幼き王と忠実な摂政の夜の秘密

村雨

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その2.魔の森探検とイケナイ魔法植物

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「あっ……兄様ぁ! や……っ!」
「可愛いよ、愛しのフィー」
「うっとりしてないで助けろよおおおっ!!」
「フィーが可愛いのがいけない」
「責任転嫁てんか!? くそぅ、この……っ!
離せ、っての!」

僕の名前はフィリップス15世。この国の王。
本来は父が亡くなったとはいえ、半分しか血を
引かない庶子しょしである僕が跡を継ぐのはあり得な
い。
しかも僕の母は元は王であるフィリップス14世
に仕える女踊り子で。
めかけともいえる存在だった。
しかしこの国は魔導士達が存在する魔法の国。
魔力が高い者がなにより上位にいる。
実際、僕の魔力は兄様達よりも高いらしい。
そういう訳で反対意見は出なかった。
おきてだから仕方がない、と誰もが引き下がった。
第2王子であり僕の兄であるシルファは、そん
な僕の忠実な摂政せっしょうとして仕えてくれている。
――のだが、夜になると僕らの関係はひっくり返
る。
『兄』と『弟』として僕が彼の言う事に従わなくて
はならないのだ。
まあ、嫌なら言う事なんてはなからいてない。
僕も利害が一致するから従っている訳だけども。
そんな僕らは、今現在任務中。
2人きりであるので兄様はめちゃくちゃ意地悪。
今も、魔法生物である触手のついた蔦に手足を
絡まれて吊り下げられてるのに助けてくれない。
この植物、意思があるらしく敏感びんかんな部分を触手
の先端でこちょこちょしてくるし。
しかも服の内部にまで侵入してくる始末だった。

「やぁん、助けて兄様ぁ!」
「お前だって魔法使えるだろ?」
「集中出来ないんだってば! あんっ、そこやぁ!
きゃはは……やだってばぁ!!」
「仕方のない奴だなぁ」

僕はたまらず兄様に助けを求めた。
この植物、粘液みたいなの出して来るし。
それがまた練り込まれるとさらに感じるという
か。
いやらしい気持ちにさせて来る。
胸の蕾やお尻の入り口や足の間のそれがピリピ
リして疼いてしまう。
っていうかくすぐったすぎる。
このエロ植物め……!
僕が集中出来ていたら焼き払っているのに。
とても集中出来る状況ではなく、魔術が上手く
頭で練れない。
なのに兄様は意地悪な事を言って来る。
さらに懇願すると、仕方ないとかぶつぶつ言い
ながら指をぱちんと鳴らす。
ぼっ、と音を立てて火の粉が上がり。
悲鳴を上げて植物が燃え尽きた。
しかも僕と僕の服だけ燃えないようにしている
ところが、兄様の凄いところである。

「うぅ……酷い目に遭った」
「俺はフィーのエロ可愛い所が見れたから最高
だった」
「に、兄様の馬鹿ぁ!!」
「いって! じょ、冗談だって!」
「もう知らない! 兄様なんてっ!!」
「お、おいフィー!」
「一人で行く! 兄様なんて魔物や植物にやら
れちゃえっ!!」

くったり、と僕は地面に座り込んだ。
胸も足の間もお尻もじんじんしてたまらない。
なのに、兄様はぐっと親指を立てて嬉しそう。
こっちの気もしらないで。
いい気なもんだよっ。
思わず、お仕置き覚悟で蹴りつけていた。
慌てて冗談だって言って来るけどもう遅い。
だんだんとイライラして来て、僕は兄様を置い
て歩き出した。
兄様も同じ目に遭えば、って思った。
今思えば、なんであんな事したんだろうって思う。
地図は兄様が持っていたし。
知識だって兄様の方が上で。
ここの事だって詳しいはずで。
でもでも、そんな事僕は忘れていたんだ。

「ふええーん、兄様助けてえええっ!」

ぐすっ、と僕は鼻をすすり上げた。
ひんやりとした風が素肌をくすぐる。
寒い……そして気持ちが悪い。
ぼろぼろと目から涙が零れ、絡みついた蔦に
ポタポタと滴った。
今、僕はさっきと同じように蔦に絡みつかれて
拘束こうそくされ。
全身をこちょこちょと細長い蔦でくすぐられて
いた。
感じたくなんてないのに、足の間やお尻や胸の
蕾。
敏感なところに擦れる度に体がびくんと跳ねる。
しかも、溶解液みたいなので服だけが解けた。
なので今現在僕は一糸纏わぬ姿。
つまりは裸って事だよ。
ひゃぁん、こ、このエロ蔦め……。
感じるところばっかりくすぐるんじゃないよ。
やーーん、やだやだぁ!!

「……ひっく。もう止めてよぉ……離してぇ」
「――俺のフィーに何してる! そこの蔦!!」
「ひゃ……っ!?」
「よう、フィー。いい恰好だな」
「に、兄様あああっ! えぐ……っ、た、助けて
……」
「その前に」
「ふえ?」
「俺に何か言う事があるんじゃないのかぁ~?
俺は嫌いとまで言われたんだぞ?」
「う……っ!」

情けなくもぐすぐす泣いてた時だった。
……低い怒声が聞こえたのは。
もちろんこの森にいるのは僕と兄様だけ。
だから、声の主も兄様だけれども。
滅多に本気では怒らないその声に、びびって
しまいそうになった。
お仕置きの時さえ本気な声は出さないのに。
未だ、ぶらーんと蔦に絡みつかれた僕を笑う
兄様。
意地悪この上ない姿なのに、つい僕の目から
涙が溢れてほっとしてしまう。
助けてくれるように頼むーーんだけども。
き、嫌いとか知らないとか言った事めっちゃ根
に持ってるうぅ。
しゅんとなってごめんなさい、と僕は謝った。
でも、兄様は魔法をまだ使ってくれない。
それだけ?って言いたげな顔だった。

「えっと……」
「フィーの誠意ってそんなもんなんだな。
あーあ、俺かなり落ち込んだんだけどなぁ」
「そ、その……やんっ! 急に再開しないでよ、
この馬鹿蔦! ああんっ、ふにゃーーーっ!
くしゅぐったいぃ、あははは……っ」
「フィーは嫌いな俺には助けられたくないもん
な~? 兄様は大人しく帰るよ」
「か、帰らないで……な、なんでもするっ!
どんなお仕置きでも受けるから助けてっ!!」

僕はどう動いていいのか、何を言えばいいのか
分からず眉を顰めた。
今は蔦は動きを止めている。
相変わらず僕を縛ったままではあったが、一応
は意思があり兄様という邪魔者が入った事で様
子を見ているのかもしれない。
にやにやと笑いながら兄様はそっぽ向いた。
本気で怒っている風でもないし、からかっている
というよりはもったいぶっているように感じた。
きっと、ごめんなさいお仕置きしてとでも言わせ
たいのだろう。
それは分かったけれど、素直に言うのは悔しい。
そうこうしている間に、兄様が何もしないという
学習をしたのか蔦が動き出した。
胸の蕾をこしょこしょといじられ、足の間やお尻や
脇の下や脇腹を優しく撫でられて体がつい跳ねる。
顔を真っ赤にして身悶えし、涙を零す僕を見ても
兄様は動いてくれない。
このままでは僕を置いて帰ってしまう。
仕方なく、本当に仕方がなく。
僕は哀願しながらついに言ってしまった。

「よしよし、いい子だフィー。まあ、ちゃーーんと自
分の口にした事の責任は取ろうな?」
「……はい。分かってますぅ……」
「――よし」
「うぅ……早まったかもしれない」
「もう後悔しても遅いけどな」
「うわーん! 兄様の意地悪ぅ!!」

……結論から言うと、蔦は兄様が焼いてくれた。
こんなにすぐに出来るなら、もったいぶるなよって
つい思っちゃうけども。
そんな兄様は、僕をお姫様抱っこで使われていな
い小屋へと連れて来た。
いつも裸なんて見られているのに。
恥ずかしくて僕はもじもじとしてしまった。
怪我けがやかぶれがないか診る、という名目であっさ
りと服は全て脱がされている。
素肌をすすーーっ、と滑る手がくすぐったい。
っていうか、怪我もしてないしかぶれ一つないのは
分かってるだろうに。
ぎらぎらした獲物えものを狙う目、コワインデスケド。
でもでも、どんなお仕置きでも受けると言ったのは
僕だ。
その事を言われてしまうと何も言い返せない。
意地悪なのは確かだけどさ。

「ん……っ。やぁ……っ!!」
「ここ、ぷっくりしてるぞ? 植物の汁か何かでかぶ
れたんじゃないか?」
「ち、ちが……っ。やぁん、こちょこちょやぁ……っ」
「あれぇ変だなぁ? ここもだんだん大きくなって来
たんじゃないか? 診てるだけなのにおかしいなぁ」
「ふえーん! 恥ずかしいよぉっ」

まだ、お尻を叩くとかそういう痛みのある刺激の方
がマシな気がする。
甘いようなご褒美じみた罰は恥ずかしすぎる。
まあ、どっちみち泣き喚くのには違いないけども。
僕はいつの間にか兄様の膝に抱き上げられており。
長くて滑らかな指で胸の蕾をこちょこちょくすぐら
れていた。
しかも、生理現象だから仕方がないのにぷっくりし
てるとかかぶれたとか言って来る。
羞恥しゅうちプレイ止めろ馬鹿兄様。
しかも、焦らすようなくすぐり方がエロいっていうか。
胸がじんじんして来て本当に辛い。
しかも、にやにやしながら感じて大きくなった足の
間のそれさえくすぐって来る。
医者でもないし診たりしてるつもりもない癖に。
この羞恥プレイ&こちょこちょの刑は、僕がぐったり
して動きたくなくなってから休憩だと言って止まった。

「俺のフィー。俺だけの、可愛い可愛いフィー」
「んぅ……兄様」
「ずっと俺のそばにいろよ?」
「王位がなくなっても、兄様さえよければそばにいる
よ」
「いい子だ」
「も~くすぐったいよぉ」
「今はくすぐってないだろ?」
「い、一々の動作がエロいんだっての……」

兄様は美しい長い黒髪に漆黒の瞳をしていて、吸い
込まれそうな瞳を見ているとどきどきする。
逆に、僕は短い金色の髪に赤色の瞳をしている。
前王であるフィリップス14世は、そんな鮮やかな色
彩に淡い色の露出度の高い衣装の女踊り子(僕の母
である)に魅かれたらしいが。
兄様の僕を見つめる目も熱っぽいので。
親子揃ってこういう色彩に弱いのかもしれなかった。
くったりして動きたくなくて、床に寝そべったままの
僕の髪を痛くないように掬い上げてちゅっと兄様は
口づけを落とす。
ずっとそばにいろ、だなんて。
そんな事を言ってくれるのはきっと兄様だけだ。
王位がなくても僕をそばに置いてくれるのは。
首筋や手にもちゅっちゅっ、ってキスしてくれるので。
なんだかくすぐったくてびくびくしていると、兄様は
くすぐってないとにやにや笑った。
くっそぅ、僕がくすぐったがりなの知ってる癖に。
休憩がすぐに終わってしまうのも嫌なので、まだ寝
かせて欲しいと軽くぽかぽか兄様を叩く僕だった。

「……ぃ……フィー……!」
「――はっ!? あ、れ……? 僕……?」
「よく寝てたな? 可愛い寝顔だったぞ」
「疲れさせたのはどこの誰ですかね……もう」
「はっはっは……」
「誤魔化すなぁーーっ!!」
「ほらほら、あんまり叫ぶと喉渇くぞ?」
「誰のせいだよ……全く」

いつの間にか、僕は眠っていたらしかった。
軽くぺちぺちと頬を叩かれ、がばっと起き上がる。
生まれたままの姿を全て見せているのに。
なんだか、寝顔を見られたのは恥ずかしくてついつ
い赤くなってしまう僕だ。
でも、僕を疲れさせたのは他でもない兄様である。
あんだけ毎日くすぐったりいじられたりしていたら、
誰だって疲れてしまうだろう。
まあ、その分気持ちよくしてくれてるけど……
ごにょごにょ。
笑って誤魔化そうとする兄様に突っ込む僕。
叫ばせた癖に、僕の好物の果物を使ったジュースを
差し出してくれる優しさは持ち合わせていた。
今日はやけに気が利くなぁ……。
なんか、にやにやしてる気がしないでもないけど。
あれ、いつもそうだっけ?

「――ん?」
「どうした、フィー?」
「な、んでもない……」
「そうか~?」
「本当になんでもない。構わないで」
「反抗期かよ、フィー」
「あっ……! 駄目だったら……!」
「俺とフィーの仲だろ~?」
「やーーっ!!」

と、そこで僕は体に違和感を覚えた。
もちろん病気とか薬の効果とかそういうのじゃない。
顔が熱を持っていく。
絶対にバレたくない、兄様には。
からかわれるしいじられるの確かだもん。
――尿意が我慢出来ないなんて言える訳がない。
おかしいな、確かにジュースは飲んだけども。
そんなに大量に摂取した覚えはない。
それなのに立てない。
用を足しに行きたいのに立ち上がったら漏れそうだ。
なのに、兄様はつんつんつついて来たり。
ぎゅうっと抱き着いて来たりと意地悪だ。
も~、離してばかぁ。漏れちゃうってば……ん?
前を手で押さえようとした僕は、そこではっと気づく。
ひょっとしたら、あのジュースに何かが……?
だってさっき兄様はにやにやした顔をしてーー。

「に、兄様ぁ……」
「普段生意気な罰だ」
「く、くそぅ……すぐそうやって……あぅっ」
「ははは、今は俺に逆らわない方がいいぞ? フィー」
「に、兄様の意地悪ぅ! うぅ~」
「謝るなら今だぞ? フィー。でないと、こちょこちょし
て漏らさせてやるからな」
「ぐ……っ!! わ、分かりましたぁ!
ごめんなさい、兄様……生意気な態度改めますぅ」

や、やっぱり兄様のヤツ、僕の飲み物に利尿剤入れや
がった!
泣きそうな僕に言い放った言葉で確信する。
こいつならやりかねない、とは思ってたけど。
本当にやるなんて酷いよ!
この最低兄貴! 馬鹿!!
と思いつつも脳内でしか罵れない僕だった。
だって、口に出したらもっと酷いお仕置きされかねな
いもん。
くすぐって漏らさせてやる、という脅しに屈するしか
なく。
僕は素直に深々と頭を下げて謝るのだった。
うぅ、曲がりなりにも僕は王なのに。
なんで、こいつにだけは逆らえないんだろう。
よし、と呟くと兄様がぱちんと指を鳴らす。
すると、御不浄の部屋がまるまる出現し。
僕は慌ててそこへ向かうのだった。
……た、助かった。漏らすかと思った……。

「兄様……そろそろ帰らないと」
「だな……皆、心配しているかもしれん。
行くぞ、フィー」
「起きれないぃ。だっこ……」
「え~、子供かよ……」
「だっこおぉ!!」
「わ、分かったよ……ほら、おいで」
「んっ!!」

大分、日も落ちて来たので僕は進言する。
兄様も頷いてくれた。
でも、素直に置きたくなくて僕は両手を広げて甘える。
たまには思い切り甘くして欲しかった。
お腹痛いのも、疲れたのも兄様のせいだもん。
抱っこ、と強く言うと苦笑する兄様。
でも、おいでと言いつつ抱き上げてくれた。
あったかい……大きな胸板が少し落ち着く。
お姫様みたいに抱き上げながら、兄様はお城へ連れ
帰ってくれた。
もちろん、家臣達は驚いたけど。
王は疲れたようですので、と兄様が言ってくれた。
そのまま寝台へと運ばれ。
今日はよく寝な、と頭を撫でられる。
こくっと頷くと目を閉じて僕の意識は夢の中へ落ちた。
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