7 / 17
第2章 2-3
しおりを挟む
第2章 2-3
仮面の保護者──“黒衣の男”の正体と、新たな選択
荒野に吹く冷たい風の中、装甲車から降り立った“黒衣の人物”は、ゆっくりと足を進めてきた。
月明かりを背に、コートの端が揺れ、影のように輪郭がぼやける。
彼の顔は黒いマスクで覆われ、片目だけが見えていた。
その片目は、鋭い光でも優しい光でもなく、ただ“真っ直ぐ”にユウを見据えている。
「九条ユウ。
君を保護するために来た」
その声は落ち着いており、不思議な説得力があった。
「保護……?
俺を、殺しに来たんじゃ……ないのか……?」
ユウはまだ息を整えきれておらず、声が不安定だ。
戦闘直後の疲労もあり、膝が少し震えていた。
「安心しろ。
私は“君の敵ではない”」
黒衣の男はそう告げ、ゆっくりと仮面に触れた。
「私は、学園都市自治圏最高評議会の派遣者。
コードネーム──《レイブン》」
(レイブン……?)
ユリアが眉をひそめる。
「最高評議会の……?
学園とは別の政治組織じゃない!」
「そのとおりだ。
学園都市は国家直轄に見えて、裏では多くの自治組織が絡んでいる。
そして――」
黒衣の男《レイブン》は、ユウに視線を向けた。
「君がその均衡を崩した。
正確には……“国家側が均衡を壊した”」
レイブンは歩み寄りながら説明を続ける。
「国家は、君が覚醒した瞬間、君をただ脅威と見なした。
殲滅作戦を発動したのも、学園長が許可したのも……
“国家に従っているから”だ」
(……そうだ。
俺は、国に殺されかけたんだ……)
胸に、重いものが落ちる。
「だが我々自治圏は違う。
第七因子は“危険”ではあるが、同時に“資源”でもある。
人格と意思を尊重し、保護し、協調を目指すべき存在だ」
「協調……?」
「そう。
君を“兵器”ではなく“人間”として扱う、ということだ」
ユウは思わず息を呑む。
(今まで……そんな風に言われたことなかった……)
背後でユリアが小さく吐息を漏らした。
「少なくとも……敵じゃないようね」
「そうだ。
私は君達を保護し、安全圏に移す任務を受けている」
◆
だが、そこへ追い打ちのように地震のような振動。
「なに……!?
また敵かよ!?!」
レイブンが即座にユウの前に立つ。
「違う。
これは……国家側の無人戦闘機だ。
いよいよ本格的に“君の抹消”に乗り出したようだな」
ユリアの表情が固まる。
「まずいわ……!
ユウ、これ以上は戦えない! 体力も魔力も限界よ!」
「ユリア……」
本当はもう立つのも辛い。
だが彼女はユウの背中をそっと押してくれた。
「ユウは今、休まないと……死んじゃう……」
(……そっか。
俺より先に、ユリアが限界のはずなのに……
ずっと俺を守ろうとしてる……)
胸が痛むほど感情が溢れた。
◆
レイブンは静かに手を上げ、装甲車の扉を開く。
「二人とも乗れ。
このままでは持たない。
ここから先は“味方”が対応する」
「味方?」
ユウが尋ねると、レイブンは短く答えた。
「自治圏の“影部隊”だ。
君たちを守るために動いている」
影部隊――
学園都市の裏側で噂だけが囁かれていた、“もう一つの守護者”。
(そんなのが本当に……?)
半信半疑だったが、今は迷う時間もない。
「ユウ、行こう。
今は休んで……次の戦いに備えるべきよ」
ユリアはユウの手を取る。
その手は冷たく震えていた。
彼女も限界に近いのだ。
(俺がなんとかしなきゃ……
このままじゃ……ユリアまで……)
決意が胸を満たす。
「わかった……乗ろう」
二人は装甲車の後部に乗り込んだ。
◆
車内は意外にも広く、簡易医療キットや座席が備え付けられていた。
ユリアはすぐにユウの隣に座り、深いため息をつく。
「ふぅ……ようやく少し休めるわね……」
「ユリアこそ……大丈夫なのか?
さっき腕とか……」
「平気よ。
ユウが……守ってくれたもの」
「う……」
ユウは顔を赤くするしかなかった。
◆
エンジンが低く唸り、車体が揺れ始める。
レイブンが運転席の後ろから声をかけた。
「落ち着け。
ここから先は安全圏に向かうだけだ」
ユウは息を整え、ようやく状況を整理し始める。
「レイブン……さん。
結局……俺は何なんですか?
第七因子って……国家が殺したいほど危険なのか?」
レイブンは短く間を置いてから、静かに口を開いた。
「答えは……“イエス”だ」
ユウの胸がきゅうっと締まる。
「第七因子は、歴史上ただ一度だけ確認された。
その人物は――
国家間戦争を三日で終わらせ、
合わせて八つの都市を無力化した」
「……八つ……」
「その力は“神格領域”。
いかなる因子にも分類されず、世界の理すら書き換える」
ユリアが息を呑んだ。
「そんな……モンスターじゃない……!」
「そうだ。
そして九条ユウ。
君が今、同じ因子を持つ存在だ」
ユウは言葉を失う。
(俺……そんなものを……?
だから国は……俺を殺しに来たのか……?)
「だが一つだけ違うことがある」
レイブンが振り返る。
「その歴史上の第七因子は、“暴走”して世界を傷つけた。
だが君は――
守るために力を使った」
「……!」
ユウの心臓が大きく跳ねた。
「それは、偶然じゃない。
人格が違うからだ。
だから我々自治圏は“君を信じる”」
「……信じ……る……?」
「そうだ。
君の意思こそが、第七因子を制御する鍵だ」
ユウは涙ぐみそうになった。
(俺を……化け物じゃなく……
“人として”見てくれる人が……いたんだ……)
◆
ユリアが隣で微笑む。
「ユウは……誰より優しいからね。
私はずっと、それを知ってた」
「ユリア……」
その微笑みは、ユウにとって何より強い支えだった。
◆
しかし、穏やかな時間は長く続かなかった。
車体が突然揺れる。
「なに……!?」
「レイブン、何が──」
「……敵だ」
レイブンの声は低く沈んでいた。
「国家側の特殊任務部隊……
“殲撃三課”が追いついてきた」
「殲撃三課……!?
あの、軍でも最強クラスの──!?」
ユリアが青ざめる。
車体の外では、鋭いエンジン音。
追跡バイクとホバードローンの影。
「ユウ、ユリア。
覚悟しろ」
レイブンが言う。
「ここからが……君たちの“選択”だ」
「選択……?」
「戦うか──
逃げるか──
それとも、力に飲まれるか」
風が吹く。
荒野を渡る追跡者の影。
ユウは強く息を飲んだ。
(逃げるだけじゃダメだ……
でも戦うには……俺はまだ……)
胸の奥で、囁き声がした。
《第七因子。
君がどう願うかで、未来は変わる》
(願い……?)
ユウはそっと隣を見る。
そこには、自分を信じ続けてくれる少女――ユリア。
(だったら……俺の願いは一つだ)
――守りたい。
――この子を、絶対に。
「レイブン……ユリア……
俺、決めたよ」
ユウは前を向く。
「俺は――生き残る。
ユリアと一緒に、生き続ける。そのために……戦う!!」
装甲車が揺れ、追跡影が迫る。
荒野での逃亡劇は、いよいよ次の局面を迎えようとしていた。
仮面の保護者──“黒衣の男”の正体と、新たな選択
荒野に吹く冷たい風の中、装甲車から降り立った“黒衣の人物”は、ゆっくりと足を進めてきた。
月明かりを背に、コートの端が揺れ、影のように輪郭がぼやける。
彼の顔は黒いマスクで覆われ、片目だけが見えていた。
その片目は、鋭い光でも優しい光でもなく、ただ“真っ直ぐ”にユウを見据えている。
「九条ユウ。
君を保護するために来た」
その声は落ち着いており、不思議な説得力があった。
「保護……?
俺を、殺しに来たんじゃ……ないのか……?」
ユウはまだ息を整えきれておらず、声が不安定だ。
戦闘直後の疲労もあり、膝が少し震えていた。
「安心しろ。
私は“君の敵ではない”」
黒衣の男はそう告げ、ゆっくりと仮面に触れた。
「私は、学園都市自治圏最高評議会の派遣者。
コードネーム──《レイブン》」
(レイブン……?)
ユリアが眉をひそめる。
「最高評議会の……?
学園とは別の政治組織じゃない!」
「そのとおりだ。
学園都市は国家直轄に見えて、裏では多くの自治組織が絡んでいる。
そして――」
黒衣の男《レイブン》は、ユウに視線を向けた。
「君がその均衡を崩した。
正確には……“国家側が均衡を壊した”」
レイブンは歩み寄りながら説明を続ける。
「国家は、君が覚醒した瞬間、君をただ脅威と見なした。
殲滅作戦を発動したのも、学園長が許可したのも……
“国家に従っているから”だ」
(……そうだ。
俺は、国に殺されかけたんだ……)
胸に、重いものが落ちる。
「だが我々自治圏は違う。
第七因子は“危険”ではあるが、同時に“資源”でもある。
人格と意思を尊重し、保護し、協調を目指すべき存在だ」
「協調……?」
「そう。
君を“兵器”ではなく“人間”として扱う、ということだ」
ユウは思わず息を呑む。
(今まで……そんな風に言われたことなかった……)
背後でユリアが小さく吐息を漏らした。
「少なくとも……敵じゃないようね」
「そうだ。
私は君達を保護し、安全圏に移す任務を受けている」
◆
だが、そこへ追い打ちのように地震のような振動。
「なに……!?
また敵かよ!?!」
レイブンが即座にユウの前に立つ。
「違う。
これは……国家側の無人戦闘機だ。
いよいよ本格的に“君の抹消”に乗り出したようだな」
ユリアの表情が固まる。
「まずいわ……!
ユウ、これ以上は戦えない! 体力も魔力も限界よ!」
「ユリア……」
本当はもう立つのも辛い。
だが彼女はユウの背中をそっと押してくれた。
「ユウは今、休まないと……死んじゃう……」
(……そっか。
俺より先に、ユリアが限界のはずなのに……
ずっと俺を守ろうとしてる……)
胸が痛むほど感情が溢れた。
◆
レイブンは静かに手を上げ、装甲車の扉を開く。
「二人とも乗れ。
このままでは持たない。
ここから先は“味方”が対応する」
「味方?」
ユウが尋ねると、レイブンは短く答えた。
「自治圏の“影部隊”だ。
君たちを守るために動いている」
影部隊――
学園都市の裏側で噂だけが囁かれていた、“もう一つの守護者”。
(そんなのが本当に……?)
半信半疑だったが、今は迷う時間もない。
「ユウ、行こう。
今は休んで……次の戦いに備えるべきよ」
ユリアはユウの手を取る。
その手は冷たく震えていた。
彼女も限界に近いのだ。
(俺がなんとかしなきゃ……
このままじゃ……ユリアまで……)
決意が胸を満たす。
「わかった……乗ろう」
二人は装甲車の後部に乗り込んだ。
◆
車内は意外にも広く、簡易医療キットや座席が備え付けられていた。
ユリアはすぐにユウの隣に座り、深いため息をつく。
「ふぅ……ようやく少し休めるわね……」
「ユリアこそ……大丈夫なのか?
さっき腕とか……」
「平気よ。
ユウが……守ってくれたもの」
「う……」
ユウは顔を赤くするしかなかった。
◆
エンジンが低く唸り、車体が揺れ始める。
レイブンが運転席の後ろから声をかけた。
「落ち着け。
ここから先は安全圏に向かうだけだ」
ユウは息を整え、ようやく状況を整理し始める。
「レイブン……さん。
結局……俺は何なんですか?
第七因子って……国家が殺したいほど危険なのか?」
レイブンは短く間を置いてから、静かに口を開いた。
「答えは……“イエス”だ」
ユウの胸がきゅうっと締まる。
「第七因子は、歴史上ただ一度だけ確認された。
その人物は――
国家間戦争を三日で終わらせ、
合わせて八つの都市を無力化した」
「……八つ……」
「その力は“神格領域”。
いかなる因子にも分類されず、世界の理すら書き換える」
ユリアが息を呑んだ。
「そんな……モンスターじゃない……!」
「そうだ。
そして九条ユウ。
君が今、同じ因子を持つ存在だ」
ユウは言葉を失う。
(俺……そんなものを……?
だから国は……俺を殺しに来たのか……?)
「だが一つだけ違うことがある」
レイブンが振り返る。
「その歴史上の第七因子は、“暴走”して世界を傷つけた。
だが君は――
守るために力を使った」
「……!」
ユウの心臓が大きく跳ねた。
「それは、偶然じゃない。
人格が違うからだ。
だから我々自治圏は“君を信じる”」
「……信じ……る……?」
「そうだ。
君の意思こそが、第七因子を制御する鍵だ」
ユウは涙ぐみそうになった。
(俺を……化け物じゃなく……
“人として”見てくれる人が……いたんだ……)
◆
ユリアが隣で微笑む。
「ユウは……誰より優しいからね。
私はずっと、それを知ってた」
「ユリア……」
その微笑みは、ユウにとって何より強い支えだった。
◆
しかし、穏やかな時間は長く続かなかった。
車体が突然揺れる。
「なに……!?」
「レイブン、何が──」
「……敵だ」
レイブンの声は低く沈んでいた。
「国家側の特殊任務部隊……
“殲撃三課”が追いついてきた」
「殲撃三課……!?
あの、軍でも最強クラスの──!?」
ユリアが青ざめる。
車体の外では、鋭いエンジン音。
追跡バイクとホバードローンの影。
「ユウ、ユリア。
覚悟しろ」
レイブンが言う。
「ここからが……君たちの“選択”だ」
「選択……?」
「戦うか──
逃げるか──
それとも、力に飲まれるか」
風が吹く。
荒野を渡る追跡者の影。
ユウは強く息を飲んだ。
(逃げるだけじゃダメだ……
でも戦うには……俺はまだ……)
胸の奥で、囁き声がした。
《第七因子。
君がどう願うかで、未来は変わる》
(願い……?)
ユウはそっと隣を見る。
そこには、自分を信じ続けてくれる少女――ユリア。
(だったら……俺の願いは一つだ)
――守りたい。
――この子を、絶対に。
「レイブン……ユリア……
俺、決めたよ」
ユウは前を向く。
「俺は――生き残る。
ユリアと一緒に、生き続ける。そのために……戦う!!」
装甲車が揺れ、追跡影が迫る。
荒野での逃亡劇は、いよいよ次の局面を迎えようとしていた。
0
あなたにおすすめの小説
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
異世界ランドへようこそ
来栖とむ
ファンタジー
都内から車で1時間半。奥多摩の山中に突如現れた、話題の新名所――「奥多摩異世界ランド」。
中世ヨーロッパ風の街並みと、ダンジョンや魔王城を完全再現した異世界体験型レジャーパークだ。
26歳・無職の佐伯雄一は、ここで“冒険者A”のバイトを始める。
勇者を導くNPC役として、剣を振るい、魔物に襲われ、時にはイベントを盛り上げる毎日。
同僚には、美人なギルド受付のサーミャ、エルフの弓使いフラーラ、ポンコツ騎士メリーナなど、魅力的な“登場人物”が勢ぞろい。
――しかしある日、「魔王が逃げた」という衝撃の知らせが入る。
「体格が似てるから」という理由で、雄一は急遽、魔王役の代役を任されることに。
だが、演技を終えた後、案内された扉の先にあったのは……本物の異世界だった!
経営者は魔族、同僚はガチの魔物。
魔王城で始まる、まさかの「異世界勤務」生活!
やがて魔王の後継問題に巻き込まれ、スタンピードも発生(?)の裏で、フラーラとの恋が動き出す――。
笑えて、トキメいて、ちょっと泣ける。
現代×異世界×職場コメディ、開園!
異世界でまったり村づくり ~追放された錬金術師、薬草と動物たちに囲まれて再出発します。いつの間にか辺境の村が聖地になっていた件~
たまごころ
ファンタジー
王都で役立たずと追放された中年の錬金術師リオネル。
たどり着いたのは、魔物に怯える小さな辺境の村だった。
薬草で傷を癒し、料理で笑顔を生み、動物たちと畑を耕す日々。
仲間と絆を育むうちに、村は次第に「奇跡の地」と呼ばれていく――。
剣も魔法も最強じゃない。けれど、誰かを癒す力が世界を変えていく。
ゆるやかな時間の中で少しずつ花開く、スロー成長の異世界物語。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
追放された俺のスキル【整理整頓】が覚醒!もふもふフェンリルと訳あり令嬢と辺境で最強ギルドはじめます
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の【整理整頓】なんてゴミスキル、もういらない」――勇者パーティーの雑用係だったカイは、ダンジョンの最深部で無一文で追放された。死を覚悟したその時、彼のスキルは真の能力に覚醒する。鑑定、無限収納、状態異常回復、スキル強化……森羅万象を“整理”するその力は、まさに規格外の万能チートだった! 呪われたもふもふ聖獣と、没落寸前の騎士令嬢。心優しき仲間と出会ったカイは、辺境の街で小さなギルド『クローゼット』を立ち上げる。一方、カイという“本当の勇者”を失ったパーティーは崩壊寸前に。これは、地味なスキル一つで世界を“整理整頓”していく、一人の青年の爽快成り上がり英雄譚!
レクサス転生――ローン付きSUVで始める異世界物流革命
しばたろう
ファンタジー
「馬車では一日かかる。だが、この鉄の馬なら二時間だ」
ローン残高を抱えたまま異世界に転移した新卒社会人・タカセ。
唯一の武器は、レクサスSUVと物流設計の知識。
命を救い、
盗賊を退け、
馬車組合と交渉し、
サスペンションとコンテナ規格で街を変える。
レクサス一台から始まる、リアル成り上がり。
これはチート無双ではない。
仕組みで勝つ物語だ。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる