14 / 17
13.あの大木
しおりを挟む
「、、、」
「、、、」
「いやぁ~、何か怪しいと思って尾行してきて正解でしたね~」
「、、、」
「、、、」
「何せ隠密行動は僕の得意分野なのでね」
「、、、」
「、、、」
「それで?この俺を殺すと?それとも生かす?」
「それは、、」
「待ちなさいアメリア」
「返答は?」
「、、、」
「そらくん、、、」
「俺は空じゃない。。。そうだろう?」
「、、、」
「えぇ、、、」
「そうだ、俺は清水直空、、そうか、、やっとつながった」
「、、、隊長は、、姉さまは殺さないで!」
「アメリア!」
「何を言ってるんだ?」
「ッ、、、!」
「、、、」
「殺すわけないだろ」
「「え?」」
「今は何年だ?」
「20xx年」
「、、うん」
「そうだろ?じゃあ戦争をやってたのは何年だ?」
「1xxxx年」
「、、、そう」
「だろ?そしてその戦争はどちらが勝った?」
「xxxx軍が」
「、、うん」
「だろ?そして今の俺の立場は?」
「、、、」
「、、、」
「敗戦国である日本兵に与えられた刑罰は過去への永久追放そうだろ?」
「はい」
「、、、」
「そして俺はお前らを殺しても未来には戻れない」
「、、、」
「、、、」
「さらにここからは推測だが、あんたらがここにいるのは俺を殺すためだろ?」
「、、、」
「、、、」
「そんな仕事を任されたあんたらも未来に帰れない」
「なんでそれを!?」
「アメリア!」
「まぁまぁ、理由は、、ほら着いたぞ、この木だろ」
そこにはあの大きな木があった
「、、、」
「、、、」
「こことこことここを同時に押すと、、、」
『シュー、、、』
「ほら空いた、でもここからは出来ないほらどっちか!開けてくれ」
「、、、」
「分かった」
『ピピピピピピピピピピ、、、ガシュ!』
「はいありがとう、ほら、中こんなになってる」
その大木の中は21世紀から見ればどの材料が使われているかさえも分からないほど未来的なものだった、だが。
「でも、、ダメだな、、使えるものが一つも残ってない、次元間移動制御システムも木っ端みじんだ」
今の技術じゃ、、、無理だよな。しんそざいが新素材が降ってくるのは80世紀辺りのことだし、、、」
ブツブツと言っていると妹が寄ってきた
それとほぼ同時に姉が大木の中を見る
「あの、何で、、殺さないでくれるの?」
「その質問に答える前にこっちの質問に答えてくれる?」
「分かった」
「まず一つ高校以前の記憶がないのは、記憶干渉装置が働いていたから?」
「そう」
「二つ目、お前には戻る手段がない?」
「無い」
「3つ目、記憶が戻りそうなときに来る頭痛は、記憶制御が動いたから?」
「そう」
「お前があのタイミングで姉の家に引っ越してきた理由は?」
「他の隊員を始末し終わったら隊長の家に集合する予定だった」
「集合した後俺を殺す予定だった。そうだな?」
「そうです」
「そして、それがばれて、俺の記憶が戻った今、俺を殺すのはほぼ不可能である。違うか?」
「合ってます。不可能です。」
「ふむ、そうか、、、じゃあ次はこっちが答える番だ、まず結論から言うと『理由はない!』、だ
今殺す理由は一つも残ってない、軍は負け、過去に飛ばされ、未来に戻る事は出来ない
さらに、お前らが俺を殺すことはできない。殺す理由が残ってないのがわかるか?」
「分かります」
「それにな?俺は人殺しはあまり好きじゃないんだ」
「え?それは、、、」
「よし!姉の方!集合!」
「はい」
「、、、」
「いやぁ~、何か怪しいと思って尾行してきて正解でしたね~」
「、、、」
「、、、」
「何せ隠密行動は僕の得意分野なのでね」
「、、、」
「、、、」
「それで?この俺を殺すと?それとも生かす?」
「それは、、」
「待ちなさいアメリア」
「返答は?」
「、、、」
「そらくん、、、」
「俺は空じゃない。。。そうだろう?」
「、、、」
「えぇ、、、」
「そうだ、俺は清水直空、、そうか、、やっとつながった」
「、、、隊長は、、姉さまは殺さないで!」
「アメリア!」
「何を言ってるんだ?」
「ッ、、、!」
「、、、」
「殺すわけないだろ」
「「え?」」
「今は何年だ?」
「20xx年」
「、、うん」
「そうだろ?じゃあ戦争をやってたのは何年だ?」
「1xxxx年」
「、、、そう」
「だろ?そしてその戦争はどちらが勝った?」
「xxxx軍が」
「、、うん」
「だろ?そして今の俺の立場は?」
「、、、」
「、、、」
「敗戦国である日本兵に与えられた刑罰は過去への永久追放そうだろ?」
「はい」
「、、、」
「そして俺はお前らを殺しても未来には戻れない」
「、、、」
「、、、」
「さらにここからは推測だが、あんたらがここにいるのは俺を殺すためだろ?」
「、、、」
「、、、」
「そんな仕事を任されたあんたらも未来に帰れない」
「なんでそれを!?」
「アメリア!」
「まぁまぁ、理由は、、ほら着いたぞ、この木だろ」
そこにはあの大きな木があった
「、、、」
「、、、」
「こことこことここを同時に押すと、、、」
『シュー、、、』
「ほら空いた、でもここからは出来ないほらどっちか!開けてくれ」
「、、、」
「分かった」
『ピピピピピピピピピピ、、、ガシュ!』
「はいありがとう、ほら、中こんなになってる」
その大木の中は21世紀から見ればどの材料が使われているかさえも分からないほど未来的なものだった、だが。
「でも、、ダメだな、、使えるものが一つも残ってない、次元間移動制御システムも木っ端みじんだ」
今の技術じゃ、、、無理だよな。しんそざいが新素材が降ってくるのは80世紀辺りのことだし、、、」
ブツブツと言っていると妹が寄ってきた
それとほぼ同時に姉が大木の中を見る
「あの、何で、、殺さないでくれるの?」
「その質問に答える前にこっちの質問に答えてくれる?」
「分かった」
「まず一つ高校以前の記憶がないのは、記憶干渉装置が働いていたから?」
「そう」
「二つ目、お前には戻る手段がない?」
「無い」
「3つ目、記憶が戻りそうなときに来る頭痛は、記憶制御が動いたから?」
「そう」
「お前があのタイミングで姉の家に引っ越してきた理由は?」
「他の隊員を始末し終わったら隊長の家に集合する予定だった」
「集合した後俺を殺す予定だった。そうだな?」
「そうです」
「そして、それがばれて、俺の記憶が戻った今、俺を殺すのはほぼ不可能である。違うか?」
「合ってます。不可能です。」
「ふむ、そうか、、、じゃあ次はこっちが答える番だ、まず結論から言うと『理由はない!』、だ
今殺す理由は一つも残ってない、軍は負け、過去に飛ばされ、未来に戻る事は出来ない
さらに、お前らが俺を殺すことはできない。殺す理由が残ってないのがわかるか?」
「分かります」
「それにな?俺は人殺しはあまり好きじゃないんだ」
「え?それは、、、」
「よし!姉の方!集合!」
「はい」
0
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
《完結》僕が天使になるまで
MITARASI_
BL
命が尽きると知った遥は、恋人・翔太には秘密を抱えたまま「別れ」を選ぶ。
それは翔太の未来を守るため――。
料理のレシピ、小さなメモ、親友に託した願い。
遥が残した“天使の贈り物”の数々は、翔太の心を深く揺さぶり、やがて彼を未来へと導いていく。
涙と希望が交差する、切なくも温かい愛の物語。
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
私に告白してきたはずの先輩が、私の友人とキスをしてました。黙って退散して食事をしていたら、ハイスペックなイケメン彼氏ができちゃったのですが。
石河 翠
恋愛
飲み会の最中に席を立った主人公。化粧室に向かった彼女は、自分に告白してきた先輩と自分の友人がキスをしている現場を目撃する。
自分への告白は、何だったのか。あまりの出来事に衝撃を受けた彼女は、そのまま行きつけの喫茶店に退散する。
そこでやけ食いをする予定が、美味しいものに満足してご機嫌に。ちょっとしてネタとして先ほどのできごとを話したところ、ずっと片想いをしていた相手に押し倒されて……。
好きなひとは高嶺の花だからと諦めつつそばにいたい主人公と、アピールし過ぎているせいで冗談だと思われている愛が重たいヒーローの恋物語。
この作品は、小説家になろう及びエブリスタでも投稿しております。
扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品をお借りしております。
完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました
らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。
そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。
しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような…
完結決定済み
地味な薬草師だった俺が、実は村の生命線でした
有賀冬馬
ファンタジー
恋人に裏切られ、村を追い出された青年エド。彼の地味な仕事は誰にも評価されず、ただの「役立たず」として切り捨てられた。だが、それは間違いだった。旅の魔術師エリーゼと出会った彼は、自分の能力が秘めていた真の価値を知る。魔術と薬草を組み合わせた彼の秘薬は、やがて王国を救うほどの力となり、エドは英雄として名を馳せていく。そして、彼が去った村は、彼がいた頃には気づかなかった「地味な薬」の恩恵を失い、静かに破滅へと向かっていくのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる