世界で一番美少女な許嫁が勇者に寝取られた新米剣士の受難な日々

綾瀬 猫

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賢者の章

22.寝室にて3※

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 時は僅かに戻り、エリーゼの部屋でビリーが寝ているエリーゼ相手に、すぐに果ててしまった辺り。
 まさに行為の最中であるビリーとエリーゼだが、その隣の部屋であるノエルの部屋には、レック、サリー、ノエルの三人が集まっていた。


 夜に一つの部屋に三人集まるという事は、やる事はいつも通り一つだけなのだが、いつもならレックの部屋で行うそれを、何故か今夜に限ってノエルの部屋でとレックが言い出した。
 

「お兄ちゃん、何で今日はわたしの部屋で………」


 ベッドの上で落ち着き無くモジモジしているノエル。いつもの行為を、自分の泊まっている部屋でするとなると何故かいつもよりも恥ずかしい。


「まあまあ。もう少し待てば分かるって」


 そう言いながら服を脱ぐレック。現れたのは鍛え抜かれた筋肉質な身体。伊達に冒険者をやっている訳では無く、日々身体を鍛える事は忘れていない。


「ふ~ん?何か企んでるの丸分かりだけどねぇ」


 レックが服を脱ぎ始めたので、自分も服を脱ぐサリー。現れたのは、豊かで柔らかそうな双丘と、レック同様引き締まった身体。
 冒険者で、しかも”武闘家”のサリーは、一般的な細身の女性に比べると腕も足も少し太いのだが、鍛え抜かれているのでそうは見えない。
 身体の何処を見ても余分な肉など一切付いておらず、かと言って華奢でガリガリという訳でも無い。
 女性なら誰もが羨む様な、そんな引き締まった身体だった。

 二人が服を脱いでいるので、ノエルもモジモジしながら脱ぎ始める。
 この二人の行為に自分も参加したのは、冒険者試験でこの街に来たその日。

 寝る前にレックにお休みを言いに言った所、レックの部屋から微かに女性の嬌声が聞こえてきた。
 破裂しそうな程に激しくなった鼓動を響かせながら、恐る恐るレックの部屋のドアを開けると、中でレックとサリーが激しく行為に至っていた。

 初めて見る男女の性交。元々、そういう事に少し興味があったノエルは、コッソリとドアの隙間から中を覗き、下着の上から指で弄った。
 もう少しで絶頂という所で目を閉じたノエルだったが、いきなり部屋のドアが開いた。

 真っ赤な顔で上を見上げるノエルと、ニッコリとノエルを見下ろすサリー。部屋の中で頭を抱える兄レック。
 そのままサリーに手を引かれ、ノエルは部屋の中へーーーーー、そして今日に至る。


「うう………」


 服を脱ぎ、下着姿になるノエル。その瞬間、壁の向こうから声が聞こえて来た。
 

「ああっ!いやぁぁぁーーーッ!!これ以上されたら………あっ……ううっ………んぁッ!!」


 思わずドキリとするノエル。今の声は、エリーゼの声………?


「あらあら、エリーゼちゃんの声ね」
「ビンゴだな。ビリーを焚き付けといたから、もしかしてと思ってな」


 ニヤリとするレック。どうやらビリーは、筋書き通りの行動を起こしてくれたらしいと満足気な表情だった。そして、尚も聞こえて来る隣からの声。


「ーーーはーーーが………あああっ!いやっ!いいっ………あっ、あっ、あああっ!!」


 顔を真っ赤に染めるノエル。あのエリーゼが、あの美少女のエリーゼが嬌声を上げている。


「おお、結構激しいな。やっぱり若いっていいねー」
「変態ね。ついにこんな趣味に走ったの?」
「バーカ。俺じゃなくて………おいノエル、そろそろいつもみたいに跨がれ。気持ち良くして欲しいんだろ?」


 相変わらず顔を真っ赤に染めながら、言われた通り下着を脱ぐノエル。既に下着の中央には、ノエルの膣内から溢れ出た蜜が付着していた。
 恐る恐るベッドで横になっているレックの顔の上に跨がるノエル。


「ほーらな。すげー事になってる。エリーゼの声を聞いてこんなに濡らしてよ」
「うう………だって………」
「人の事言えないでしょレック。あんただって、もうこんなにカチカチにして」


 レックの下着を降ろし、現れた陰茎ペニスを見てニヤニヤするサリー。


「まあな。エリーゼの可愛い喘ぎ声聞いてたら勃っちまった」


 既に最大近くまで膨張したレックの陰茎。サリーは手をそっと添えると、亀頭を舌で舐め回す。


「何だ、お前だってやる気じゃねえか」
「うふふ、エリーゼちゃんのこんな声聞いたらね。それに、久しぶりに若い男の子と飲めて楽しかったし」


 そう言いながら、チラリとノエルを見るサリー。相変わらず恥ずかしそうに俯いていた。


「それにしても、アルト君っていい男よねぇ。一度はあんな男の子に抱かれてみたいわぁ」


 ピクリとノエルが反応する。僅かに顔を上げてサリーを見た。


「ほう、何なら誘ってみるか?あいつも男だし、今はやりたい盛りだろ」
「だ、駄目……ッ!!」


 いきなりノエルが声を上げる。その目は真剣で、顔を真っ赤にしながらサリーを見た。
 サリーはノエルの視線を受けて「うふふ」と微笑む。


「やっぱり、ノエルちゃんアルト君に惚れたでしょう?」
「何?そうなのかノエル?」
「え………あ……えっと……」


 再び俯くノエル。そんなノエルから溢れ出す愛液を、レックが音を立てながら吸う。


「んっ!んぁ!あっ………!」
「ふふ、随分と熱の篭った目でアルト君を見てたしねぇ、嬉しそうにお喋りしてたものね」
「ほう……ようやくノエルにも好きな男がなぁ。んじゃほら、アルトの事でも考えとけ。ああ、あまりデカい声出すと隣の二人に聞こえるぞ」


 そう言いながらも、レックは一番敏感な陰核クリトリスに舌を這わす。そして陰核の表面を何度も舌で往復する。


「待っ……ンンッ!!ああっ!」
「ほらほら、声出てるぞ。口塞ぐか自分の指でも甘噛みしとけ」


 更にレックはノエルの陰核を口に含み、チュパチュパと吸い始める。ノエルはビクビクッと腰を震わせた。


「んんんんーーーーッ!!んっ、ンッ………ンンッ!」


 ノエルが声を我慢して快楽に耐えている間、サリーは既に最大まで怒張したレックの陰茎を口に含み、顔を上下に動かしていた。


「んっ……んふっ…………んんっ……」


 ジュポジュポと、卑猥な音が部屋に響く。時に顔の動きを止め、口の中で陰茎を舌で転がし、一度口から陰茎を離し、舌で亀頭をチロチロと舐めては再び口に咥える。

 心地よい快感を陰茎に感じながら、ノエルの太ももをガッチリと掴み、舌を奥へと侵入させる。花びらを通り過ぎ、膣内の浅い所に舌を出し入れすると、ノエルが大きく仰け反った。


「んんんんーーーーッッ!!んっ!んっ!!ンンンンーーーーッッ!!」


 甘噛みしていた自分の指を必死に噛みながら、何とか声を抑えて絶頂を迎える。そのまま荒い息を繰り返し、ベッドに倒れ込んだ。

 そのタイミングで、隣の部屋から再びエリーゼの声が聞こえて来た。


「いやいやっ!アぁぁーーッ!!もう駄目ぇ!イ……イクッ!イッちゃうーーーーッっ!!」


 その声を聞き、レックがむくりと起き上がる。そして、自分のモノを咥えているサリーをベッドに寝かせた。


「あら珍しい。今日は自分で動くの?」
「あの声を聞かされちゃな。声、我慢しろよ」


 前戯は何もしていないが、レックの陰茎を口内で愛撫している間に十分過ぎるほど愛液が分泌しているサリー。もちろん、エリーゼの声のせいでもあったのだが。

 亀頭をサリーの性器ヴァギナに当てて、滑らす様に上下させる。すぐに亀頭が愛液で濡れる。


「何だ、随分興奮してるな。ぐっしょりだぞ?」
「お酒飲んでるし、エリーゼちゃんの声であたしも……ね」


 そのまま、ゆっくりと腰を落としていくレック。太くて長いレックの陰茎が、サリーの中へと埋没していく。


「んん………凄く硬い………よっぽどエリーゼちゃんの声に興奮したのね」
「まあな。あんなに可愛い子があんなに乱れて、羨ましいじゃねえか」
「あんっ………ンンッ………ふふ、エリーゼちゃんとしたい……?あんっ」
「そりゃあな。お前は、アルトは無理だとして、ビリーはどうなんだ?」
「もちろんオッケーよ。あの子………あっ……凄いエッチな目で……んぅふ………あたしを見るんだもの………ンンッ………ゾクゾクしちゃう……」
「決まりだな、明日誘ってみるか。そろそろ本気で動くぞ」


 そして激しく腰を振るレック。サリーの豊かな双丘が、激しく上下に揺れる。


「ああっ!いいっ!ん………ンンッ…………あんっ!」
「声抑えろよ。聞こえるぞ」
「別に………ああっ!き、聞こえても………あうっ………いいんだけど………はあぁっ!」
「明日は思いっきり出していいから、今は抑えとけ。そろそろイクぞ」


 射精感が込み上げて来たレックは、フィニッシュに向けて更に激しく腰を振る。その度にパンパンと腰を打ち付ける音が響き、お互い昇りつめて行く。


「ンンッ!!凄いっ………んんっイクッ!」
「出すぞ。中でいいよな?」
「ん………出して………中にちょうだい………ああっイクッ!イッちゃうーーーッッ
!!」


 ビュルビュルっと、サリーの中に放出するレック。ビクビクと陰茎が膣内で震え、サリーもビクンビクンと身体を痙攣させた。


「あっ……ああっ………はぁはぁ………んふぅ…………」


 激しく呼吸を繰り返す二人。そのままベッドに倒れ込む。


「ふふ………久しぶりに激しかった………ね」
「そうだな………」


 お互い、充実感と達成感を身体中で感じる。やっぱり、身体の相性がいいとお互いを再認識する。
 横を見ると、ノエルは既に寝息を立てていた。白くて小柄な身体は、酒とレックの愛撫でほのかに紅くなっていた。


「あたし達も……寝よっか………」
「………ああ」


 そのまま眠りに落ちる二人。久しぶりに、無防備のまま眠りに落ちていったその顔は、何処か満足気だったーーーーー



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