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第14章『国立墓地』
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第14章『国立墓地』
時計を見れば午前八時過ぎ、高根の私室から持ち出した本を読んでいた凛は時計へと視線を上げ本を閉じて立ち上がり、台所へと足を向ける。洗い場に置いた金盥の中には僅かに泡立った水が張ってあり、その中にはコップや湯呑や急須が沈んでいた。
「うん、もう良いみたい」
きちんと漂白出来た事を確認し、蛇口を捻って水を出し食器を洗い金盥の中の水を捨てる。あまりにもやる事が無さ過ぎてほんの少しだけ黄ばんでいた食器を漂白液へと漬け込んだが、それをやってしまえば他にはもうやる事は全く無く、これが一週間続くとは自分は大丈夫なのだろうかとふと思う。
高根の家に来る迄の生活は、確かに忙しく働きまわってはいたものの、それは決して不必要な事を必要以上にやらされていびられていたわけではない。実家は祖父を訪ねる客に父を訪ねる客と来客が頻繁に有ったし、嫁ぎ先は夫と自分と義理の両親に加え未婚の義理の姉二人に義理の弟と妹が夫々一人ずついて、とにかく生活に関わる人間の数が多く洗い物も料理も結構な労働量だった。それに加えて嫁ぎ先では家で消費する分は充分に収穫出来る程度の畑も有り、そこでの農作業もほぼ全てをこなしていたから、そもそもの必要とされる労働量の桁が今とは全く違ったのだ。そんな生活に長らく慣れてしまっているから、自分一人どころか高根と自分の二人だけの家事しかしない事自体が何とも落ち着かない。
そして、自分一人だけの為にガスやら水を使うのも家主の高根に申し訳無い気がして、掃除は徹底的にやるにしても、自分の分だけしかない料理や風呂や洗濯については圧縮してしまった方が良いのかとも思えた。
下着は毎日替えるにしても、たった一人分の洗濯を毎日するのは不経済な気がするし、そもそも服の方は外に出るわけでもないから一日で洗わなければならない程汚れもしない。料理にしても自分しか食べないのだから三食いちいち作る必要も感じない。
恐らく、そう思っている事を高根が知ったとしたら、以前と同じ様に良い顔はしないだろう。それでも今は毎日彼が帰って来るわけではないから、彼の長期不在の間はそうしようと思い立ち、昼か夜に合わせて三食分を作ってしまおうと頭の中で算段を付けた。
「……あ、お墓、行ってみようかな」
冷蔵庫の中身を確かめながら、唐突にそう思い立つ。祖父の納骨前に両親に半ば無理矢理に嫁ぎ先に連れて行かれ、祖父の墓の場所は知らない。兄の方は嫁ぎ先を追い出され実家へと戻る迄死んだ事すら知らなかったから尚の事だ。二人共大和の海兵である事に誇りを持っていて、生前から死後は国立墓地への埋葬を希望していたから、恐らくはそこに眠っている筈だ。敷地は広大で何の頼りも無しに目的の墓標を探し出すのは不可能だが、海兵隊基地の正門の警衛所には台帳が置いてあり、そこで案内を受けられると聞いている。高根が基地にいる時であれば彼の迷惑になってはいけないから近付く気も無かったが、不在の今墓の場所を訪ねる位なら良いだろう。
それならば早い方が良い、そう思い立ち身支度を整え家を出て、ゆっくり、ゆっくりと基地へと向かって歩き出す。
今迄、全てを失ってしまったと実感するのが怖くて兄の死を確認する事を先送りにして来た。それでも、いつかは確かめなければいけない、そうしなければ前に進めない事も分かっていた。過去を全て清算して前を向き、いつか高根の家を出て独り立ちする、それが自分の当面の目標であり、今日をその第一歩にしよう、そう自らに言い聞かせながら凛は歩き続け、やがて、海兵隊基地の正門前で立ち止まった。
課業開始の時間はもう過ぎているから、人の出入りは然程多くはない。警衛所の中にいる海兵も歩哨の海兵も何処と無くのんびりとした空気が漂っていて、凛はそれを見詰めながら小さく頷き、一歩、踏み出した。
「……あの、すみません」
「はい、どうしました?」
「国立墓地に墓参りに行きたいんですが、墓標の場所が分からなくて」
「ああ、それなら警衛所に台帳が。そのままどうぞ」
「有り難う御座います」
歩哨も慣れているのだろう、笑顔を浮かべて半身を引いて警衛所を指し示す。凛はそれにぺこりと頭を下げて警衛所の窓口の前に立ち、歩哨に告げた言葉を再度繰り返した。
「お墓参りですね、お疲れ様です。故人のお名前をお願いします。後、没年も。同姓同名の方もいらっしゃるので」
書類棚から分厚い台帳を取り出して机の上に置く海兵、彼のその言葉に
『島津義弘と島津仁一です』
と、そう口にしようとした凛は唇の上下が離れた直後、何かに気付いた様に突然動きを停止した。
島津義弘――、先々代海兵隊総司令。その人物を名指しで訪ねて来た者が有れば、海兵なら必ず個人との関係を尋ねてくるだろう。先々代の孫娘が墓参りに訪れたともなれば、その情報は、確実に上層部の耳に入るに違い無い。今は高根は出張で不在と言えど、副司令を筆頭とした代理の立場に立つ者へと連絡が入り、下手をすれば墓への案内すら買って出るかも知れない。そして、高根が博多へと戻って来た時には引き継ぎと合わせてその情報も彼へと伝えられるだろう。
そうなれば、彼は自分の出自を知る事になり、そして、先々代の孫娘の今後の為にあれこれと手を尽くしてくれるに違い無い。今迄彼の迷惑にならない様にと自分と海兵隊の関わりは話さなかったのに、今の自分の行動はそれを御破算にしようとしている――、その事に思い至った凛は台帳に手を掛けて自分の答えを待っている海兵に向かって勢い良く頭を下げ、
「すません、やっぱりいいです!お手数お掛けしました!」
と、それだけ言って踵を返し元来た道を高根の家へと向かって走り出した。
「……えっと……」
「何だあの子……お前何かしたんじゃねぇの?」
「してねぇよ!」
「先輩……エロい目で見てたんでしょ絶対、すげぇ可愛くて巨乳だったし」
「してねぇ!!可愛くて巨乳だったのには同意だけど何もしてねぇ!!」
脱兎の如く去って行った凛を見て、笑顔のまま固まる者、そんな彼に対して何をやったと疑いを掛ける者、突然賑やかになった警衛所に影が差し、窓の外を見た彼等の目に映ったのは、トラックの車体。
「どうした、随分賑やかだな」
「島津少佐!出発ですか!」
助手席から顔を出したのは少佐の島津、彼の乗るトラックの後ろには同型の車両が数台連なり、それを見た警衛所内の海兵達は慌てて外へと出て挙手敬礼をする。
「ああ、往復路含めて五日間の日程だ。司令と黒川総監がもう出発してるのは知ってると思うが、これから俺達も出発だ、留守を頼む」
「了解です!」
海兵隊が主体となって組み立てた新戦術とそれに使用する散弾銃、その実際のところを自分達の目で確かめたいという統幕の命令に従い、古参を中心とした面々が京都へと向かう出発の日。同年代の士官の中では出世頭と目されている島津の他には最先任の敦賀やそれに次ぐ経験を持つ藤田、そして、新戦略の核となるタカコも夫々の車に乗り込んでいる。立場や階級や任官年数等で個々の海兵が知っている内容についてはばらつきが有るものの、今回の出張が海兵隊にとって、そして大和という国体にとって重要な意味を持つという認識は全海兵に共通したものであり、彼等はその事へと思いを馳せながら、ゆっくりと正門を出て行った車列を見送り、通常の業務へと戻って行った。
時計を見れば午前八時過ぎ、高根の私室から持ち出した本を読んでいた凛は時計へと視線を上げ本を閉じて立ち上がり、台所へと足を向ける。洗い場に置いた金盥の中には僅かに泡立った水が張ってあり、その中にはコップや湯呑や急須が沈んでいた。
「うん、もう良いみたい」
きちんと漂白出来た事を確認し、蛇口を捻って水を出し食器を洗い金盥の中の水を捨てる。あまりにもやる事が無さ過ぎてほんの少しだけ黄ばんでいた食器を漂白液へと漬け込んだが、それをやってしまえば他にはもうやる事は全く無く、これが一週間続くとは自分は大丈夫なのだろうかとふと思う。
高根の家に来る迄の生活は、確かに忙しく働きまわってはいたものの、それは決して不必要な事を必要以上にやらされていびられていたわけではない。実家は祖父を訪ねる客に父を訪ねる客と来客が頻繁に有ったし、嫁ぎ先は夫と自分と義理の両親に加え未婚の義理の姉二人に義理の弟と妹が夫々一人ずついて、とにかく生活に関わる人間の数が多く洗い物も料理も結構な労働量だった。それに加えて嫁ぎ先では家で消費する分は充分に収穫出来る程度の畑も有り、そこでの農作業もほぼ全てをこなしていたから、そもそもの必要とされる労働量の桁が今とは全く違ったのだ。そんな生活に長らく慣れてしまっているから、自分一人どころか高根と自分の二人だけの家事しかしない事自体が何とも落ち着かない。
そして、自分一人だけの為にガスやら水を使うのも家主の高根に申し訳無い気がして、掃除は徹底的にやるにしても、自分の分だけしかない料理や風呂や洗濯については圧縮してしまった方が良いのかとも思えた。
下着は毎日替えるにしても、たった一人分の洗濯を毎日するのは不経済な気がするし、そもそも服の方は外に出るわけでもないから一日で洗わなければならない程汚れもしない。料理にしても自分しか食べないのだから三食いちいち作る必要も感じない。
恐らく、そう思っている事を高根が知ったとしたら、以前と同じ様に良い顔はしないだろう。それでも今は毎日彼が帰って来るわけではないから、彼の長期不在の間はそうしようと思い立ち、昼か夜に合わせて三食分を作ってしまおうと頭の中で算段を付けた。
「……あ、お墓、行ってみようかな」
冷蔵庫の中身を確かめながら、唐突にそう思い立つ。祖父の納骨前に両親に半ば無理矢理に嫁ぎ先に連れて行かれ、祖父の墓の場所は知らない。兄の方は嫁ぎ先を追い出され実家へと戻る迄死んだ事すら知らなかったから尚の事だ。二人共大和の海兵である事に誇りを持っていて、生前から死後は国立墓地への埋葬を希望していたから、恐らくはそこに眠っている筈だ。敷地は広大で何の頼りも無しに目的の墓標を探し出すのは不可能だが、海兵隊基地の正門の警衛所には台帳が置いてあり、そこで案内を受けられると聞いている。高根が基地にいる時であれば彼の迷惑になってはいけないから近付く気も無かったが、不在の今墓の場所を訪ねる位なら良いだろう。
それならば早い方が良い、そう思い立ち身支度を整え家を出て、ゆっくり、ゆっくりと基地へと向かって歩き出す。
今迄、全てを失ってしまったと実感するのが怖くて兄の死を確認する事を先送りにして来た。それでも、いつかは確かめなければいけない、そうしなければ前に進めない事も分かっていた。過去を全て清算して前を向き、いつか高根の家を出て独り立ちする、それが自分の当面の目標であり、今日をその第一歩にしよう、そう自らに言い聞かせながら凛は歩き続け、やがて、海兵隊基地の正門前で立ち止まった。
課業開始の時間はもう過ぎているから、人の出入りは然程多くはない。警衛所の中にいる海兵も歩哨の海兵も何処と無くのんびりとした空気が漂っていて、凛はそれを見詰めながら小さく頷き、一歩、踏み出した。
「……あの、すみません」
「はい、どうしました?」
「国立墓地に墓参りに行きたいんですが、墓標の場所が分からなくて」
「ああ、それなら警衛所に台帳が。そのままどうぞ」
「有り難う御座います」
歩哨も慣れているのだろう、笑顔を浮かべて半身を引いて警衛所を指し示す。凛はそれにぺこりと頭を下げて警衛所の窓口の前に立ち、歩哨に告げた言葉を再度繰り返した。
「お墓参りですね、お疲れ様です。故人のお名前をお願いします。後、没年も。同姓同名の方もいらっしゃるので」
書類棚から分厚い台帳を取り出して机の上に置く海兵、彼のその言葉に
『島津義弘と島津仁一です』
と、そう口にしようとした凛は唇の上下が離れた直後、何かに気付いた様に突然動きを停止した。
島津義弘――、先々代海兵隊総司令。その人物を名指しで訪ねて来た者が有れば、海兵なら必ず個人との関係を尋ねてくるだろう。先々代の孫娘が墓参りに訪れたともなれば、その情報は、確実に上層部の耳に入るに違い無い。今は高根は出張で不在と言えど、副司令を筆頭とした代理の立場に立つ者へと連絡が入り、下手をすれば墓への案内すら買って出るかも知れない。そして、高根が博多へと戻って来た時には引き継ぎと合わせてその情報も彼へと伝えられるだろう。
そうなれば、彼は自分の出自を知る事になり、そして、先々代の孫娘の今後の為にあれこれと手を尽くしてくれるに違い無い。今迄彼の迷惑にならない様にと自分と海兵隊の関わりは話さなかったのに、今の自分の行動はそれを御破算にしようとしている――、その事に思い至った凛は台帳に手を掛けて自分の答えを待っている海兵に向かって勢い良く頭を下げ、
「すません、やっぱりいいです!お手数お掛けしました!」
と、それだけ言って踵を返し元来た道を高根の家へと向かって走り出した。
「……えっと……」
「何だあの子……お前何かしたんじゃねぇの?」
「してねぇよ!」
「先輩……エロい目で見てたんでしょ絶対、すげぇ可愛くて巨乳だったし」
「してねぇ!!可愛くて巨乳だったのには同意だけど何もしてねぇ!!」
脱兎の如く去って行った凛を見て、笑顔のまま固まる者、そんな彼に対して何をやったと疑いを掛ける者、突然賑やかになった警衛所に影が差し、窓の外を見た彼等の目に映ったのは、トラックの車体。
「どうした、随分賑やかだな」
「島津少佐!出発ですか!」
助手席から顔を出したのは少佐の島津、彼の乗るトラックの後ろには同型の車両が数台連なり、それを見た警衛所内の海兵達は慌てて外へと出て挙手敬礼をする。
「ああ、往復路含めて五日間の日程だ。司令と黒川総監がもう出発してるのは知ってると思うが、これから俺達も出発だ、留守を頼む」
「了解です!」
海兵隊が主体となって組み立てた新戦術とそれに使用する散弾銃、その実際のところを自分達の目で確かめたいという統幕の命令に従い、古参を中心とした面々が京都へと向かう出発の日。同年代の士官の中では出世頭と目されている島津の他には最先任の敦賀やそれに次ぐ経験を持つ藤田、そして、新戦略の核となるタカコも夫々の車に乗り込んでいる。立場や階級や任官年数等で個々の海兵が知っている内容についてはばらつきが有るものの、今回の出張が海兵隊にとって、そして大和という国体にとって重要な意味を持つという認識は全海兵に共通したものであり、彼等はその事へと思いを馳せながら、ゆっくりと正門を出て行った車列を見送り、通常の業務へと戻って行った。
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