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第9章 つかの間の休息編
第1話 『反撃の剣』作戦後における我が軍の戦況について【尉官級以上共有情報】
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【2036/12/10最新版『反撃の剣』作戦後における我が国の戦況について】
※本項は概略版であり、詳細については各項の詳細を参照のこと。
《各方面の戦況及び状況》
<関東方面>
◾︎東京方面
『反撃の剣』作戦成功に伴い、東京都全域を奪還。立川に設置していた司令部は陸軍航空隊を除き瓦礫やCTの死体などの撤去終了、駐屯地の復旧作業が終了次第、朝霞へ移転。空軍横田基地は本格的な復旧を間もなく終え、戦時前の基地能力を取り戻す予定。ただし指揮命令中枢の市ヶ谷復帰は当面見合わせとし、暫くはこれまで通り伊丹に指揮命令中枢機能(ICHQ)を置いたままとする。
なお一〇日現在CTの遺体を燃やすなど処分の途上にあり。概ねの完了にまで約半月程度を要するとのこと。
二三式マト弾起爆地点及び対地爆弾によるクレーター等については穴埋め工事を順次開始。
首都機能の東京復帰時期については詳細を別項にて記すが、戦闘線は未だに関東地方にありインフラ復旧も未定であるため、現時点では時期の明言は出来る状態にない。
◾︎千葉方面
『反撃の剣』作戦成功に伴い、千葉県のほぼ全域を奪還。ただし房総半島中央部や茨城県境地帯の一部地域において少数ながらCTが残っている為、現在九十九里方面上陸軍はこの残敵掃討にあたっている。終了予定は一週間後の一七日。また東京方面と同様に多数のCTの遺体を焼却または処分する必要があり、これの完了には半月から二十日ほどを要するとみられる。
九十九里方面上陸軍の司令部は当面現在地に置かれ、方面軍単位における行動も同様に現在の形を維持するが、来月中には東京方面軍と合流し、関東統合軍と改称予定。
千葉県方面におけるインフラ機能・都市機能の復旧は未定。東京方面より戦闘線が近い地域も多く、時期を明言出来る状態に無い。特に転移門が所在していた銚子市及び周辺地域は当面立ち入り禁止区域となる為、千葉県北部地域における復旧は全くの白紙状態である。
◾︎埼玉方面
『反撃の剣』作戦成功に伴い、草加・さいたま・川越・入間のラインまで進出。当該地域を奪還。しかし一部地域においてはごく少数CTがいる為、残敵掃討にあたっている。完了予定は五日後の一五日。
上記ラインより北の地域については現在熊谷・加須・久喜付近までは航空偵察にて大幅に脅威レベルが低下している事を確認済み。よって態勢が整い次第、熊谷・加須・久喜のラインまでは進軍予定。今後、埼玉県における最前線は上記ラインを設定とする。
ただし、物資弾薬の補給を優先するため進軍は年末までに完了予定とする。
埼玉県方面にインフラ機能・都市機能の復旧予定は白紙状態。埼玉県南部方面においては東京都方面とほぼ同時期にインフラ機能・都市機能の復旧が予定されると思われるが、それより以北の地域についてはまず軍事的拠点の構築及び未奪還地域の奪還が先である。
◾︎茨城方面
『反撃の剣』作戦成功に伴い、茨城南部方面への航空偵察が可能となる。現在、常総市・つくば市・取手市・牛久市・土浦市・稲敷市・行方市・潮来市・鹿嶋市のラインまでCTがほぼいなくなった事を確認。ただしこれより以北の航空偵察は未実施。また、茨城中部及び北部は未だ神聖帝国のマジックジャミング下にあり、状況把握は困難である。
茨城県南部方面への進出は埼玉県及び千葉県と茨城県の県境付近を確保してからを予定している。
◾︎北関東方面
栃木県及び群馬県については神聖帝国軍のマジックジャミング下にあり、状況把握は困難な状況にある。
現時点ではこの方面からのCT侵攻予兆は無い。監視体制の強化を必要である。
<東北方面>
◾︎東北地方太平洋側
現在当該方面において我が軍が確保しているのは、青森県及び岩手県二戸市周辺及び久慈市以北のみとなっている。これまでは防戦一方であり盛岡も失陥したが、二戸市と久慈市でCTを食い止めている状態にある。
しかし、『反撃の剣』作戦直後からCTの動きが低調化。各部隊はその間に配置転換や物資弾薬の補給、休息をとることが可能となった。
一〇日現在、CTの動きはさらに低調化している。
◾︎東北地方日本海側・新潟県
現在当該方面において我が軍が確保しているのは新潟県の魚沼・南魚沼・湯沢方面を除く地域と山形県の米沢地方を除く地域と秋田県全域である。
これまでは防戦が多かったが、『反撃の剣』作戦直後からCTの動きが低調化。東北地方太平洋側と同様にこの間に配置転換、物資弾薬の補給、休息をとることが叶った。
一〇日現在、CTの動きはさらに低調化している。
なお、東北地方太平洋側と青森県方面に一個旅団ずつの計一個師団が追加派遣となった。これは東京奪還作戦において予備兵力とされていた師団が作戦成功に伴い配置の必要が無くなったことによる。この師団は東北地方太平洋側、日本海側、新潟県の圧迫を受けている地域(青森岩手県境部・新潟県長岡小千谷方面・山形県山形市方面)に派遣予定である。
しかし、追加派遣が成されたとしても今はまだ単独での大規模反転攻勢に打って出る余裕は無い。
《12/10現在における動員状況》
開戦前における我が軍(陸・海・空・海兵・魔法)の総兵力は四三万六八○○人だが、開戦以降九月末までに陸・海兵・魔法軍は平均して約一五パーセントを失い、空軍は被侵略地域内基地を喪失。戦闘・爆撃・無人攻撃機の約二割を喪失した。海軍も横須賀基地を喪失していた。
戦争開始から一ヶ月で即応予備役は全て投入し予備役の半数以上を投入しており、一〇日現在では予備役の七割五分を投入している。
これら即応予備役と予備役を投入(後方地帯へ)することで総兵力は約五〇万まで増強し、平時常設部隊を各戦線への投入を可能としている。
数の上では平時より増強出来たものの、即応予備役と予備役の大量投入を行っていることから質的戦力の低下は否めない。
特に魔法軍はその特質上最も深刻である。魔法軍は開戦直後から即応予備役及び予備役、国家魔法奨学金制度利用者を召集することで数の上では約五万五千人となっているが、緒戦で約一万を失っており質的低下への対処が喫緊の課題となっている。
詳細は『日本軍五軍最新動員状況』を参照にされたし。
《今後の作戦方針》
『反撃の剣』作戦は成功したものの、最終作戦であるCT大群決戦における消耗が想定外に激しい。本作戦及びそれ以前の作戦において動員した約一一万の兵力のうち、約一万以上が戦死傷した上、想定の二倍から三倍の弾薬を消耗したことは我が軍にとって大きな打撃となった。
これにより関東南部を確保するとしても時間を要することとなり、『反撃の剣』作戦と同レベルの作戦能力回復に至っては一月中旬以降でないと難しい状態にある。
海軍についても第一機動艦隊が上陸作戦への支援、ドラゴンとの空戦、CT大群決戦への支援で相当の弾薬を消耗しており艦船に対する整備も必要であることから奪還を果たした横須賀基地へ向かうこととなっている。
しかし横須賀基地の基地機能回復には半月が必要である為、第一機動艦隊が元の作戦能力を回復にするには時間を要し、一月上旬から中旬まではかかると思われる。
以上から関東北部、東北南部奪還に向けた大規模攻勢作戦の実施時期は早くても一月下旬と想定している。
ただし関東北部及び東北地方にいると思われるCTと神聖帝国軍の兵力数次第では作戦開始時期と作戦動員兵力は大きく左右されると思われる。
詳細は、『今後の作戦方針』の項を参照にされたし。
【2036/12/10最新版『反撃の剣』作戦後における我が国の戦況について】
※本項は概略版であり、詳細については各項の詳細を参照のこと。
《各方面の戦況及び状況》
<関東方面>
◾︎東京方面
『反撃の剣』作戦成功に伴い、東京都全域を奪還。立川に設置していた司令部は陸軍航空隊を除き瓦礫やCTの死体などの撤去終了、駐屯地の復旧作業が終了次第、朝霞へ移転。空軍横田基地は本格的な復旧を間もなく終え、戦時前の基地能力を取り戻す予定。ただし指揮命令中枢の市ヶ谷復帰は当面見合わせとし、暫くはこれまで通り伊丹に指揮命令中枢機能(ICHQ)を置いたままとする。
なお一〇日現在CTの遺体を燃やすなど処分の途上にあり。概ねの完了にまで約半月程度を要するとのこと。
二三式マト弾起爆地点及び対地爆弾によるクレーター等については穴埋め工事を順次開始。
首都機能の東京復帰時期については詳細を別項にて記すが、戦闘線は未だに関東地方にありインフラ復旧も未定であるため、現時点では時期の明言は出来る状態にない。
◾︎千葉方面
『反撃の剣』作戦成功に伴い、千葉県のほぼ全域を奪還。ただし房総半島中央部や茨城県境地帯の一部地域において少数ながらCTが残っている為、現在九十九里方面上陸軍はこの残敵掃討にあたっている。終了予定は一週間後の一七日。また東京方面と同様に多数のCTの遺体を焼却または処分する必要があり、これの完了には半月から二十日ほどを要するとみられる。
九十九里方面上陸軍の司令部は当面現在地に置かれ、方面軍単位における行動も同様に現在の形を維持するが、来月中には東京方面軍と合流し、関東統合軍と改称予定。
千葉県方面におけるインフラ機能・都市機能の復旧は未定。東京方面より戦闘線が近い地域も多く、時期を明言出来る状態に無い。特に転移門が所在していた銚子市及び周辺地域は当面立ち入り禁止区域となる為、千葉県北部地域における復旧は全くの白紙状態である。
◾︎埼玉方面
『反撃の剣』作戦成功に伴い、草加・さいたま・川越・入間のラインまで進出。当該地域を奪還。しかし一部地域においてはごく少数CTがいる為、残敵掃討にあたっている。完了予定は五日後の一五日。
上記ラインより北の地域については現在熊谷・加須・久喜付近までは航空偵察にて大幅に脅威レベルが低下している事を確認済み。よって態勢が整い次第、熊谷・加須・久喜のラインまでは進軍予定。今後、埼玉県における最前線は上記ラインを設定とする。
ただし、物資弾薬の補給を優先するため進軍は年末までに完了予定とする。
埼玉県方面にインフラ機能・都市機能の復旧予定は白紙状態。埼玉県南部方面においては東京都方面とほぼ同時期にインフラ機能・都市機能の復旧が予定されると思われるが、それより以北の地域についてはまず軍事的拠点の構築及び未奪還地域の奪還が先である。
◾︎茨城方面
『反撃の剣』作戦成功に伴い、茨城南部方面への航空偵察が可能となる。現在、常総市・つくば市・取手市・牛久市・土浦市・稲敷市・行方市・潮来市・鹿嶋市のラインまでCTがほぼいなくなった事を確認。ただしこれより以北の航空偵察は未実施。また、茨城中部及び北部は未だ神聖帝国のマジックジャミング下にあり、状況把握は困難である。
茨城県南部方面への進出は埼玉県及び千葉県と茨城県の県境付近を確保してからを予定している。
◾︎北関東方面
栃木県及び群馬県については神聖帝国軍のマジックジャミング下にあり、状況把握は困難な状況にある。
現時点ではこの方面からのCT侵攻予兆は無い。監視体制の強化を必要である。
<東北方面>
◾︎東北地方太平洋側
現在当該方面において我が軍が確保しているのは、青森県及び岩手県二戸市周辺及び久慈市以北のみとなっている。これまでは防戦一方であり盛岡も失陥したが、二戸市と久慈市でCTを食い止めている状態にある。
しかし、『反撃の剣』作戦直後からCTの動きが低調化。各部隊はその間に配置転換や物資弾薬の補給、休息をとることが可能となった。
一〇日現在、CTの動きはさらに低調化している。
◾︎東北地方日本海側・新潟県
現在当該方面において我が軍が確保しているのは新潟県の魚沼・南魚沼・湯沢方面を除く地域と山形県の米沢地方を除く地域と秋田県全域である。
これまでは防戦が多かったが、『反撃の剣』作戦直後からCTの動きが低調化。東北地方太平洋側と同様にこの間に配置転換、物資弾薬の補給、休息をとることが叶った。
一〇日現在、CTの動きはさらに低調化している。
なお、東北地方太平洋側と青森県方面に一個旅団ずつの計一個師団が追加派遣となった。これは東京奪還作戦において予備兵力とされていた師団が作戦成功に伴い配置の必要が無くなったことによる。この師団は東北地方太平洋側、日本海側、新潟県の圧迫を受けている地域(青森岩手県境部・新潟県長岡小千谷方面・山形県山形市方面)に派遣予定である。
しかし、追加派遣が成されたとしても今はまだ単独での大規模反転攻勢に打って出る余裕は無い。
《12/10現在における動員状況》
開戦前における我が軍(陸・海・空・海兵・魔法)の総兵力は四三万六八○○人だが、開戦以降九月末までに陸・海兵・魔法軍は平均して約一五パーセントを失い、空軍は被侵略地域内基地を喪失。戦闘・爆撃・無人攻撃機の約二割を喪失した。海軍も横須賀基地を喪失していた。
戦争開始から一ヶ月で即応予備役は全て投入し予備役の半数以上を投入しており、一〇日現在では予備役の七割五分を投入している。
これら即応予備役と予備役を投入(後方地帯へ)することで総兵力は約五〇万まで増強し、平時常設部隊を各戦線への投入を可能としている。
数の上では平時より増強出来たものの、即応予備役と予備役の大量投入を行っていることから質的戦力の低下は否めない。
特に魔法軍はその特質上最も深刻である。魔法軍は開戦直後から即応予備役及び予備役、国家魔法奨学金制度利用者を召集することで数の上では約五万五千人となっているが、緒戦で約一万を失っており質的低下への対処が喫緊の課題となっている。
詳細は『日本軍五軍最新動員状況』を参照にされたし。
《今後の作戦方針》
『反撃の剣』作戦は成功したものの、最終作戦であるCT大群決戦における消耗が想定外に激しい。本作戦及びそれ以前の作戦において動員した約一一万の兵力のうち、約一万以上が戦死傷した上、想定の二倍から三倍の弾薬を消耗したことは我が軍にとって大きな打撃となった。
これにより関東南部を確保するとしても時間を要することとなり、『反撃の剣』作戦と同レベルの作戦能力回復に至っては一月中旬以降でないと難しい状態にある。
海軍についても第一機動艦隊が上陸作戦への支援、ドラゴンとの空戦、CT大群決戦への支援で相当の弾薬を消耗しており艦船に対する整備も必要であることから奪還を果たした横須賀基地へ向かうこととなっている。
しかし横須賀基地の基地機能回復には半月が必要である為、第一機動艦隊が元の作戦能力を回復にするには時間を要し、一月上旬から中旬まではかかると思われる。
以上から関東北部、東北南部奪還に向けた大規模攻勢作戦の実施時期は早くても一月下旬と想定している。
ただし関東北部及び東北地方にいると思われるCTと神聖帝国軍の兵力数次第では作戦開始時期と作戦動員兵力は大きく左右されると思われる。
詳細は、『今後の作戦方針』の項を参照にされたし。
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