可愛いから。

もっかい。

キス。

ずっとずっと大好きだよ。

ずっとずっと。

愛してるよ。

俺の。

世界で一番。

大事な大事な。

みのりさん。




You Could Be Mine　ぱーといちend