17 / 20
17.東の巫女17
しおりを挟む
まさに身を焼き尽くされそうな程の強烈な快感で意識を失いそうな中、腹の奥に熱い何かを朧気ながらに感じた。
(あ…あぁ……なに……?何か……お腹の奥に温かいモノが…………)
身体の感覚は不鮮明で、意識も正常とは程遠いほどに混濁している。
昨日まで性的な快感とは無縁の生活を営んでいたミリリアに突如として訪れた、性行為による快感。それは時には、数多の男女を狂わせるほどの欲求であり、或いは本能であり、または娯楽でもある。
「はぁはぁはぁはぁ!」
誰かの荒い息づかいが耳元へと届く。いや、これは自分の呼吸音だ。凄まじい快感の後に訪れたのは、肺が圧迫されそうな程の息苦しさと脱力感。そして…………充実感。
何故なのか分からないが、身体全体で感じる充実感。まるで、今まで常に足りなかった身体のパーツがようゆく全て揃って綺麗にハマったかのような、そんな感覚が何となく漂っているのが自分でも分かる。
(はぁはぁ……頭……働かない………)
しかし相変わらず思考回路は覚束ないまま。常に靄がかかったように不鮮明で、今も少しだけ頭の奥が痺れるている。
それは身体もほぼ同じ状態で、自分の身体なのに何故かそれが自分の身体だという実感が湧かない。まるで夢現か、水の上をゆらゆら揺らいでいるような不思議な感覚。意識も身体も不鮮明なまま、それでも時間だけは確実に時を刻む。
そしてそのまま不鮮明な意識の波を漂う事、どれくらいの時間が経過しただろうか。10分か20分のような気もするし、まだ1分か2分のような気もする。だが経過したのが何分であろうと、ミリリアの意識は少しずつ回復し、やがて今までに自分の身に起こった事が蘇ってゆく。
(わた……し……エトワール様と…………)
一線を越えた。本来、その相手は幼馴染で恋人のロアであった筈なのに、『英雄』に選ばれたエトワールに処女を捧げる事となった。そこに自分の意思など一切介在する事は叶わず、見えない大きな力で、拒絶も拒否も抵抗すら出来ない状態でーーーーーー処女を散らした。
思い出しただけで悲しくて堪らない。だがもはや、どんなに泣き叫んでも、どんなに自分を卑下しても、処女である自分が戻って来る事は無い。過ぎた時はどうやっても戻せないのだ。
しかし悲しむ間も無く、記憶は再びミリリアの脳裏に映し出される。エトワールに身体を愛撫され、一度、二度、三度と絶頂させられた事。
(や……やぁ……ッ!)
ぶんぶんと首を振るミリリア。記憶が戻って来るにつれ、思い出したくない事を思い出して心が羞恥に焼かれる。
エトワールに胸を、乳首、そしてアソコを………エトワール自身の舌で刺激された。性行為の知識がさほど無いミリリアにとって、それは言葉に出来ない程に恥ずかしくて、思い出した途端、今すぐ消えて無くなりたいとすら思うほどに恥ずかしくて、そして屈辱的だった。
何故、自分はこんな辱めを受けているのか。何故こんな辱めを受けなければならないのか。
何故………その相手はロアでは無かったのか。
散々心に去来した不条理が、再び首をもたげる。わたしは見も知らずのエトワールに身体を捧げる為に生まれて来たのではない。
わたしは…………ロアと、大好きなロアと結ばれる為にーーーーーー
ーーその瞬間、ミリリアの膣口からドロリと白い液体が体外へと流れ出た。
「……やっ……なに………?」
その違和感はミリリア本人にも伝わり、気怠い身体を何とか少し起こしながら、自分のソコに視線を合わせた。
ーーミリリアの視界に、ミリリアの膣口から溢れ出すエトワールの精液が僅かに映り込んだ。
「や……や……ぁ………なん……で………わ、わたし……」
それが男性の精液である事ぐらい、いくら性行為の知識に乏しいミリリアも理解している。そしてその意味ーーーーーー、それは相手女性を孕ませる行為である事も。
「はぁ……はぁ……すまないミリリア………でも君は………」
エトワールが申し訳なさそうな表情を浮かべる。エトワール自身、それは良く無い行為だという認識はある筈なのだ。
しかしならば何故、エトワールは躊躇なくミリリアの膣内で射精したのか。一時の快楽に身を溺れさせ、後先考えずに射精したのだろうか。
答えは否だった。エトワールは理性を残しつつ、それでもミリリアの膣内に射精した。では、それは何故なのか。
それこそが、『巫女』が普通の女性と身体的に異なる三つの特徴、その最後の一つ。
ーー『巫女』である期間は、月経が来なくなる。
つまり排卵日が来なくなる。排卵しなくなる。それは要するに、いくら子宮内に精液を流し込まれても、懐妊しなくなるという事。
エトワールはこの事を文献で読んで知っていた。だから躊躇なく膣内で射精したのだが、ではミリリア自身はその事を知らなかったのだろうか?
「うぅ……ううぅぅ………!」
自分の性器から、エトワールの白い性精液が出て来るのを見て、絶望に打ちしひしがれるミリリア。
分かっていた。ミリリア自身も知っていたのだ。今の自分は決して妊娠などしない身体だという事を。
ミリリアが初潮を迎えたのは、彼女が11歳の時だった。その時にミリリアは、母親から女性の身体の事を詳しく教えられた。もう妊娠出来る身体だという事も教えられた。
しかしミリリアが13歳の誕生日を迎えたその日、彼女の首に『巫女』である証が現れる。そしてその月から、何故か生理が来なくなった。
ミリリアは母に相談した。だが当然、母にもその理由が分からない。分からないが、きっと『巫女』とはそういうものなのだろうと、二人は曖昧な理由で自分達を納得させるしかなかった。誰に聞いた所で、理由を知る者などこの街には居ないと思ったのだ。
しかし分からなかったのは、何故そういう身体になったのかという、その理由。妊娠しない身体になったからと言って、そもそも『巫女』は『英雄』以外と性行為をする事が禁忌とされている。つまり、妊娠する機会などある筈が無いのだ。だがーーーーーー
(そんな……全部………この為だった……の?)
『巫女』は『英雄』以外の誰とも性行為をしてはならない。しかしそれは『英雄』とは性行為、つまり”聖交”をしなければならない。
そしてそれは言い換えれば、『英雄』だけは『巫女』を妊娠させる機会があると言う事だ。そうならない為に、『英雄』が膣内射精で最大の快楽を得る為に神はわざわざ、『巫女』の身体をそういう身体に造り替えた。
破瓜の痛みが無いのは、痛みで”聖交”を中断させない為に。
膣内が他の女性の数十倍も敏感なのは、”聖交”がより激しく、よりスムーズに行える為に。
排卵日が来ないのは、『英雄』に最大の快楽を与える為に。
つくづく、何処までも『英雄』ファーストな身体だと、ミリリアは唇を噛み締める。だが、実は『巫女』にもメリットはあるのだ。
破瓜の痛みが無い事によって、『巫女』は辛い思いを僅かに減らせる。
膣内が数十倍敏感な事によって、『巫女』にとっては辛い行為の最中でも、強い快感を得る事が出来る。
排卵しない事によって、好きでも無い男に貞操を捧げた挙句、妊娠までさせられるという最悪の事態は避ける事が出来る。
もちろん神の意図するのはミリリアの考えていた前者の『英雄』ファーストの方なのだが、結果的には、それらは『巫女』にとっても副産物になり得ているのだ。
とは言え、ようやくこの最悪な行為が終わった。文字通り多くのモノを失ったミリリアだが、これで『巫女』としての使命は果たした。だからもうこれ以上、こんな辛い思いをする事は無い。これで、ようやくロアとーーーーー
「凄く良かったよミリリア。これは、今後も楽しみだよ」
「……………え?」
今後?今後とは一体何の事か。
「ああ、その様子だとやはり知らないんだね。私たち英雄と巫女は、性行為をすればするほど英雄の能力が上がってゆくんだ。つまり私とミリリアは、これから毎日こうしてーーー」
ミリリアの顔から血の気が引いてゆく。
これで終わりでは無かった。むしろ、ここからが始まりだったのだ。
エトワールにとっては【大魔】を倒す為に必要なミリリアとの性行為、ミリリアにとってはーーーーー
ーー絶望のような日々の、これが始まり。
『英雄』に求められるまま、いつでもその身体を差し出さなければならない『巫女』。
拒絶も拒否も抵抗も許されず、いつだって『英雄』に快楽を与え続けなければならない。【大魔】を滅ぼすその日まで。
そんな『巫女』の身を哀れんで、そして儚んで、後の学者達は彼女達の事をこう呼んだ。
献身の巫女ーーーーーーと。
(あ…あぁ……なに……?何か……お腹の奥に温かいモノが…………)
身体の感覚は不鮮明で、意識も正常とは程遠いほどに混濁している。
昨日まで性的な快感とは無縁の生活を営んでいたミリリアに突如として訪れた、性行為による快感。それは時には、数多の男女を狂わせるほどの欲求であり、或いは本能であり、または娯楽でもある。
「はぁはぁはぁはぁ!」
誰かの荒い息づかいが耳元へと届く。いや、これは自分の呼吸音だ。凄まじい快感の後に訪れたのは、肺が圧迫されそうな程の息苦しさと脱力感。そして…………充実感。
何故なのか分からないが、身体全体で感じる充実感。まるで、今まで常に足りなかった身体のパーツがようゆく全て揃って綺麗にハマったかのような、そんな感覚が何となく漂っているのが自分でも分かる。
(はぁはぁ……頭……働かない………)
しかし相変わらず思考回路は覚束ないまま。常に靄がかかったように不鮮明で、今も少しだけ頭の奥が痺れるている。
それは身体もほぼ同じ状態で、自分の身体なのに何故かそれが自分の身体だという実感が湧かない。まるで夢現か、水の上をゆらゆら揺らいでいるような不思議な感覚。意識も身体も不鮮明なまま、それでも時間だけは確実に時を刻む。
そしてそのまま不鮮明な意識の波を漂う事、どれくらいの時間が経過しただろうか。10分か20分のような気もするし、まだ1分か2分のような気もする。だが経過したのが何分であろうと、ミリリアの意識は少しずつ回復し、やがて今までに自分の身に起こった事が蘇ってゆく。
(わた……し……エトワール様と…………)
一線を越えた。本来、その相手は幼馴染で恋人のロアであった筈なのに、『英雄』に選ばれたエトワールに処女を捧げる事となった。そこに自分の意思など一切介在する事は叶わず、見えない大きな力で、拒絶も拒否も抵抗すら出来ない状態でーーーーーー処女を散らした。
思い出しただけで悲しくて堪らない。だがもはや、どんなに泣き叫んでも、どんなに自分を卑下しても、処女である自分が戻って来る事は無い。過ぎた時はどうやっても戻せないのだ。
しかし悲しむ間も無く、記憶は再びミリリアの脳裏に映し出される。エトワールに身体を愛撫され、一度、二度、三度と絶頂させられた事。
(や……やぁ……ッ!)
ぶんぶんと首を振るミリリア。記憶が戻って来るにつれ、思い出したくない事を思い出して心が羞恥に焼かれる。
エトワールに胸を、乳首、そしてアソコを………エトワール自身の舌で刺激された。性行為の知識がさほど無いミリリアにとって、それは言葉に出来ない程に恥ずかしくて、思い出した途端、今すぐ消えて無くなりたいとすら思うほどに恥ずかしくて、そして屈辱的だった。
何故、自分はこんな辱めを受けているのか。何故こんな辱めを受けなければならないのか。
何故………その相手はロアでは無かったのか。
散々心に去来した不条理が、再び首をもたげる。わたしは見も知らずのエトワールに身体を捧げる為に生まれて来たのではない。
わたしは…………ロアと、大好きなロアと結ばれる為にーーーーーー
ーーその瞬間、ミリリアの膣口からドロリと白い液体が体外へと流れ出た。
「……やっ……なに………?」
その違和感はミリリア本人にも伝わり、気怠い身体を何とか少し起こしながら、自分のソコに視線を合わせた。
ーーミリリアの視界に、ミリリアの膣口から溢れ出すエトワールの精液が僅かに映り込んだ。
「や……や……ぁ………なん……で………わ、わたし……」
それが男性の精液である事ぐらい、いくら性行為の知識に乏しいミリリアも理解している。そしてその意味ーーーーーー、それは相手女性を孕ませる行為である事も。
「はぁ……はぁ……すまないミリリア………でも君は………」
エトワールが申し訳なさそうな表情を浮かべる。エトワール自身、それは良く無い行為だという認識はある筈なのだ。
しかしならば何故、エトワールは躊躇なくミリリアの膣内で射精したのか。一時の快楽に身を溺れさせ、後先考えずに射精したのだろうか。
答えは否だった。エトワールは理性を残しつつ、それでもミリリアの膣内に射精した。では、それは何故なのか。
それこそが、『巫女』が普通の女性と身体的に異なる三つの特徴、その最後の一つ。
ーー『巫女』である期間は、月経が来なくなる。
つまり排卵日が来なくなる。排卵しなくなる。それは要するに、いくら子宮内に精液を流し込まれても、懐妊しなくなるという事。
エトワールはこの事を文献で読んで知っていた。だから躊躇なく膣内で射精したのだが、ではミリリア自身はその事を知らなかったのだろうか?
「うぅ……ううぅぅ………!」
自分の性器から、エトワールの白い性精液が出て来るのを見て、絶望に打ちしひしがれるミリリア。
分かっていた。ミリリア自身も知っていたのだ。今の自分は決して妊娠などしない身体だという事を。
ミリリアが初潮を迎えたのは、彼女が11歳の時だった。その時にミリリアは、母親から女性の身体の事を詳しく教えられた。もう妊娠出来る身体だという事も教えられた。
しかしミリリアが13歳の誕生日を迎えたその日、彼女の首に『巫女』である証が現れる。そしてその月から、何故か生理が来なくなった。
ミリリアは母に相談した。だが当然、母にもその理由が分からない。分からないが、きっと『巫女』とはそういうものなのだろうと、二人は曖昧な理由で自分達を納得させるしかなかった。誰に聞いた所で、理由を知る者などこの街には居ないと思ったのだ。
しかし分からなかったのは、何故そういう身体になったのかという、その理由。妊娠しない身体になったからと言って、そもそも『巫女』は『英雄』以外と性行為をする事が禁忌とされている。つまり、妊娠する機会などある筈が無いのだ。だがーーーーーー
(そんな……全部………この為だった……の?)
『巫女』は『英雄』以外の誰とも性行為をしてはならない。しかしそれは『英雄』とは性行為、つまり”聖交”をしなければならない。
そしてそれは言い換えれば、『英雄』だけは『巫女』を妊娠させる機会があると言う事だ。そうならない為に、『英雄』が膣内射精で最大の快楽を得る為に神はわざわざ、『巫女』の身体をそういう身体に造り替えた。
破瓜の痛みが無いのは、痛みで”聖交”を中断させない為に。
膣内が他の女性の数十倍も敏感なのは、”聖交”がより激しく、よりスムーズに行える為に。
排卵日が来ないのは、『英雄』に最大の快楽を与える為に。
つくづく、何処までも『英雄』ファーストな身体だと、ミリリアは唇を噛み締める。だが、実は『巫女』にもメリットはあるのだ。
破瓜の痛みが無い事によって、『巫女』は辛い思いを僅かに減らせる。
膣内が数十倍敏感な事によって、『巫女』にとっては辛い行為の最中でも、強い快感を得る事が出来る。
排卵しない事によって、好きでも無い男に貞操を捧げた挙句、妊娠までさせられるという最悪の事態は避ける事が出来る。
もちろん神の意図するのはミリリアの考えていた前者の『英雄』ファーストの方なのだが、結果的には、それらは『巫女』にとっても副産物になり得ているのだ。
とは言え、ようやくこの最悪な行為が終わった。文字通り多くのモノを失ったミリリアだが、これで『巫女』としての使命は果たした。だからもうこれ以上、こんな辛い思いをする事は無い。これで、ようやくロアとーーーーー
「凄く良かったよミリリア。これは、今後も楽しみだよ」
「……………え?」
今後?今後とは一体何の事か。
「ああ、その様子だとやはり知らないんだね。私たち英雄と巫女は、性行為をすればするほど英雄の能力が上がってゆくんだ。つまり私とミリリアは、これから毎日こうしてーーー」
ミリリアの顔から血の気が引いてゆく。
これで終わりでは無かった。むしろ、ここからが始まりだったのだ。
エトワールにとっては【大魔】を倒す為に必要なミリリアとの性行為、ミリリアにとってはーーーーー
ーー絶望のような日々の、これが始まり。
『英雄』に求められるまま、いつでもその身体を差し出さなければならない『巫女』。
拒絶も拒否も抵抗も許されず、いつだって『英雄』に快楽を与え続けなければならない。【大魔】を滅ぼすその日まで。
そんな『巫女』の身を哀れんで、そして儚んで、後の学者達は彼女達の事をこう呼んだ。
献身の巫女ーーーーーーと。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる