異世界妖魔大戦〜転生者は戦争に備え改革を実行し、戦勝の為に身を投ずる〜

金華高乃

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第17章 ムィトゥーラウの戦い編

第4話 アカツキ達が懸念するある国家の行動

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 ・・4・・
 人類諸国統合軍ムィトゥーラウ侵攻軍が『ソズダーニア銃砲兵』対策として登場させたゴーレム搭乗魔法兵部隊は妖魔帝国軍の希望を打ち砕いた。
 ソズダーニア銃砲兵は外見はともかく兵士達にとって頼もしい存在だったが、僅かな期間で対抗策を打ち出してきた人類諸国統合軍のゴーレム搭乗魔法兵部隊とその支援を受けた能力者化師団によって再び劣勢に立たされたのである。
 しかし、妖魔帝国軍ムィトゥーラウ方面軍の司令官はそれでも全軍撤退命令を出しはしなかった。
 いくらネイツォク市が陥落したとはいえ、ムィトゥーラウ方面軍には二十五の日時点でまだ約一七五〇〇〇の将兵がいたからである。
 奇妙な事に中央からは壊滅的損害になる前にムィトゥーラウの放棄はしても構わないという、休戦前の基本指針を思えば随分と現場に配慮した指令があったが、ムィトゥーラウ方面軍司令官はまだ戦えると判断した。
 方面軍司令官クラスが着任前に皇帝から告げられたのは、

「出来る限り人類諸国統合軍を出血させ、国土深くに侵攻させよ。臣民達には犠牲を強いるが、後で取り戻せばいい」

 という御言葉。
 彼もまたそれを忠実に守り、人的資源を含めてあらゆる資源を投入して、なるべく人類諸国統合軍に損害を与えつつ防衛戦を行っていた。
 手持ちの『ソズダーニア銃砲兵』は既に一八〇まで減じている。よって銃砲兵は分散して遊撃に回すか、市街戦になってから運用という方針に切り替えていた。これはソズダーニアを市街地の入り組んだ路地などから急襲させて人類諸国統合軍の進出を阻む為である。銃砲兵は戦車ではないし、リシュカが入れ知恵などしなくても思いつく方法とも言える。
 これが中々に有効だった。ツォルク川左岸の市街地での戦闘に、ソズダーニア銃砲兵の襲撃は人類諸国統合軍にとっては脅威だし鬱陶しいからである。
 四〇ミーラクラスは重火器として十分な威力であるからだ。突然現れて銃撃。すぐに離脱されるから一日あたりの討伐数は十九の日に比べるとかなり落ちている。
 とはいえ、質でも数でも勝る上に『現状では』制空権も確保している人類諸国統合軍だ。市街戦のノウハウも蓄積しており、休戦前よりはやはり損失が多いものの着々と制圧地域を広げていっていた。

 七の月二十六の日。
 ムィトゥーラウ市南部ではようやくムィトゥーラウ侵攻軍がツォルク川を渡河して少しずつだが包囲を形成しようとしていた。


 ・・Φ・・
 7の月26の日
 午前10時20分
 妖魔帝国西部・ネイツォク市中心部
 ムィトゥーラウ侵攻軍仮設司令部

 ムィトゥーラウの戦いが始まってから一週間。僕はリイナやエイジスと共に、ムィトゥーラウ方面侵攻軍総司令官ブリック大将の執務室で定期報告を行っていた。ここネイツォク市中心街からも、絶えず砲音が聞こえてきていた。

「アカツキ中将、本日朝までの報告を頼む」

「はっ。了解しました、ブリック大将閣下。――本日までに北部ではツォルク川西岸まで到達。南部では渡河に成功し、現在も徐々にムィトゥーラウ市南部の街、トゥラーン市にも向けて前進しております。中央についてはやや苦戦気味です。市街戦に突入してから、一撃離脱の如く『ソズダーニア銃砲兵』を活用し、こちらの侵攻を阻んでいます。これに対しては『ソズダーニア銃砲兵』ごと狙った空爆の他に空中観測砲撃を。魔法兵部隊による魔法銃攻撃や随伴歩兵による護衛でゴーレム搭乗魔法兵部隊を動員して敵をツォルク川に追い込んでいる途上にあります」

「市街戦ともなれば郊外のようにいかないのはこれまでのどの戦いでも同じか。損害は?」

「戦死者数が約三八〇〇。負傷者数が約九七〇〇です。ゴーレム搭乗魔法兵部隊は、召喚士の死者が一三。負傷者数が二〇です。随伴歩兵が同行して極力損失を抑えていますが、ゴリ押しは難しいかと。負傷者数の復帰可能数が一二ですが、少なくともこの戦いでは三三が稼働不可能とお考え頂ければよろしいかと」

「これでオディッサの戦いも含めると、戦死者数が二万を越えたか……。まだ一ヶ月半にも関わらず、な。やはりアカツキ中将の予測は正しかったようだ」

 ブリック大将は僕の報告を受けて、険しい顔つきで言う。
 前世の歴史を知っている僕からすると、一ヶ月半で二万ならまだ二万。と思えるけれど、口には出さない。
 例えば第二次世界大戦の東部戦線が理性を失った狂った戦争なわけで、この世界の人達にとっては初めて経験する領域だ。妖魔帝国軍はこの数倍の死者数を出しているのだから、それを思えばマシとも言える。

「ブカレシタの戦いで片鱗はありました。ここに妖魔帝国軍の予想より高い練度と進化が加わればどう戦ってもこうなります。ゴーレム搭乗魔法兵部隊によって能力者化師団の損耗がかなり低下した事を喜びましょう、ブリック大将閣下」

「補足。マスターの言うように、ムィトゥーラウの戦いにおけるこれまでの損害はオディッサに比べ抑えられていると思われます。オディッサの戦いに比べ索敵を厳とし、ゴーレム搭乗魔法兵部隊の運用と、徹底的な後方支援砲撃によって確実に妖魔帝国ムィトゥーラウ方面軍を追い詰めております」

「彼等が死をも恐れずに戦ってくれているからこそ、ですわ。ゴーレム搭乗魔法兵部隊にしてもです。ブリック大将閣下」

 僕、エイジス、公モードのリイナの順でブリック大将に対して発言をする。
 いくらマーチス侯爵の副官たるブリック大将とはいえ、総司令官は初であり目の前で大量の戦死者と負傷者を出しているんだ。勝っているから冷静な判断を下しているけれど、いや、むしろ冷静だからこそブリック大将は今後が不安なんだろう。
 彼はムィトゥーラウの戦いだけじゃなくて、その先を見据えている。故に累計戦死者二万には少なからず衝撃を受けているんだろうね。
 まあ、じきに感覚は麻痺していくだろう。マーチス侯爵は少なくとも通信内容からしてこの状況に慣れているみたいだし、僕自身に躊躇はない。
 妖魔帝国、人類諸国。どちらかが破滅するまで続く戦争なのだから。

「そう、だな。最前線の兵達は今もムィトゥーラウを占領する為に命を懸けて戦っている。引き続き、前線からの支援要請には答えるつもりだ。幸い、戦略物資に心配はない。後方の道路拡幅工事は順調で、次々と砲弾薬は届いている」

「ムィトゥーラウ市ツォルク川右岸にはオディッサに比べかなり多い約三万の市民が残っておりますが、どうなさいますか?」

「やむを得ない場合を除き、避難を求めた者は確保しろ。勧告は済んでいるんだろう?」

「東へ逃げるなり選択肢は与えました。市内に残り市民兵と区別のつかない者はどうしようもありませんが」

「そこまで構っておれん。奴等が市民を盾にした場合も、な」

「了解しました。各部隊に略奪行為等厳禁は再度通達させます」

「何かと任せる事が多いが、頼む」

「とんでもないです、ブリック大将閣下。此度の私は第二副司令官ですから。ところで、ブリック大将閣下。北部統合軍の話は耳に入っておられますか?」

 僕はムィトゥーラウ市の戦いについての話が落ち着いたので、話題を変えてキャエフ方面から主攻を東へ向ける北部統合軍についてブリック大将に言う。

「北部統合軍? 貴官の叔父、アルヴィン大将のか」

「ええ。どうやら協商連合軍がやたらと保守党の意向を口にしているらしく、口は悪くなりますが、やかましいと」

「あぁ……。南部統合軍のジェイティス大将の師団は彼の影響下にあるから問題ないが、北部統合軍トマス大将は保守党の影響力が強いとあうか、傀儡だものな。報告は受けているが、貴官の意見を聞こうか」

「はっ」

 北部統合軍の問題は、やはりと言うべきか事前に想定していた通り協商連合軍だった。
 北部統合軍に展開している協商連合軍は一〇個師団。これを率いるトマス大将は正直な所、保守党のあやつり人形だ。自身の戦略眼や戦術眼などない。本国から届く本国の意志に基づいて定例会議でモノを語る。
 アルヴィンおじさんからの愚痴に近い通信は簡潔に言うとこうだ。

「功に焦っているのか、突出する場面が多い。キャエフではさしたる問題にはならなかったが、今後の憂いにもなるので副攻の南部統合軍方面に向かわせようしたが、本国からどうのこうのと言われ、面倒事を語ってくる。大問題に発展はさせたくないので、主攻側に回したが正直鬱陶しい」

 とまあ、アルヴィンおじさんのため息が聞こえてきそうなものだった。
 これが本国軍のみの構成ならば、アルヴィンおじさんものらりくらりと本国からの要請――理不尽なものであれば――を交わすだろう。後方なんて基本戦争が見えていないからたまにトンチンカンな命令を出すなんてことは歴史が語っている。
 ところが今回はそうはいかない。
 北部統合軍は出発時に三五個師団で、そのうち一〇個師団は協商連合軍。連合王国軍がメインであるから大口は叩いてこないものの、全体を占める割合もあるから無碍にする事は出来ない。だからアルヴィンおじさんも対応に苦慮しているんだ。
 これは、多国籍軍特有の問題と言ってもいい。統合軍は北部南部共に各統合軍総司令官の指揮下のもと動いてはいるけれど、多国籍軍である以上は各国の思惑が働くものなんだ。南部統合軍でもアレコレと調整をした上で今も動いている。ただ、北部統合軍ではどうにも協商連合軍の独断が出ているようで、この件は僕にとっても憂いの一つなんだよね……。
 かといって放置するのも良くはないし……。
 なのでブリック大将に意見を求められたからちょうどいいと論を展開する事にした。

「本件は既に予見されていた事であり、アルヴィン大将閣下には味方ではありますが協商連合軍の動向には見張って頂きたいと連絡はしてあります。味方でありながら遺憾ではありますが、独断と突出は北部統合軍の作戦行動に支障をきたします。事実、優秀なスカンディア連邦軍の一部を副攻の南北合流方面へ向かわせることになりました。よって、協商連合軍というよりかは協商連合本国に私宛で書簡を送ろうと思います。通信ではなく、紙でです」

「おや、通信ではなく手紙ときたか。どのような内容だ? その口ぶりだと持ってきたか?」

「はっ。リイナ、仮原稿をブリック大将閣下に」

「分かったわ。ブリック大将閣下、こちらがマーチス元帥閣下とブリック大将閣下に許可を頂こうと考えている文面になりますわ」

「受け取ろう」

 ブリック大将は原稿を受け取ると、少し面白そうな表情に変えておどけた顔つきにもなると。

「――…………貴官にしては随分と過激に仕上げてきたな。あちらも反抗してくるのでは?」

「友軍が原因で大損害など御免ごめん被むりますので。それに、こういう時こそ私の名前が使えますから」

「『英雄』の二つ名か?」

「はい」

「くくっ。なるほどな。確かに抑止力になるだろう」

 ブリック大将は妙策だと言いながら笑う。
 ブリック大将が手にしている原稿。ここには僕の字でこう書いてあった。

【人類諸国統合軍南部統合軍第二副司令官アカツキ・ノースロードより、ロンドリウム協商連合政府並びにロンドリウム協商連合軍首脳部への書簡】

 ・本書簡については政治的拘束力は在らず。あくまで現地指揮官の意見として捉えられたし。

 ・人類諸国統合軍北部統合軍における協商連合軍の多大なる協力には感謝の念は絶えず。今後も人類諸国統合軍の一翼として御協力願いたい。

 ・しかし、人類諸国統合軍北部統合軍における協商連合軍の先行しがちな進軍に小官は憂慮している。

 ・北部統合軍総司令官アルヴィン・ノースロードの指令は全て人類諸国統合軍総司令官マーチス・ヨーク元帥閣下の指令であり、ひいては人類諸国全軍が集結し会議を経ての戦略である。

 ・これに対し指令の一部逸脱は統合軍全体の統率を乱しかねない行為であり、ひいては戦略にも影響を与えかねないと小官は危惧する。

 ・ロンドリウム協商連合も本戦争最終目標たるレオニブルク攻略を早期に達成せんとす気概については認るも、上記の通り統率を乱す行為は避けられたし。

 ・貴国は小官が仕える連合王国と同盟関係にあり、この同盟関係は揺るがぬものと確信す。ただし、貴国における不安定な政情に小官は憂慮す。内部で発生している事象について詳細は不明であるが、少なくとも本戦争を利権争いに用いるべからず。扉に目あり、壁に耳ありを心掛けられたし。

 ・よって小官は願う。個の『英雄』の時のように、今戦場に立つ貴国の『英雄達』が命を散らさぬ事を。今一度、貴国には本戦争の目的を再考されたし。


 書簡だからいかにもな文章かつ、協商連合の好む迂遠な内容にしているけれど、要するに、だ。

「つまり貴官は、『この戦争は各国一眼で無ければ勝てない戦争であるのに好き勝手をするな。利権争いに戦争を利用するのはいいが、どこにでも目と耳はあるぞ。また英雄の自殺のような愚行を繰り返すつもりか?』と言いたいのだろう? これは痛快だ」

「あの国なら遠回しの言い方でも通じるかと思いまして」

 僕の発言にブリック大将は愉快そうに笑う。彼も協商連合軍の行動にはよく思っていないようで、灸は据えたかったみたいだ。
 はっきり言って、協商連合政府のちょっかいは邪魔で仕方ない。功を焦るだけなら百歩譲るけれど、加えて政争の道具に使われるなんて害にしかならないからね。
 ブカレシタを除く休戦前の妖魔帝国軍ならともなく、今の妖魔帝国軍は別物だ。このまま放置して、もし大損害に繋がりでもしたら悲惨な末路を辿るだろう。
 だから業を煮やした僕はこの書簡を書いたってわけ。

「少なくとも自分は賛成だ。この書簡、ブリックの名において裁可する。マーチス元帥閣下に送って構わないぞ」

「感謝の極みにございます」

「私からも感謝を、ブリック大将閣下」

「俺も腹に据えかねてはいた。リイナ准将。貴官も連名にしてみたらどうだ?」

「とんでもないですわ、ブリック大将閣下。サインだけでも文面に、『下らない事ばかりしているとぶっ飛ばすわよ?』と心境を込めそうですから」

「く、くくっ。はははははっ! それは恐ろしいなあ、リイナ准将。協商連合政府の会議室の室温が氷点下になりそうだ。――さて。ブラックジョークはこれくらいにしておいて、報告は以上でいいか?」

 ブリック大将は大笑いしていた表情から、真面目な顔つきに変える。冗談やジョークの類は確かにここまでだね。まだこの後の予定も控えているし。

「はい。以上でありますブリック大将閣下」

「了解した。午後からは前線視察もある。同行中は頼むぞ」

「はっ」

 僕とリイナにエイジスは敬礼すると、退室してよしとブリック大将から許可を貰い彼の執務室を後にする。
 僕は歩いている途中に大きくため息をついた。もちろん、ため息をついた先はブリック大将ではなく協商連合に対してだ。

「ったく、こっちは一日でも早くムィトゥーラウを占領して次に進まないといけないってのに……」

「協商連合も堕ちたものよね。あの事件以来、足手まといな事ばかりするんだもの」

「同意。昨今の協商連合の動きは目に余るものがあります」

 リイナは顔を険しくさせ、エイジスも表情こそ変わらないけど発言が刺々しい。そらそうだ。

「本当だよ。これが一方面軍司令官の行いならまだマシな話だけど、よりにもよって民主主義国家の政府が、なんだからさ」

「『亡国救済党』なんて得体の知れない組織が勢力を拡大するのも頷けるわ。戦時特需で景気は良くなってきているそうだけど、総力戦にでもなったらあの国はどうなることやら」

「どうだかね。喉元を過ぎればではないけれど、つくづくあの国は事件の事を反省してないと実感しているよ。今後の作戦に悪影響が出ないよう釘を刺しておかないと」

「彼等は後方も後方にいる上に島国だから他人事なんでしょうけど、私達からしたらたまったものじゃないわよ」

「だね、リイナ。とはいえ、今は彼等に腹を立てる暇はないから気持ちを切り替えよう。ムィトゥーラウの戦いを早期終結させる為にもさ」

「強く同意。現状においてこれ以上マスターとリイナ様の思考を彼等に割く価値はありません」

「おおう、いつになくエイジスが辛辣だ」

「当然です、マスター。我々は戦争をしているのです。愚かな内紛をしているのではありません」

「言えているわね。ささ、旦那様の執務室に戻って昼からの準備をしましょう? アレン中佐も呼ばなければならないわ」

「そうだね。頭を切り替えようか」

 協商連合政府に向けた、名目上は僕が送った個人的書簡。この日の夕方にはマーチス侯爵から快諾されて翌日には通信ではなく、最速達で書簡は届けられる事になった。
 さて。協商連合の首脳部はこの文面を目にしてどう動くだろうね。
 行動を改めるのか。それとも。
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