重ねた偽りが真実になるとき---------終

Shelter

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空の提案---終

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「二人とも、お前らは俺を殺すことができず未来に戻ることもできない。そうだな?」
「「はい、、、」」
「そこで二人に二つ提案がある」
「提案?」
「うん、提案、といっても、大したものじゃないんだけどね」
「内容は?」
「あぁ、一つ目は未来に帰るのを諦めてくれ」
「それはなんでですか?」
「いま、俺は楽しんで暮らしてる。それは、お前らってのものだ、ダメか?」
「私達は敵だったんですよ?」
「そうだな」
「あなたの国を焼け野原にしたんですよ?」
「そうだな」
「あなたを過去に送って殺そうとしたんですよ?」
「あぁ、だがそのおかげで俺の”今”は充実している。それにお前らといて楽しかった」
「隊長?どうしますか?」
「戻る手段がないのよ?従うしかないでしょう?」
「じゃあ一つ目はオッケーだな!」
「二つ目は?」
「あぁ、お前らの部屋と俺の部屋を売って大きい部屋を買わないか?」
「「へ?」」
「いやぁ~妹に言われて気づいたんだが。毎日持っていくのがめんどくせーんだよ」
「え?いや、、そうじゃなくて、、」
「その、、いやじゃないんですか?」
「嫌なわけあるかよ。俺はお前らといて楽しいって言ったろ?じゃあよくね?」
「ど、、どうしますか、隊長?」
「はぁ、、そうしましょう変更は夏に入ってからでいいですね?」
「おう!よろしく頼むわ」

そこまで行くと”空”は大きく深呼吸をして少し歩いてから二人の方に振り返った

「ほら、もう朝になりますよ?家に戻りましょう月さん?いずみちゃん?」

月といずみは涙目になりながらそれに答えた

「そうだね!そらくん!」
「帰ろ!お兄ちゃん!」

そう言って3人は何もなかったかのように、家に戻るのであった。
ここからまた今までと変わらない何もない日々が過ぎて行く。

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