11 / 17
第3章 3-3
しおりを挟む
第3章 3-3
影の侵入者──“感知領域”が捉えた異常
因子テストの翌日。
ユウはまだ眠気の残る頭を抱えながらリビングに向かった。
「ん……朝か……」
キッチンではユリアが朝食を作っていた。
いつものようにエプロン姿で、髪を後ろに束ね、
柔らかい横顔を見せている。
「ユウ、おはよう。昨日よく眠れた?」
「う、うん……まあ……」
「まあ……?」
ユリアは振り返って首を傾げる。
「寝室の結界、不安だった?
それとも……私の部屋が近すぎた?」
「ち、違うよ! むしろ……安心したっていうか……」
ユリアは微笑み、テーブルに朝食を並べる。
「じゃあ大丈夫ね。
今日も訓練があるから、しっかり食べておいて」
(……この生活、なんか……夢みたいだな)
ユウは胸の奥をくすぐられるような感覚に包まれながら、
温かいスープを口に運ぶ。
◆
朝食を終えて施設の廊下を歩いていると、
ユウの頭の奥で突然“ノイズ”が走った。
(……う?)
視界の端がざらつくように揺れる。
胸の奥が熱く、強く、脈打つ。
《異常接近。
侵入者を感知──》
(侵入者!?)
ユウが思わず立ち止まる。
「どうしたの、ユウ?」
「……なんか……視界が変なんだ」
ユウは額を押さえながら、廊下の先を睨む。
(感じる……誰かが……
確実に“ここ”を狙ってる)
足音はない。
気配は薄い。
だが――確かに存在していた。
「ユリア……後ろに下がって」
「え……?」
「誰か来る。
ここに来ちゃいけないやつだ」
ユリアの表情が一瞬で引き締まった。
「位置は……?」
「……すぐ近く。
この廊下の……曲がり角の陰……!」
「隠密……いや、迷彩系の特殊装備……?
自治圏にそんな奴が入れるわけ──」
その瞬間。
バチッ!
空気が揺らぎ、廊下の陰から“人影”が現れた。
黒い光学迷彩のスーツをまとい、
顔を覆面で隠した男。
ユリアが叫んだ。
「待ちなさい!!」
侵入者は答えず、
ユウに向けて腕を突き出した。
腕の装置が開き、刃のような光が伸びる。
(来る──!)
◆
だが、侵入者の刃が届く前に。
ユウの体が勝手に動いた。
「ユウ!!?」
ユリアを抱き寄せて横へ飛ぶ。
直後、侵入者の光刃がユウの首元をかすめ、
後ろの壁を深々と抉った。
「ッ……!」
「ユウ!! 今の当たってたら……!」
「大丈夫……まだ動ける!」
ユウはユリアを後ろに庇う。
(なんだ……今の反応速度……
体が勝手に……いや、俺の意思より先に動いてる……)
《自動防御反応。
“補助因子の安全”を最優先に制御中》
(ユリアを守るために……俺の身体が……?)
震える指先が、少しだけ誇らしくなった。
◆
侵入者は音もなく再び姿勢を低くし、殺意を向けてくる。
「ユウ、下がって!
その人……私が相手を──」
「ダメだ、ユリア!」
「なに?」
「……攻撃の“気配”が読める。
こいつ……ユリアを狙ってる!」
「私を……?」
「うん。
俺がいなかったら、確実にユリアが狙われてた」
ユリアは息を飲んだ。
(ユリアを……守らなきゃ……
そのために俺は……ここにいるんだ!)
◆
侵入者の身体が揺らぎ、
一瞬で間合いを詰める。
超高速。
普通の人間なら目で追えない。
(くる──!)
だが。
ユウの視界には、
侵入者の動きが“スローモーション”のように見えていた。
《感知領域の精度が上昇。
敵の動きを0.2秒先読み》
(未来予知……じゃなくて、感知で“先が見えてる”んだ……!)
ユウは侵入者の腕を避け、
そのまま体を反転させ、腹へ拳を叩き込んだ。
「ぐッ──!」
侵入者は壁まで吹き飛び、床に倒れ込む。
ユリアが息をのむ。
「ユウ……今の……本当に……?」
「わからないけど……
体が、勝手に……でも、ちゃんと制御できて……!」
そのとき。
レイブンが警備隊を連れて走り込んできた。
「何が──状況は!?」
ユリアが叫ぶ。
「侵入者よ!
ユウの感知領域がいなかったら……
本当に危なかった……!」
レイブンは侵入者に近づこうとして──
ふと表情を固めた。
「……これは……」
覆面の下から覗いたのは、
国家の軍人ではなく、
自治圏の警備隊の徽章だった。
「自治圏の……兵士……?」
「レイブン……これはどういうこと……?」
「内部の人間が……侵入……?
あり得ない……!」
だが──あり得ないことが起きたのは事実だった。
◆
レイブンは深く息を吐く。
「ユウ君……君の感知能力は、予想を遥かに超えている。
この街の“内部スパイ”まで捉えるとは……」
「スパイ……?」
「自治圏内部にも、国家に通じる者は少なからずいる。
だが、この男は……反国家ではない。
むしろ……“別の組織”に属している」
「別の組織……?」
レイブンは言いかけて、口を閉じた。
「……詳細はまだ言えない。
しかし一つだけ確かなのは──」
その瞳が、緊張と驚愕を混ぜてユウを見る。
「“第七因子”は、組織にとって脅威でもあり、
同時に“欲望の対象”でもあるということだ」
「欲望……?」
「奪われれば……その時点で世界の均衡が崩れる」
ユウは拳を震わせた。
(俺が……奪われれば……?
俺というか……第七因子の力が……?)
◆
ユリアがユウの肩に手を置く。
「ユウ……怖くなった?」
「……正直、少し……」
「でもね、怖くていいのよ。
恐れを知っている人は“暴走しない”。
あなたは大丈夫。
私がそばにいる」
その声は微かに震えていた。
(ユリア……)
「ユウを奪われるなんて……絶対に嫌よ」
その言葉に、ユウの胸が強く熱くなる。
(守られてる……
ユリアが俺を守ってくれてる……
だったら俺も──!)
「ユリア……俺も、絶対に守る。
お前を……奪わせたりしない!」
ユリアの瞳が潤む。
「ユウ……ありがとう……!」
◆
そのとき。
倒れていた侵入者の胸元で、
なにか小さな装置が振動した。
「レイブン、離れて!!」
ユリアが叫ぶ。
瞬間。
装置が“光”に包まれ、侵入者の身体は粒子となって消えた。
「消失……!?
情報痕跡だけ残して……!」
レイブンが唇を噛む。
「……これは“後追い不可能”な転移技術だ。
この街には存在しない……」
「つまり……外部に“自治圏より上の技術力”を持つ組織が……?」
「その可能性が高い」
レイブンはユウを見る。
「ユウ君。
君はもう……ただの保護対象ではない」
息を呑むユウ。
「君の力は……
世界の“均衡の中心”になりつつある」
静かに言葉を落とすレイブン。
「だからこそ──
この街は君を守り、
同時に、君もこの街を守る必要がある」
ユウは拳を握りしめた。
(逃げない……
もう絶対に……逃げたりしない!)
「レイブン……
俺は、この街を守ります。
ユリアと……一緒に!」
ユリアの目がキラリと光る。
「ユウ……大好き!」
「えっ」
「ごめん、今のは勢い!」
「今のは勢いってレベルじゃないだろ!」
レイブンは少し笑った。
「ふたりとも……
今は部屋に戻れ。
これから“本当の問題”が始まる」
ユウとユリアは見つめ合う。
(本当の問題……
でも俺はもう逃げない)
ユウは静かに決意した。
第七因子と自治圏を狙う“影の組織”。
その存在が、ついに動き出した。
影の侵入者──“感知領域”が捉えた異常
因子テストの翌日。
ユウはまだ眠気の残る頭を抱えながらリビングに向かった。
「ん……朝か……」
キッチンではユリアが朝食を作っていた。
いつものようにエプロン姿で、髪を後ろに束ね、
柔らかい横顔を見せている。
「ユウ、おはよう。昨日よく眠れた?」
「う、うん……まあ……」
「まあ……?」
ユリアは振り返って首を傾げる。
「寝室の結界、不安だった?
それとも……私の部屋が近すぎた?」
「ち、違うよ! むしろ……安心したっていうか……」
ユリアは微笑み、テーブルに朝食を並べる。
「じゃあ大丈夫ね。
今日も訓練があるから、しっかり食べておいて」
(……この生活、なんか……夢みたいだな)
ユウは胸の奥をくすぐられるような感覚に包まれながら、
温かいスープを口に運ぶ。
◆
朝食を終えて施設の廊下を歩いていると、
ユウの頭の奥で突然“ノイズ”が走った。
(……う?)
視界の端がざらつくように揺れる。
胸の奥が熱く、強く、脈打つ。
《異常接近。
侵入者を感知──》
(侵入者!?)
ユウが思わず立ち止まる。
「どうしたの、ユウ?」
「……なんか……視界が変なんだ」
ユウは額を押さえながら、廊下の先を睨む。
(感じる……誰かが……
確実に“ここ”を狙ってる)
足音はない。
気配は薄い。
だが――確かに存在していた。
「ユリア……後ろに下がって」
「え……?」
「誰か来る。
ここに来ちゃいけないやつだ」
ユリアの表情が一瞬で引き締まった。
「位置は……?」
「……すぐ近く。
この廊下の……曲がり角の陰……!」
「隠密……いや、迷彩系の特殊装備……?
自治圏にそんな奴が入れるわけ──」
その瞬間。
バチッ!
空気が揺らぎ、廊下の陰から“人影”が現れた。
黒い光学迷彩のスーツをまとい、
顔を覆面で隠した男。
ユリアが叫んだ。
「待ちなさい!!」
侵入者は答えず、
ユウに向けて腕を突き出した。
腕の装置が開き、刃のような光が伸びる。
(来る──!)
◆
だが、侵入者の刃が届く前に。
ユウの体が勝手に動いた。
「ユウ!!?」
ユリアを抱き寄せて横へ飛ぶ。
直後、侵入者の光刃がユウの首元をかすめ、
後ろの壁を深々と抉った。
「ッ……!」
「ユウ!! 今の当たってたら……!」
「大丈夫……まだ動ける!」
ユウはユリアを後ろに庇う。
(なんだ……今の反応速度……
体が勝手に……いや、俺の意思より先に動いてる……)
《自動防御反応。
“補助因子の安全”を最優先に制御中》
(ユリアを守るために……俺の身体が……?)
震える指先が、少しだけ誇らしくなった。
◆
侵入者は音もなく再び姿勢を低くし、殺意を向けてくる。
「ユウ、下がって!
その人……私が相手を──」
「ダメだ、ユリア!」
「なに?」
「……攻撃の“気配”が読める。
こいつ……ユリアを狙ってる!」
「私を……?」
「うん。
俺がいなかったら、確実にユリアが狙われてた」
ユリアは息を飲んだ。
(ユリアを……守らなきゃ……
そのために俺は……ここにいるんだ!)
◆
侵入者の身体が揺らぎ、
一瞬で間合いを詰める。
超高速。
普通の人間なら目で追えない。
(くる──!)
だが。
ユウの視界には、
侵入者の動きが“スローモーション”のように見えていた。
《感知領域の精度が上昇。
敵の動きを0.2秒先読み》
(未来予知……じゃなくて、感知で“先が見えてる”んだ……!)
ユウは侵入者の腕を避け、
そのまま体を反転させ、腹へ拳を叩き込んだ。
「ぐッ──!」
侵入者は壁まで吹き飛び、床に倒れ込む。
ユリアが息をのむ。
「ユウ……今の……本当に……?」
「わからないけど……
体が、勝手に……でも、ちゃんと制御できて……!」
そのとき。
レイブンが警備隊を連れて走り込んできた。
「何が──状況は!?」
ユリアが叫ぶ。
「侵入者よ!
ユウの感知領域がいなかったら……
本当に危なかった……!」
レイブンは侵入者に近づこうとして──
ふと表情を固めた。
「……これは……」
覆面の下から覗いたのは、
国家の軍人ではなく、
自治圏の警備隊の徽章だった。
「自治圏の……兵士……?」
「レイブン……これはどういうこと……?」
「内部の人間が……侵入……?
あり得ない……!」
だが──あり得ないことが起きたのは事実だった。
◆
レイブンは深く息を吐く。
「ユウ君……君の感知能力は、予想を遥かに超えている。
この街の“内部スパイ”まで捉えるとは……」
「スパイ……?」
「自治圏内部にも、国家に通じる者は少なからずいる。
だが、この男は……反国家ではない。
むしろ……“別の組織”に属している」
「別の組織……?」
レイブンは言いかけて、口を閉じた。
「……詳細はまだ言えない。
しかし一つだけ確かなのは──」
その瞳が、緊張と驚愕を混ぜてユウを見る。
「“第七因子”は、組織にとって脅威でもあり、
同時に“欲望の対象”でもあるということだ」
「欲望……?」
「奪われれば……その時点で世界の均衡が崩れる」
ユウは拳を震わせた。
(俺が……奪われれば……?
俺というか……第七因子の力が……?)
◆
ユリアがユウの肩に手を置く。
「ユウ……怖くなった?」
「……正直、少し……」
「でもね、怖くていいのよ。
恐れを知っている人は“暴走しない”。
あなたは大丈夫。
私がそばにいる」
その声は微かに震えていた。
(ユリア……)
「ユウを奪われるなんて……絶対に嫌よ」
その言葉に、ユウの胸が強く熱くなる。
(守られてる……
ユリアが俺を守ってくれてる……
だったら俺も──!)
「ユリア……俺も、絶対に守る。
お前を……奪わせたりしない!」
ユリアの瞳が潤む。
「ユウ……ありがとう……!」
◆
そのとき。
倒れていた侵入者の胸元で、
なにか小さな装置が振動した。
「レイブン、離れて!!」
ユリアが叫ぶ。
瞬間。
装置が“光”に包まれ、侵入者の身体は粒子となって消えた。
「消失……!?
情報痕跡だけ残して……!」
レイブンが唇を噛む。
「……これは“後追い不可能”な転移技術だ。
この街には存在しない……」
「つまり……外部に“自治圏より上の技術力”を持つ組織が……?」
「その可能性が高い」
レイブンはユウを見る。
「ユウ君。
君はもう……ただの保護対象ではない」
息を呑むユウ。
「君の力は……
世界の“均衡の中心”になりつつある」
静かに言葉を落とすレイブン。
「だからこそ──
この街は君を守り、
同時に、君もこの街を守る必要がある」
ユウは拳を握りしめた。
(逃げない……
もう絶対に……逃げたりしない!)
「レイブン……
俺は、この街を守ります。
ユリアと……一緒に!」
ユリアの目がキラリと光る。
「ユウ……大好き!」
「えっ」
「ごめん、今のは勢い!」
「今のは勢いってレベルじゃないだろ!」
レイブンは少し笑った。
「ふたりとも……
今は部屋に戻れ。
これから“本当の問題”が始まる」
ユウとユリアは見つめ合う。
(本当の問題……
でも俺はもう逃げない)
ユウは静かに決意した。
第七因子と自治圏を狙う“影の組織”。
その存在が、ついに動き出した。
0
あなたにおすすめの小説
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
異世界ランドへようこそ
来栖とむ
ファンタジー
都内から車で1時間半。奥多摩の山中に突如現れた、話題の新名所――「奥多摩異世界ランド」。
中世ヨーロッパ風の街並みと、ダンジョンや魔王城を完全再現した異世界体験型レジャーパークだ。
26歳・無職の佐伯雄一は、ここで“冒険者A”のバイトを始める。
勇者を導くNPC役として、剣を振るい、魔物に襲われ、時にはイベントを盛り上げる毎日。
同僚には、美人なギルド受付のサーミャ、エルフの弓使いフラーラ、ポンコツ騎士メリーナなど、魅力的な“登場人物”が勢ぞろい。
――しかしある日、「魔王が逃げた」という衝撃の知らせが入る。
「体格が似てるから」という理由で、雄一は急遽、魔王役の代役を任されることに。
だが、演技を終えた後、案内された扉の先にあったのは……本物の異世界だった!
経営者は魔族、同僚はガチの魔物。
魔王城で始まる、まさかの「異世界勤務」生活!
やがて魔王の後継問題に巻き込まれ、スタンピードも発生(?)の裏で、フラーラとの恋が動き出す――。
笑えて、トキメいて、ちょっと泣ける。
現代×異世界×職場コメディ、開園!
異世界でまったり村づくり ~追放された錬金術師、薬草と動物たちに囲まれて再出発します。いつの間にか辺境の村が聖地になっていた件~
たまごころ
ファンタジー
王都で役立たずと追放された中年の錬金術師リオネル。
たどり着いたのは、魔物に怯える小さな辺境の村だった。
薬草で傷を癒し、料理で笑顔を生み、動物たちと畑を耕す日々。
仲間と絆を育むうちに、村は次第に「奇跡の地」と呼ばれていく――。
剣も魔法も最強じゃない。けれど、誰かを癒す力が世界を変えていく。
ゆるやかな時間の中で少しずつ花開く、スロー成長の異世界物語。
追放された俺のスキル【整理整頓】が覚醒!もふもふフェンリルと訳あり令嬢と辺境で最強ギルドはじめます
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の【整理整頓】なんてゴミスキル、もういらない」――勇者パーティーの雑用係だったカイは、ダンジョンの最深部で無一文で追放された。死を覚悟したその時、彼のスキルは真の能力に覚醒する。鑑定、無限収納、状態異常回復、スキル強化……森羅万象を“整理”するその力は、まさに規格外の万能チートだった! 呪われたもふもふ聖獣と、没落寸前の騎士令嬢。心優しき仲間と出会ったカイは、辺境の街で小さなギルド『クローゼット』を立ち上げる。一方、カイという“本当の勇者”を失ったパーティーは崩壊寸前に。これは、地味なスキル一つで世界を“整理整頓”していく、一人の青年の爽快成り上がり英雄譚!
レクサス転生――ローン付きSUVで始める異世界物流革命
しばたろう
ファンタジー
「馬車では一日かかる。だが、この鉄の馬なら二時間だ」
ローン残高を抱えたまま異世界に転移した新卒社会人・タカセ。
唯一の武器は、レクサスSUVと物流設計の知識。
命を救い、
盗賊を退け、
馬車組合と交渉し、
サスペンションとコンテナ規格で街を変える。
レクサス一台から始まる、リアル成り上がり。
これはチート無双ではない。
仕組みで勝つ物語だ。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる