【R18】まじめ優等生JDと純愛エロ教授の複雑怪奇なお話

牧村燈

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scene4

改稿シナリオ/水泳実習①

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 舞台は3年前の夏。1年生を対象にした水泳実習は、1週間に渡って行われる全員参加の一大イベントである。この単位が取れないと進級も危ういということもあって、普段の授業には顔を見せない面々も揃ってなかなかに賑やかだ。

 女子プールにいる男性職員は学部の教授と新任助教授の二人だった。主に記録や設備の調整、あとは一部警護の役割を担う。その意味では機械に詳しい教授と、体格のいい助教授というこのコンビはうってつけだった。女子プール担当と聞くと役得に聞こえるかもしれないがこれが実はそうでもない。JK出たてのJDは、受験の締め付けが外れて妙に陽気な上に、女子だけの集団になるとちっとも可愛らしくない。むしろ喧しくて面倒くさかった。唯一、まじめにやらないと単位はやらんぞという脅しだけが彼女たちに通じる魔法の言葉で、逆にそれ以外は一切言葉が通じない。

 50mプールを擁する本学の施設は屋外の競泳選手権会場にも使用されており、整備の行き届いた清潔なものだったが、JKを卒業してまだ間もない女子が60名近くもスクール水着でウロウロすると、どこか卑猥な雰囲気が漂った。当時はまだ高校生だったストーカー君をここに呼び寄せたのも恐らくそんな空気に漂う色香のせいだったのだろう。

 その中にあって山本楓の白い肌と抜群のプロポーションは、他を圧していた。普段は体の線の分かりづらい服を好んで着ているので目立たないが、水着姿になることでそのスタイルは際立ち、どちらかと言えば可愛い系のルックスとのギャップが男心をくすぐる。男性は当然ながら、楓の身体を覗き見る者は女子の中にも一人や二人ではなかった。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 楓役のアカリの衣装は紺のスクール水着だ。先の撮影で着た水着はボロボロに切り裂いてしまったので、休憩の間に新しいものが調達された。今度はアカリの体型に合うものだ。男優は助教授役の穴掘とストーカー役のグロザワの2人がスタンバイした。二人とも黒のビキニタイプの水着をつけている。特に意識しているわけではないのだが、どうしても穴掘の股間に目がいった。やはりデカい。「ゴク」と、アカリとグロザワは同時に息を飲み込んだ。アカリは自分の喉の音が運よくかき消されたことにホッとする。

「よし、はじめようか」

 グロザワが使う昔ながらのカチンコを、今回は助監督のエグチが鳴らした。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 殺風景な更衣室。壁際に並べられたロッカーの真ん中にいくつかのベンチを集めたベッドが設えてある。顔だけを横に向けうつ伏せでスクール水着で横たわっているのは楓だった。楓を挟むように助教授と学生が立っている。

 水泳実習中、気分が悪くなって木陰で休んでいた楓に助教授が飲ませた水に細工がしてあったのだ。睡眠導入剤に合法ドラッグを混ぜた危ない水。何も知らない楓はそれを飲み干してしまい、ものの10分もしない内に意識を飛ばした。楓はこの後、約3時間に渡って意識を失う。水泳実習中の空白という楓の記憶は、この時間のことだ。助教授は救護室に連れて行くと言いおいて、男子更衣室に既に意識朦朧になっていた楓を連れ込んだ。

「それにしてもいい身体をしている」

 助教授が楓の背中から腰に向かって指先を滑らせる。

 学生が盗撮をしているのは実習の初日から分かっていた。泳がして、証拠をつかみ、言い逃れできない状態にしたところで捕まえる。教育者とは思えない手口は、人に言うことをきかせる為の助教授の常套手段だった。案の定、学生ははっきりとしたターゲットを狙ってカメラを回していた。

 山本楓か。いい趣味だ。

 助教授は盗撮学生のいい使い道を思いつく。学生を捕まえて、警察を呼ぶか、学校や家族にも言わないとなと脅すと、学生は何でも言うことをきくから許してくれと泣いた。真面目な少年のようだった。ならばそのカメラでいいものを撮影させてやろうと持ちかけた。一も二もなく学生はうなずく。折角の上物の獲物だ。しっかり記録に撮ってもらうことにしようと考えて、そこでもう一つその映像のとっておきの使い道を閃く。教授のあの山本楓を見詰める目。一石二鳥。こいつは使えるぞ。助教授の目が細く笑った。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 なだらかな丘陵を思わせる曲線美。アカリの腰のくびれからヒップを頂点にした柔らかなスロープは言葉にするのも悩ましいほどに魅惑的な色香を発し、男の歓心を煽っている。

 グロザワのカメラは穴掘の手の動きを追いかけ、そのカーブに沿って上下した。つかず離れず。レンズのアップを使わずに距離感だけでメリハリのある映像を創り出すのが、グロザワの特徴的なカメラワークだ。カメラのライトがまるで息吹のようにモデルを熱くするのだ。

 アカリは水着の背中を撫で回す穴掘の指先と、グロザワのカメラの熱量を感じながら、それ以外にも自分に注がれている複数のスタッフの視線を感じ、身悶えるような興奮を覚えていた。見られている。この薄い布を透かして、この背中を、そして淫らに湿った股間を。敏感になっている股間に、穴掘の指が触れては離れる。その度にメインの照明がまるで股布を焼き切るかのようにピンポイントに焦点を合わせた。

 あ、熱い。アカリは一筋の滑りが秘芯から漏れ出すのを意識した。ヤバイ。次に触られたら出ちゃうかも知れない。

「うっ、あ、あ、あっ、あ」

 だが、それよりも先に声が漏れてしまった。薬をもられて意識を飛ばしている設定なのに。これじゃまるで淫乱女じゃない。自分の演技指導なら声は出すなと言うだろう。それでもこみ上げてくるものを抑えきれない。このシーンにカットはない。それは自分が望んだことだった。感じるままでいい、それが今の私に出来る全力なんだ。穴掘の指先がアカリのアナルを捕らえる。アカリの全神経をパルスが突き抜けた。

 ビクンと身体が反応し、出してはいけない声がまた漏れる。

「くうぅぅぅっ……」

 ヤバイ、で、出ちゃう。身体の奥底から溢れ出そうとする熱い塊が膣道を降りて来るのが分かる。ダメだ、もう……。思うと同時にアカリの女陰がジウウと緩んだ。水着の股間部分に滲みが広がり、肌と布の境目からサラサラの汁がツーと一筋、太腿を伝って零れ出した。グロザワのカメラがその一部始終を生々しく写し取る。

「意識もないくせに、何てエロい女だ。こういう奴が男を狂わせる。教授の気持ちも分からんではないな。少年もこんな女には気を付けろよ」

 穴掘の言葉にカメラが頷く。グロザワの水着の股間もえげつないほどに膨張していた。監督としてカメラを握っている時には滅多なことでは勃起しない。なのに今は、スタートが掛かってから勃ちっぱなしだ。アカリという女の持つ強烈なフェロモンがこの場を制している。冷静を装ってシナリオを演じている穴掘にしても、恐らくはギリギリなんだろう。ビキニの水着を突き破りそうな穴掘のイチモツの先には既に先走りの沁みがヌラめいていた。

 穴掘はアカリのスクール水着の肩紐を外しながら「ここからだ。しっかり撮っておけよ」とグロザワに指示を出す。その声の中に含まれた微細な震えが現場の真実だった。張りつめた緊張感。レフ版を持ったスタッフは、後日その緊張感に失禁していたことを告白したが、それでもその手を震わすことは決してなかった。

 どこまでも抜けるように白いアカリの背中が露わになっていく。均整の取れた身体は決して細すぎず、かといって筋肉質でもないにも関わらず緩みがない。水着の胸のパット部分をずらすと、うつ伏せに潰れた胸のボリュームがベンチから溢れた。

 乳首が直接冷たいベンチに触れる。くうっっ。声は押し殺せても身体が震えた。その反応をグロザワのカメラは逃さない。そもそも乳首はアカリの性感の入口と言っても良い敏感な部分だった。背中からヒップへの軽いタッチだけで既に昂まっていた身体が、改めて加えられた乳首への刺激にアカリを更に高次の極みへと誘っていく。

 白黒拮抗していた盤面のオセロが、徐々に白に占められていくように、スクール水着の面積が小さくなり、アカリの肌の露出が大きくなっていく。とうとう真っ白なお尻の双丘が露わになった。穴掘は指を複雑に動かして水着をそのまま太ももまで引き下ろした。

 水着を引き剥がされたアカリの股間にグロザワのカメラが寄る。アップを使わないグロザワのカメラテクニックが、リアルな男の欲望に忠実なスピード感で、しかもまったくピントを外さずにアカリの尻の窄まりとその下に佇む性器の端を捉える。一般に販売される商品においては、当然モザイクが掛かるシーンだ。猥褻という言葉の意味がどのようなものか、詳しい定義は知らないが、このシーンにモザイクを掛けるのは愚の骨頂だろう。それほどに美しくもエロチックであり、AVが官能と呼ばれる芸術性を後世に残すならば、ここにモザイクを掛けて見せないという必然性は一欠片もなかった。少なくともグロザワはそう確信しながら、全身全霊を傾けてカメラを回し続けた。

 穴掘がアカリの腰を上に引き上げ、四つ這いの形を取らせると、グロザワのカメラにアカリのアナルの全貌が張り付いた。穴掘の指が左右から穴を広げる。4Kハイの映像がどれほどえげつなく生物としてのアカリの排泄口を抉り取ろうとしても、そこに見えるのは神秘とも言える美に彩られた荘厳な世界であった。僅かに漂う臭気でさえも官能を助長する媚薬にこそなれ、興醒めさせることはない。

 アナルにこだわる穴掘の指がアカリの尻穴を弄るのをカメラの端に抑えつつ、グロザワは自らの左手をアカリの膣口へと伸ばした。画面の中の蠢きの大きな変化は、アカリの官能にも影響を及ぼす。控えめに小さく蠢かしていた腰をイヤイヤをするように左右に大きく振った。穴掘もグロザワもその動きを追いかけ、決してアカリを逃さない。

 ふー、ふーー、息遣いが荒くなる。ダメだ、もうこれ以上、が、我慢、なんて、で、出来ない。アカリは自ら腰を大きく突き出し、股間の緊張を緩めた。

 シ、シ、シュ、シューーー

 半透明の液体がグロザワのカメラを直撃した。グロザワはこの歓喜の瞬間を最も間近で完璧にカメラに収めることに成功した。一瞬の戸惑いも技術でカバーした。カメラを固定して濡れるがままに最後の一滴まで撮影を続ける。これでいい。レンズの飛沫は、まるで目を擦るように自然に拭いた。

 穴掘は、虚脱して力の抜けたアカリを仰向けにすると、太ももに掛かっていた水着を抜き取り全裸にした。カメラは白く染まった盤面に僅かに残された黒い部分にクローズアップしていく。

(続く)
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